【四柱推命】庚午(かのえうま)の性格と特徴をご紹介。運勢/恋愛/相性/仕事/適職

まずは簡単に庚午のプロフィールから説明していきましょう。 干支番号は7、性格を一言で言うと好奇心旺盛で行動力抜群な寂しがり屋という感じでしょうか。 庚は陽の金、午は陽の火で、火剋金の相剋となります。 長所は、抜群の行動力と個性的な思考。 短所は、短気で攻撃的な面があるところで、大胆な行動と相反する小心な面があります。 そのため迷いの多い人生となりがちでしょう。

庚午さんは、幼い頃から多彩な表情を見せるでしょう。 笑っていたかと思えば愛想が突然悪くなるなど、機嫌がコロコロ変わる子供だったようです。 成長しても、気分の上下、見た目と人によって印象が違うほどです。 大胆化と思えば小心、強さを見せたかと思えば急に弱気になるなど、ふり幅が大きいのが特徴。 しかし女性にとっては、それも魅力というもの。 振り回しながらも男性の影が絶えないモテるタイプです。

庚午の男性は、個性的な頑固者です。 他の人とは一味違う視点を持ち、そこから来る考えに自信を持っているタイプ。 もし否定されるようなことがあれば、相手がどんな立場にあろうとも反発していくでしょう。 信念の人ではありますが、多分に子供っぽいところを残しているからこそ、正直な発言をしてしまうのです。 その証拠にかまってもらえないと、不安な表情を浮かべる弱さを見せるでしょう。

ではここからは庚午の性格を年柱・月柱・日柱・時柱に分けて見ていきましょう。 改めて説明だけしておきますと、 年柱は幼い頃の性格 月柱は成人してから中年期までの性格 日柱は生涯通しての性格 時柱は老年期の性格を表します。 では、それぞれ見ていきましょう！

庚午の年柱での性格(幼年期の性格)

庚午を年柱に持つ人の幼年期は、孤独感が漂います。 肉親の縁が薄かったり、忙しい両親のもとで育つなど、寂しさを抱えていることが多いでしょう。 目上や上司も変りやすく、不安定な環境に身を多いようです。 ただしそれが柔軟性に繋がっていくでしょう。

庚午の月柱での性格(成人してから中年期までの性格)

庚午を月柱に持つ人の成人から中年期は、華やかな交友関係を持つことが出来るでしょう。 ただし広く浅くにはなりがちです。 まずは自分が人を大事にすることから始めましょう。 そうすることにより、実のある人脈が築けるはずです。

庚午の日柱での性格(生涯の性格)

庚午を日柱に持つ人の一生涯変わらない部分は、絶えることのない好奇心でしょう。 良くも悪くも少年少女のような感性を持つため、若々しさを失うことがありません。 「常に誰かといたい」という寂しがり屋な面も、一生涯消えることはなさそうです。

庚午の時柱での性格(老年期の性格)

庚午を時柱に持つ人の晩年は、多趣味となるでしょう。 どんなものにもチャレンジし、上手く行かなければまた他の者と目移りも激しくなりそうです。

ここまでは性格や特徴を中心に見てきましたが、ここからはお楽しみ(?)の恋愛傾向や相性のいい相手をご紹介していきます。

庚午の恋愛傾向・恋愛運勢

庚午さんは、どんな男性も虜にしてしまうほどの魅力と色気を持った女性です。 しかも迷いやすく、決めた後でも不安を抱えたままでいます。 相手にとってはせっかく恋を成就させても、放っておくことが出来ないタイプとなるでしょう。 寂しがり屋で隙が多くあることから、他の異性へフラフラと言ってしまうことも度々。 ムードに弱いところを自覚し、冷静になる心掛けなければ、男性とのトラブルが絶えることはなさそうです。 魅力的なだけに、気をつけなければいけない部分が多いのが、庚午さんの恋愛傾向といえるでしょう。

庚午とカップルや結婚相手として《相性の良い相手》は？

モテるタイプの庚午さんとバランスが悪いように見えながらも実は相性がいいのは、乙未の男性です。 少しわがままなところがある乙未の男性ですが、寂しがり屋な庚午さんにとっては頼ってくれるのが嬉しいのでしょう。 恋愛だけでなく結婚にも向いている2人です。 ロマンチックなムードはないかもしれませんが、辛未さんとの相性も良好。 長く付き合っていけるタイプです。 他にも戊寅、戊戌、壬戌の男性は好相性です。

庚午とカップルや結婚相手として《相性の悪い相手》は？

それでは、庚午さんが避けるべき相手は、どんな干支の人でしょう。 相性が悪い干支は以下の通りです。 甲子 甲申 丙申 丁酉 甲辰 丙辰 丁巳 の男性です。 この干支を持つ人とは分かり合える面が少ないでしょう。

庚午さんのセックスの特徴は相手によって変わっていくでしょう。 非常に燃える相手と、まったく反応を示さないなど両極端に出やすい傾向があります。 それがもっと合う人がいるのではないか…という浮気心に繋がりやすい理由となるのです。 セックス自体は強いわけではなく、行為自体も普通ですが、他の人はどうなのだろうという好奇心はここでも生きてしまうようです。

仕事に関しては効率よくこなし、キャリアを重ねる人も多いでしょう。 公私の区別がついていて、私情を交えて仕事をすることはありません。 どんな相手でも譲らない頑固な一面も見せるでしょう。 自分が納得したものに関しては、責任感と几帳面さを見せます。

庚午の適職

庚午さんは子供っぽさを残しているため、協調性をもって誰とでも…というわけにはいかないようです。 出来れば、何か技術を持ち、組織であっても個人プレーの利くものがいいでしょう。 エンジニア、建築士、工業デザイナーなどが適職です。

これまでは生涯を表す日干を中心に見てきました。 そこで最後に参考として日干に庚午を持ち、他の年柱、月柱、時柱にある干支によって出る十二運星を出しておきます。 それぞれが表す年齢域（年柱であれば幼少期）に出やすい部分なので、参考に見てください。 年や月と合わせると、その時期の運気もみられますよ。

胎×庚午の場合

年柱、月柱、時柱に卯を持つ場合、胎が組み合わさることになります。 安定感には欠けるものの、賑やかさと華やかさのある時期です。

養×庚午の場合

年柱、月柱、時柱に辰を持つ場合、養が組み合わさることになります。 素直さが出やすい時ですが、何事も信じやすくなっているため騙されないよう注意が必要でしょう。

長生×庚午の場合

年柱、月柱、時柱に巳を持つ場合、長生が組み合わさることになります。 感情の起伏が激しく、好き嫌いが判断の基準になりがちです。 冷静さを持つようにしましょう。

沐浴×庚午の場合

年柱、月柱、時柱に午を持つ場合、沐浴が組み合わさることになります。 恋愛に向いている時期ですが、情熱的というよりも目移りしやすい傾向が強め。 トラブルにならないよう気をつけましょう。

冠帯×庚午の場合

年柱、月柱、時柱に未を持つ場合、冠帯が組み合わさることになります。 考えることには向きますが、成果は得られにくい時。 知識を蓄える時期と割り切ることが大切です。

建禄×庚午の場合

年柱、月柱、時柱に申を持つ場合、建禄が組み合わさることになります。 寂しがり屋な面が出て、人恋しさから遊びへ重点を置きやすいでしょう。 小さな喜びを大切にすると充実した日々を送れます。

帝旺×庚午の場合

年柱、月柱、時柱に酉を持つ場合、帝王が組み合わさることになります。 プライドの高さが出て、妥協が出来ません。 数字や結果だけで判断しないよう気をつけましょう。

衰×庚午の場合

年柱、月柱、時柱に戌を持つ場合、衰が組み合わさることになります。 リスクは少ないですが、成果も得られにくい時。 焦らず行動しましょう。

病×庚午の場合

年柱、月柱、時柱に亥を持つ場合、病が組み合わさることになります。 感性の鋭さでトラブルを回避出来るでしょう。 いつも以上にアンテナを張って、注意深く行動すること。

死×庚午の場合

年柱、月柱、時柱に子を持つ場合、死が組み合わさることになります。 思うようにならないことが多く、ストレスがたまりやすい時期。 動くより守りに入った方がいいでしょう。

墓×庚午の場合

年柱、月柱、時柱に丑を持つ場合、墓が組み合わさることになります。 自分の価値観に固執すると、判断を見誤ってしまいそうです。 視野を広く持ちましょう。

絶×庚午の場合

年柱、月柱、時柱に寅を持つ場合、絶が組み合わさることになります。 体力が減退しているときですから、堅実さを重視し進んでいきましょう。