秋田県でお祓い・厄除けするならここ！有名な神社3選

厄年や家内安全など、神社でお祓いをしてもらう機会は多くありますが、初めてお祓いを受ける時はどこの神社・寺社に行けばいいのか悩みますよね。 ここでは秋田県内の神社・寺社の中でおすすめの場所を3箇所紹介していますので、参考にしてみてください。

彌髙神社は江戸時代後期に活躍した出羽久保田藩（現在の秋田県）出身の国学者・平田篤胤とその門人であり思想家の佐藤信淵を神格化してまつっており、厄災除けや学業成就にご利益があります。 この神社は1881年（明治14年）、平田篤胤の門人であった小谷部甚左衛門をはじめとする有志が、秋田市内の日吉八幡神社境内に創建した平田神社がその始まりとされています。 その後、1909年（明治42年）に秋田市教育会などが合同で、久保田城内にあった正八幡社を購入・修繕し、佐藤信淵を合祀。 出羽久保田藩旧藩主・佐竹義和公が藩校である明徳館に掲げた題額「仰之弥高（仰げはいよいよ高し）」に因み、社名を彌髙神社へと変更しました。 その後、1916年（大正5年）に現在の場所に遷座し、1919年（大正8年）に県社に列せられました。 彌髙神社は秋田市中心部に位置する千秋公園（久保田城跡）内に鎮座するため、交通の便もよく周囲にはフレンチレストランや割烹料理店、カフェバーなどが多数あります。 また千秋公園内には佐竹家に関する資料を集めた佐竹史料館や再建された久保田城御隅櫓、茶室など観光名所が多数あるほか、ウメやサクラ、ツツジ、ヒノキなど四季折々の花々を楽しむことができ、特に毎年4月中旬～下旬には園内にあるおよそ730本の桜を楽しむ「千秋公園桜まつり」が開催されています。 その他、公園の周辺には美術館やショッピングスポットなども複数あるので、参拝した後に遊びに行く時にも便利です。

どんなお祓いが受けられるの？

「合格祈願」　入学試験、資格試験などに合格できるよう祈願します。 「安産祈願」　子どもが無事生まれ、母子ともに健康であるよう祈願します。 「交通安全」　日々、事故なく運転できるよう祈願します。 「家内安全」　家族が健康で病気やケガ無く過ごせるよう祈願します。 「良縁祈願」　恋愛や人間関係などで良いご縁に恵まれるよう祈願します。 「必勝祈願」　試合などに勝てるよう祈願します。 「商売繁盛」　商売事が上手くいき、客に恵まれるよう祈願します。 「旅行祈願」　旅先で事故や病気、トラブルなどに見舞われないよう祈願します。

お祓いを受けた人の感想

彌髙神社は華やかさとは縁遠い佇まいですが、郷土の偉人をまつる神社としてたくさんの人々から慕われている神社です。

この神社のオススメのお守り♫

彌髙神社では公立秋田美術大学の学生や京都デザイン協会会員がデザインしたオシャレなデザインのお守りを社務所にていただくことができます（初穂料不明）。

彌髙神社の基本情報

社名：彌髙神社 受付時間：9時～17時 住所：〒010-0876　秋田県秋田市千秋公園1-16 電話番号：018-832-4496 予約方法：予約なしでも可能だが、事前に電話連絡が望ましい。 当日の受付場所：社務所 祈祷料：5000～10000円 ご朱印：社務所にて300円の初穂料でいただくことができます。

太平山三吉神社総本宮は国造りの神・大己貴大神、医薬の神・少彦名大神、勝負の神・三吉霊神の3柱の神をまつる神社で、勝負事や事業成功のご利益があります。 この神社は673年（天鳳2年）5月、役小角によって創建されたと伝えられています。 その後、801年（延暦20年）に征夷大将軍の坂上田村麻呂が東夷征伐の際に戦の勝利を祈願してお堂を建て、鏑矢を奉納したと記録されています（奉納された鏑矢は現在神宝として丁重にまつられています）。 江戸時代以降は秋田藩主・佐竹家や奥羽鎮撫総督・九条道孝などから篤く信仰され、事業成功や勝利成功にご利益のある神様として広く知られるようになりました。 現在は日本全国は元よりブラジル・サンパウロにもまつられる三吉神社の総本宮として「みよしさん」や「さんきちさん」の愛称で親しまれています。 太平山三吉神社総本宮は秋田市の中心部からやや離れた住宅街の近くに位置しているため、飲食店などの数はやや少なめです。 ただしJR秋田駅からは直通バスやタクシーなどで10分ほどで到着できるため、交通の便は比較的良好です。 周辺に観光地は少ないですが、800m離れた場所に秋田大学の附属施設である秋田大学鉱業博物館があり、入館料100円で採鉱技術や冶金技術について学んだり世界の珍しい鉱物を観賞することができるため、鉱物などに興味のある人にはおすすめのスポットです。

どんなお祓いが受けられるの？

「厄年祓」　人生の中で健康や仕事などで大きな節目となる年齢を「厄年」と定め、災難から身を守れるよう祈願します。 「家内安全」　家族が健康であり、事故や怪我などがないよう祈願します。 「安全祈願」　社員に事故などがなく安全に仕事が進められるよう祈願します。 「社運隆昌」　会社や法人の事業の繁栄・発展を祈願します。 「除災招福」　災いを祓い、福を招くよう祈願します。 「方位除け」　年毎の凶方位に向かう場合、または九星術により自身の本命星が凶方位ある場合に、災いが軽くなるよう祈願します。

お祓いを受けた人の感想

太平山三吉神社総本宮は霊峰・太平山への信仰と勝負の神・三吉霊神への信仰という2つの祈りが合わさる場所なので、他の神社よりも強い霊力を感じる人も多いようです。

この神社のオススメのお守り♫

太平山三吉神社総本宮では神社の神事である梵天祭りに因んだ三角お守りを社務所にて初穂料700円でいただくことができます。

太平山三吉神社総本宮の基本情報

社名：太平山三吉神社総本宮 受付時間：8時半～17時 住所：〒010-0041　秋田県秋田市広面字赤沼3-2 電話番号：018-834-3443 予約方法：個人のお祓いは予約不要（団体の場合は電話にて要相談） 当日の受付場所：本殿左側の受付にて 祈祷料：自由（平均5000円前後） ご朱印：社務所にていただけます（初穂料については不明）

三皇熊野神社は天照皇大神、須佐之男命、伊邪那岐大神、伊邪那美大神の4柱の神を主神としてまつる神社で、方位除けや厄除開運、また縁結びにご利益があるとされています。 この神社は本宮と里宮の2つの社からなり、最初にこの地にあったのは旧三皇神社（現在の三皇熊野神社本宮）です。 三皇神社の創建年代は不明とされていますが、804年（延暦23年）に征夷大将軍・坂上田村麻呂が社殿を再建したという記録があり、古い歴史を持つ神社であることが分かります。 その後、1600年（慶長5年）に合社であった旧熊野神社（現在の三皇熊野神社里宮）が三皇神社から約1.2km離れた現在地へと遷座しますが、1910年（明治44年）に合祀され、社名を「三皇熊野神社」へと変更しました。 社名の「三皇」とは神社の主神である4柱の神を「日・月・星」になぞらえ、「3つの光をまつる神社」であることから「三光大神」と呼ばれていたのが由来とされています。 三皇熊野神社は本宮、里宮ともに住宅街の中にあるため、飲食店はそれなりに数があります。 観光地については本宮と里宮との中間地点にある「まるごと市場」というご当地食材やお土産物を扱う産直市があるので、本宮～里宮間を移動する途中で立ち寄ってみるといいかもしれません。 またその近くに「天然温泉グランスパこまち」という温泉宿泊施設もあるので、泊りがけでの参拝もおすすめです。 名物としては本宮境内にある「霊水の古木」と呼ばれるブナの木が知られています。 この木の根元にはかつて霊水が湧いており、その水で目を洗ったところ眼病が治ったという言い伝えがあることから、霊水が枯れた現在でも多くの人が病気平癒を願って触れていくそうです。

どんなお祓いが受けられるの？

「厄祓」　厄年の災厄が降りかからないよう祈願します。 「安産祈願」　胎児の健やかな成長と母親の健康を祈願し、母親の腹に腹帯を巻きます。 「初宮詣」　生後1ヶ月頃に子どもを初めて神社に連れて行き、新しい氏子として神様の加護が受けられるよう祈願します。 「良縁成就」　恋愛や結婚などにおいて、良いご縁に出会えるよう祈願します。 「学業成就」　学業、勉強などで成果を出せるよう祈願します。 「神棚清祓」　家庭に設置する神棚をお祓いして清めます。 「報賽祈祷」　神様に前回の祈願の結果の報告・お礼をし、さらなる加護を祈願します。

お祓いを受けた人の感想

三皇熊野神社は縁結びの神として知られているため、口コミでも恋愛成就や結婚が決まったなどの報告が数多く見られます。

この神社のオススメのお守り♫

三皇熊野神社では日・月・星の3つの光の象徴として、蛍光繊維によって夜光る八方除御守を社務所にて初穂料500円でいただくことができます。

三皇熊野神社の基本情報

社名：三皇熊野神社 受付時間：9時～16時半 住所：（本宮）〒010-0063　秋田県秋田市牛島西3-10 　　　（里宮）〒010-0062　秋田県秋田市牛島東2-2-36 電話番号：018-832-6303（里宮社務所） 予約方法：電話にて連絡 当日の受付場所：本宮客殿にて 祈祷料：5000円程度 ご朱印：本宮の社務所にて300円でいただけます

以上が秋田県のおすすめの神社・寺社3選ですが、どの神社もご利益やお守り、祭神など個性豊かな神社です。 お祓いに行く際には自分の願うことをしっかりと決めて、それに合った神社を選んでいきましょうね。