【四柱推命】十二運「墓」の特徴。性格・運勢・恋愛・セックス・仕事

四柱推命の年柱、月柱、日柱、時柱のそれぞれの強弱、好不運を表す十二運。 胎、養、長生、淋浴、冠帯、建禄、帝旺、衰、病、死、墓、絶というように、人の一生を表す並びになっています。 良さそうなものからなんだか不吉…というような文字が並んでいますが、強いから良い、弱いから不運と単純なものではありません。 例えば強い星ばかりが各柱にあると、我が強くなりすぎたり、弱い星がその柱の凶運を弱める場合も。 バランスが大切ということですね♪。 ただそこまですべてを見るのは熟練の占い師に任せておいて、まずは性質に影響を与える日柱の十二運を中心に見ていきましょう。 今回は「墓」を持つ人。 六十干支では、丙戌、丁丑、戊戌、己丑、壬辰、癸未が表れている柱が「墓」。 イメージは”死んでお墓の中で眠る状態”。 そんな「墓」の人の性質を細かく見ていきましょう！

では十二運「墓」の基本的なプロフィールをまずは伝えておきましょう。 一言で言えば金銭感覚のしっかりした真面目な人。 実際にそうではなくても、長男、長女のような責任感が強く道を外さないところが見られます。 勉強家で頭が良く、とくに記憶力、暗記力に秀でているでしょう。 家を守るという運を持っているようで、結婚相手は長男や跡を継いだ人になる場合が多いようです。

「墓」を日柱に持つ女性はどんな人なのでしょうか？ 冒険はせず、安定、安心を求めるタイプ。 ただ無難に…という意味ではなく、早めに目標を決め、ぶれずに進む行動力もある女性です。 人間関係においては引っ込み試案な面があり、最初は距離を感じさせることもあるでしょう。 本質的には寂しがり屋で、積極的には動かないものの、誘われるのを待っているタイプです。

長所

ではそんな「墓」を日柱に持つ女性の長所はどんなところでしょうか？ 素晴らしい金銭感覚を持っています。 倹約家のように見えますが、使いどころが上手く、大きなお金を動かすこともあるでしょう。 大人しいタイプですが、打ち解けると多彩な知識を持っていることから、面白い話が出来る人も多いようです。 忍耐強い人でもあり、地味な努力も厭わないところから信頼を集めることでしょう♬

短所

次に「墓」を日柱に持つ女性の短所となるところです。 仲間意識が強く、揉め事が嫌いな「墓」を日柱に持つ人。 そのため、自分の意見を抑えてしまうことがあります。 頑固でありながら、それを隠し優柔不断な面が表に出てしまうこともあるでしょう。 それが高じてしまうと、「何を考えているかわからない人」という印象を与えてしまいます。 また大人しく地味でありながら、お金への執着が強く、人を収入の高低で判断してしまうところもあるようです⤵

「墓」を日柱に持つ男性はどんな人でしょうか？ 公平に物事を見られる「墓」を日柱に持つ男性。 仲間内での争いやトラブルの際には、中立的な立場で調整役となるでしょう。 冷静な目で現実的判断を下せることから、中心人物ではなくても重用されることが多いようです。

長所

そんな「墓」を日柱に持つ男性の長所はどんなところでしょう？ ものの見方に偏りがないため、正確に物事を判断出来ます。 感情より理性が勝っているともいえるでしょう。 観察力の鋭さで、本質を見抜く目は他の追随を許しません。

短所

では「墓」を日柱に持つ男性の短所となるのはどんなところでしょう？ 冷静な判断力と優れた記憶力を持つ「墓」を日柱に持つ男性ですが、周りとのバランスを大切にするあまり、決断することが苦手な部分があるでしょう。 アイデアを出せるだけの知識はあるものの、それを行動に移すだけのエネルギーはやや足りないようです⤵

十二運の基本的な運は同じでも、柱によって意味は変わっていきます。 日柱だけでなく、年柱、月柱、時柱に「墓」が出ている人のことにも触れておきますね♪

十二運「墓」を年柱に持つ人の特徴

十二運「墓」を年柱に持つ人は、ひとつのことに没頭する集中力を持つでしょう。 器用なタイプではありませんが、一度目標を見つけると、それに付いての努力は惜しみません。 素晴らしい集中力と忍耐強さを発揮し、時間は掛かっても大仕事をやってのけるタイプです。 先祖への意識が高く、遺伝的な才能を持つ場合もありそう。 お墓参りも好きなようですね♪

十二運「墓」を月柱に持つ人の特徴

十二運「墓」を月柱に持つ人は、若いうちに家の長としての役割を担うことになりそうです。 商売や家業を継ぐというだけでなく、長男、長女ではなくても、家を守る位置につく場合が多いでしょう。 社会的にも同様で、一種のカリスマ性を持ち、小さな組織ではあっても人を動かす立場となるでしょう。 傲慢にならなければ、満足のいく地位を守ることが出来そうです♬

十二運「墓」を日柱に持つ人の特徴

十二運「墓」を日柱に持つ人は、晩成型の人生を送ることになるでしょう。 地道な努力はしているものの、それがなかなか認められることはなさそうです。 ただ中年以降になって華が開く可能性大。 若いうちから同じことに打ち込んできた人ほど、成功確率は高まるでしょう。

十二運「墓」を時柱に持つ人の特徴

十二運「墓」を時柱に持つ人は、健康的には恵まれないものの、趣味の世界では満足感が得られそうです。 とくに骨董や、歴史に関連するものを趣味に持つことで、心の充実が図れるでしょう。 神社仏閣巡りも良さそうですね♪

ここからは恋愛運を見ていきましょう！ 十二運「墓」を日柱に持つ人は、どんな恋愛観を持っているのでしょうか？ 基本的には受け身で、相手の誘いを待つタイプです。 ただ意外に策略家な面があり、「この人」と思う相手の気持ちを揺さぶるのを得意としているでしょう。 相手の好みを察知し、それとなく同じ趣味ということをアピールしたり、かいがいしく世話を焼いてみたりと、なかなか抜け目がありません。 交際に発展すれば、浮気心を見せず一途な恋人となるでしょう。 華やかな異性や収入の高い相手を好みますが、経済観念のしっかりした人なので、お金がかかることはありません。

続いては結婚運♪ 他の星とのバランスも見なければなりませんが、晩婚傾向にあるでしょう。 もともと「墓」を日柱に持つ人は、幸せを晩年に掴むという傾向が見られます。 そのため、結婚も遅くなりがちなのです。 ただ結婚をすればひとりの人に尽くすします。 家計のやりくりが上手く、パートナーを支えていき、満足のいく生活が送れるでしょう。

恋愛、結婚どちらにしても大きなウェイトを占めるセックス。 日柱に「墓」を持つ人は、どんなセックスを好むのでしょうか？ セックスも恋愛同様受け身なのですが、こちらの方も戦略家。 処女性を武器に、相手の男性の欲望を駆り立てるのが上手でしょう。 恋愛経験は少なめになりがちですが、その割にセックスの経験は豊富というタイプが多いのが、日柱に「墓」を持つ人の特徴。 ただ色気や欲望をさらすことなく、あくまでも初心者マークをつけて走る車のように演じることが出来ます。 これは天性といっても良いでしょう。 地味に見えますが、かなりセックスはすくなタイプ。 でも浮気をするようなタイプではなく、セックスで見せる表情はパートナーにだけ見せるものです。

続いてみるのは社会的な運勢。 日柱に「墓」を持つ人は、どんな職種、仕事に向いているのでしょうか？ 見ていきましょう！

十二運「墓」の仕事で活かせる才能

日柱に「墓」を持つ人の活かすべき才能は、探求心です。 幅は広くありませんが、忍耐強く深く掘り下げることが得意なはず。 特に歴史や伝統のあるものへの興味は強いものがあります。 研究は修行のいる技術職には適性がありそうですね♪

十二運「墓」の適職

そんな日柱に「墓」を持つ人の才能を活かせるのは、狭いテリトリーです。 ストレスへの耐久がないことから、大企業や大人数が関わる仕事では、スタミナ切れを起こしてしまうでしょう。 少人数で、同僚はいてもあまり関わらない環境が適しています。 例えば大学の研究室。 歴史や文化といった文系のものであればなお良さそうです。 独立するにしても、大きな展開はしない方が無難。 ジャンルとしてはリサイクルショップや古物商、古本屋などが向いているようです。

人と距離を取りながら付き合う日柱に「墓」を持つ人ですが、寂しがり屋な面があり、仲間を大事にする意識が非常に強いタイプ。 一度心を許せば、長く付き合っていけます。 そんな日柱に「墓」を持つ人と相性が良いのは、どの十二運でしょうか？ 見ていきましょう！

日柱「墓」と「長生」の相性

「墓」と「長生」の相性は、会話の弾む関係となりそうです。 「墓」は落ち込むことが多めですが、「長生」は人の心読むのが上手。 上手くフォローしてくれるでしょう。

日柱「墓」と「淋浴」の相性

「墓」と「沐浴」の相性は、適度な距離なら良い関係を築けるでしょう。 準備をし考えてから行動する「墓」とチャレンジャーの「沐浴」では、スタートが違います。 それだけに心から…という関係にはなりにくいですが、少し距離を持つことで上手くかみ合うことが出来るでしょう。

日柱「墓」と「冠帯」の相性

「墓」と「冠帯」の相性は、無難な相性となるでしょう。 どちらも仲間を作って行動するタイプ。 同じグループに所属することはありそうですが、2人きりでどこかへ…ということはなさそうです

日柱「墓」と「建禄」の相性

「墓」と「建禄」の相性は、亀裂が生まれやすい関係でしょう。 地道に努力をするところは似ていますが、「墓」のマイナス思考が「建禄」にとって疎ましくなってしまいそうです。

日柱「墓」と「帝旺」の相性

「墓」と「帝旺」の相性は、初対面から通じ合うものがあるでしょう。 タイプやスケールの違いはあるものの、平等に人を見るところが同じ。 分かり合えるところが多そうです♬

日柱「墓」と「衰」の相性

「墓」と「衰」の相性は、上辺だけの付き合いになってしまいそうな関係です。 お互い敵を作らないタイプですから、会えば親し気に話すでしょう。 でもそこから先には進展しないようです⤵

日柱「墓」と「病」の相性

「墓」と「病」の相性は、付かず離れずの関係となりそうです。 どちらもお金に縁のあるタイプですが、堅実な「墓」とロマン派の「病」では、使い方にズレが出るため、交際は浅めとなるでしょう。

日柱「墓」と「死」の相性

「墓」と「死」の相性は、すれ違う関係となってしまうでしょう。 仲間意識の強い「墓」と独立独歩の「死」では、行動パターンが違い重なる部分が少ないようです。

日柱「墓」と「墓」の相性

「墓」と「墓」の相性は、2人の世界を築ける関係でしょう。 仲間意識が強く集団でいることが多くなっても、2人の距離は近づきます。 お酒の席でもいつしか隣同士…ということが多くなるでしょう。

日柱「墓」と「絶」の相性

「墓」と「絶」の相性は、顔を合わせる機会が多いわりに、近づきにくい相手でしょう。 寂しがり屋という共通点はありますが、人間関係を大切にする「墓」にとって、自由で自分優先の「絶」は避けたい相手に映るようです。

日柱「墓」と「胎」の相性

「墓」と「胎」の相性は、接点が作りにくい関係でしょう。 安全策の「墓」にとって、未知の世界を開拓する「胎」の生き方は理解出来ないようです。

日柱「墓」と「養」の相性

「墓」と「養」の相性は、一方が得を得てしまう関係でしょう。 「養」の行動にブレーキを掛けながら、自分のペースに引き込む「墓」。 「墓」は満足し、「養」はストレスを感じるという相性です。

日柱に「墓」を持つ人は、グループ行動を好む仲間意識の強い人。 自分のエゴを抑え、全体が気分よく過ごせることをとても大事にします。 ただ本来は競争意識が強いところがあるにもかかわらず、それを抑えてしまうためストレスを抱え込んでしまうことが多いでしょう。 日柱に「墓」を持つ人が、空亡のときに気を付けたいのはまさにその人間関係。 自分では気づいていませんが、プラスになる人を周りに集める才能がある「墓」。 ただ空亡の時には、ストレスの掛かる相手が周りに集まってきてしまいます。 これを避けていれば、今度は孤独に…。 反面教師という言葉があるように、どんな相手からも学ぶところはあります。 自分の見分を広げるためにも、苦手なタイプ付き合ってみることも大切ですよ！