結婚での婿取り!なかなかできないその理由とは?婿取りの問題点にせまる
婿取り婚が一般的ではない日本において、周囲からの理解を得られずなかなか結婚できないと悩んでいる方は少なくありません。この記事では、婿取りができない理由、婿取りの問題点を解説していきます。婿取り結婚ができないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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周りの結婚の焦りや年齢の焦り、親からのプレシャー。
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結婚したいんだけど、婿取り希望!なかなかできないで悩んでる
こんにちは!MIROR PRESS編集部です。
「婿入り」と聞くと、婿の肩身が狭いイメージがあったり、一般的ではないことから両親や周囲から理解を得られなかったりと苦労することがたくさんありますよね。
婿取りといっても、「婿入り」するのか「婿養子」にするのか、その形は様々。
お互いの両親の想いも大切ですが、一番大切なのは、二人がどうしていきたいかを話し合うことです。
今回は、なかなか婿取りできない理由と、その問題点について解説していきます。
周りが農村なので婿取りさん多いですよ、なお婿さんが現金収入担当のこともあります跡取り娘さんにはあんまり選択肢がないですしな(大学は短大か家から通える範囲、就職してもそのうち退職、結婚相手も選べないことはないけど結婚そのものは回避できない、子供は産まないとならない)
— こもちキッコー (@karahana0358) 2019年4月20日
婿取りはできない!?そもそも婿取りを結婚で希望する、その《理由》とは
「相手の両親に婿取りの話をしたところ、家を捨てるんだねといわれた」
「由緒正しき家名を守ってほしいと両親からいわれた」
「彼が妻の姓を名乗ることに、抵抗があるようだ」
婿取りの話が進まず、結婚に踏み出すことができない理由は人によってさまざまです。
愛する人と出会えたのにも関わらず、婿取りのことでもめ続けると不安にもなりますし、早く解決したいと焦ってしまったりもしますよね。
まずは婿取りを希望する理由を明確にし、次に問題点や苦労を把握しましょう。
以下では婿取りを希望する理由を3つご紹介します。
記事の最後では、婿取りにきてくれた際の注意点や方法も解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
妻側の家柄が高く、家名を守る必要があるから
「私の家は、歴史の教科書に名前があるほど由緒正しき家系。
父からは家名を守ってほしいと子どもの頃から言われていました」(37歳・公務員)
「今度結婚する方は外国人の方なのですが、私の両親は日本人以外の血を入れるなと大反対。
婿入りであれば許せる、と言ってはいるのですが彼に何て説明すればいいか…」(29歳・会社員)
妻側の家柄が良く、由緒正しき家名を守る必要がある場合、両親からの反対が強かったり、本人も嫁入りしたくないと思う方が多いようです。
婿入りのことを相手にどう説明すればいいのか分からない、説明したけれど血筋の関係から両親が許してくれない、または相手の両親が婿入りに反対しているといった理由から結婚できず八方塞がりになることも。
妻側の家が資産家だが、跡継ぎの男子がいないから
「私の両親ともに起業家で、事業も大成功しています。
両親と同じ業界で勤めている彼に婿になってもらって、両親の仕事を継いでもらいたいというのが正直な思いです」(30歳・会社員)
「私の祖父は地元でも有名な資産家です。
彼には婿入りしてもらって、資産を相続してもらいたいのですが、どうも彼のプライドが許さないみたいで結婚の話が止まっています」(34歳・営業)
妻側の家が資産家で、資産を継いでくれる男性がいないので婿入りを希望しているパターンです。
中には、子どもの頃から「お婿さんをもらいなさい」と育てられ、パートナーには次男を選んできたにも関わらず婿入りの話を出すたび結婚から遠ざかっていた、なんて方もいます。
代々続いている老舗など、婿に継いで欲しいから
「私の祖父母は、現役で旅館を経営しています。
私には姉が一人しかおらず、既に嫁入りしているし…私がお婿さんを迎えないと、思い出がたくさん詰まったあの旅館が潰れてしまうと思うと彼にはどうしても婿入りしてほしいです」(29歳・飼育員)
「彼は次男なのですが、婿取りしてうちの店を継ぐとなると、彼の両親が『うちの家を捨てるものは許さん!』とかなりお怒りモード…次男なんだからいいじゃんって思うのですが、彼も苗字を変えるのは嫌みたいで…もう嫌です」(32歳・保育士)
妻の両親や祖父母が経営する老舗を婿に継いでほしい、という気持ちから婿入りを希望する方も多くいらっしゃいます。
彼の「今の仕事を辞めたくない」「今の業界で頑張りたい」という気持ちで婿取りの話が進まず、結婚に踏み出せない方も多くいるようです。
結婚で婿取りはなかなかできない!婿取りの《問題点・苦労》はこちら
ここまでは、結婚で婿取りがなかなかできない理由を3つに分けてご紹介しました。
妻側の家柄が良く、家名を守る必要がある方、親族に資産家がおり、跡継ぎとして婿を欲している方、代々続く老舗を守るために婿入りしてほしい方。
なかなか婿取りができないでいる方は、両親と彼、または彼の両親との間に挟まれて苦しい思いをしていることでしょう。
愛する人との結婚がなかなか進まず、半ば諦めている方もいるかもしれません。
以下では、婿取りの問題点や苦労を4つに分けてご紹介します。
世間のイメージや、男性側の意見として参考にしてみてください。
結婚して婿に入ることは、世間的に見て「一般的なこと」ではない
現代の結婚において、婿取りを希望することは世間的に見てまだまだ少数派であるといえます。
結婚となれば女性が嫁入りし、男性側の姓を名乗るのが一般的とされているでしょう。
さらに、婿入りを希望するのであれば、妻側の家柄が良く、通常の2〜3倍ほどの結納金を支払えることが前提という認識の方もいらっしゃいます。
「婿入り?ってことは、奥さんになる人が良い家柄の人なんだね」
「奥さん側は資産家とか?義両親はさぞかし悲しかっただろうね」
お婿さんを迎えた方の中には、このように言われることを苦痛に思う方もいると耳にします。
しかし、時代が変わっていくにつれて、こういった認識も薄れつつあるようです。
男性側の名字が変わることに、抵抗感がある
現代の日本では、結婚といえば女性側の名字が変わると当たり前のように思っている方も多いように感じます。
実際、結婚後に妻の姓を名乗る男性はほとんどいません。
婚姻届には「婚姻後の夫婦の氏」を選択できる欄がありますし、妻側の名字を名乗ること自体、何も不自然なことではないのですが、男女ともに名字が変わることに抵抗を覚える方もいるようです。
また、名字が変わることに抵抗を覚える男性の中には、「仕事上、名字が変わると不便だ」「法律上の手続きで何年もかかるのが面倒」といった意見もあることから、妻側の名字を選べないという声もあります。
「婿入り」は息子を手放すようなイメージがある
「婿入り」と聞くと、自分の息子がよその家庭に取られてしまうようなイメージを持つ方もいます。
実際、婿入りというのは妻側の名字を名乗るだけで、婿養子とは別物です。
事実上、妻側の両親の息子になるわけでもありませんので、勘違いから悪いイメージを抱く方もいます。
男性側の両親が家名や家系を気にしている場合、妻側の名字を名乗る=家系が途絶えるというイメージもありますので、良い反応を期待することは難しいかもしれません。
ただ、こちらも時代の変化と共にそういった悪いイメージが薄れつつもありますので、相手の両親と話し合ったり、場合によっては彼と両親だけで話し合う時間をとった方がいい場合もあります。
婿は肩身が狭い!そんなイメージが根強い
婿養子として婿取りをした場合、婿の肩身が狭いというイメージが根強く残っているようです。
婿養子として妻側の家庭に入った以上、妻両親が住む家に移り住み、衣食住を共にし、仕事やプライベートまで共にする、というお婿さんも中にはいます。
給料は義両親からお小遣いとして受け取り、新居の費用を立て替えてもらったり、車や生活に必要なものまで準備してもらう、または準備しなければと思っている方もいるようです。
世話を焼いてもらってはいるけれど、知らない土地で慣れないこと続きの毎日にストレスを感じていたり、言いたいことも言えず溜め込んでしまい、肩身の狭い思いをするというイメージが根強く残っているのでしょう。
婿養子として妻両親の養子となっても、別居し、仕事も全く別で実家にも頻繁に顔を出している人もいますし、こちらも養子先によってはイメージを覆せるかもしれません。
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1)あなたが結婚する時期、運命のお相手 2)出会いが無い現状は変わる? 3)今の彼氏と結婚して幸せになれる? 4)アプローチされてる相手は大丈夫? 5)親の反対。どうするべき? 6)再婚できる? 7)<男性向け>結婚する時期・婚期あなたの生年月日を教えてください
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婿取りできない?もしもお婿さんが来てくれたら!結婚の際の《注意点・方法》
ここまで婿取りを希望する理由と、婿取りが難しいとされている問題点や悩みを解説してきました。
婿取りができないとされている理由として、一般的ではないから、男性側が姓を変えることに抵抗があるから、男性側の両親が息子を手放すようなイメージがあるから、肩身が狭いから…とさまざまな理由がありました。
しかし、時代の変化とともに、そういった意識が薄まっているようにも感じます。
婿取りがうまくいかず、結婚できないと諦めている方も、改めて婿取りの注意点や方法をおさらいしてみましょう。
以下ではお婿さんがきてくれた時や、婿取り結婚の注意点と方法を5つに分けてご紹介します。
婿なのか、婿養子になるのか、早い段階で話し合おう
一口に婿取りといっても、「婿入り」として婿になるのか、それとも「婿養子」として婿になるのか、大きくわけて2種類の方法があります。
婿入りとは、簡単に言ってしまえば妻側の姓を名乗るだけです。
それに対して婿入りとは、婚姻とともに、妻側の両親と養子縁組と結び、妻側両親の息子として扶養義務や相続権が生じることです。
どちらも人によっては、「息子がよそへ行ってしまう」「息子を手放すことになってしまう」というイメージを持つ方もいます。
離れていても家族であることには変わりないですし、繋がった血が薄れゆくわけでもありません。
結婚において婿取りの話し合いをする際には、婿になるのか、婿養子になるのか二人で話し合い、二人の意見が一致した後にお互いの両親に話すようにしましょう。
婿養子のメリット・デメリットも良く考えて決断しよう
婿取り結婚をし、婿養子として夫を迎えることにもメリットとデメリットがあります。
まずメリットとして、妻側の両親と養子縁組を結べば、妻側両氏の資産を相続する権利が生まれます。
普通養子縁組の場合、実の両親との間にも相続権が生じるため、二組の両親の資産を相続する権利があるということです。
2つめのメリットとして、嫁姑問題に悩まないということもあげられます。
嫁入りの場合、母と妻との間で頭を抱える夫も少なくありません。
婿入りした場合は、そういった心配をすることもなく気楽でいられるというメリットも考えられるでしょう。
デメリットとして、婿養子の場合、義両親の扶養義務が生じます。
義両親に借金や介護をしなければいけない状況に立たされた時、実の両親だけでなく義両親の面倒も見なければいけないのが婿養子のデメリットです。
2つ目のデメリットとして、離婚の手続きが煩雑になることがあげられます。
離婚届を提出すればいいだけではなく、養子離縁といった手続きを踏む必要があり、完全に縁を切ろうとするとなかなか時間がかかることが婿養子のデメリットです。
これらのメリット・デメリットを踏まえた上で、それでも婿養子としてお婿さんになるのかどうか話し合う必要があります。
相手のご両親の反対がある場合!ゆっくりと時間をかけて説得しよう
婿取り結婚に対し、義両親の反対があるという話をよく耳にします。
このような場合、相手と折り合いをつけるには時間をかけることが一番の解決策です。
婿取り婚と聞くと、やはり自分の息子がどこかへ行ってしまうようなイメージを持っている方もいます。
義両親が、姓が変わること、婿養子として新たに義両親ができることに良いイメージを持てないでいる場合、本人が気にしていなくても、まずはそのイメージを払拭できないか話し合ってみましょう。
義両親はどのようなことで反対しているのか、どのような心配があるのか明確にすることから始め、その反対や心配をどのように取り除いていくのか、あなただけではなく夫になる彼と話し合うことが必要です。
婿養子になっても、両親と息子という家族関係がなくなるわけではありません。
姓が変わったからといって、そこにある愛が消えるわけではありません。
ゆっくりと時間をかけて話し合いを重ねるようにしましょう。
婿養子となった場合、結納の流れも一般と違うので注意
婿養子としてお婿さんを迎える場合、通常の結納とは異なる点がありますので注意が必要です。
婿養子としての結納は、女性側が男性側に結納するのが一般的。
結納する品や数は、一般的な結納と同じものです。
同じく結納金も、女性側が男性側に支払うものとされています。
嫁入り時の結納金は御帯料(おんびりょう)と呼ばれますが、婿入り時の結納金は御袴料(おんはかまりょう)と呼ばれます。
結納金の金額は嫁入り婚の2〜3倍の額という説もあるようですが、両家の事情によってさまざまです。
他にも、結納品に使われる漢字が違ったり、嫁入り時の結納には赤が使われるところを、婿入り時の結納には緑や青が使われるなど細かい違いがあります。
近年、結納をしないで顔合わせを兼ねた食事会で済ませるカップルも増えています。
二人の間で結納をするかどうか、方法はどうするかなど話し合うことが大切です。
男性側は仕事上、旧姓を使ってもOK
妻側の姓を選んだ場合や、婿養子をした場合、会社に姓が変わったことを告げ、手続きが面倒になるのが嫌だと考える男性は少なくありません。
そのような場合は、旧姓を使うことも視野に入れて考えましょう。
社内での呼び名や名刺、社内用メールアドレスなど、面倒だと感じる場合やそのままでも手続き上問題がない場合は旧姓のままという手もあります。
保険証や免許証、年金手帳といった公的な書類は姓を変更する手続きが必要になってきますので、そういったところに労力を使って、仕事上は旧姓のまま、あるいは時間や気持ちに余裕ができたら変更する、といった流れでもいいかもしれません。
結婚で婿取りできないで悩んでいるなら!参考にしてくださいね
現代の日本では、婿取り婚はまだまだ一般的とは言えません。
・婿入りなのか婿養子なのか、まずは二人で話し合う
婿取りといっても、婿入りするのか婿養子になるのかでは全く別物。
婿取りを希望している場合、相手にもそれを理解してもらう必要があります。
二人の意見が一致するために、相手の立場に立って考えることを大切にし、話し合うようにしましょう。
・義両親の同意が得られない場合、時間をかける
まだまだ婿取りが少数派である現代において、婿取り婚と聞くだけで良いイメージを持てない方もいます。
義両親が婿取りに反対である場合、無理に結婚を押し通したりせず、時間をかけて話し合いを重ねるようにしましょう。
・姓が変わるから、婿取りをするからといって家族の縁が切れるわけではない
人それぞれ考え方に違いはありますが、婿入りや嫁入りともに、実の両親との絆が消えるわけではありません。
たとえ婿養子として養子縁組を結んだとしても、義実家に行ってはいけないわけではありませんし、義実家と彼の親子関係が消えてしまうわけでもありません。
そのことを念頭におきながら、思いやりのある話し合いを重ねていきましょう。
婿取り婚が一般的ではないことから、理解を得られず結婚できないと諦めている方もいるかもしれません。
結婚できないと焦る気持ちもあると思いますが、そんな時こそ長い時間をかけて、相手の立場に立って、少しずつ話し合いを進めていくようにしましょう。
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