《タロット》ペンタクルの3の正位置と逆位置の意味|恋愛/仕事/相手の気持ち/復縁/結婚/

ペンタクルの3は、チームで協力することを表しています。 教会の入り口に立っている3人は、手にした設計図を基にして、美しい教会を作ろうとしているようです。 右側に立っているのは修道女や修道士で、左側に立っているのは若い職人であり、カードを引いたあなたや気持ちを知りたいお相手を表しています。 これから計画を進めていくあなたに必要なのは、協力してくれる仲間であると解釈することができるでしょう。 1人で頑張ろうとせず、周囲の人に協力を求めたり、気にかけてくれる人を頼ってみるようカードは伝えているのです。 もちろん、あなた自身の技術力に磨きをかけ、計画性を高めることも欠かせません。 正位置では、「チームワーク」「準備」「熟練」といった意味になり、反対に逆位置では「非協力的」「準備不足」「未熟」といった意味になると解釈することができるでしょう。 詳しい解釈については、これから状況別に解説していきます。 基本的な意味を解説するとともに、仕事にまつわるシチュエーション別に正位置逆位置の意味をチェックしていきましょう。

ペンタクルの3の正位置が出た場合、恋は順調に進展していると考えられます。 2人の関係をしっかり建設していき、確かなものにしていこうという強い意欲があるようです。 カードの中の職人が修道士たちと協力しあいながら計画を進めているように、積極的に周りの意見を聞くことで、更に良い方向に発展させていくことができるでしょう。 恋人と2人だけの世界にいるのもよいですが、お互いの家族や友人たちを始め、第三者を交えて過ごしてみるのも楽しいですよ。 片思いやフリーの人は、職場や学校、イベントなど人が集まるところにチャンスがあります。 友達からの紹介や、合コンにも良縁があるので、積極的に参加してみると良いでしょう。 結婚にも発展するような、将来性のある恋愛に巡り合えそうです。 ぜひ自分に自信を持って、人の輪に飛び込んでみてください。

ペンタクルの3の逆位置が出た場合、自分の未熟さを感じることになりそうです。 恋人や好きな人と楽しく過ごすことはできるのですが、異性としての魅力に今一つ欠け、単なる友達としか思ってもらえていない可能性があります。 肝心な場面でふざけてしまったり、気持ちが言い出せなかったり、恋を発展させることができない状況が続きそうです。 そんな時は、あなたを良く知る仲間に、あなたの良いところも悪いところも指摘してもらいましょう。 プライドを捨て素直に聞き入れることで、成長に繋がります。 メイクやファッション、料理など、各分野に詳しい友人にテクニックを教えてもらうなどして、自分の技術を高めてみるのもおすすめです。 自分を磨くほどにチャンスを引せることができるでしょう。

相手の気持ちでペンタクルの3が出た場合、あなたへの好意は確かにあるでしょう。 そして、これからも良い関係を築いていきたいと考えているようです。 付き合っている相手の場合は、あなたとの恋愛を着実に進めたいと思っています。 発展はゆっくりペースになりますが、あなたへの愛情や配慮があってこそです。 また、あなたや相手のどちらかがリードするのではなく、対等な立場でいたいという気持ちが強いと考えられます。 あなたが相手を頼ったり任せることが多いのであれば、時にはあなたからデートに誘ったりプランを考えたりしてあげると良いでしょう。 片思いの相手などの場合も、協力することを大切にする人だと考えられます。 一緒に何かを成し遂げる体験ができれば、距離はグッと縮まるでしょう。

逆位置の場合、恋愛に対する気持ちが冷めてきていると考えられます。 あなたとの関係を発展させていこうとする意欲がなくなっているようです。 片思いの場合は、あなたの魅力まだ相手に伝わっていなく、恋愛対象になりきれていないと考えられます。 付き合っている場合、返事がそっけなかったり、触れ合いが少なくなっているようであれば注意してください。 相手の曖昧でつまらなそうな態度は、もしかしたらあなたの鏡写しであるのかもしれません。 あなたが何もかも相手に任せていたり、相手の期待に応えられないでいるために、「もうダメかもしれない」と相手に思わせてしまっている可能性があります。 今すぐできることは、相手へ何かアプローチをかけるより、あなた自身が変わってみることです。 相手への感謝を示したり、オシャレをしてみたり、普通のことをきちんとしてみることから始めてみましょう。

仕事でのペンタクルの3の正位置は、そのものズバリ「チームワーク」がカギとなる暗示です。 どんな仕事も、他者との関わりによって成立するものです。 同じ会社の仲間や取引先への配慮を、今までより細やかにしてみてください。 誰しも得意な分野、不得意な分野があるものですが、得意なことだけを見てお互いの作業に生かせるよう工夫をしてみましょう。 あなたの専門的な技術や知識も大いに評価されることになりそうです。 また、皆で意見を交換し合うことで、精度も高まります。 積極的に発言できずにいる同僚や後輩の意見も、積極的に声をかけて拾ってみましょう。 思わぬヒントになったり、あなたの新たな才能が発見できる可能性もあります。

ペンタクルの3の逆位置の場合、計画通りに仕事が進まずもどかしい思いをしそうな暗示です。 見通しの甘さや経験不足、技術の不足によるものと考えられます。 締め切りに間に合わないような状況になると焦ってしまう気持ちもありますが、ここで手を抜いたりごまかしをしないよう気を付けてください。 弱い気持ちに負けて、諦めたりズルをしたりすると、再起するのが難しくなってしまいます。 最後まで諦めずに、仲間や上司に相談をしたり、アドバイスを求めてみましょう。 どうしても予定通りに仕事を終えることが難しそうな場合は、素直に非を認めることで、再びチャンスを手にすることができるはずです。 これから計画を立て始める人は、信頼できる人にチェックしてもらいながら無理のないプランを作ると、余裕をもって始めることができるでしょう。

復縁でペンタクルの3が出た場合、計画性と協力が大切になります。 きちんと対処できれば、復縁が叶う可能性は十分にあるでしょう。 まずはしっかり過去の恋愛を振り返ってみてください。 なぜ別れてしまったのか、原因は何だったのかを考え、反省すべき点を見つけることがスタートです。 やり直すためにはどうすれば良いかを考え、悪いところは直せるよう努力してみましょう。 自分だけでは判断が難しい場合は、あなたを良く知る友人にアドバイスしてもらってみてください。 プライドを捨てて、人に頼ることも大切です。 そして、いざ相手と連絡を取ったなら反省を生かしてアタックを開始しましょう。 グイグイ攻めず、相手のペースに合わせて歩み寄ることで、復縁が成功する確率も高まります。

ペンタクルの3の逆位置の場合、思いがけず簡単に再開が叶います。 あなたが一押しすればすぐに付き合うことができますが、相手の本気が確かめられるまでは安易に復縁するべきではありません。 会って楽しい時間を一緒に過ごしているように見えても、相手の気持ちは安定しておらず、心のどこかで虚しさを感じていると考えられます。 「とりあえず自分を好きでいてくれる人と適当に付き合っていればいい」と思っているのかもしれません。 復縁に適した時期はまだ先なので、今は相手と付かず離れずの距離を保ちながら、それとなく支えてあげると良いでしょう。 2人だけで過ごすのではなく、共通の友人などを交えて過ごしながら、客観的なアドバイスをもらうのも効果的です。

結婚をしたいなら計画性が大切だと、ペンタクルの3のカードは教えています。 何歳までに出会って、何歳までに結婚をして、その後仕事はどうするか…など、自分の希望を考えて整理してみましょう。 細かく計画を立て、それを目標にしていると、自然と実現できるような機会や協力者が表れてきます。 恋人がいる場合は、結婚話に発展しやすい時期です。 2人で意見を出し合い、将来のプランを立ててみるのも良いでしょう。 フリーの人の場合、お見合いや結婚相談所などで第三者から紹介を受けることで良縁に恵まれる可能性が高いです。 職場の仲間や友人の中にも、あなたにぴったりの人がいるかもしれません。 あなたにふさわしい相手は、一緒に成長していけるような、対等な立場で話ができる人です。

ペンタクルの3の逆位置の場合も、計画性の大切さをあなたに伝えています。 なんとなく「早く結婚したいなぁ」と思っているうちは、チャンスになかなか気が付きません。 自分でも、どんな人と何歳くらいで結婚したいのか、どんな生活がしたいのかハッキリ思い描けていない可能性があります。 まずは、自分がどんな結婚生活を送りたいのか、細かく考えてみることから始めましょう。 具体的なプランを考えることで、どんな条件の相手が自分にぴったりなのかが明確になります。 自分自身の性格を改めて知ることもできるでしょう。 具体的な条件が決まれば、相手探しの目安になるはずです。 また、自分に足りないものもわかり、自分磨きもより一層充実したものになるでしょう。

チームワークや計画性の大切さを教えてくれる「ペンタクルの3」。 あなたはどんな設計図を持って、未来へ進もうとしているのでしょうか？ しっかりプランを立てて、技術を磨いていれば、優れた協力者も現れてきます。 あなたの魅力や人脈、技術など、あらゆるものを生かせば、理想通りの人生や恋を手に入れることができるのです。