《タロット》ワンドの4の正位置と逆位置の意味|恋愛/仕事/相手の気持ち/復縁/結婚/

葉っぱや木の実で飾られた4本の杖（ワンド）の下で、こちらに手を振る2人の人物が描かれた、タロットカード小アルカナの「ワンドの4」。 １から10まで続くワンドは、人生の目標や情熱的な大志を成し遂げる旅の物語です。 4番目のこのシーンは、明るい背景のイメージ通り、歓迎や祝福を表しています。 旅の途中のひと時の休息です。 あなたも目標を達成したり、重圧から解放されホッとした心境にあるのかもしれません。 または、楽しく幸せな時間を仲間とに味わっているところと考えることもできるでしょう。 基本的な意味としては、正位置では「調和」「休息」「祝祭」「出会い」を、逆位置では「不安定」「歓迎されない」「停滞」装飾過剰」として解釈されています。 詳しい解釈については、これから状況別に解説していきます。 基本的な意味を解説するとともに、シチュエーション別に正位置逆位置の意味をチェックしていきましょう。

恋愛についてワンドの4の正位置が出た場合、周囲からの祝福を受けた交際を表していると考えられます。 付き合っている相手がいる場合は、お互いの家族から歓迎されて公認の付き合いになれるでしょう。 結婚に向けて話もどんどん進んでいくかもしれません。 安心して穏やかなムードで交際を続けることができるようになります。 片思いの場合もお互いに心開いた状態です。 楽しい時間を一緒に過ごすことで、2人の距離は順調に縮まっていくでしょう。 積極的に交流を増やしてみてください。 また、パーティや知人の結婚式の席でも新たな出会いに恵まれそうです。 フリーの人は、この時期は特にいろいろな場所に顔を出してみると良いでしょう。 一方で、妻子ある人との恋愛など、世間的に祝福を受けにくい恋愛は成就しにくくなります。 堂々と外を歩ける関係を目指すか、関係性を見直した方が良さそうです。

逆位置の場合、刺激がなく変わり映えのしない毎日に飽きてきてしまうかもしれません。 付き合っている相手がいる場合、平和なのは良いことなのですが、物足りないと感じてしまいがちです。 相手を邪険に扱ったり、他の異性に目を向けてしまう可能性も。 友達の恋人や有名人の恋愛事情を羨ましく思ってしまうかもしれませんが、隣の芝生は青く見えるというものです。 自分の幸せを見失わないようにし、恵まれていることを忘れないよう気を付けましょう。 また、お互いの家族や友人に反対される恋愛である場合もありそうです。 反対意見を受け入れるのか、交際を貫くのか2人の意思を確認しあって乗り越えましょう。 片思いやフリーの人は、相手は上辺だけの良い人かもしれません。 相手の内面までよく見たうえで、恋愛関係を進めるかどうか判断するようにしてみましょう。

相手の気持ちについてワンドの4の正位置が出た場合、穏やかな幸せを感じているといえるでしょう。 心の中はとても安定しています。 付き合っている相手の場合は、当初の情熱的な気持ちや盛り上がりは落ち着き、あなたといる時間の安らぎを大切に思っているようです。 良い意味で、緊張せずに家族のように接することができる関係になっているのでしょう。 あなたのことを自分の家族や友達に紹介し、オープンな付き合いをしたいという気持ちもありそうです。 付き合いが長いのであれば、結婚も意識してのことでしょう。 身構えず、いつものあなたらしく相手の身近な人たちに会ってみることで、2人の関係性はより良いものになりそうです。 片思いの相手の場合も、あなたを受け入れ歓迎しようとしています。 積極的に近づき、交流を深めていきましょう。

逆位置の場合、なんとなく心が満たされないと感じているようです。 付き合っている相手の場合は、マンネリが原因かもしれません。 あなたへの愛情が冷めたわけではないのですが、刺激が少なく、ただ惰性で付き合っているような部分もありそうです。 愛されていることて安心し、油断している可能性があります。 マンネリ解消のために、遠出のデートをしたり、サプライズで手紙を渡してみたりするもの良いでしょう。 一緒に過ごすことの楽しさや有難さを感じてもらえるよう、あなたから行動してみてください。 片思いの相手の場合は、あなたに対して心を開いていない可能性があります。 相手に接するとき、普段と態度が変わっていたり、自分を良く見せようとしすぎているのかもしれません。 却って相手に違和感を与えている可能性があるので、自然体でアタックしてみましょう。

仕事に関してワンドの4の正位置が出た場合、周囲から祝福を受けるような幸せな出来事が起こりそうな暗示です。 目標が達成できたり、企画が成功したり、就活や転職活動をしている人は第一志望の企業への採用が決まったりということが起こるかもしれません。 あなたのこれまでの努力があったからのことです。 素直にこれまでの努力を誇り、祝福を受けて、新たな目標への出発に向けて休息を楽しみましょう。 大きな成果はなかったとしても、安定的な業績が続くと考えることができます。 同じことの繰り返しとも言える毎日ですが、落ち着いて仕事のできる環境で満足のいく収入を得続けることができるでしょう。 そこに慢心せず、今の生活を続けるための努力をすれば、より長く幸せが続いていきます。

逆位置の場合、仕事のマンネリから徐々に手を抜いてしまいがちになりそうです。 「いつもやっていることだから」と気楽に考えていると、ミスをしてしまうかもしれません。 一方、世の中の情勢が変わったり、技術の進歩によって今までのやり方が通用しなくなり、却ってロスが大きくなってしまう可能性もあります。 怠惰から業績の悪化を招くことの無いよう、新しい情報を収集し、仕事の進め方を改善してみると良いでしょう。 また、仕事に関する知識が少なく経験が浅いことから、計画や成果が上辺だけのものになっている可能性もあります。 なんとなく良さそうなものを取り上げているだけでは、周囲からの反応も相応なものになります。 上司や先輩にアドバイスを求めたり、自発的に勉強をして、成長が停滞することのないよう努力してみましょう。

復縁についてワンドの4の正位置が出た場合、相手はあなたに対して歓迎ムードであると考えられます。 ゆっくりしたペースになりますが、復縁は叶いやすい状態と考えられるでしょう。 お互いに安らいだ時間を過ごす「休息」の意味あいが強いカードです。 別れた直後というよりも、別れてからそれなりに時間が経った後、お互いに寄り添って安心感を確かめ合うような関係となるでしょう。 自然と「やっぱりこの人がいいな」と思えるような心境になります。 連絡を取ったり会う時間は夜よりも昼間の明るい時間帯が良いでしょう。 自然のある公園や、太陽の光を感じるカフェなどで会うのがおススメです。 何度か会っているうちに、少しずつ関係が進展していくでしょう。 すぐに変化が無くても、焦らずに一歩ずつ関係を深めていくことが大切です。

逆位置の場合、あなたと連絡を取ったり会ったりすることに対して、相手はあまり乗り気ではないようです。 相手が流されるような形で恋愛関係に戻ることができる可能性もありますが、相手もあなたもあまり成長していないため、結局はうまくいかなくなってしまうでしょう。 「以前付き合っていたから相手のことは知っている」とお互いに思っていることが、上手くいかない原因でもあります。 新鮮さが足りないために、態度がぞんざいになったり、緊張感のないものになってしまうのでしょう。 復縁を目指すなら、あなたが変化し成長することが大切です。 過去の恋愛を振り返り、悪いところは直す努力をしてみましょう。 表面を取り繕ったり、お洒落をして着飾っても、あまり効果は期待できませんので、変わりたいなら根本から見直してみてください、

結婚に関してワンドの4の正位置が出た場合、周囲から祝福され、幸せに包まれた結婚ができそうです。 結婚生活は、平和で穏やかなものとなるでしょう。 付き合っている相手がいる場合、一緒にいてリラックスできる相手であるなら、結婚相手としての相性はぴったりです。 お互いの家族に紹介するのにも適した時期なので、結婚の意思がある場合は挨拶を済ませておくと良いでしょう。 顔合わせも和やかなムードでスムーズに運びます。 フリーの人は、出会いの機運が高まっているタイミングです。 知人の紹介や婚活パーティには積極的に参加してみると良い出会いがあるでしょう。 相手は、素で接することができるような、自分と似たようなタイプの人だと上手くいきやすいです。

逆位置の場合、結婚したいと思っていてもなかなか思うように進まない時期といえそうです。 付き合っている相手がいる場合、お互いに結婚を意識していても、具体的な相談をすることなく時間が過ぎていってしまうかもしれません。 忙しさや意見の食い違いへの恐れを言い訳にせず、しっかりを話し合いを設けることが大切です。 もしタイミングが合わないのであれば無理せずに、落ち着いた時間が確保できるまで待っていたほうがよいでしょう。 結婚はお互いの家庭の問題でもあるため、場合によってはどちらかの家族の反対にあうかもしれません。 家柄の面や収入の面など、どういった部分で歓迎されていないのかを知り、誤解があるのならきちんと説明をすることが大切です。 フリーの人も、なかなか結婚のチャンスに恵まれません。 新しい出会いを求めるよりも、自然体のあなたをしる身近な人に目を向けてみると良いでしょう。

祝福や休息を表すワンドの4。 あなたは今一つの目標を達成し、仲間や大切な人と心安らぐ時間を過ごしているのかもしれません。 その先には、更に大きな幸せが待っています。 休息を終えたら、次のステージへ向かって新たな一歩を踏み出してみましょう。