人と自然！広島の神秘のパワースポットはここだ！

パワースポットという言葉を一度は聞いた事あると思います。 ここ最近耳にしますよね。 パワースポットとは、大地の力・気力が集まったり、神様の力をも秘める場所。 私たち人間・動物に強力な力・気力を与えてくれる場所です。 お寺や神社もそうです。 パワースポットとしてみなさんも巡っているのではないでしょうか。 岩や滝、自然のもの、自分になにか大きなエネルギーをもたらせてくれたり、願いをかなえてくれたりと不思議な「気」を与えてもらえる場所です。

日本中・世界中に点在しているパワースポット。 今回はその中から広島のパワースポットを選んでみました。 ここから先は、広島の最強パワースポット6ヶ所を紹介していきます。

広島といえば、「安芸の宮島」厳島神社ですね。 かの平清盛が荘厳な社殿を整備した、海上の神社です。 元々は宮島の豪族、佐伯鞍職が神託を受けて御笠浜に社殿を創建したのが始まりです。 平安時代には平清盛ら幣家一門の氏神となりましたが、平家滅亡後は源氏など時の権力者から崇敬を受けました。 またその間に２度の火災が起き、すべての建物が焼失する出来事が起きています。 今現存する建物は1２４０～１２４３年以降に建てられたものです。 しかし、戦国時代になるとだんだん神社の権力も弱くなります。 が、毛利元就が勢力を広げ厳島一帯を支配下に納めると、再び神社の権力を取り戻しました。 元就は神社の大掛かりな修復を行います。 元就のあと、豊臣秀吉も九州遠征前に参拝をしています。 その時に現在の千畳閣の造営をしているんですよ。 その後は変わることなく、現在の美しい姿を海にたたえています。 健康運・金運をもたらすと言われております。 主祭神は全ての道の神、海の神様と言われる宗像三女神です。 道に迷った時や長い旅に出る際、参拝すると御利益があるといわれています。

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：神社 住所：〒739-0588 広島県 廿日市市宮島町１−１ 電話番号： 0829-44-2020 参拝時間：6：30～１７：30　（時期によって参拝時間が異なります） 料金：３００円　（宝物殿との共通割引　５００円）　

毎年、広島東洋カープが必勝祈願をする所といえば、この広島護国神社です。 広島城址後に鎮座しており、また繁華街にも近い場所にあります。 元々この神社は旧市民球場近くにあったんですが、原爆投下にて被災・焼失してしまいました。 その後現在の広島城址跡に移転・再建を果たします。 1998年から2009年まで、創建130年事業として拡張工事を行い、現在に至ります。 そして忘れてはいけないのが、カープとの関係。 旧広島市民球場が開場した年、カープはとても好調でした。 しかし、球場が開場した後から成績はガタ落ちし、その年リーグ5位に終わってしまいます。 それを見ていたカープファン、「何かの祟りじゃないのか？」と噂し始めました。 それもそのはず。 旧球場は戦時中、被害がとても多かったところだったのです。 「その人たちの慰霊のために、神様にお願いしたらどうか」 それを知り合いの神主さんから聞いた、当時球団の幹部は参拝を勧めます。 そこからカープは、必勝祈願を広島護国神社と厳島神社でするようになったのです。

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：神社 所在地：〒730-0011 広島県広島市中区基町２１−２ 電話番号： 082-221-5590

広島と島根の県境にある、広島唯一の滝百選といえば「常清滝」です。 落差126ｍの3段からなる、広島最大の滝なんです。 3段の滝もそれぞれ名前がついており、上から「荒波の滝」「白糸の滝」「玉水の滝」と呼ばれています。 冬場になると完全凍結するのですが、近年はその回数も減っています。 そして自然も豊富で、紅葉やアベマキなどが周囲を囲んでいます。 その為、新緑や紅葉など四季を通じて、いろいろな顔を見せてくれる場所です。 パワースポットとしては滝そして水のため、穢れ祓いや滝からのパワーを受け取れます。 滝から流れる水の音を聞きながら、自然の音と緑に癒されること間違いなし！ですね。 ちなみに滝に行くまでは、駐車場から少し離れているため徒歩が移動手段です。 途中、急な傾斜があるので、歩きやすい靴や服装で行くことをお勧めします。

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：滝 所在地：三次市作木町下作木 電話番号：0824-55-2112（三次市　作木支所） 駐車場：27台

東照宮といえば、家光が神として祭られている日光東照宮です。 ですが、日本各地にも実は東照宮は存在しており、広島東照宮もその一つです。 何故各地に東照宮が出来たのかは、徳川3代将軍・家光が関わっています。 死後家康は、久能山に埋葬されたあと日光に改装されます。 その後家光が参拝し、日光東照宮の造営を始めます。 これが、寛永の大造営というものですね。 さらに家光は、各地の大名に東照宮を作るよう勧めます。 この時作られたのが、広島東照宮なんです。 明治維新後荒廃しましたが、明治の終わりには見事再建されました。 太平洋戦争時は参道近くに練兵場、境内に通信兵が任務に当たっていました。 戦時中なので避難指示が出そうですが、危険はないだろうろそのまま任務を続けていました。 そして、原爆の被害を受けます。 火災も発生しましたが、残っていた通信兵が必死の消火を行い、全焼・全壊は免れました。 ちなみに、現存する被ばく建物の1つになっているんですよ。 原爆投下後、避難所指定をされていた東照宮に、おおくの被爆者がやってきて大混乱に陥ります。 ですが、通信兵や救護隊・民間医療チームで被爆者の対応を行い事なきを得ます。 東照宮は落ち着いた翌年には、仮拝所を設置することが出来ました。 その後、家康公の350年祭をを期に社殿を再建、その19年後に本殿と拝殿などを建て替えました。 つい最近まで被爆で傾いた唐門と翼廊の修理・保全工事を行い、今日に至っています。 幾度の困難にも負けず、再建される姿はまさしく家康公ではないしょうか？ 広島東照宮では、運気の上昇や仕事運・勝負事にご利益があります。

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：神社 所在地： 〒732-0057 広島県広島市東区二葉の里２−１−１８ 電話番号： 082-261-2954

映画でも有名になった広島県福山市にある鞆の浦。 その鞆の浦から連絡船で５分、瀬戸内海国立公園内に浮かぶ仙酔島です。 鞆の浦の港からも見えるぐらいとても近いんですよ。 それに、人の足で回れるぐらいの大きさの島なんです。 そして「仙人も酔ってしまうほど美しい島」と言われており、名前の由来にもなっています。 さて、そんな仙酔島のパワースポットは、「五色岩」です。 荒々しい岩は威圧感と畏怖を与えますが、仙酔島の「五色岩」はその岩が５色に分かれているんです。 赤・青・黄・白・黒の５色は、仏教では如来の精神や智慧を表すといいます。 畏怖の中にも精神の安定をもたらしてくれる、特別な場所になるでしょう。 また島はあまり手を加えられずに、自然そのままの姿を保っています。 生きる力・生き抜く力を感じられるのではないでしょうか？

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：島 所在地：広島県福山市鞆町 来訪可能時間：7：00～21：00 交通手段：連絡船（鞆の浦から20分おきに出港） 料金：連絡船　大人往復240円

広島のパワースポット６選、最後を飾るのは妹背の滝です。 先に出た、常清滝よりも豪快で荒々しいですね。 雌滝、雄滝のふたつの滝からなっており、近くまで行くことが出来ます。 ２つの滝は規模も違うため、昔から地元の人たちから「夫婦滝」として見られていました。 市外から近いところにあるため、時期になると涼を求める人などか多くやってきます。 また、アクセスも高速から近いためとても行きやすいのが特徴のひとつ。 そして先に紹介した、宮島の近くにあるんです。 また滝から流れる小川もあるので、そこで水遊びする親子も。 滝の入り口には大頭神社があり、その敷地内で見えてくるのが最初の滝「雌滝」。 線が細く優しい印象の滝ですが、その落差50ｍ！ その後奥に向かうと出てくるのが雄滝、こちらは落差30ｍと少し低め。 しかし、その横幅と迫力はとても印象的です。 大頭神社で参拝して精神的なお祓いを、妹背の滝で精神的な癒しを受けてみてはいかがでしょう。 また、ハイキングコースがあるので、木々に癒されながら歩いてみるのも良いですよ。

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：滝 所在地：〒739-0488　広島県廿日市市大野町5357 駐車場：１０台ほど 料金：無料 アクセス：広島岩国道路　大野ＩＣから車で１分

生きていると、どうしてもパワー不足になってしまいます。 そしてどうにかしようとしますが、どうにもならないことが多いんです。 でもそんな時にパワースポットを見つけると、お参りや訪れるだけでも力を貰えますよ。 今回紹介した広島のパワースポット、いかがだったでしょうか？ メジャーからマイナーなところまで、お気に召したでしょうか？ ここで紹介したパワースポットはほんの一部。 広島にはまだまだ沢山隠れています。 思い立つ日を吉日に、いざパワースポットに向かってみましょう！