ナチュラルエネルギーの宝庫！鹿児島のパワースポットを紹介

日本中・世界中に点在しているパワースポット。 鹿児島は歴史も古く日本でも有数のパワースポットと数多く出会える土地です。 今回はその中でも鹿児島に行くなら絶対に外せない！と断言できる神秘的な最強パワースポット7ヶ所を紹介していきます。

縄文杉は鹿児島県の南に浮かぶ屋久島に自生する屋久杉の中で、最古かつ最大級と言われている島のシンボル的な存在の木です。 屋久杉の自生する場所は険しい山道を進まなければいけませんが、特に縄文杉は屋久島のほぼ中央に位置しており、たどり着くまでに休憩なしで片道約4時間半もの時間がかかります。 また以前は縄文杉のすぐそばまでいくことができましたが、現在は樹木保護のため、周囲に設置されたウッドデッキから眺めることしかできません。 縄文杉という名前の由来は1976年に発見された当時、推定樹齢が約4000年とされ日本では縄文時代に当たる時代から生きていることから名付けられたという説や幹の表面の凹凸が縄文土器に似ているため名づけられた説など、複数の説があるようです。 主な効用としては精神的な癒しや邪気祓いが言われていますが、縄文杉をはじめとする屋久杉の樹齢の長さにあやかり、長生きや子孫繁栄の象徴として崇められる場合もあります。

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：巨木 ご利益：精神的な癒し、邪気祓い、長寿、子孫繁栄 所在地：〒891-4205　鹿児島県熊毛郡屋久島町 料金：無料

奄美大島は鹿児島県から南西におよそ380kmの東シナ海に位置する島で、日本で五番目に大きな島です。 島の地形は北と南で変化が大きく、年間降水量も多いことから独自の進化を遂げた動植物が多数生息しているため、別名「東洋のガラパゴス」とも呼ばれています。 奄美大島は島自体が霊的なエネルギーの強い場所ですが、その中でもまた固有のパワースポットが存在しているのが特徴です。 例えば大島郡龍郷町赤尾木集落の海岸にある「ハートロック」はその形から恋愛にご利益のあるパワースポットとして知られていますし、奄美市の航空自衛隊奄美分屯基地近くの山の中にある「アマンディ」は奄美を創生した神様が降臨したとされる、奄美大島最強のパワースポットです。 また奄美市笠利町にある「原ハブ屋」では、古くから縁起物として親しまれているハブ皮の財布やハブの骨を使ったアクセサリーなどを販売しています。

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パワースポットの種類：島 ご利益：恋愛、心の浄化 所在地：鹿児島県（島内の住所は奄美市もしくは大島郡）

霧島神宮は鹿児島県霧島市にある神社で、かの有名な坂本龍馬も新婚旅行の際に訪れたことで知られる、由緒のある神社です。 創建は西暦540年と言われ、当時は高千穂峰にあったそうですが火山の噴火に伴って何度も遷座され、1484年に現在の場所に遷されました。 霧島神宮の祭神は天孫降臨により高千穂に降り立ったとされる瓊瓊杵尊（ににぎのみこと）やその后の木花咲耶姫尊（このはなさくやひめのみこと）をはじめとする7柱の神を祭っているため、西日本でも有数の霊的エネルギーが高い場所と言われています。 主な効用は恋愛や縁結びなどが有名ですが、瓊瓊杵尊と木花咲耶姫尊の子である彦火火出見尊（ひこほほでみのみこと）とその后、さらにその子供と后、というように複数の世代の神様が一緒にまつられていることから嫁姑問題にご利益があるとされています。 霧島神宮には「九面守」という、お面の飾りのついたお守りがあり、9種類あるお面をすべて集めると願いが叶うと伝えられています。

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パワースポットの種類：神社 ご利益：縁結び、縁切り、開運 来訪可能時間：境内の参拝は24時間可能（祈祷などの受付は8時～17時30分） 所在地：〒899-4201　鹿児島県霧島市霧島田口2608-5 電話番号：0995-57-0001 料金：無料

溝ノ口洞穴は鹿児島県東部の曽於市財部町にある、軽石層とシラス(火砕流堆積物)でできた洞穴で、湧き水の浸食により数千年もの時間をかけて形成されたと言われています。 広さは全長224m（調査済みの地点まで）、横13.8m、高さ8.6m、幅は最大40ｍで、内部には縄文人が生活していた痕跡も残っている、学術的にも重要な場所です。 溝ノ口洞穴には神秘的な言い伝えが多く、かつて洞穴内に迷い込んだ犬が高千穂峰から出てきたという話も残っていて、古くから不思議な力を持った場所とされていたようです。 2015年にアイドルグループのPVに登場したことから全国的に知られるようになり、その後も洞穴内で撮られた写真にオーブが写り込むなどの現象が起こったことから、人気パワースポットとして多くの観光客が訪れています。 主な効能としては健康運、勝負運、厄除けなどが挙げられ、入り口に立つだけで清浄な気の流れを感じることができます。

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パワースポットの種類：洞窟 ご利益：健康運、勝負運、厄除け 来訪可能時間：24時間可能 所在地：〒899-4103　鹿児島県曽於市財部町下財部4907付近 料金：無料

桜島は鹿児島県の鹿児島湾内にある活火山で、約2万6千年前に海底火山から活動が始まり、約1万3千年前に火山島になりました。 かつては文字通り島でしたが、1914年（大正3年）の噴火の際に流れ出た溶岩によって大隅半島の西側と地続きになり、現在に至ります。 桜島は有史以前から現在までたびたび噴火を起こしていて、特に1779年に起きた安永大噴火では火山灰が江戸でも降り積もるなど、噴火の凄まじい様子が記録に残されています。 そんな大地のエネルギーに満ち溢れた桜島にはいくつもの神社・寺院が存在していて、特に桜島港からすぐの場所にある月読神社は「桜島」の名の由来の一つとされる木花咲耶姫命（このはなさくやひめのみこと）をまつる島内最大の神社です。 主な効用は大地から溢れるエネルギーを受け取れる他、月読神社では縁結びや安産、学業成就などさまざまなご利益を受けられます。

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パワースポットの種類：山 ご利益：霊的エネルギーの浄化、縁結び、学業成就など 来訪可能時間：24時間可能 所在地：鹿児島県鹿児島市 料金：無料

天の逆鉾は鹿児島県と宮崎県の県境に位置する高千穂峰の山頂に刺さっている槍のような建造物で、麓にある霧島東神社のご神宝です。 その不思議な光景から兵庫県生石神社の石の宝殿、宮城県御釜神社の神竈とともに「日本三奇」として知られています。 天の逆鉾とは日本神話に登場する矛の名前で、その位置づけには諸説ありますが、高千穂峰にある天の逆鉾は瓊瓊杵尊が大国主神（おおくにぬしのみこと）から譲り受け、国家が平定された後に二度と争いが起きないよう願って突き立てたものと言われています。 実際はどのような由来で高千穂峰に立てられたものかは不明ですが、一説には奈良時代から存在していたとも言われていて、江戸時代には坂本龍馬が新婚旅行で天の逆鉾を引き抜いてしまったという話も残っています（当時の鉾は噴火で折れたため、現在はレプリカになっています）。 主な効用としては、国家平定という大事業に使用された矛ということや鉾を抜いた坂本龍馬がその後数々の歴史的変革を成し遂げたことから事業の成功や開運にご利益があるそうです。

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パワースポットの種類：山 ご利益：開運、長寿、事業の成功 所在地：宮崎県西諸県郡高原町高千穂峰 料金：無料

熊襲の穴は鹿児島県霧島市、妙見温泉の西側の山腹にある洞穴で第一洞穴と第二洞穴で構成されています。 第一洞穴は奥行き22メートル、幅10メートル、高さ６メートル、第二洞穴は約300畳の広さと言われていますが、第二洞穴は入り口が崩落しているため、現在は入ることができません。 「熊襲」とは古代、南九州に住んでいた人々のことで、熊襲の穴はその熊襲族の族長であった川上タケルが住んでいた場所であり、また日本武尊（やまとたけるのみこと）による九州征討の際に川上タケルが殺害された場所でもあると伝えられています。 そんな熊襲の穴ですが、現在は霧島市出身の芸術家・萩原貞行氏によるモダンアートが洞内の壁を飾っています。 具体的にこれ！という効用はないようですが、古代の人々の息吹と現代のアートが共存する独特の雰囲気に霊的なインスピレーションを受けたり、パワーをもらったという人も多いようです。

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パワースポットの種類：洞窟 来訪可能時間：24時間可能 所在地：〒899-5113　鹿児島県霧島市隼人町嘉例川 料金：無料

鹿児島は桜島や屋久島、霧島連山などの自然環境に恵まれていることや神話に関わりの深い地が多いことから九州の中でもパワースポットの多い地と言えます。 ここで紹介した以外にもたくさんのパワースポットがありますので、みなさんも鹿児島で自然や神様からの力をもらい、日々がんばるための活力にしてみてはいかがでしょうか？