【四柱推命】乙丑(きのとうし)の性格と特徴をご紹介。運勢/恋愛/相性/仕事/適職

まずは簡単に乙丑のプロフィールを説明していきましょう。 干支番号２の乙丑の性格は、一言で言うと忍耐強い、努力家。 乙は陰の木、丑が陰の土で相剋となります。 長所は、温厚な人柄ながら意思が強く、コツコツと努力が出来るところ。 短所は、人の意見を素直に聞けない部分といったところでしょう。

乙丑さんは、幼い頃から一人にしておいても平気な面を見せていたでしょう。 楽しみが見つかれば、いつまでも同じことをしている子供だったはずです。 成長するにつれ、それは粘り強さや凝り性となって表れるでしょう。 忍耐強さは頑固さにも繋がり、なかなか一筋縄でいかない性格なのですが、外見が温和なため敵を作ることは少ないようです。 自ら進んで攻めることはありませんが、守りには強いタイプ。 世話好きですが、やや人の好き嫌いが出やすい面があります。 仕事としては大企業より中小や個人経営に近いような、あまり大人数ではない職場が向いています。 職種というより立場が乙丑さんの場合は重要で、補佐役を任せられれば持ち味を活かすことが出来るでしょう。

次に乙丑の男性の場合を見ていきましょう。 情報収集が巧みで知識も豊富な人ですが、そこから出した自分の答えに固執する傾向が見られます。 人間観察に長け、自分がどのポジションへつけばいいのかを的確に判断出来るでしょう。 冒険をすることはなく安定志向ではありますが、隙を突いて気づくと出世しているという人もかなりいます。

ではここからは乙丑の性格を年柱・月柱・日柱・時柱に分けて見ていきましょう。 改めて説明だけしておきますと、 年柱は幼い頃の性格 月柱は成人してから中年期までの性格 日柱は生涯通しての性格 時柱は老年期の性格を表します。 では、それぞれ見ていきましょう！

乙丑の年柱での性格(幼年期の性格)

乙丑を年柱に持つ人の幼少期は、ひとつのことに熱中し、不器用ながらも時間をかけてやり遂げる姿を見せるでしょう。 トップに立つことはなくても、学生時代の成績は上位に位置しているはずです。

乙丑の月柱での性格(成人してから中年期までの性格)

乙丑を月柱に持つ人の成人から中年期は、スタートは遅くてもやがて追いつき追い抜いていくような人生を歩むことでしょう。 すぐに理解することは出来なくても、身に付けてからのミスは少なく、最終的にはかなりの出世が見込めます。

乙丑の日柱での性格(生涯の性格)

乙丑を日柱に持つ人の一生涯変わらない性格は、粘り強い努力家というもの。 目立つことはありませんが、社会へ出ても堅実に進んでいくことでしょう。 趣味の分野では、深く掘り下げることから一目置かれる存在になる可能性が高いようです。

乙丑の時柱での性格(老年期の性格)

乙丑を時柱に持つ人の晩年は、やや孤独な面が強調されます。 ただし自分の経験を活かせる場所を持てれば、そこでは大きな存在感を見せるでしょう。

ここまでは性格や特徴を中心に見てきましたが、ここからはお楽しみ(?)の恋愛傾向や相性のいい相手をご紹介していきます。

乙丑の恋愛傾向・恋愛運勢

乙丑の恋愛傾向は、自分を低く見積もるところが見られます。 好みの異性が近づき、たとえアプローチしていても、相手の気持ちを疑うようなところがあるでしょう。 「自分のことなど好きになるわけがない…」そんな自信のなさが垣間見られます。 そのためにチャンスを逃すことも多く、より恋に対して臆病になってしまうようです。 控えめで穏やかな振る舞いは、異性を惹きつけるに十分な魅力となるところ。 「この人なら」という異性を見つけたら積極的な姿勢や表現をすることが大切。 それが普段の行動とのギャップとなり、恋愛を成就する可能性は高まっていくはずです。

乙丑とカップルや結婚相手として《相性の良い相手》は？

常識を重んじ、安定を求める乙丑さんにとって、恋愛相性が良いのは丙申の男性。 エネルギッシュに進む丙申の男性を応援することは、乙丑さんにとって励みになるでしょう。 落ち着いた結婚生活を送りたいなら、庚子の男性。 危なっかしいところのある庚子の男性を乙丑さんがサポートすることで、円満は家庭が築けるでしょう。 丙子、甲子、甲申、戊子の男性との相性も良さそうです。

乙丑とカップルや結婚相手として《相性の悪い相手》は？

それでは乙丑さんが避けるべき相手は、どの干支なのでしょう。 戊寅 己卯 己亥 戊申 の男性です。 すれ違いやプレッシャーを受けることが多そうです。

乙丑さんのセックスは、恋愛同様引っ込み思案なところが見られます。 自由恋愛はもってのほかで、恋人になっても体の関係へ進むまでは時間が掛かるでしょう。 相手を見て観察するほどの冷静さで、相手の気分を害してしまう場合もありそうです。 しかし一転、快楽を覚えると、もともとがセックスを嫌いではないことから相手が驚くベッドの中で乱れていきます。 さらに意外と貞操観念が低いため、浮気それも年の離れた異性を相手にする可能性大。 男女ともセックスを知った前と後では、まるで変ってしまうところがあります。

乙丑さんは、地味な仕事や周りが嫌がることにも、前向きに取り組むことが出来るタイプ。 とても無理だと言われているようなものなら、より意欲を持って取り組んでいくでしょう。 また観察力や洞察力に優れているため、人や物事の判断が巧み。 一歩引いた視点から客観的に判断することが出来るので、裏方として能力を発揮することが出来るでしょう。 フリーランスは不向きで、組織人向きです。

乙丑の適職

独創的なタイプではないので、決められた仕事をコツコツやることに向いています。 経理などの事務職などのデスクワークに適正があるでしょう。

これまでは生涯を表す日干を中心に見てきました。 そこで最後に参考として日干に甲子を持ち、他の年柱、月柱、時柱にある干支によって出る十二運星を出しておきます。 それぞれが表す年齢域（年柱であれば幼少期）に出やすい部分なので、参考に見てください。

胎×乙丑の場合

年柱、月柱、時柱に申を持つ場合、胎が組み合わさることになります。 厳しい出来事に合うことが多いですが、それを乗り越えることで力がつけられるときです。

養×乙丑の場合

年柱、月柱、時柱に未を持つ場合、養が組み合わさることになります。 したたかな計算が出来るときで、上手く隙を突いていい思いが出来る可能性大。

長生×乙丑の場合

年柱、月柱、時柱に午を持つ場合、長生が組み合わさることになります。 優位な立場を作れるときで、周りを上手く利用することが出来るでしょう。

沐浴×乙丑の場合

年柱、月柱、時柱に巳を持つ場合、沐浴が組み合わさることになります。 何に対しても一途になる時です。 恋愛トラブルに注意。

冠帯×乙丑の場合

年柱、月柱、時柱に辰を持つ場合、冠帯が組み合わさることになります。 細やかな配慮が出来、信頼を得やすいでしょう。

建禄×乙丑の場合

年柱、月柱、時柱に卯を持つ場合、建禄が組み合わさることになります。 効率よく行動出来ることから、成果を得やすいでしょう。

帝旺×乙丑の場合

年柱、月柱、時柱に寅を持つ場合、帝王が組み合わさることになります。 心の強さが発揮され、困難を乗り越えることで成功を手に入れられるときです。

衰×乙丑の場合

年柱、月柱、時柱に丑を持つ場合、衰が組み合わさることになります。 表に出ることはなるべく避け、陰に回ることで成果を得られるときです。

病×乙丑の場合

年柱、月柱、時柱に子を持つ場合、病が組み合わさることになります。 精神的な強さはありますが、体調不安が出やすい時、注意しましょう。

死×乙丑の場合

年柱、月柱、時柱に亥を持つ場合、死が組み合わさることになります。 周りに流されず、自分の信念に従うことが重要な時期です。

墓×乙丑の場合

年柱、月柱、時柱に戌を持つ場合、墓が組み合わさることになります。 過去の実績が評価されるなど、思わぬ喜びごとが多くなるでしょう。

絶×乙丑の場合

年柱、月柱、時柱に申を持つ場合、絶が組み合わさることになります。 環境には恵まれませんが、自分の役割に徹していれば安全です。