《タロット》ワンドの3の正位置と逆位置の意味|恋愛/仕事/相手の気持ち/復縁/結婚/

丘の上に立つ男性の力強い後姿が描かれた、タロットカード小アルカナの「ワンドの3」。 ワンドのカードは、物事を成し遂げようと情熱的にチャレンジする人物の物語です。 3では、目標に向かって旅立った主人公が手応えを掴み、更なる発展へ向けて壮大な大使を抱いているところと読むことができるでしょう。 大海原へ目を向け、新たな可能性に挑戦しようとしているのです。 あなたも自ら力強く未来へ向けて漕ぎ出そうとしているのかもしれません。 あなたの情熱や行動力は、周囲の人を巻き込み、注目を集める段階にまで到達しています。 正位置では「発展」「探求」「リーダーシップ」「良い手応え」といった意味になり、反対に逆位置では「停滞」「慢心」「油断」「途方に暮れる」といった意味になると解釈することができるでしょう。 詳しい解釈については、これから状況別に解説していきます。 基本的な意味を解説するとともに、シチュエーション別に正位置逆位置の意味をチェックしていきましょう。

恋愛についてワンドの3の正位置が出た場合、明るい未来へ発展していく良い暗示です。 付き合っている場合は2人の仲が更に深まったり、片思いの場合は交際がスタートしたり、関係性が一歩進んだ形となるでしょう。 進展はゆっくりとした速度ですが、長い付き合いができそうです。 あなた自身の意思で2人の関係を更に良いものにしていこうとしていることが読み取れます。 前向きな行動力が吉となるので、積極的な姿勢を貫いてください。 アクティブでリーダーシップのあるところに、相手も魅力を感じているはずです。 悩みがあるときは、第三者への相談をすると良いでしょう。 フリーの人は、友人からの紹介が恋愛に発展する可能性もあるので、恋愛に関する話題を避けずに話してみてください。

逆位置の場合、困難な恋愛となりそうな暗示です。 先が見通せない状態が続き、諦めそうになってしまう場面もあるかもしれません。 しかし、ゆっくりではありますが、進展はしています。 一時的な感情の高ぶりや不安な気持ちに支配されず、相手を思いやる気持ちを大切にすれば、2人の関係は着実に深まっていくでしょう。 相手を無理にコントロールしようとしないように注意をすることも大切です。 あなたは自分が思っている以上に他者に影響を及ぼすエネルギーを持っています。 知らず知らずのうちに、恋の相手や友人を思い通りに扱おうとしてしまっているかもしれません。 自分勝手な振る舞いが、恋愛や友情を遠ざけてしまう可能性があるので、この時期は特に周囲の人への感謝の気持ちを持つようにしましょう。

相手の気持ちについてワンドの3の正位置が出た場合、ひとまずあなたとの関係についての目標を達成し、更なる発展を考えているところといえそうです。 あなたへの好意があるからこそ、次の展開について思い描いているのでしょう。 片思いの相手なら、お相手もあなたと近づきたいと考えているかもしれません。 付き合っている相手であれば、更に仲良くなったり、お互いの考えを深く知り合いたいと思っていると考えられます。 その一方で、恋愛のことだけを考えているのではなく、自分の将来や夢の実現のための1つの段階として恋愛を捉えているようです。 相手の将来のビジョンに共感し、できることはしてあげたいという意思を示すことで、より仲が深まるでしょう。

逆位置の場合、あなたとの関係についての関心を失っている可能性があります。 付き合っている相手の場合は、具体的に今後どうしていきたいか明確なビジョンを持つことができていません。 なんとなく情でずるずると付き合っている状態とも考えられます。 結婚への意思も定まっておらず、「なるようになれ」と思っているのかもしれません。 あなたの気持ちが自分から離れることはないと思っている可能性があります。 前向きな付き合いが望めないのであれば、距離を置くことを提案してみてもよいでしょう。 片思いの相手の場合も、あなたの気持ちを知りながらそのままにしている可能性があります。 前向きな態度を見せてくれないのであれば、一度身を引いて様子を見てみましょう。

仕事に関してワンドの3が出た場合、チームワークを生かして事業を拡大していくことができそうです。 あなたの先を見通す能力や、人を惹きつけるリーダーシップが発揮されるでしょう。 強いチームワークを作り、それを生かすことができるので、あなたから積極的に周囲にはたらきかけてみてください。 アグレッシブな姿勢が評価につながり、周りもあなたに手を差し伸べてくれます。 もしあなたが新人であったり、責任の大きくない立場であったとしても、経営者の視点から仕事を見渡してみることで、気づきをえることができます。 より広く、大きな視点に立ってみましょう。 目先の利益に捕らわれず、長期的なビジョンを持つことも大切です。

逆位置の場合、良くも悪くも周囲から期待され、支持が集まるポジションに立つことになるでしょう。 周囲を正しくリードできるようになるためにも、あなたがしっかりと目標を立てて先を見据えることが大切です。 リーダー的立場にいることに甘んじ、油断していると業績が下がったり、信頼も薄れてしまいます。 逆位置であるこの場合は、プロジェクトが進まなかったり、良い結果がすぐに出たりはしないため、焦る気持ちも生まれてしまうでしょう。 あなたを応援してくれる人や、相談に乗ってくれる人は必ずいるので、信頼できる人の意見も取り入れながら熟考してみてください。 成功には時間がかかるものだと思えば、気持ちも楽になってくるはずです。

復縁についてワンドの3の正位置が出た場合、明るい可能性を表すカードなので、復縁が叶う可能性は十分にあるといえます。 あなた自身も、復縁に向けての手応えを感じているのではないでしょうか？ 諦めずに復縁という目標に向かって努力し続けていきましょう。 情熱を絶やさずに、失敗を恐れず積極的に行動していくことが吉となります。 友達もあなたを応援し協力してくれるので、恋愛模様はどんどん報告していくと良いでしょう。 気持ちや行動を言葉にすることで、自分を客観視することもできます。 進展はゆっくりとなりますが、徐々に相手の気持ちが傾いていることが感じられそうです。 復縁までのプロジェクトを進めていくような気持ちで、冷静に事態を分析しながら取り組むことで成功しやすくなります。

逆位置が出たなら、場合によってはあっさりと復縁が叶うことがあるかもしれません。 別れて復縁したというより、単なる「長い喧嘩」から仲直りしたような状態となります。 お互いに反省し成長している部分も少ないため、同じような付き合いを続けていると、結局は別れを選択することになるでしょう。 復縁が叶ったことに甘んじることなく、過去の別れから学び成長する姿勢を持つことが大切です。 または、復縁への展望がまったく見いだせず、諦め気味になってしまうパターンもあるでしょう。 孤独な戦いとなりますが、強い意志を持ち、一歩ずつ進んでいくことは避けられません。 とはいえ、相手の気持ちが動かなければ復縁することができないのも事実です。 「打つ手なし」と感じるならば、思い切って別の人へ目を向けたり、恋愛から遠ざかってみるのも間違いではありません。

結婚に関してワンドの3の正位置が出た場合、発展を表すカードなので、今付き合っている相手と結婚に至る可能性があるといえるでしょう。 付き合いが長いのであれば、結婚の有無について具体的な話し合いに進むのに良いタイミングです。 どちらかが一方的に話を進めるのではなく、2人の意見を出し合って話し合うことで、より上手くいきやすくなります。 2人が協力すれば、お互いの人生がより充実したものになるでしょう。 フリーの人は、友人を巻き込んで婚活を行うと成功率が上がります。 婚活中の仲間を作ったり、情報共有したりして応援しあうとモチベーションの維持にもなるでしょう。 友人の友人などにも良い縁がありそうです。 婚活イベントや婚活サイトで相手を探す前に、友人や同僚の紹介を受けてみても良いかもしれません。

逆位置の場合、理想通りの婚活や交際ができず、少しがっかりしてしまうかもしれません。 結婚に対して大きな夢を持ちすぎていたり、期待が大きすぎる可能性がありそうです。 「全然良い人と付き合えない」と思っていても、それがあなたのレベルに合った相手だという考え方もできます。 より良い相手と付き合い結婚をするには、あなた自身が更にレベルアップするか、今出会う相手が自分にに合った人なのだと考えるしかありません。 ワガママな態度にならず、傍にいる人に感謝の気持ちを持つことも大切です。 長い付き合いの相手がいるなら、これから2人で成長していくことを考えてみましょう。 結婚は1人ではできないことなので、妥協をしたり折り合いをつけたりすることも必要です。

明るい未来への展望や期待を表すワンドの3。 あなたの行動力やこれまでの実績は、既に他者に影響を与えられるレベルに到達しています。 これからはリーダーシップを発揮し、計画立てて行動していくことが求められるでしょう。 更なる発展のため、冷静さと勇気をもって先へ進んでみてください。