有名なイタコの口寄せ3選。
死者の声を伝える役割として青森県を中心として古くから活躍してきたのがイタコです。現在はイタコが減ってきていますが、ここでは今でも活動している3名の有名なイタコを紹介します。有名というだけではなく厳しい修行の中で、実力も備えた先生ばかりです。
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青森県を中心とした東北の風習・文化の1つとして知られるのがイタコです。
イタコは霊を自分に憑依させ霊の言葉を伝える巫女で、オナカマ、ミコサマなど地域によって別名もあります。
以前はイタコも数多くいましたし、イタコの口寄せを体験することも比較的簡単でしたが、今ではイタコの数が少なくなってきています。
ですが、やはり亡くなった人やもうコミュニケーションが取れない人と話せるのは貴重ですよね。
そこで、ここでは有名なイタコの口寄せを体験するにはどうすればよいのか、そしてそもそも有名なイタコというのは現在もいるのかを紹介していきます。
イタコの不思議な力を通して素敵な未来を得るきっかけを得られるように、ぜひこの記事を最後までしっかりチェックしてくださいね。
そもそも現在にも有名なイタコはいるのでしょうか。
結論から言うと、イタコの数自体は減ったものの、現在でも少数ながら有名なイタコは残っていると言えます。
イタコは基本的に師匠の下で数年間住み込みで学び続けなければなりません。
つまり、現存するイタコにも過去のイタコにも師匠と呼べる存在がいて、その師匠の技術や能力を多少なりとも引き継いでイタコになるということです。
そのため、イタコの数自体は減っても、有名なイタコを師匠に持ったイタコが残っているうちはしっかりとした口寄せを受けられます。
そして、今回紹介する3人の先生はどの方も著名なイタコを師匠に持つイタコ。
口寄せへの信頼度はどの先生も高いので、心配は要りません。
有名なイタコに口寄せをしてもらいたい場合の選択肢の1つ目が、電話鑑定です。
元来、イタコによる口寄せは直接会って行うものでした。
ですが、イタコの数が減る一方でイタコの口寄せを求める人が多くなったため、一部のイタコが電話鑑定を始めたことをきっかけに、電話鑑定を提供するイタコも増えています。
「電話鑑定だと口寄せの信頼度が下がるかも」と心配な方も少なからずいますが、能力と経験・技術があれば電話でも精度の高い鑑定を受けられるので、安心してください。
実際に、電話鑑定で口寄せをして気持ちが落ち着いた、今後の行動の方向性を決められたなどの声も寄せられています。
イタコの口寄せのために時間を取るのが難しい方や、東北まで距離があってなかなか行けない方には電話鑑定がおすすめです。
イタコの口寄せとは少し違いますが、似たような形の職業として「霊媒師」があります。
霊媒師は、イタコとは違い特定の地域に偏っていることはないので、全国のあらゆる場所で霊媒師による霊視・セッションを受けられます。
例えば、東京で有名な霊媒師の1人が西川隆光先生です。
スピリチュアルカウンセラーの育成など幅広い分野で活躍する西川先生は、オーラや守護霊などからメッセージをもらい、それを依頼者に伝える役割を担っています。
イタコの口寄せ以外に霊媒師による霊視にも興味がある場合、西川先生のような有名な方を頼るのも1つの方法と言えるでしょう。
有名なイタコの口寄せを体験するなら！おすすめのイタコ3選
現在では数が少なくなったとはいえ、今でも人々を助け続けているイタコ。
ここでは、実際にイタコの口寄せを体験したい方におすすめのイタコを3名紹介します。
どの先生もイタコになるための厳しい修行に耐えてきた、本物のイタコばかりですので、口寄せを受けると驚きの連続かもしれません。
それではさっそく、現在でも有名な3人のイタコを見ていきましょう。
松田広子先生は、現役のイタコとしては最も若いイタコとも言われています。
松田先生は幼いころから身体が弱く、家族とともに祈祷を受けたことからイタコをはじめとした霊に関する文化に慣れ親しんで育ちました。
そして中学時代には早くもイタコになることを決意し、数多くいたイタコの中でも有名な林マセ先生に弟子入り。
19歳で恐山夏の大祭で活動を始め、現在も積極的な活動を続けています。
松田先生は、一般的に言う「口寄せ」つまり霊を降ろすだけではなく、霊と会話することができるのがほかの先生とは少し違う特徴です。
そのため、松田先生の下には「亡くなった人に伝えられなかったことがある」という依頼者も多くやってきます。
亡くなった人への心残りがあるなら、松田先生の口寄せを受けることをおすすめします。
今は亡き祖母の口寄せをしてもらいました。
私は小さいころ祖母のもとに預けられていましたが、世代の感覚の違いからよくケンカをしていて大人になるにつれて疎遠になっていき、祖母の臨終にも立ち会うことはありませんでした。
ですが、自分も子供を持った今、祖母の本当の想いに向き合い、謝りたいと思い松田先生に口寄せをお願いしました。
イタコの口寄せは怖いイメージがありましたが、口寄せの儀式を行うまでの松田先生は普通の愛らしい女性で、そのあたりは安心できると思います。
結果的に、祖母に長年言えなかった「ごめんなさい」を言えたことと、想像以上に祖母が私を愛してくれていたことが伝わって、とてもよかったです。
(33歳・女性・主婦)
鑑定料金 3000円～/1人
営業時間 予約時要確認
電話番号 なし
問い合わせアドレス 公式HP問い合わせフォームより(https://www.itako.net/)
住所 青森県八戸市内
小笠原みよう先生は20歳でイタコに弟子入りし、青森県八戸市で地元の人々の祈祷やお祓いを受けています。
メディアにもあまり出演されない、知る人ぞ知る幻のイタコです。
そんな小笠原みよう先生ですが、現在も口寄せを受けられるかどうかは問い合わせてみないとわかりません。
口寄せは1度行うと食べ物も喉を通らないくらい体力を使い果たすのですが、小笠原先生の場合80歳を超えたご高齢ということで、体力面も考えると口寄せを日常的に行うのは難しいと考えられます。
小笠原みよう先生の口寄せを受けられるかどうかは、一度電話で問い合わせて確認しましょう。
私が小さいころ亡くなった父と話をしてみたくて先生のもとを訪れました。
日程や先生の体調など、幸運に幸運が重なってようやく口寄せを受けられる感じだったので、普通は受けるのが難しいと思います。
先生に会ってまず感じたのは「とにかく懐かしい」ということ。
初めて会う先生なのに、すごく懐かしくてずっと前にも会ったことがあるように感じるほどでした。
そして、口寄せが終わるころには、先生を通して名前や命日しか知らなかった父と心のつながりを持てたような気がしました。
これから何か大変なことがあったときには、父が見守ってくれていると思えそうです。
(27歳・女性・会社員)
鑑定料金 要確認
営業時間 毎年恐山大祭の時期(不在の可能性あり)
電話番号 0178-46-5964
問い合わせアドレス なし
住所 青森県八戸市内
イタコ・霊能者による電話占い・電話での口寄せを提供しているのが電話占い「梓弓」。
何十人もの霊能者が在籍していますが、むつ先生は中でも人気があります。
むつ先生は青森県奥陸奥地方で育ち、幼いころから霊能力に恵まれていた子でした。
その能力を伸ばしていくために霊能者としての修業を開始し、梓弓での活動も含め30年以上の鑑定歴を誇るイタコとなりました。
さまざまな分野について口寄せできるむつ先生ですが、特に複雑な恋愛問題に関しては評判が高い先生です。
八方ふさがりの状況、どちらに行くにしても勇気が必要な状況では、むつ先生の的確なアドバイスが役に立つでしょう。
梓弓に待機している日も多いので、ぜひ電話でむつ先生に相談してみてくださいね。
先生の鑑定を受けて、本当によかったです。
もう絶対に来ないだろうとあきらめていた彼からの連絡が来て、やり直せることになりました。
先生の鑑定を受けるまでは私自身に執着がすごくて、どうにかして彼を取り戻すために自分ばかりが動こうとしていました。
それを先生に「待つことが大事」と言われ、彼を待ちながなるべく楽しく過ごしたところ、なんと彼の方から連絡が。
自分が正しいと思った行動が必ず正しいわけじゃないんだな、と改めて実感しました。
(25歳・女性・会社員)
鑑定料金 7000円/20分(以降350円/1分)
営業時間 8:00-04:00(予約時要確認)
電話番号 03-6381-0321
問い合わせアドレス なし
ここまで、口寄せができる有名なイタコ3人を紹介しましたがいかがでしたか？
電話占い「梓弓」のむつ先生以外の2人の先生は、青森県内の自宅で行う伝統的な口寄せを提供していますので、青森県まで行ける方はぜひ検討してみましょう。
また、まずは有名かどうかにかかわらずイタコの口寄せを体験してみたい方には恐山大祭に行くのもおすすめです。
恐山大祭は毎年7月末と10月中頃に行われており、出店のような形でイタコの口寄せを体験できます。
今回紹介した3人ほど有名なイタコではないものの、予約等無しでもイタコの口寄せを受けられるのがメリットと言えます。
記事の内容は、法的正確性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断または行動する場合は、弁護士にご相談の上、ご自身の責任で行ってください。
