駆け落ちとは？駆け落ちの方法と幸せになれるカップルの特徴、成功率を解説

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周囲から交際や結婚を反対されるなど、認めてもらえない恋愛をしているとき、「駆け落ち」という言葉が頭をよぎることもあるでしょう。 また、パートナーから「駆け落ちをしよう」と言われ、そもそも駆け落ちって何？と思っている方もいるかもしれません。 周りの人から認めてもらえないけど、パートナーと離れたくない場合、どうしたら駆け落ちができるのかについてこの記事で紹介します。 また、駆け落ちをした後に幸せになれるのか、実際に駆け落ちをした人の体験談についても紹介しますので、駆け落ちについて知りたい方は是非最後までチェックしてくださいね。

「駆け落ち」とは、よくドラマや映画で見聞きする言葉です。 周囲から交際を反対されているけれど、どうしても離れたくない！そんな気持ちになった時には、ふと頭に「駆け落ち」という言葉がよぎることもあるかもしれませんね。 ですが、実際周りに駆け落ちしたことのある方がいなければ、具体的に駆け落ちとは何なのか、深くは理解できていないのではないでしょうか？ 駆け落ちとは自分たちや周囲にとって、そう簡単なことではないのです。 まずは駆け落ちという言葉の自体が持つ意味を紹介します。

駆け落ちの意味をおさらい

「駆け落ち」とは、お互いの両親に結婚を反対されても二人でいたい、というカップルが親元を離れ、遠くでひそかに暮らす、または交際することを意味します。 他にも不倫関係から離婚を認められず、駆け落ちするというパターンも少なくありません。 この言葉は戦国時代からあり、当時は農民が戦乱や税金から逃げるために、グループまたは家族でその村や故郷から離れることを意味する言葉でした。 今はそのような使い方はしませんが、「もと居た場所から離れる」という意味は現代と同じようですね。 では、駆け落ちの言葉の意味をおさらいできたところで次に進みましょう！

誰も知らない離れた場所へ行き、二人で幸せに暮らすことができることを駆け落ちの「成功」というのであれば、成功率は10％以下と言えます。 パートナーと離れたくないからと駆け落ちをしても、必ず成功して幸せになれるわけではないのです。 むしろ、何らかの悩みや問題を抱えている人がほとんどだということは理解しておくべきでしょう。 駆け落ちを成功させたい！二人で平和に暮らしたい！と思っているのであれば、事前にしっかりと準備しておく必要があります。

物事には、良い面と悪い面があります。 それは、駆け落ちでも同じで、メリットもあればデメリットもあります。 この章では、駆け落ちをすることのメリットとデメリットを見ていきます。 パートナーと駆け落ちをしようと考えている人は、その両方を理解し、しっかりと胸に刻んで自分が後悔しない選択をしてくださいね。

メリット①周りに反対されていた交際や結婚に進める

まず、周りに反対されていた交際や結婚に進めるというのが、駆け落ちをするうえで一番のメリットだと言えるのではないでしょうか。 お互いの両親に認められず駆け落ちをするのですから、周りの目を気にせず関係を続けることができます。 無理やりではありますが、「絶対この人と結婚する！」という方は駆け落ちするのも一つの方法でしょう。 また、不倫関係から始まった駆け落ちの場合も同じように、離婚を認めない奥様と離れることで、離婚が成立する可能性が高まります。 「駆け落ちする」ということは「離婚したい」「結婚したい」という意思を相手に突き出していることと同じだからです。

メリット②二人の愛の真剣さを確かめられる

二人の愛の真剣さを確かめることができるのも駆け落ちするメリットと言えます。 恋人であるどちらかがマザコンだった場合、まず駆け落ちはできませんよね。 ですがそこで「駆け落ちしてでも君といたい」という考えになってくれた場合、本当に自分のことを愛してくれていると実感できるかと思います。 彼となんの助けもない状態で二人で暮らしていく、過ごしていくことになりますから、お互いを尊重しあい助け合うことが必須となります。 何気なく過ごす毎日でも、一緒にいれることにありがたみを感じやすく、絆が深まりやすいのです。 しっかりと彼と話し合い、今後何があっても助け合い、支え合っていくことを約束しましょう。

メリット③他の人の目を気にする事なく交際できる

他の人の目を気にすることなく交際できるのもメリットの一つです。 駆け落ちすると、今いる場所から離れることになるので、両親、親しい友人や会社の上司に会うことはなくなります。 大親友であっても、連絡することはできなくなりますが、それが彼と二人きりで過ごしていく意味になるでしょう。 これまでは両親など交際を反対している人たちからの、アドバイスや意見で思う存分交際を楽しめなかった部分もあったかもしれませんが、これからは二人だけの世界。 存分に交際を楽しむことができますね。 もちろん友人も大切ですが、駆け落ちするからには自分の身近にいた人をきっぱり切ることが大切です。 そして誰も知らない場所へ二人きりで行くことが、駆け落ちする意味にもつながってきます。

デメリット①金銭的な負担が大きい

まずは、圧倒的に金銭的な負担が大きいです。 駆け落ちするにあたって、お金のことが一番大きな課題かもしれません。 医療費や初期費用等、一時的に二人で貯めたお金でしかやりくりすることができなくなります。 新しい場所で職を決めていても、すぐにお給料が入るわけではありません。 日雇いのお仕事なども、大体の派遣会社は、海外国籍の方も雇うため本籍確認のために住民票の提示が必要です。 居場所がバレたくないからと住民票の移動をしていなければ、日雇いのお仕事もできません。 そうなると、すぐに安定した収入は見込めないので、贅沢はできませんし、何をするにもカツカツな状態が続くと考えられます。 贅沢できないということを念頭に置かなければ駆け落ちしたにもかかわらず、すぐに帰ることになるでしょう。 彼の財産把握だけではなく、駆け落ちした後どのように生活を送っていけるのかを考えておくと良いです。 それぞれ金銭的に厳しいことを覚えておきましょう。

デメリット②駆け落ち後にまともに生活を送るのが難しい

駆け落ち後にまともに生活を送るのは難しいことです。 例えば「職が決まらなかった」「居場所を突き止められたくないから住民票の移動はしたくない」という場合は保険証が作れない状態となり、実費で医療費を支払うことになります。 医療費が払えないとなると、高熱を出すと何日も仕事を休むことになりますし、ケガや事故を起こすともっと大事に繋がります。 また、パートナーとの子供を出産することも難しいでしょう。 誰の助けもなく二人きりで物事を決め、何年も暮らすのは心細くなってしまいがちで上手く生活ができなくなった、というカップルも存在するようです。 駆け落ちは「どちらか一方が帰りたくなったら終了」ということが一番大きなリスクです。 何があっても一緒にいる、という固い絆で結ばれていなければ難しい事でしょう。 駆け落ちして彼と楽しく好きなことをして暮らしたい、というだけの浅はかな考えの場合は駆け落ちはやめておいた方が身のためかもしれません。

デメリット③これまでの地位や人脈を失いかねない

これは元いた会社での地位や、大事にしていた友達などの人脈が一切なくなってしまう可能性があることを注意しています。 もと居た場所から遠く離れて、全てを捨てるという意味にもなるからです。 「お世話になった上司や親友に報告しておこう」と伝えてしまうと、信頼を失くす可能性があります。 会社を辞めて地元から離れてまで彼と過ごすことを考え、駆け落ちをしている、という状況は一般的には良いとされていないためです。 悲しいことですが、人脈を切ることも駆け落ちには大事な工程だと考えます。 友達も駆け落ちしたことはあまり良いと捉えられないでしょうし、何も言わずに駆け落ちした方が、友達のことを思うと言う意味では良い方法なのかもしれません。 大事にしてた人を裏切る、とまでは言いませんが、それなりの覚悟を持つことが大事です。

前の章では、駆け落ちをすることのメリットとデメリットを見ていきました。 メリットももちろんありますが、デメリットも大きく、覚悟が必要だということが分かりましたね。 この章では、駆け落ちをしてその後幸せになれるカップルの特徴について見ていきます。 自分たちにいくつか当てはまるようなら、成功率10％以下と言われる駆け落ちも成功するかもしれません。

未来のことをしっかりと考えている

駆け落ちをしてその後幸せになれるカップルは、駆け落ちをする前に未来のことをしっかり考えて準備しています。 住む場所や仕事、金銭面、結婚するかどうかなど、相手と納得するまで話し合う必要があります。 未来のことをしっかり考えないまま駆け落ちをすると、失敗する確率が非常に高くなるので、必ず計画を立ててください。 先を見据えて計画を立てられるカップルであれば、駆け落ちも成功するかもしれません。

2人ともに経済力がある

駆け落ちするにあたって課題となるのが、お金です。 今までしてきた仕事や住んでいた家から出て、一からのスタートとなるので、駆け落ちをして幸せになるためには、二人ともにある程度の経済力が必要です。 周りの助けもなく、二人でやりくりしていかなければならないため、お互いに経済力が無ければ、あっという間に生活が苦しくなってしまうでしょう。 金銭面が不安なカップルは、駆け落ち後の暮らしを考えて、まずはお金を貯めるところから始めるべきだと言えます。

駆け落ち前からしっかりと準備ができている

駆け落ちをして幸せになれるカップルは、駆け落ち前からしっかりと準備を行っています。 誰にもバレないようにしなければならないため、どこに引っ越すのか仕事はどうするのかなどを決めておく必要があります。 駆け落ち後の家や仕事などを事前に決めておくことができれば、不安もなく、駆け落ちが成功する可能性がぐんと上がるのです。 パートナーとしっかり話し合って具体的な計画を立てておくことが成功のカギだと言えます。

お互いを信頼し、どんなことがあっても支え合える

駆け落ち後の生活は、さまざまな問題が付きまといます。 今まで住んでいた場所を離れて生活するわけですから、寂しさを感じたり、先に述べた通り金銭面の不安を感じることもあるでしょう。 しかし、お互いを信頼していて、どんなことがあっても支え合える関係性をパートナーと築けているのであれば、二人でさまざまな困難を乗り越えていけるのです。 二人で駆け落ちをする前に、駆け落ち後の生活でどんな問題が起こるのかを話し合うことができていれば、幸せになれる可能性は高くなるでしょう。

前の章では、駆け落ち後に幸せになれるカップルの特徴を見ていきました。 駆け落ち後に幸せになれるカップルもいる反面、駆け落ちをしても幸せになれないカップルもいます。 ここからは、駆け落ちをしない方がいいカップルの特徴を解説します。 もし、今から述べる特徴に多く当てはまるようなら、駆け落ちは考え直した方がいいかもしれません。

駆け落ちしたいという気持ちに偏りがある

どちらか一方が駆け落ちしたいという気持ちが大きく、気持ちに偏りがある場合は、駆け落ちをしない方がいいと言えます。 気持ちが均等でない場合は、二人の仲がうまくいかなくなってしまう可能性が高いので、駆け落ちしたとしてもすぐにもとの生活に戻ることになるかもしれません。 せっかく一緒にいようと駆け落ちをしたのに、もとの生活に戻ってしまえば、駆け落ちをした意味が無くなってしまいます。 パートナーを話し合って気持ちに偏りがあると感じた場合は、今の生活を続けた方がいいかもしれません。

準備が不足している

駆け落ちとは、二人とも全く知らない場所で生活を新たに始めるということです。 知らない場所で全てを一からスタートするわけですから、これにはとても綿密な準備が必要だと言えます。 「実際に二人で新しい場所に行けばなんとかなるだろう」「駆け落ちした後のことはそのときに考えたらいい」と考えているようであれば、甘いです。 浅はかな考えでは、うまくいきません。 事前の準備が不足しているカップルは駆け落ちしない方がいいでしょう。

仕事や収入源の目処が立っていない

駆け落ちは全てを投げ打って、パートナーと新しい場所で生活を作り上げることです。 そのため、今までの仕事は、もうこの先は継続できないと考えた方が良いでしょう。 仕事を辞めるとなれば、駆け落ちした後は生活が難しくなります。 なので、駆け落ちする前に、その後の仕事や収入の目処が立っているということが重要です。 目処が立っていないまま駆け落ちをした場合は、あっという間にお金が底をついて、立ち行かなくなってしまうかもしれません。

ここまでの「駆け落ちをして幸せになれるカップル、そうでないカップルの特徴」を見てきて、自分たちがどちらに当てはまるのか分かったのではないでしょうか。 それでも「本当に駆け落ちをしていいのか不安」「どうしても駆け落ちすることを諦められない」という人もいるでしょう。 ここからは、そのような方に向けて、本当に駆け落ちをするべきかどうかの判断基準を解説します。

相手が生涯のパートナーとして最適かどうか

駆け落ちを考えるくらいですから、パートナーのことを本気で愛していて結婚を考えているというカップルが多いでしょう。 あなたのパートナーは、生涯のパートナーとして最適でしょうか？ この先も共に人生を歩んでくれるのか、性格や価値観が合わないと感じていないか、収入には問題がないかなどを考えて判断してみてください。 パートナーのさまざまな部分を見て「この人と結婚できる！」とあなたが思えるかどうかが大切です。

今の生活や仕事を全て捨てられるか

駆け落ちしたカップルは、今までの生活や仕事、人間関係など、全てを捨てています。 あなたが全てを捨ててまで、パートナーと一緒にいたいと思うかどうかを考えてみましょう。 もし駆け落ちをしたら、家族や友人などとも一切連絡を取れなくなります。 仕事や慣れ親しんだ街ともお別れをしなくてはなりません。 それでもパートナーと一緒にいたいと思うのであれば、真剣に駆け落ちすることを考えてもいいのではないでしょうか。

すべてを1からスタートさせる体力や気力があるか

駆け落ち後の生活は非常に困難です。 全てを捨てて知らない場所に行くため、新しい家、仕事を探さなければいけません。 知り合いもいなくなるわけですから、困ったことがあってもパートナー以外は頼れない状況となります。 もしかしたらなかなか仕事が決まらなかったり、生活が苦しくなることもあるかもしれません。 あなたは、それでもパートナーと一緒にいたいと思えるでしょうか。 全てを一からスタートさせる体力や気力があるかどうかが判断基準の一つです。

代償として家族を捨てられるか

パートナーとの交際を家族に認められなくて駆け落ちするということは、今後は一切家族と連絡を取ることや会うことはなくなるということを意味します。 あなたが家族との関係が良好なのであれば、絶縁するのは非常に辛いことでしょう。 家族を捨ててでもパートナーと一緒にいたいという気持ちはあなたの中にあるでしょうか？ パートナーと駆け落ちをするか迷っているなら、本当に家族と絶縁していいのかを冷静に考えてくださいね。

前の章まで読んでみて、「それでもパートナーと駆け落ちする！」と心に決めた人もいるかもしれません。 そんな方に向けて、ここでは駆け落ちをするために必要な準備についてを見ていきます。 10％以下と言われる駆け落ちの成功を目指しているなら、できることをしっかりとしてくださいね。

今後2人で生活する住居や仕事、お金を確保する

駆け落ちをするなら、まず今後二人で生活する住居や仕事、お金を確保しましょう。 現地に行ってから職を探すのも可能ではありますが、仕事が決まらなければ生活も苦しくなります。 住居に関しては、今住んでる場所から離れているのであれば、内見に行くのは難しいので、できるだけ詳しく部屋や、場所を教えてくれる不動産を探し「保証人不要」の物件を選びましょう。 賃貸に住むなら契約時に「現住所」を求められますので、駆け落ちする前に契約してくださいね。 お金はすぐに職が決まらなかった時のために、初期費用＋2、3ヶ月生活できる金額を確保しておくべきです。 行く場所が現住所と近過ぎる場所、お金が貯まっていない状態で駆け落ちすると、失敗する可能性が高いので注意しましょう。 まずはお金を貯めることです。

新生活先での住民票等々の手続きを行う

住民票の移動は、駆け落ちする理由によって必要になるので、新生活先での住民票等々の手続きを行いましょう。 まだ引っ越しておらず、すぐに住民票を移動しなくても良い状況であれば、現地の住所で契約しても良いでしょう。 できれば「既婚者ではない方」「親が役所に詳しくない方」が住民票を移動すると良いかと思います。 二人とも住民票を移動すると、興信所や探偵、家族にも居場所がバレる可能性があります。 ですが、住民票の移動をしていないと、主に国民健康保険のことで苦労することも。 お互いどのように過ごすのか、どんな手続きが必要かをまとめた上で引っ越した方がその後もスムーズに手続きできるでしょう。 注意点として、住民票だけではなく銀行口座の移動も頭に入れておきましょう。 ATMでお金をおろしただけでも、居場所を突き止められる可能性があります。 住民票、銀行、保険、車、ローンなど…お金に関わることであれば、早めに手続きを行うようにしておくと良いかもしれません。

会社を退職する

引っ越し先や駆け落ちを実行する時期が具体的に決まってきたら、会社を退職する準備をしましょう。 駆け落ちをするときには、当然ですが、今まで住んでいた場所から離れて暮らすことになるため、会社を退職する必要があります。 会社に迷惑をかけないためにも、突然辞めるのではなく、業務の引継ぎや退職の手続きをしたうえで退職するようにしましょう。 このように退職手続きを取ることで失業保険を受け取ることも可能になります。 先に述べた通り、駆け落ち後は二人でやりくりしていく必要があるため、金銭面が一番の課題です。 生活の足しにできるように、失業保険の手続きを行うとよいでしょう。 会社に迷惑をかけないのはもちろんですが、失業保険を受け取るためにも、会社を飛んだり、無断欠勤するのではなく、正式に退職するようにしてくださいね。

「駆け落ちする！」と完全に心が決まったという人に向けて、この章では実際に駆け落ちをする方法をお伝えします。 それぞれの立場によってもその方法は変わってくるので、自分に合った方法をしっかりと考えてくださいね。 駆け落ちとは、全てを捨てて新しい場所で生活を始めるということです。 全てを捨てるということは、誰かを傷つける可能性があることを忘れないでくださいね。

事前にしっかりと計画を立てておく

パートナーと本気で駆け落ちをしたい！と思っているのであれば、事前にしっかりと駆け落ち後の計画を立てておくことが大切です。 駆け落ち後は、家族や友人と絶縁することになるため、周りからサポートを受けることができません。 そのため、二人で生活していけるように住む場所や仕事、金銭面について納得いくまで話し合うようにしましょう。 駆け落ちの成功率は10％以下と低く、後先考えずに駆け落ちをしてしまった場合は、どうしても失敗する可能性が高くなります。 事前に話し合っておくことで、後悔や不安のない生活を送ることができるようになるため、具体的な計画を立てておきましょう。

誰にも告げずに姿を消す

駆け落ちをするのであれば、家族とも仲の良い親友とも、今後連絡を取ることや会うことができなくなります。 心を許していて何でも話せるような友人がいても、絶対に駆け落ちをすることは話してはいけません。 友人に話したことをきっかけに噂が広がってしまい、せっかく実行した駆け落ちが無駄な行為となってしまいます。 どんなに仲の良い人であっても、駆け落ちをすることは告げてはいけません。 誰にも告げずに姿を消すことが駆け落ちを成功させる基本と言えます。

各種手続きを進める

駆け落ちをするということは、今までの暮らしを全て捨てることになるため、住民票の移動などの各種手続きを進める必要があります。 本気で駆け落ちをすると決めた以上、元の場所に戻ることはできません。 そのため、早めに行動に移しておくと安心できるでしょう。 実行する前に、各種手続きを進めておくことで、駆け落ち後に焦ることはなくなるのではないでしょうか。 早めの行動を心掛けてくださいね。

ここまでは自分が駆け落ちをするうえでの、さまざまなことを解説してきました。 ここからは、実際に駆け落ちをした人の体験談を見ていきましょう。 必ずしも、この体験談のように事が進むわけではありませんが、駆け落ちを考えているなら参考として見ておくといいでしょう。 それでは、早速体験談を紹介していきます。

駆け落ち後、数年を経て結婚へ

私の家族は、彼との交際、結婚を全く認めてくれませんでした。 そんな家族からの結婚の反対を押し切るために、駆け落ちすることを決めて実行しました。 全てを捨てて一から生活を築くのは、並大抵のことではなく、心が折れそうになり、諦めかけたことも正直ありました。 もう地元に戻りたい、友人に会いたいと何十回も思ったくらいです。 しかし、それから数年経つと、仕事を含めた生活も落ち着き、駆け落ち後の生活にも慣れてそれが当たり前のことだと思うようになりました。 生活に慣れて余裕が生まれてからは彼と結婚できました。 今は子供も授かり家族で幸せに生活しています。 最初は苦しかったですが、彼と二人で一から生活を築き上げて絆が深まったので、最終的には駆け落ちして良かったなと感じています。

駆け落ち後、家族の元に戻って交際を続ける

パートナーとは交際して2年ほど経っていたのですが、両親に交際を反対され続けていて…それに耐えられず、駆け落ちすることを決めました。 誰にも告げずにパートナーと二人だけの生活を送っているうちに、両親から何度も心配の連絡がありました。 両親からの連絡は「二人の交際を認めることができなくて私たちも悪かった。 今どこにいるのか分からないけど、話し合いたいから戻ってきてほしい」といった内容でした。 駆け落ちしたのに両親に連絡を返すのも…と思いましたが、両親からの強い勧めもあったので、二人とも元の生活に戻ることに決めました。 実際に駆け落ちをしたことで、両親に本気の恋愛だということが伝わり、しぶしぶですが交際を認めてくれることになりました。 お互い元の場所に戻って、今も交際を続けています。 両親が交際を認めてくれないことに耐えられず、駆け落ちをしましたが、その前に家族としっかり話せば認めてもらえたかもしれないと、少し後悔しています。

駆け落ち後、生活が苦しく破局へ

交際を続けていた恋人と結婚したいと家族に話したところ、まさかの結婚を反対されてしまいました。 どうしても恋人と結婚したいという気持ちが強く、もうこれは駆け落ちするしかないと思い、恋人と二人での生活を始めることに決めました。 すぐにでも恋人と結婚したかったので、駆け落ちをした後すぐに籍を入れました。 ついに大好きな人と結婚するという願いが叶い、幸せかと思ったのですが…。 一から生活を築き上げるのは苦労が多く、慣れない土地で安定した仕事を見つけるのも難しかったので、頭の中は苦しさでいっぱいで何も余裕なんてなかったです。 苦しい生活が続いたことで、相手のことを思いやることができなくなり、喧嘩が増えるようになりました。 いつの間にかお互いに気持ちが離れて、破局となり、駆け落ち生活は終了しました。

前の章では、独身の駆け落ちの体験談を見てきました。 駆け落ちを考えている人の中には、既婚者である方もいるのではないでしょうか。 既婚者では駆け落ち後どのような体験をした人がいるのか、体験談を紹介していきます。

結果的に全てを失うことに…

僕には結婚して数年になる妻と子供がいましたが、妻との結婚後に出会った女性を好きになってしまいました。 女性のことを好きな気持ちを抑えることができず、後先考えずにその女性と駆け落ちしました。 妻と子供がいるのにあまり深く考えず駆け落ちした結果、当たり前ですが、社会的な地位も失って安定した仕事につくことができず、僕に関わってくれている全ての人を不安にさせてしまったのです。 軽い気持ちで駆け落ちをしてしまったので、その女性とは上手くいくはずもなく…。 結果的にその女性からも見放されてしまい、喪失感でいっぱいでした。 突然妻と子供の前から姿を消したので、もう妻や子供には二度と会えず、言葉通り全てを失いました。 あの頃の自分は本当にバカだったなと、後悔しかありません。

結婚はしたが、また相手が同じことを繰り返すのではという不安

ある日、既婚者の男性と不倫恋愛を始めました。 その男性とは2年ほど不倫関係が続いていたのですが、久しぶりに会った日に「妻や結婚生活、仕事など全てを捨ててでも君と一緒にいたい。 妻は離婚を認めてくれないだろうから駆け落ちしよう」と言ってくれました。 当然、私も彼と一緒にいたいと思っているので、OKしたんです。 その後、私も彼も全てを捨てて駆け落ちし、しばらくしてから彼の奥さんとの離婚が成立しました。 彼と二人で話し合って数年の期間を空けて結婚することができました。 ただ、彼は奥さんがいたのに全てを捨てたので、また同じことを繰り返すのではないかという不安でいっぱいです。 彼と結婚したものの、安心・安定した生活にはほど遠い状態で、生活面でも不安が残ります。 駆け落ちをするのではなく、きちんと離婚が成立してから、行動を起こせばよかったと今になって後悔しています。

今回は、駆け落ちの具体的な方法や判断基準など、さまざまなことについて紹介しました。 駆け落ちは身近な人との関係を絶つ必要があるため、周りのサポートが受けられなくなったり、金銭面で苦労することが多いです。 また、全てを捨てることになるため、周りの人を不幸にしてしまう場合もあるでしょう。 ここまで読み進めた方は、真剣に駆け落ちを考えているのではないでしょうか？ お互いに覚悟があるのか、金銭面はどうか、仕事はどうなるか、友達はどうしようかなど、考えることはたくさんあります。 それでも彼と駆け落ちする意味はあるのか、彼はどう考えているのか、将来のことも二人でしっかりと考えた上で行動に取り掛かるようにしましょう。 あなたが幸せを手にできるよう願っております。