南国の奇跡！那覇近郊の最強パワースポットはここだ！

パワースポットという言葉を聞いたことありませんか？ 最近よく耳にする言葉だと思いますが、その意味を正確に語れる人はなかなかいないのではないでしょうか。 パワースポットとは、自然のエネルギーが集中していたり神様の力が宿っていたりして、人に強い影響を与える場所のことです。 たとえば、神社やお寺といった人工物もパワースポットの一種ですし、山や滝・大木・大岩といった自然物の場合もあります。 いずれにしても、その場所を訪れることで不思議な力を授かったり、大きなエネルギーを得られたり、願いをかなえることができるのです。 那覇の最強パワースポット7選を紹介！

日本中・世界中に点在しているパワースポット。 今回はその中から那覇のパワースポットを選んでみました。 ここから先は、那覇の最強パワースポット7ヶ所を紹介していきます。

かつての琉球王朝の政治と宗教的中心だったのが、この首里城です。 元々琉球には多くの城があり、それぞれにその土地を治める王が住んでいました。 人が土地を納めると出てくるのが、権力争い。 その結果、有力だったその他の王を抑えて島内統一がなされます。 その権力統一をなされた時に出来たのが首里城でした。 首里城にはノロ（祝女）と呼ばれる、祭祀を執り行う女性の司祭が居ました。 琉球の伝説の中で、姉や妹が守護神になり兄弟を護るという話があります。 その流れを汲んで、支配者の姉や妹がその土地の祭祀を執り行うようになりました。 これがノロの始まりです。 王国は、ノロのトップに聞得大君という役職を作ります。 聞得大君は、国家に関わる祭祀や占術の司祭を務めました。 首里城に残っている御嶽（聖地）は、その跡なんですね。 首里城は国家の祭事を行った場所なだけに、力もとても強いんです。 聞得大君が五穀豊穣などの儀式を行っていた、京の内。 神への礼拝の門と言われ、国王が安全祈願を行った園比屋武御嶽石門。 そして、アマミキヨが作ったとされる首里森御嶽。 ぜひ一度、首里城へ赴いてその力を感じてみませんか？

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：城 来訪時間：8：00～19：00（時期によって変動あり） 所在地：〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町１丁目２ 電話番号：098-886-2020 料金：大人　820円 　　　中人（高校生）620円 　　　小人（小・中学生）310円

沖縄県下最大の鍾乳洞、玉泉洞は南部にあります。 3年に1ｍｍの速さで成長しており、また学術的にも興味深い場所です。 まず洞内に入ると飛び込んでくるのが、いくつもの鍾乳石。 100万本以上と言われるその鍾乳石が所狭しと出来ており、成長をしているんです。 時折その石から水が滴り落ちてきますが、気にしない気にしない。 それらが積もり積もって、将来は鍾乳石になるんですよ。 沖縄にはこのような鍾乳洞が数多くあり、その中でも玉泉洞は最大の大きさなんです。 もともとは地元の人たちの信仰の場所でしたが、アメリカ統治下中に探検隊が調査に入りました。 そこでガマ（自然洞窟）の詳しい調査が行われ、大きな鍾乳洞だったことが判明したんですよ。 その後も何度も調査は行われ、今現在も進行形で進んでいます。 また玉泉洞はウワーガーガマと呼ばれ、大事にされてきました。 ガマは神様の世界に通じていると言われており、信仰の対象なんです。 是非訪れて、神様の世界に触れてみませんか？

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：洞窟 来訪時間：9：00～18：00（最終受付　17：00） 所在地：〒901-0616　沖縄県南城市玉城字前川1336番地　おきなわワールド内 電話番号：098-949-7421 料金：大人1200円・小人620円（その他施設内フリーパスあり）

波上宮は琉球八社のうちの一つで、琉球国新一宮です。 初詣客などで正月三が日は、人でごった返すほどの賑わいになります。 しかし、元々は神社ではなかったんです。 波上宮の最初は、沖縄の伝説にある「ニライカナイ」に祈りをささげる聖域でした。 あるとき、南風原の里主という人が釣りをしていると、光るモノ言う玉を拾いました。 里主がこの玉に願うと豊漁になり、それは祈るごと続いたのです。 それを知った諸神は我もと、その球を奪おうとします。 里主は追っ手から玉を持って波上宮まで逃げました。 すると、その玉は「自分は熊野権現だ」と話し始めます。 「ここに社を建てて、我を祭ったならばこの国を鎮護しよう」 里主は王府にこのお告げを奏上し、ここにお宮を創建し玉を祭りました。 創建以降は、港を出る船・戻る船が崖の上にある宮に祈りをささげるようになったとの事です。 琉球国府からも国王自らが参拝し、国家安寧を祈る場所の一つになったんですよ。 願いを叶える光る玉が祭られた、琉球神一宮。 ぜひ一度参拝してみてはいかがでしょう？

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：神社 所在地：〒900-0031 沖縄県那覇市若狭１丁目２５−１１ 電話番号：098-868-3697 料金：無料

玉泉洞の近くに位置する、ガンガラーの谷。 元は大きな鍾乳洞でしたが、これが崩れて時間をかけて巨大な亜熱帯の森を作り上げました。 あまり手を加えられずにいたその場所は、沖縄の自然を凝縮した場所。 全高20ｍほどある「大主（ウフシュ）」ガジュマルを始め、子宝や良縁を願う人たちの祈りの場所「イキガ洞・イナグ洞」がなどがあります。 元々30年ほど前に一般公開されたのですが、環境が突如として変わってしまい非公開になりました。 その後30年掛けて環境が回復するのを待ち、最近になってようやく回復。 今は完全予約制のツアーとして、その姿を見ることが出来ます。 パワースポットとしてみるならば、その自然に見る「再生能力」ではないでしょうか。 自然には人間の手にはどうにもならない、自らを治癒させる力が備わっています。 そのため、その自然に接した人たちは癒されて、新しく力をもらうんでしょうね。 いずれにせよ、まずは一見。 ぜひ体感してもらいたい沖縄のパワースポットです。

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：洞窟 所在地： 〒901-1400 沖縄県南城市玉城前川202 電話番号：098-948-4192 料金：大人　2200円 　　　高校生～大学生　1700円 　　　保護者同伴の中学生以下　無料 ※完全予約制のため、来訪にはツアーへの申し込み必要

琉球王国、最高の御嶽と呼ばれた「斎場御嶽」。 沖縄の創世神「アマミキヨ」の聖地として、大事にされています。 斎場御嶽は聖地・霊地として、琉球王府から大切に扱われてきた場所です。 行われる儀式は国家のためのものが多く、その司祭は聞得大君が執り行いました。 その際、斎場御嶽から見える「久高島」から白い砂をもってきて、御嶽の床に敷き詰めたそう。 久高島も「ニライカナイにつながる道」であり、最初に作られた島と言われ神聖な場所だったんです。 床に久高島の砂を敷き詰めて、神さまの土地と同じものとしたんでしょう。 そのためその力は強く、琉球で一番、最高の御嶽と言わる様になりました。 御嶽にはさまざまなお話があります。 精神的な癒しをもらったという話や、力を貰いすぎたという話など様々です。 なので、こちらに行く際はいくつのかの注意点があります。 これはどこでもそうですが、神様のいるところに行くときは敬意をもって参拝しましょう。 また、御嶽のものは持ち帰らないようにしてください。 これらを踏まえてから、御嶽からのパワーを貰いましょう。 そうすれば癒しの力は、倍になりますよ。

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：御嶽 参拝時間：9：00～17：00（時期によって変動あり） 所在地：〒 901-1511　沖縄県南城市知念字久手堅地内 電話番号：098-949-1899 料金：大人 300円 　　　小人 150円 ※入場チケットを南城市地域物産館で購入してください。

国の天然記念物にもなっている、神様が降りると言われる樹齢何百年の大アカギ。 その樹があるところが、首里城近くにある「内金城嶽」です。 この場所、実は沖縄の伝統行事「ムーチー」の発祥の地。 昔、仲の良い兄妹がいたのですが、妹は嫁いで家を出てしまいます。 一人になって気落ちした兄はそのまま荒れて、鬼になって人を襲いだしました。 それを聞いた妹は一計を案じ、鬼になった兄を退治します。 その時に使ったのが餅、「ムーチー」だったんです。 このときの話が広がり、旧正月の12月8日は「ムーチーニー」の日として健康と長寿を願う行事になりました。 この鬼になった兄が住んでいたのが、この内金城嶽といわれているんです。 各御嶽に拝所があり、穏やかな空気が流れています。 そして、もう一つの大事な点。 いつごろからか、大きなアカギの樹が育つようになりました。 その大アカギの幹に、いつの間にか大きなウロが出来たんです。 ウロに一年に一度神様が降りてきて、一つだけお願い事を聞いてくれるという話があります。 そのお願いも、どうしても叶えてもらいたいお願いだけだそう。 もし叶えたい、たった一つのお願いがあるなら、一度行ってみてはいかがでしょう？

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：御嶽 所在地：〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町３丁目２１−７ 　　　首里の近く、金城町石畳道の近く 料金：無料

那覇から2〜３時間、辺戸岬の近くにあるのがこの大石林山です。 2億5千万年前の石灰石が長い時間をかけて変化してきた、亜熱帯カルスト地形。 そして、アマミキヨの霊地の一つとしても有名です。 大石林山のある安須杜は、アマミキヨが沖縄に降り立ち一番最初に作った場所だそう。 そのため数多くの拝所があり、今でも信仰の対象です。 大石林山は4つの峰から出来ている安須杜の内、2つの峰周辺のことを読んでいます。 そして信仰の対象というだけあって、パワースポットも豊富です。 女性の身体のお願いを聞いてくれる、骨盤石。 お願いの回数ごとに回る、生まれ変わりの石。 縁結びの石や、一番の力が集まると言われる石林の壁。 また手つかずの沖縄の自然、日本最大の御願ガジュマル。 願いとそれに応じる場所は、数知れずです。 また、この土地は国立公園になっており、前日までに予約すればガイドツアーもできます。 その中には、安須杜の伝説を聞きながら回るガイドツアーもあるんですよ。 自分達だけで回るのは…と思われる方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょう？ また行くまでの道中でヤンバルクイナが出てくる可能性もあります。 移動には十分気を付けてくださいね。

パワースポットの詳細情報

パワースポットの種類：山地 来訪可能時間：9：00～16：30 所在地：〒905-1422沖縄県国頭郡国頭村宜名真1241 電話番号：0980-41-8117 料金：大人　1200円 　　　小人　550円 　　　65歳以上　900円

いかがだったでしょうか？ 観光地として有名な那覇ですが、実はパワースポットが多く存在しています。 伝説と信仰が地域に溶け込んで、今だ敬われているんですね。 今回紹介したものの中でも、しっかり管理されているところもあります。 ホームページなどで時間や作法を調べて、ぜひパワースポットに訪れてみてください。 きっとパワーを貰えること、間違いなしです！