沖縄のパワースポット6選！パワースポットに行くなら絶対外せないのはここ。

日本中・世界中に点在しているパワースポット。 特に沖縄は本当にパワースポットが多く、パワースポット巡りをしようとしても正直1日2日では回りきれないほどの数があります。 今回はその中から特に「絶対行くべき！」というようなご利益の大きいパワースポットを厳選！ 沖縄の最強パワースポットを6ヶ所紹介していきます。

国内最大の鍾乳洞を誇る、沖縄のパワースポット玉泉洞です。 全長5000ｍ、鍾乳石の数100万本以上、天然記念物として登録されています。 私たちが生まれる前の、30万年分の歴史を刻んできた姿はまさに圧巻です。 入り口から地下に入っていくと、ひんやりとした空気と証明に照らされた鍾乳石群が現れます。 この鍾乳石、3年に1ｍｍというスピードで今だ成長しているのです。 つまりは私たちがいた空気が、そのまま鍾乳石に保存されるということに。 ここにいると、長い歴史の一部なんだと思わされます。 そして、自然の力は思い通りにはならないのだとも気づかされます。 元々ここは、ウワーガーガマと地元の間で呼ばれていました。 それをアメリカ統治下時代に、愛媛大学学術探検部が調査をして全貌が判りました。 今では一部を観光用に開放され、残りを研究用に保存されている状態です。 洞窟内は温度が一定になっていて、熱い夏場でもひんやりとしています。 そのため、泡盛を補完する場所としても活用されているんですよ。

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：洞窟 来訪時間：9：00～18：00（最終受付　17：30） 所在地：〒901-0616 沖縄県南城市玉城前川1336番地　おきなわワールド内 電話番号： 098-949-7421 料金：1260円（入場料＋王国村）他施設も入れるフリーパスあり

沖縄には御嶽（うたき）と呼ばれる聖地が点在しています。 そこで、今も人々が日々の生活の感謝と祈りをささげています。 斎場御嶽は、その中でも最も重要で最高の位置にある聖地です。 沖縄には「ノロ」と呼ばれる巫女がおり、その御子を束ねる長が「聞得大君」でした。 その聞得大君の就任に使われていたのが、斎場御嶽です。 そして御嶽は男子禁制、たとえ国王でも入ることは許されませんでした。 またここは沖縄創世の神アマミキヨの聖地でもあるため、国王の巡礼行事「東御回り」の一つとなっています。 琉球時代から沖縄の人々は神と共存し、拝み、讃え恐れる生活をしてきました。 それは今も変わることはなく、斎場御嶽でも地元の人が拝所に拝みに来る姿が見られます。 斎場御嶽だけではなく、他の各地の御嶽・拝所もまたしかりです。 一つ注意して頂きたいのが、沖縄の御嶽は今も使われているということ。 また地元の生活の一部として存在しています。 なので、斎場御嶽もそうですが、御嶽に入る場合は観光気分で入らないことです。 今でも沖縄の神様は御嶽に住んでいて、皆を見守っているんですよ。 そしてもう一つ。 お土産に・・・と御嶽の中の石を持って帰ったり、拝所内の香炉を触ってもいけません。 なぜかって？ なにせ神様が作った場所です、すべては神様が作ったものだからです。

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：御嶽 来訪時間：9：00～17：30（時期によって変動あり） 所在地：南城市知念字久手堅270-1 電話番号：098-949-1899 料金：大人300円　小人150円（南城市地域物産館で入場チケットを購入）

「神様が済む島」として信じられている宮古島の離島「大神島」 宮古島の人々からは神様が住んでいて、行くと祟りがあると信じられています。 神様が住んでいると信じられているには訳があるんです。 その昔、島を一周する道路の計画が上がりました。 許可はすんなり下りて、いざ工事に入ると事故やケガが発生し始めます。 島の神司が工事の祈願をするも、やはり事故は絶えず中止に追い込まれました。 その結果、島の1/4だけに道が通っているという状態に。 また、神様が住んでいると言われる理由があるんです。 ・島民以外が見てはいけない秘祭「祖神祭（ウガヤン）」 ・島の半分以上が禁足地 これらに合わせて、先に話をした工事中止の話から余計に信ぴょう性が増す結果に。 そして忘れてはいけないのが、ノッチと言われる奇妙な岩。 海に落ちた岩の足元がどんどん浸食されて、キノコのような形になってるんです。 ひょっとしたら足元が折れて、上の岩が落ちるかもしれない！と言われています。

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：島 所在地：〒906-0000 沖縄県宮古島市平良島尻１４ アクセス：宮古島の島尻港より連絡船　1日5往復のみ 料金：大人350円　小人180円　（往復　大人670円　小人350円）

沖縄に数ある鍾乳洞の中でも、こちらは少し特殊です。 元々あった鍾乳洞の天井が崩れて、外界とつながってしまったんです。 その場所には亜熱帯植物があふれ、遺跡や過去の遺物、祠なとが点在しています。 1972年に一度観光地として公開されました。 ですが、その直後に谷を流れる河川が汚染される事件が起きます。 そのため公開は中止され、再度完全予約制ツアーとして2008年に再開しました。 ここには、日本人のルーツと言われる「湊川人」の骨や生活跡などが見つかっています。 鍾乳洞の中だったので、保存状態も良かったんでしょうね。 現在でも、発掘調査は進んでおりその範囲を広げています。 また、ここは地元の人が大事にしている拝所があるんです。 「イキガ洞・イナグ洞」といって、良縁や子孫繁栄を願って遠くから拝みに来る人も。 とても特徴的なところなので、これは一度見て頂いたほうが良いですね。 何千年も昔から続く命の営みが凝縮して感じることができる、ガンガラーの谷。 自然の生命力を受け取りにに行きませんか？

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：洞窟 所在地：〒901-0616 沖縄県南城市玉城字前川202番地　 電話番号：098-948-4192（完全予約制　受付時間9：00～18：00） ツアーでのみ来訪可のため、事前にツアー予約が必要

琉球王朝最大の城、首里城。 昔は守礼の門などが有名でしたが、25年ほど前に建物は復元されています。 その際残っていた城の遺構などは、復元のため埋め戻されることになりました。 首里城は琉球王朝最大の城でしたが、「沖縄県」となったときに城は放棄されます。 その後はいろいろ利用されましたが、結局荒廃が進み処分されることになります。 しかし、それを良しとしない人たちが立ち上がります。 その結果、残っていた正殿などの保存されることになりました。 が、沖縄戦にて残っていた正殿などが破壊されてしまいます。 1956年に守礼門が再建されたあと、次々に城周辺の建物などが再建されていきました。 そして1992年、首里城が再建され公園の形で公開されるようになったんです。 そんな首里城では政治・外交のほか、祭事も行われていました。 聞得大君が中心となって、神託や祭事を御嶽などで執り行っています。 その御嶽は首里城に10こあって、十嶽と呼ばれていました。 今でも正門近くにある、アマミキヨの降臨したと言われる首里森御嶽などが残っています。 元々御嶽には神が宿っている・住んでいるとも言われています。 そのため、今だ御嶽を拝む人たちは後を絶たず、地域に根強く残っています。

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：城 来訪可能時間：8：00～18：30　（時期によって変動あり） 所在地：〒903-0815　沖縄県那覇市首里金城町1-2 電話番号：098-886-2020 料金：大人：820円　中人（高校生）：620円　小人：310円（年間パスポートあり）

さて、沖縄のパワースポット紹介の最後を飾るのは、久高島です。 沖縄南端南城市にある斎場御嶽から見える海上にあります。 この島は、琉球創世の神「アマミキヨ」が最初に降り立った島と言われています。 島内には御嶽などの聖地が多く存在しており、今でも当時の風習などが残っています。 そして沖縄には、ニライカナイという別の世界があると信じられているんです。 人が死んだら魂はニライカナイに行き、神様に戻ってくる・・・そんな話が残っています。 そのニライカナイと繋がっているのが、この久高島なんですよ。 島には御嶽や拝所などが点在している中に、この異界と繋がる道があるんです。 居ながらにして異界と繋がりを得るのは、力をもっと得そうな気がしますね。 そして、この島には大神島と同様にやってはいけないことがあります。 やはり神様が降り立った場所なので、そこにあるものは全部神様が作ったもの。 勝手に持ち帰ったり、捨てたりしてはいけません。 また、観光気分で行くことは神様に不敬と言われています。 もし、行く機会があるなら、気を引き締めて訪れましょう。

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：島 所在地：沖縄県南城市 電話番号：098-948-4611（南城市観光協会）　 　　　　　098-835-8919（ＮＰＯ法人久高島振興会） アクセス：知念の安座真港からフェリーと高速艇が6往復（季節によって最終が変わります） 　　　　　それ以外の時間は海上タクシーを使用 料金：高速船：片道760円、往復1,460円 　　　フェリー：片道670円、往復,1280円

いかがだったでしょうか？ 今なお、神様と一緒に共存しているのが沖縄なんです。 そして、その神様から力を貰えるパワースポットが数多く残っています。 もし訪れる機会があるならば、敬意と畏怖をもって来訪しましょう。 ちなみに、聖地と呼ばれているだけあって、各地に禁止事項というものがあります。 ここではない別の聖地に行くときは、禁止事項をチェックしておきましょう。