タロットで仕事を占う！隠者が仕事占いで出た時の意味と状況別の解釈。仕事の未来/転職/人間関係

山頂に佇み、ランプを掲げる老人の姿が描かれた、タロットカード大アルカナの「隠者」。 周囲は雪に覆われ、周囲は静寂に包まれているであろうことが想像できるカードです。 老人は真実を求めて旅を続け、山頂に辿り着きました。 ランプの明かりは過去の自分を照らし、そして後から続く人々の道しるべとして輝いています。 あなたも静寂の中でそっと過去を振り返り、これから進むべき道を模索しているような状態なのではないでしょうか。 仕事占いにおいて、正位置では「内省」や「真理の探究」を表し、逆位置では「孤立」「偏屈」といった意味になると解釈できます。 それではこれから、仕事占いにおいての基本的な意味を紹介し、その後仕事にまつわる状況別にどのような意味を持つかを正位置と逆位置、それぞれ紹介していきます。

仕事に関するタロット占いで隠者の正位置が出た場合、あなたは一度立ち止まって、じっくりと物事を考えたいと思っているのかもしれません。 今はその通りに、マイペースに進んでいってもよいといえるでしょう。 納得できる答えは、あなたの経験や気持ちにあり、あなたの内側に存在しています。 人に頼らず、自分で見つけた答え出ないと納得できない性格ということもできそうです。 そういった面では、常にチームワークが求められる職業よりも、１人で作業をしたり研究をしたりする職業のほうが向いていると考えられるでしょう。 内省の深さを生かし、人にアドバイスをしたりカウンセリングを行う仕事にも向いています。 過去の反省から学び、前へ進む強さを持っているので、どのような職場であっても自分らしい働き方を見つけることができるでしょう。

仕事占いにおける正位置の隠者のキーワード

・マイペースに考える ・自分の気持ちや経験から判断する ・個人プレーに向いている ・研究職やカウンセラーが適職 ・過去から学び、前進する 仕事占いにおける隠者の正位置は、このようなキーワードに象徴されます。

逆位置の場合、小さなことにこだわったり、些細なところで躓いたり、仕事が順調に進んでいない状態と考えられます。 あなたが神経質すぎたり、考えすぎであることも十分にあるでしょう。 周囲の人からは、視野が狭く頑固な人だと思われているかもしれません。 もう少し肩の力を抜いてみましょう。 自分の経験ややり方にこだわりすぎ、他の人の言うことを素直に聞きたくないと思うこともあるかもしれません。 大切なのは自分の意見を通すことでなく、どちらがより効率よく成果を上げられるかです。 偏屈にならず、周囲の人の意見に耳を貸す姿勢を心がけてみましょう。 周囲の人とのかかわりが大切な職場であれば、一層協調性が求められます。 素直になれば、より良い方向に自分の考えを修正出来たり、新しい考え方を身に着けることができるはずです。

仕事占いにおける逆位置の隠者のキーワード

・小さいことに拘り前に進まない ・考えすぎ ・頑固な人と思われる ・素直に周囲の人の意見も聞き入れることが大切 仕事占いにおける隠者の逆位置は、このようなキーワードに象徴されます。

転職についてのタロット占いで隠者の正位置が出た場合、希望する職業や職場に就職することができそうな暗示です。 あなたにとって、収入や待遇などの条件よりも「自分がやりがいをもって働けるか」や「自分の興味を追求できているか」など、精神的な満足のほうが重要なのかもしれません。 条件だけを重視して考えるのではなく、自分の心が求める道に進むことができれば、転職に出会える可能性が高まるはずです。 あなたには落ち着きがあり、過去から学ぶことができる賢さも持ち合わせているので、自分にぴったりな職業は自分でもよく理解しているでしょう。 思った通りに行動していけば、間違いはありません。 特に、知的な職業や個人プレーの多い職業が吉です。

転職を占った時における正位置の隠者のキーワード

・転職運は良好 ・条件より精神的満足を重視 ・適職を選択することができる ・落ち着きのある態度が好印象 ・知的な職業が吉 転職に関する占いにおける隠者の正位置は、このようなキーワードに象徴されます。

逆位置の場合、転職活動が難航しそうな暗示です。 良い職場に出会えず、長丁場になってしまう可能性があります。 今はまだ転職にふさわしいタイミングとはいえないでしょう。 どうしても転職したい場合、自分の求める条件にぴったりな職場はほぼ無いと考えてください。 妥協しつつ探していくことになるので、絶対に妥協できない条件は2つ～3つに絞っておいたほうが良さそうです。 面接などの場面においても、考えずぎるあまり上手くコミュニケーションをとることができない可能性があります。 慎重になりすぎず、はきはきと答える勢いも大切です。 どうしても今の職場を離れたいと考えているなら、退職をするにはぴったりなタイミングでもあります。 次に就職するまで間が空いても構わないのであれば、すんなりと退職ができるでしょう。

転職を占った時における逆位置の隠者のキーワード

・転職運は低迷気味 ・条件の妥協が必要 ・コミュニケーションがうまく取れない ・慎重になりすぎる ・退職をするには良いタイミング 転職に関する占いにおける隠者の逆位置は、このようなキーワードに象徴されます。

ここからは、仕事に関するタロット占いで、人間関係、適職かどうか、将来どうなるかなど、様々な状況別にみていきましょう。 隠者が出た時にどのような意味を持つのかを、それぞれ正位置と逆位置ごとに紹介していきます。

正位置の場合

人間関係に関するタロット占いで隠者の正位置が出た場合、多くを語らなくても分かり合える関係性が築けそうな暗示です。 職人気質なあなたと同じようなタイプで、お互いを尊重しあえるような人たちに囲まれ、落ち着いて仕事をすることができるでしょう。 人間関係に煩わされたり、ストレスが溜まったりすることもほとんど起こらないと考えられます。 同じ趣味の仲間にも出会えるかもしれません。 似た嗜好を持った人が見つかれば、意気投合できるでしょう。

逆位置の場合

逆位置の場合、コミュニケーションがうまく取れず肩身の狭い思いをしてしまうかもしれません。 落ち着きのあるあなたは騒がしいおしゃべりをあまり好まないので、若い感性の職場では孤独を感じる場面もありそうです。 そんな時でも、悲観的にならず、適当に周囲に合わせておきましょう。 無理に付き合っていこうとする必要はありません。 仕事において相手と意見が一致しないような時は、あなたが自分の考えに固執しすぎていることもありそうです。 まずは柔軟に、相手の言い分も聞くようにしてみましょう。

正位置の場合

今の仕事が適職かどうかについての占いで、隠者の正位置が出た場合、確かな答えはあなたの中にあります。 あなたには、極めたいことや取り組み続けたいことがあるようです。 この仕事を続けていくことでそれが実行できるのか、じっくり考えてみるべきタイミングが訪れているのかもしれません。 いずれにせよ、自分で出した結論があなたを正しい方向に導いてくれるでしょう。 これまで培った経験や知識は、あなただけでなく他の人の役にも立つはずです。 それを生かせる道を考え、行動を起こしてみてください。

逆位置の場合

逆位置の場合、視野が狭くなったりストレスが溜まったりしているようです。 常にチームワークが要求される仕事や、知性を生かすことができない職場は、あなたにとって苦労が多いと考えられます。 今の仕事にやりがいや生きがいを感じているのであれば、頑固にならず周囲の人の意見を聞き入れて、全体の中で自分がどんな役割を果たすべきか考えてみると良いでしょう。 転職を考える場合も、独りよがりな考えを一度リセットすることで、転職に巡り合えるはずです。

正位置の場合

将来や今の仕事の成功についてのタロット占いで隠者の正位置が出た場合、新しい仕事や新しいプロジェクトを成功に導くことができそうな暗示です。 あなたの経験や専門性の高い知識は、仕事を進める上で欠かせないものになるでしょう。 華々しい成果があがることの他にも、自分が満足できる働き方をすることができたり、理想のライフスタイルを実現できる可能性も高いです。 勉強やスキル向上のため、一度仕事を離れ学校に通ったり修行をすることも考えられます。

逆位置の場合

逆位置の場合、あなたにふさわしくない方向を目指してしまう可能性があります。 本当に自分がやりたいことをできているのかどうか、見直してみる必要がありそうです。 間違った方向を向いているとミスも連発しやすく、見当違いな考え方で孤立してしまうかもしれません。 正しい知識が足りていないと感じるのであれば、自分の力で手に入れるよう努力してみましょう。 信頼できる人のアドバイスは素直に受け入れ、実行してみる行動力や勇気も必要です。

知的な精神世界を表す隠者のカード。 あなたは自分自身の経験や知識によって、道を切り開き、後から続く人を導くことができます。 自分の道を信じすぎるために頑固になったりしないよう、常に知識をアップデートし続けていけば、目指す道を究めることができるでしょう。