【四柱推命】癸酉(みずのととり)の性格と特徴をご紹介。運勢/恋愛/相性/仕事/適職

まずは簡単に癸酉のプロフィールから説明していきましょう。 干支番号は10、性格を一言で言うと、穏やかではあるものの感性が鋭い策略家という感じでしょうか。 癸は陰の水、酉は陰の金で金生水の相生です。 長所は、勘の鋭さと順応性の高いところ。 短所は、やや短気で、頭に血が上りやすい面でしょう。

幼い頃から癸酉さんは、女の子扱いされることが嫌だったのではないでしょうか？ 負けず嫌いで白黒つける性格は、子供の頃から見えていたはずです。 大人になるにつれ、順応性が高まり、目上から可愛がられ周囲の協力も得られますが、そこに女性としての魅力が関わっているとあまり喜ばないようです。 平等精神が豊富で、男性と同じ舞台に立ち、同じように評価されたいという気持ちの強い面が見られるでしょう。 ただし表立って嫌な顔は見せません。 洞察力があるため、相手がどんなことを嫌がるかを事前に察知し、行動や態度を隠すことができます。 味方だと思うと面倒見の良い姉御肌なところを見せますが、そう思っていない相手とでも当たり障りなく接する世渡り上手な一面があるでしょう。

癸酉の男性の特徴は、ストレートな行動でしょう。 言葉と行動にずれがなく、目標へ一直線に向かっていきます。 頭の良さや勘の鋭さに自信があるため迷いなく進み、たいていのことはこなして見せるでしょう。 結果を出すためには、手段を選ばないところがあり、自分有利に物事を進めるため策略を用いる面が見られます。 ただしあくまでも勝つための努力をした上で、立てる戦略であって、卑怯と映ることは少ないでしょう。 プライベートでは、行き過ぎてお節介に取られることはありますが、面倒見の良い兄貴分です。

ではここからは癸酉の性格を年柱・月柱・日柱・時柱に分けて見ていきましょう。 改めて説明だけしておきますと、 年柱は幼い頃の性格 月柱は成人してから中年期までの性格 日柱は生涯通しての性格 時柱は老年期の性格を表します。 では、それぞれ見ていきましょう！

癸酉の年柱での性格(幼年期の性格)

壬申を年柱に持つ人の幼年期は、教育熱心な両親のもとで過ごすことを表します。 常識というより、勉強に対して結果を求められることが多かったでしょう。 社会に出ても、過程より結果を要求する上司と働くことが多くなるようです。

癸酉の月柱での性格(成人してから中年期までの性格)

壬申を月柱に持つ人の成人から中年期は、競争社会の中で働くことになりそうです。 決してそれが嫌ではなく、自分でもそういう環境が合っていると感じ、経験と努力を重ねていくでしょう。 結果を背景に意見する強い人間像が出来上がっていきそうです。

癸酉の日柱での性格(生涯の性格)

壬申を日柱に持つ人の一生涯変わらない部分は、頭が良いうえに努力もしますが、表舞台に立とうとする気がないのは、生涯変わらない意識でしょう。 トップに立つより、二番手の戦略家が合うだけでなく、好むポジションのようです。

癸酉の時柱での性格(老年期の性格)

壬申を時柱に持つ人の晩年は、せっかちな面が見られるようです。 穏やかさとは無縁で、最後までこだわりを捨てない晩年となるでしょう。

ここまでは性格や特徴を中心に見てきましたが、ここからはお楽しみ(?)の恋愛傾向や相性のいい相手をご紹介していきます。

癸酉の恋愛傾向・恋愛運勢

癸酉さんが求めるのは、自分を”人間”として評価してくれること。 そのため、外見や容姿を褒めてくるような男性とは、感じよく話していても恋愛に発展することはありません。 少し硬いイメージですがムードがないわけではなく、純粋に精神的繋がりを求めているだけなのです。 心をなかなか開かないため、それがミステリアスな魅力にもなっていますが、この人だと決めれば本心を見せ、女性らしい一面を出してくるでしょう。

癸酉とカップルや結婚相手として《相性の良い相手》は？

癸酉さんと恋愛相性が良いのは、辛巳の男性です。 お互い頭の回転が速く、その上辛巳の男性は決断力があります。 外見もセンスの良さを感じさせることから、癸酉さんのプライドを満足させてくれるでしょう。 リズムの合う相手なので、好相性なのは当然ですが、辛巳の男性はどちらかというと遊び人なので、そこは注意する必要がありそうです。 癸酉さんが結婚しても社会で活躍するための相手としては、乙巳の男性が似た者同士ということもあり合いそうです。 親しくなると近づき過ぎることのある癸酉さんですが、乙巳の男性は距離を詰めることはありません。 相手ペースとなりますが、自然な男女の形になるため、結婚には適しているといって良いでしょう。 他にも乙丑、戊辰、庚辰、壬辰、辛丑、甲辰の男性との相性も良さそうです。

癸酉とカップルや結婚相手として《相性の悪い相手》は？

それでは、癸酉さんが避けるべき相手は、どんな干支の人でしょう。 相性が悪い干支は以下の通りです。 丙寅 丁卯 己卯 丙午 の男性です。 丁卯、己卯の男性とは魅力を感じ合いますが、すれ違いが多く腐れ縁になりやすいでしょう。

癸酉さんは、年齢より若く見られ、それが男性にとっては魅力となるところですが、セックスにおいては感度の良さが相手を喜ばすことでしょう。 ムードを高め、少し触れるだけでも、全身の力が抜けてしまうほどです。 男性からすれば、その姿を見ることでより行為に夢中となり、癸酉さんの感度はより鋭さを増していくことになります。 ただし強いということはなく、回数よりも一度のセックスに濃厚さを求めるでしょう。

癸酉さんは、頭の回転が速いうえに努力家であるため、どんな職種についても標準以上に出来てしまうでしょう。 特性を活かすのであれば、頭脳労働の分野ですが、結果重視のため数字が出る仕事という条件が付きます。 個人よりも組織にいた方が良いですが、大きな集団の属すると個性が死んでしまうでしょう。 少人数のチーム単位で動くような仕事に付けば、最高のサブプレーヤーとして機能するはずです。

癸酉の適職

癸酉さんの適職は、頭の良さと感性の鋭さを活かせるもの。 プランナー全般に向いています。 また、自分の感性に自信を持っていること、結果重視の生き方からすると、バイヤーにも適性を見せるはずです。

これまでは生涯を表す日干を中心に見てきました。 そこで最後に参考として日干に癸酉を持ち、他の年柱、月柱、時柱にある干支の組合せによって出る十二運星を出しておきます。 それぞれが表す年齢域（年柱であれば幼少期）に出やすい部分なので、参考に見てください。 年や月と合わせると、その時期の運気もみられますよ。 参考にしてみてくださいね。

胎×癸酉の場合

年柱、月柱、時柱に巳を持つ場合、胎が組み合わさることになります。 トラブルに巻き込まれやすい時期ですが、自分の考えを信じることで乗り切ることが出来るでしょう。

養×癸酉の場合

年柱、月柱、時柱に辰を持つ場合、養が組み合わさることになります。 目下との交流が盛んになるでしょう。 年齢より若く見られることが多くなります。

長生×癸酉の場合

年柱、月柱、時柱に卯を持つ場合、長生が組み合わさることになります。 自分の世界に没頭することとなるでしょう。 趣味が深まる時期でもあります。

沐浴×癸酉の場合

年柱、月柱、時柱に寅を持つ場合、沐浴が組み合わさることになります。 恋多き時期。 目移りしやすい面を気をつければ、本命を落とすことも可能です。

冠帯×癸酉の場合

年柱、月柱、時柱に丑を持つ場合、冠帯が組み合わさることになります。 物事を甘く見ると、失敗する可能性大。 とくに調子よく進んでいるときほど注意しましょう。

建禄×癸酉の場合

年柱、月柱、時柱に子を持つ場合、建禄が組み合わさることになります。 強引な手法を取りがち。 旅先には幸運がありそうです。

帝旺×癸酉の場合

年柱、月柱、時柱に亥を持つ場合、帝王が組み合わさることになります。 どんな障害にも怯むことはありません。 ここでの成功はかなり大きなものになるでしょう。

衰×癸酉の場合

年柱、月柱、時柱に戌を持つ場合、衰が組み合わさることになります。 主導権を譲ることでチャンス、結果とも得られるでしょう。 二番手として持ち味が活きるはずです。

病×癸酉の場合

年柱、月柱、時柱に酉を持つ場合、病が組み合わさることになります。 無理は禁物な時期。 体力低下で体調を崩すと長引きます。

死×癸酉の場合

年柱、月柱、時柱に申を持つ場合、死が組み合わさることになります。 行動が空回りする傾向が見られます。 ただ何となくしっくりこないだけで、現実的な障害にはなりにくいでしょう。

墓×癸酉の場合

年柱、月柱、時柱に未を持つ場合、墓が組み合わさることになります。 間違った方向へ引きずられがち。 この時期の人間関係や環境には注意が必要です。

絶×癸酉の場合

年柱、月柱、時柱に午を持つ場合、絶が組み合わさることになります。 自身のエネルギーが落ちているとき。 協調性を重視しましょう。