頑張り過ぎて人生がしんどいと思う人へ、人生が明るくなる「考え方」と「行動」

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 人生がいつもしんどくて辛いと感じる…それはあなたが真面目で、一生懸命な頑張り屋さんだから。 考え方と行動次第で、その辛さを乗り越えていきましょう。 ここからは、しんどいと感じやすい人の性格を1つずつ見ていきます。

真面目で一生懸命な頑張り屋さんは、周囲からの期待も大きくて「期待にこたえなくちゃ」と思いがち。 そのプレッシャーに追い掛け回されながら過ごす人生は、果たして自分が本当に望んだものでしょうか？ 人の期待にこたえることが義務になっている人は「裏切ったら悲しませてしまうから」と考えている、優しい心の持ち主です。 ですがそのために、自分の持っている力以上に無理したり、本当の気持ちをおさえてつけていることがあります。 優しい人だからこそ、必要以上に頑張り過ぎてだんだんと人生に魅力を感じなくなっていきます。 優しさ意外に、人生がしんどいと思う人にはどんな特徴があるのでしょうか？

責任感が人一倍強い

人の顔色を伺ってしまう

何をするにも相手の感情を気にしてしまう…会話をしていても「この話楽しくなかったかな？」とすぐに考えがちな人は「思いやりのある優しい人」というイメージがつきやすいです。 いつでも相手のことを考えて、気持ちに寄り添うことができるのは確かに長所でもあります。 しかし、人の顔色を伺い続けるのは想像以上にしんどいし辛いこと。 「今の話つまらなかったんだ」「私といるの楽しくなかったんだ」という負の感情がどんどん溜まっていきます。 誰かを思いやることが、自分を追い詰めることに繋がってしまうのは良くありませんよね。

何事にも真面目に取り組む

自分の不真面目な行動のせいで誰かに迷惑をかけるのはとても苦手、、、だからいつも真面目で、完璧主義な部分があります。 少しのミスや失敗も許せず、人に求められたこと以上の成果を出そうと真面目に取り組む傾向が。 もし失敗をしてしまった時は、必要以上に落ち込みます。 「真面目に頑張っていたのに、残念だったね」と言われただけでも余計立ち直れなくなるのが特徴。 自分の中で「真面目に頑張っても結果が出せないダメな人間」と勝手に決めつけてしまうのです。 真面目すぎるからこそ、失敗した時の現実を受け入れることができません。

嫌なことがあってもあまり断れない

もう既にたくさんの仕事を抱えている状態でも、人に頼まれた仕事を断れずに今日も残業…そんな経験ありませんか？ 優しすぎる人は、自分がこなすことのできる仕事量を超えていたとしても「断ったら悲しまれるかも」と後先考えずに返事をしてしまうという特徴があります。 確かに「優しくていい人」という印象がつきますが、「頼めば何でもやってくれる人」という印象もつきがち。 そのため、頼まれごとはどんどん増えていってしまうという悪循環に陥るのです。 自分が我慢をしてでも頑張る行為は、いずれ自分が疲れ果てる原因になります。

人に認められたい思いが強い

自分が何かをすることで褒められたい、認められたいと考えているのも人生がしんどくなりやすい人の特徴。 成果を出すことが重要なのではなく、「人にどう思われるか」がもっとも重要という考え方をしています。 人に認められるようなことをしても、褒められなかったり興味を持たれなかったりしたら心が傷つくことも。 「認められないのならやらない方がいい」と自暴自棄になってしまうことだってあります。 何かに取り組むことの意味が「自分が成長するため」であるのを認識することができていません。

理想が高くて現実とのギャップが生まれている

例えば「母親であるなら毎日美味しいご飯を用意して、子供とは毎日公園に遊びに行って、掃除も完璧にこなすべき」という理想像を勝手に決めつけがちなのも特徴です。 常に完璧でいなければならないと思っているから、現実が思った通りにいかないとパニックに、、、。 完璧ではない現実の自分は「ダメな人間」だとすぐに思い込んでしまいます。 いつでも頭の中は理想像を維持することに必死で、本当の自分を受け入れることができません。 自分のことをダメだと決めつけてしまうので「私は何もできない」と悲観的な感情を抱きがちです。

頑張りすぎて心身ともに疲れてしまっている

自分だけが頑張っていると思ってしまう

将来のことばかり気にして不安になっている

「このまま仕事を続けていたら、数年後の自分はどうなっているのだろう…」と、考えることが多いと悲観的な感情が生まれやすいです。 夢や目標がはっきりしているのなら、多少前向きな気持ちも湧きますが「今と変わらない暮らしを数年後も送っている」と考えてしまうと大きな不安が襲ってきます。 いつ終わるかわからない長いトンネルに入り込んでしまい、抜け出したくて将来のことを考えても「そもそもどうやって抜け出せばいいのかわからない」だからゴールを見つけることができません。 八方ふさがりな状況は、人生に対して悲観的になる原因です。

考えても仕方ないことをぐるぐる考えてしまっている

何かミスをしてしまった時に「明日どのように怒られるか」「怒られた後どうなるのか」など、ぐるぐると考えてしまうことがよくあります。 また、他人に降りかかったトラブルでも自分に降りかかったかのように考えがち。 考えても仕方のないことに頭を使うと、頭の中は不安でいっぱいになります。 不安でいっぱいの状態だと、どんなに楽しい予定が入っていてもどこか切ない気持ちに。 どんなに些細なことでも延々と考えてしまい、いつまでも悩み続ける羽目になることも。 不安に埋め尽くされた人生は、しんどいと思ってしまって当然ですよね。

周りを気にしすぎて身動きがとれなくなっている

複数人で意見を出し合った時に「自分の意見が変だと思われたら嫌だ」と感じて、人に同調することはありますか？ そうやって本心を隠し続ける行為は、そのうち自分を見失い苦しくなってしまう原因に。 自分の本当の気持ちを大事にしないと、人から言われるまで行動できないようになります。 何かトラブルが降りかかってきても、そもそも自分の考えに自信がないので自分の力で考えることができません。 周りに目を気にしすぎるあまり「これがやりたかった」という後悔も増え、それさえも誰にも伝わることがなく自分の心の中に積み重なっていきます。

生まれた環境や他人のせいにしてしまっている場合も、、、

「もっとお金持ちの家に生まれていたらこうならなかった」「会社の人がもっと優秀だったらこんな思いしないはず」など、他人のせいにしている場合は人生に対していつまでも明るい希望を持つことができません。 「人生がしんどいのは他人のせい」と考えるのは、自分が傷つかない方法だし確かにとても楽です。 でも他人のせいにすることで、自分の問題は無視し続けていることになります。 だからいつまでたっても人生はしんどいし、ずっと辛いまま。 他人のせいにしたいほど、しんどいと感じているのは、あなたが無理をしすぎている証拠です。

ネガティブで悲観的な考え方は、人生がしんどいと感じる理由の1つ。 さらに周りの目を気にしすぎて自分を見失っているのは、心に無理をさせているのと同じです。 どちらも自分自身の心にかなり負担をかけていて、ぐるぐると不安の渦の中をさまよっている状態。 抜け出せない不安に追われる毎日は、やる気も生まれなくなってきて楽しいと感じることも減ります。 楽しいと感じなくなる毎日は、だんだんと「普段当たり前にしていること」ですら面倒だと感じるように…。 人生がしんどいときほど、身の回りのことも手につかなくなって悪循環に陥っていくのです。 ここから当てはまるものがあれば、注意が必要です。 自覚すれば治せるものでもあるので、しんどいと思うときは陥っていないかチェックしてみてください。

食事や睡眠の生活が不規則になりがち

頑張りすぎてしまうせいで食事の時間をしっかりとらなかったり、帰ってくるのが遅いから睡眠時間も少なくなったり…とにかく不規則な生活が続いてしまいます。 人生がしんどいと考えているときは、不安に押しつぶされそうで毎晩暗い部屋にいるのが苦痛に感じることも。 一人暮らしであれば食事を用意するのも面倒になってきて、毎日インスタントで済ませてしまうこともあります。 十分な睡眠も取れないから、日中はずっとボーッとしていてミスも増える、、、という悪循環に陥ります。

身体や心の病気になりやすい

インスタントの食事をとり続けると、必要な栄養素はどんどん不足していき病気の原因になります。 しかもインスタントは塩分も多く、むくみの原因にもなるためいつも身体や顔がパンパンなんてことも、、、！ 本当は誰かに助けてもらいたい！という本心を隠し続け無理をしすぎると心も悲鳴を上げ始めます。 その悲鳴を放っておくと、身体だけでなく心の病気にもなってしまう可能性があるのです。 頑張りすぎる人ほど、無理をしている状況に慣れてしまうので「限界を超えても気づけない」と言う状態に。 気づいた時にはもう、心身ともにボロボロの状態になっていることがあります。

人と会うのが面倒になる

周囲の目を気にしすぎる生活は、誰でもそのうち無理が生じます。 でも誰かと会うだけで無意識のうちに人に合わせてしまったり、人の顔色をすぐに伺ってしまうので「人に会わなければこんなに無理をしなくていい」と感じるようになります。 いちど人に会わない日ができてしまうと「人に会わないだけでこんなに楽」と思い込んでしまうため、人に会うのが怖くなっていくように、、、。 そうしてだんだんと会話するのも、挨拶をするのも面倒になっていくのです。 自らの意思で「孤独でいること」を選んでしまい、相談できる人を遠ざけてしまいます。

働くのが嫌になる

1人でいることが多くなって嫌なことをぐるぐる考えてしまう

人と会うのも面倒で働くのも嫌、そうしているうちに友達付き合いもやめてしまいます。 会社にも行かない日が増えて、自然と1人でいることが多くなると「終わりの見えない不安」について常に考えてしまうように。 今まであった嫌なことも昨日のことのように頭に浮かんできて、また苦しい思いをする、、、この悪循環を繰り返すようになっていきます。 本当なら誰かに思いを打ち明けて、すっきりすることだってできるのに「人に会うのが面倒」と考えるためそれさえも叶いません。 ネット上で悩みを相談し、無責任な言葉に傷ついてどんどん不安が膨らんでいくこともあります。

①人に迷惑をかけても大丈夫、人は頼られると嬉しいもの

ちょっとでも無理だな、苦しいなと思ったら「手伝って欲しい」と声をかけてみて。 声をかけてもらえたその人は「頼ってくれて嬉しい」と感じています。 人に何かを頼まれて断れないのは、もちろん喜んで欲しいからという思いもあるけれど「頼られて嬉しい」という感情もありますよね？ その感情は、自分だけではなく他の誰もが抱く当たり前の感情です。 しかも「迷惑だな」と感じることってそんなにありません。 大体の人は困っている人を見たら手伝いたいと思うし、助けて欲しいとお願いされたら率先して手を貸します。 だから1人に抱え込まないで、もっと周りを頼ってみましょう。

②苦手な人やものとは距離を置く

野菜嫌いの子供に無理やり野菜を食べさせたら、もっと嫌いになるのと一緒です。 大人だって苦手なものを克服しようとしたら、もっと嫌いになったり怖くなったりします。 だから無理に克服しよう、と思うのはやめましょう。 その場から離れたり距離を置いたりするのは、苦手な人やものとうまく付き合っていく方法の1つ。 克服しようとして自分自身の心が苦しくなるのは「今はその時じゃない！」という心からのSOSです。 苦手な人やもののことを考えすぎてしまうなら、とりあえず頭の引き出しの中にしまってみて。 いつか時間が経った時に、それほど克服するのが苦じゃなくなる瞬間が来ます。 それまでは、距離を置いておきましょう。

③やりたくないことはやらない

④できない自分を責めず、認めてあげる

頑張った成果を誰も見ていなくても、一番身近で自分自身が見ていましたよね。 だから「よく頑張った」「最後までやりきった」と、自分で認めてあげましょう。 失敗したりうまくいかないことがあったとしても、責めないでまず認めてあげる習慣をつけてみて。 「料理がうまく作れた」「掃除ができた」「机を綺麗にした」そんな些細なことでいいんです。 自分だけが知っているポイントをどんどん増やすことで、自信が大きくなっていきます。 そのうち大きな自信がエネルギーになって、嫌なことも乗り越えられる力がついていきます。

⑤途中で投げ出してもいい

⑥未来や過去にとらわれ過ぎず、今この瞬間を生きる

考え方次第で抱えている不安はすっと軽くなっていきます。 この「人を頼る」「自分を認める」といった考え方は、ゆっくり身につけていけば大丈夫。 考え方を変えていく時に一緒に試して欲しいのが、行動を見直してみること。 心と身体は常にセットで、一緒に良い方向に持って行ってあげることも大切です。 考え方だけが改善されても行動がついていかなければ、結局また「しんどい」と考えてしまう方向に引っ張られてしまいます。 今よりもっと人生が楽になる行動に挑戦してみましょう。

①行きたくなければ会社を休む

たった1日休んだところで会社を辞めさせられることなどありません。 だから、行きたくない、、、！と思ったら思い切って休んでしまうことも大切。 会社に「行かなければならない」と言う選択肢だけでなく「休む」と言う選択肢が存在することも知っておきましょう。 そして1日仕事のことを忘れて、たっぷり休息の時間に当ててみること。 仕事の不安を忘れる時間を作るだけで、心がすっと軽くなっていきます。 「明日からまた頑張ろう」と言う活力にもつながるし「自分ってこんなに疲れてたんだ」と実感することもできるでしょう。

②たっぷり寝る

寝不足が続くと、日中はボーッとしてしまったり体調を崩すことが増えたり、とにかくデメリットばかり。 たっぷり寝る習慣をぜひつけるようにしましょう。 寝ることで心身ともにしっかり休息を取ることができます。 心身が疲れているとやる気もなくなるし、何もかもが面倒になってきます。 だからこそたっぷり寝て、やる気を引き出してあげることが大切。 早寝早起きの習慣がつけられるようになれば、朝太陽の光をしっかり浴びて気持ちの良い1日を始められるようになります。

③行ったことのない場所にでかける、普段会わないような人に会ってみる

いつもと同じ景色、いつもと同じ人間関係、新しい刺激もなくかわり映えのしない日常は「人生がしんどい」と思う気持ちをさらに強めている可能性が、、、。 心に新しい刺激や価値観を与えてあげることで、しんどいという気持ちが一気に吹っ飛んでいきます。 今まで行ったことのない場所に出かけるのは、新たな知識を得られるチャンス。 また普段会わないような人に会うのは、今まで知らなかった考え方や価値観を吸収できるチャンスです。 「もっといろんな場所に出かけたい！いろんな人に会いたい！」という欲求は、この先の人生を楽しくするために大切なことです。 自分に新しい刺激を与えてみましょう。

④家の掃除をして小さな達成感を積みあげる

⑤自然や動物に触れてみる

自然や動物に触れることで、五感を刺激することができます。 五感とは「視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚」のこと。 目の前で動く命に、たくましい鳴き声と獣の匂い、そして葉っぱのつやつやとした触り心地に、春風の柔らかい味。 五感を刺激することで脳が活動を始めます。 今まで「面倒・しんどい」と思ったまま止まっていた思考が動き出し、新しい考え方を探り出します。 自分を包み込むような大きい自然、目の前で必死に生きる命を目にすることで「明るく生きたい」と本能で感じられるようになるのです。

⑥前からやりたかったことをやってみる

周りの目を気にするあまり、我慢していたことがあるのなら思い切って挑戦してみましょう。 前からやりたかったことをやらずに置いておくのは、いずれ後悔することにつながります。 やりたいことにたくさん挑戦し、刺激を受けて視野を広げることは考え方や行動が明るくなるためにも大切です。 隠れていた才能に目覚める可能性だってあるし、熱中できる趣味が見つかってストレス解消につながることも。 やりたいことをやれるという達成感と充実感は、とても大きいです。 不安なことを忘れてしまうほど、好きなことに一生懸命になれる時間を作りましょう。

⑦転職や引っ越しで環境を変えてみる

「環境のせいだ」と感じることが多いのならいっそ、そこから離れるのも手段の1つです。 自分がいくら頑張っても改善しない問題とは、物理的に距離を置くことも大切。 そのとき、今まで抱えていた不安やしんどいと思う気持ちは、一緒に持ってこないようにしましょう。 新しい環境は、新しい自分で再スタートができるチャンスです。 今までのような不安が待ち受けていることもないし、人生が辛くなるような問題もありません。 思い切った決断かもしれないけれど、自分自身の心身を守るためには大切なことです。

医師に相談する

心の病気を専門に取り扱ってくれる医師がいます。 人生がしんどいことへの解決策を示してくれたり、心が回復していくのを後押ししてくれるお薬を処方してくれたりと親身になってサポートしてくれるプロです。 働き始めると、何日もゆっくり身体を休められる機会はあまり訪れません。 しかし医師の診断書があれば、会社を休職する選択もできるようになります。 そのため、他に何も考える必要がなくなり心身の回復に集中することができるのです。 1人で考えるより、適切な解決策を提示してくれる医師に相談した方が早く解決できることもあるので、いちど診察してもらいましょう。

専門の機関に相談する

考え方や行動に対して適切なアドバイスを授けてくれる専門家もいます。 医師のように薬を処方するわけではなく、より親身になって話を聞いてくれる存在。 日々あったことを話していく中で、辛かったことを理解して受け止めてくれたり新たな解決策を提示してくれたりと「専門的な知識があるからできるアドバイス」をしてくれるのです。 自分の体調に合わせてカウンセリングの日程を決めてくれるから、面倒になりにくいのも専門家に相談する嬉しいポイントの1つ。 人と会話することが怖くなるのも防げるので、人付き合いへの苦手意識も減っていきます。