タロットで仕事を占う！教皇が仕事占いで出た時の意味と状況別の解釈。仕事の未来/転職/人間関係

２人の信者に神の教えを説く男性の姿が描かれた、タロットカード大アルカナの「教皇」。 「法王」のカードと呼ばれる場合もあります。 教皇は人々の上に立つ権威ある存在であり、その使命や役割は、神の教えという精神世界のものごとを人々に広めていくことです。 その内容には、秩序や調和、約束を守ること、慈しみの心を持つことなどが含まれています。 仕事において考えると、教師など人を教え導く職業や、弁護士や裁判官など法を扱う職業が連想できるでしょう。 正位置では「協調性」や「優しさ」「秩序」といった意味を読み取ることができ、逆位置では「怠惰」「頑固」「おせっかい」といった意味になると考えられます。 それではこれから、仕事占いにおいての基本的な意味を紹介し、その後仕事にまつわる状況別にどのような意味を持つかを正位置と逆位置、それぞれ紹介していきます。

仕事に関するタロット占いで女教皇の正位置が出た場合、指導や支援に恵まれそうな暗示です。 良い上司に巡り合え、実践に繋がる指導を受けることができるかもしれません。 あなた自身が指導者として、後輩を育成していくこともありそうです。 いずれにしても、今後の成果にはっきりと繋がる体験になるでしょう。 人間関係も好調で、連携して多くな仕事を成すことができそうです。 組織の一員として、自分の役目を果たしていると感じられるでしょう。 あなたには、周囲の人に気を配り誰もが気持ちよく働く環境を作る能力があります。 そういった意味では、大きな組織に属していることを感じられるような職場が向いているかもしれません。

仕事占いにおける正位置の教皇のキーワード

・指導や支援に恵まれる ・良き指導者に出会う ・後輩を育成する ・良い人間関係を築く ・組織の一員として働く 仕事占いにおける教皇の正位置は、このようなキーワードに象徴されます。

逆位置の場合、周囲の人達とのすれ違いを感じたり、居心地の悪さを感じることがありそうです。 自分勝手な上司や話を聞かない部下にイライラすることもあるかもしれません。 反対にあなた自身が人に対する優しさを失い、周囲にキツく当たってしまう場合も考えられます。 心の余裕がなくなるような出来事があっても、協調性や優しさを忘れないよう気を付けてください。 公平さや倫理観も揺るぎがちです。 ちょっとしたズルでも、後々あなたを苦しめることになるかもしれません。 普段のあなたらしくない行動は行うべきではないでしょう。 不公平で労働環境が悪い場所にいる場合にも、このカードが出ることがあります。 自分でも「おかしいな」と思うことはチェックしてみたり、積極的に外部に相談してみるのも良いことです。

仕事占いにおける逆位置の教皇のキーワード

・人間関係に苦労する ・心の余裕を失う ・協調性をなくす ・倫理観が揺らぐ ・労働環境が悪い 仕事占いにおける教皇の逆位置は、このようなキーワードに象徴されます。

転職に関するタロット占いで教皇の正位置が出た場合、転職が上手くいきそうな暗示です。 自分に合った転職先を選ぶことができていると考えられます。 業界や自己に対する理解も深く、アピールもばっちりです。 仕事における協調性やコミュニケーション能力の高さも評価されやすく、苦戦することなく面接を終えることができるかもしれません。 経歴や人柄も申し分なく、すぐに気に入られることができるでしょう。 人をサポートし導くことのできるアドバイザーやプランナーなどは特に向いています。 教師や法関係といった職業も、カードの意味から考えると適職といえるでしょう。 しかし、どういった環境でもあなたの協調性があれば上手くいくはずです。 これまでの姿勢を崩さず、希望する転職に挑戦してみてください。

転職を占った時における正位置の教皇のキーワード

・知識や理解が深まっている ・コミュニケーション能力の高まり ・協調性が評価される ・仕事面で気に入られやすい ・アドバイザー、教師などが吉 転職における教皇の正位置は、このようなキーワードに象徴されます。

逆位置の場合、自分の思いを上手く伝えることができず、面接などの場面で苦戦してしまいそうな暗示です。 緊張やプレッシャーからか、本来のコミュニケーション能力を発揮することができなくなってしまう可能性があります。 しっかりと準備を整え、練習をしておくことが大切です。 または、進みたい業界に対して正しい理解をすることができていない場合もあるかもしれません。 転職にあたって理解を深めると共に、自分が見当違いな意見を持っていないか改めて見直してみましょう。 一方、転職希望先で人間関係が悪くなりそうなときや、ブラック企業であるときにもこのカードがでる場合があります。 評判などを調べ、不安であれば見送ることも一つの方法です。

転職を占った時における逆位置の教皇のキーワード

・スムーズにアピールができない ・間違った理解をしている ・準備や練習が大切 ・ブラック企業の可能性がある 転職における教皇の逆位置は、このようなキーワードに象徴されます。

ここからは、仕事に関するタロット占いで、人間関係、適職かどうか、将来どうなるかなど、様々な状況別にみていきましょう。 教皇が出た時にどのような意味を持つのかを、それぞれ正位置と逆位置ごとに紹介していきます。

正位置の場合

人間関係に関するタロット占いで教皇の正位置が出た場合、素晴らしい状態と読むことができます。 頼れる上司や信頼できる同僚に囲まれ、協力して仕事を進めていくことができるでしょう。 もし意地の悪い人や仲の悪い人がいたとしても、それをカバーしてくれる仲間が沢山いるはずです。 人間関係での深刻な悩みはまずないといってよいでしょう。 あなた自身も、同じ職場の人たちや取引先から十分に信頼されています。 仕事がしやすく、適度にリラックスして過ごすことができるはずです。

逆位置の場合

逆位置の場合、周囲の人と考え方が合わず、孤独を感じることがありそうです。 淡々と仕事をするだけの関係になってしまうかもしれません。 周囲とかみ合わずイライラすることがあっても、怒りを相手にぶつけず冷静に対処することを心がけてください。 あなた自身にも、説明が分りにくくなっていたり、話がきちんとまとまっていなかったり、改善が必要な点がありそうです。 話始める前に頭の中で要点をまとめたり、メモをしたりしてから話すと、言いたいことが通じやすくなるでしょう。

正位置の場合

今の仕事が適職かどうかについてのタロット占いで教皇の正位置が出た場合、特にぴったりなのは教育関係や人をサポートする職業といえます。 そういった職業でなくても、後輩を指導したり監督したりする立場でいきいきと働くことができるでしょう。 今の仕事は人間関係も申し分なく、あなたらしく働ける環境なのではないでしょうか。 このまま続けていけば、周りから必要とされ、自分の能力を生かして働くことができます。

逆位置の場合

逆位置の場合、職場環境が良いとは言えない状態かもしれません。 人間関係が良くないか、あるいは労働環境が悪く辛い思いをしている場合もあるでしょう。 違法な労働環境であったり、不正があると感じるなら、今の職を離れてしまうのも一つの方法です。 また、ノルマがきつく競争のある職場は、あなたの気質には合わないかもしれません。 どちらかというと、周囲と協力をし、大きな組織の一員となって働ける環境の方が適しています。 評価が上がらなかったり、疲れを感じるのであれば、転職を検討しても良いでしょう。

正位置の場合

将来や今の仕事の成功についてのタロット占いで教皇の正位置が出た場合、良い環境に恵まれ、心身共に健康で働くことができそうです。 自分の利益を得るだけでなく、多くの人をサポートし、人を助けることもできるでしょう。 気持ちや意見を言葉にする力も高く、交渉やプレゼンテーションにも強いです。 思い描いていたプランが実現し、周囲の人も理解を示してくれます。 困ったときには頼れる支援者も現れるでしょう。 この良い波に乗って、信じる道を突き進んでください。

逆位置の場合

逆位置の場合、人間関係に悩み、何もかも１人で行おうとすることがあるかもしれません。 職場の人たちと意見が合わず、不満を抱えながら仕事をする日が続く場合もありそうです。 負のループを抜け出したいなら、あなたから変わってみましょう。 意見が合わないと感じるのは、あなたが自分の意見に頑なになってるからかもしれません。 広い心を持ち、不要なこだわりを取り払ってみると、新しい視野が開けるはずです。 謙虚さや優しさを忘れなければ、徐々に運気は改善していくでしょう。

仕事におけるコミュニケーション能力の高まりを暗示する「教皇」のカード。 協調性や優しさもあり、どんな職場でも幅広く活躍することができるはずです。 周囲の人を大切に、自分の信じる道へ進んでみましょう。