別居中の恋愛は不倫になる？不倫になる場合や気を付けるべき5つのこと

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こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 お互いに愛し合って結婚をしても、夫婦になると今まで見えなかった相手の嫌な部分が見えてきてしまうことがあります。 ですから、離婚をする前に別居をする夫婦も多いでしょう。 しかし、離婚をせずに別居をしている間はまだ夫婦関係にあります。 その期間中に恋愛をしたら、果たして不倫になるのでしょうか。 この記事では、別居中の恋愛が不倫になるのかどうかを調べてみました。

法的にはそれを不貞行為と言います
破綻していた、数年前から別居中、離婚係争中で相手が応じない、そんなの関係ない
離婚成立の要件を緩和したいというならそれはまた別問題破綻してるんだから恋愛してもいいっていう考えは非論理的です

— どのそ (@xJRoo831AChDQ7K) 2019年4月25日

まず、別居中の恋愛が不倫になってしまうパターンをいくつかご紹介します。 そもそも、夫婦には「貞操義務」という仲睦まじく暮らしていくために必要な義務か課せられています。 しかし、夫婦関係が修復できないほど悪化している場合は、貞操義務は果たせません。 ですから、別居中の恋愛が不倫になるかどうかも、夫婦の別居理由が重要になります。 たとえば、別居と言う形にも、いろいろな別居があり、単身赴任をしている場合も別居です。 その単身赴任中に恋愛をするのは、夫婦の仲が悪くて別居をしているわけではないので不倫に当たります。 また、離婚を前提に別居をしているのではなく、夫婦の関係を修復するため、冷却期間として距離を置くために別居をしている場合も、夫婦関係を修復しようとしているのでこの期間の恋愛も不倫なので注意しましょう。

別居中でも、「そもそも夫婦の間に問題が何もない」「夫婦間が修復不可能ではない」と判断される場合は、いくら別居中でも不倫になってしまうということがわかっていただけたでしょうか。 では、ここからは別居中に恋愛をするにあたって、特に気を付けなくてはならない5つのことをご紹介します。 いくら「夫婦間が修復不可能」なほど関係が悪くて別居中でも、まだ法的には夫婦関係にあります。 ですから、一歩間違えてしまうと離婚裁判で不利になってしまう可能性があるので、しっかりと注意するべきポイントを押さえましょう。

「夫婦関係が破綻している」と見なされない限り、配偶者以外との肉体関係は不貞行為です。 ですから、もしかしたら別居中に恋愛をしている人と肉体関係があると、不倫と見なされて慰謝料を請求されることがあります。 「夫婦関係の破綻」を判断するためには、婚姻期間や別居機関、夫婦間の性行為の有無や連絡状況、夫婦関係が悪くなった原因などを総合的に見て判断するため、たとえ夫婦関係が悪化して別居しているにしても、条件に合わずに「夫婦間が破綻していない」と判断される場合もあるのです。 しかし、肉体関係が無いプラトニックな恋愛であれば、法律上の「不貞行為」に当たらず、慰謝料が請求されることはありません。 つまり、離婚が成立するまでは肉体関係を持たないように注意してください。

別居中で子供もいないようならば、一見まるで独身者のように見えます。 ですから、恋愛相手と付き合ううえで独身であるという嘘をつくこともできるでしょう。 しかし、恋愛相手にはきちんと、「配偶者がいて別居中である」「離婚を前提に別居中」などということを伝えたほうが誠実ですよね。 また、まだ別居中ということを知らせないままでいると、不倫をしているということで配偶者が恋愛相手に慰謝料の請求をしないとは限りません。 そうなると、突然、独身と思っていた人の配偶者が現れてお金を請求されては驚いてしまいますよね。 慰藉料はなくても、何かしらが原因で独身じゃないということがわかると、驚きとショックが大きいので、きちんと話すようにしましょう。

別居中の恋愛が不貞行為と見なされ、慰謝料などの争いになったとき、別居中なのに配偶者と定期的に会っていたことは不利な条件になります。 先ほどもお伝えしたとおり、「別居中の夫婦関係が修復できないほど悪化している」というのが、別居中に恋愛をしても不倫にならないというお話をしました。 ですから、別居中の「夫婦の仲が良かった」「関係を修復しようとしていた」と見なされると、不貞行為と見なされるどころか、配偶者と関係は良好だったのに不倫をしていたとかなり悪質と思われてしまう可能性があります。 別居中でも定期的に会うということは、関係修復を目指していたと思われるからです。 そうなると、慰謝料が高額になるので注意しましょう。

別居を初めてまだ1ヶ月だったり、1年未満など、別居の期間が短い場合は夫婦関係がまだ破綻していないと見なされ、慰謝料が請求される可能性があります。 別居を始めてから期間が短いと、まだ夫婦関係が破綻しているかわからないですし、関係修復も可能だと思われるからです。 ですから、別居を初めて1ヶ月で恋愛相手と肉体関係を持ってしまうと、不倫と見なされて慰謝料の請求の可能性があるので注意してください。 また、長期間別居をすれば相手の同意が無くても夫婦関係が破綻しているという理由で離婚をすることもできます。 明確な期間は定められていませんが、3～7年別居をしていれば離婚できる可能性が高いでしょう。

離婚を前提に別居をしている場合は、別居中の恋愛は離婚調停が不利になる可能性が高いです。 離婚が確定しているのであれば、夫婦関係が破綻していると見なされるかもしれませんが、別居の期間や配偶者と別居中も会っていたか、別居の原因など様々な条件が満たされないと夫婦関係が破綻していたと認められません。 ですから、離婚が前提の別居でも、別居中の恋愛が不貞行為となってしまい、それがバレたら離婚調停が不利な方向に動く可能性も考えられます。 別居中は恋愛は我慢するか、恋愛をしても肉体関係のないプラトニックな関係にとどめておいたほうが良さそうですね。

ここまで、別居中の恋愛で気を付けることを紹介しましたが、いかがでしたか？ 紹介したのを読んでもらえばわかると思いますが、別居中の恋愛は不貞行為と見なされてしまう可能性が高いです。 なぜなら、夫婦関係が破綻していると認めてもらうのは、様々な条件がそろわないと認められないので、多くの場合は不倫として扱われるでしょう。 しかし、別居中に恋愛をしてしまうこともありますよね。 では、別居中に恋愛をしてしまったら突き進むべきなのか、考えてみましょう。

別居中の恋愛は、不貞行為と見なされるリスクがあります。 ですから、離婚調停中などで、あと少しで離婚が決定するのなら、危うい時期の恋愛は避けるべきかもしれません。 恋愛相手と肉体関係を結んでしまうと、離婚調停が不利に動くことはお伝えしましたね。 恋愛相手との行為が不貞行為と見なされ、慰謝料が請求されてしまう可能性があります。 また、もう少しで離婚が決まると言っても、まだ夫婦関係にあります。 別居中とはいえ恋愛をしてしまうと、世間一般からも外れた行為になってしまうというのは覚えておいてくださいね。

別居中、とくに単身赴任や夫婦関係の修復途中の別居は寂しさを感じますよね、 突然、配偶者がいない日常になり、一人で家にいるのは寂しい事でしょう。 しかし、その寂しさを恋愛で埋めようとしていませんか？ 今の恋愛は別居中の寂しさや不安、孤独感からきていないか考えてみてください。 結婚して毎日一緒に生活を共にしていた人がいないと、心にぽっかり穴が開いたような感じですよね。 たとえ夫婦関係が悪化していたとしても、いざ一人になると寂しくなる人もいます。 しかし、離婚をするにしても関係修復をするにしても、恋愛で寂しさを埋めようとすると不貞行為になってしまうのでやめましょう。

別居中なのですから、きっと別居をするくらい夫婦の間に問題があったことでしょう。 しかし、もう一度夫婦関係は修復できないか考えてみてください。 別居をすることで、お互いに頭を冷やすことが出来ましたね。 冷静になって考えてみると、もう一度仲直りをして一緒に暮らしてみようと思えないでしょうか。 愛しあった2人だったから結婚をしたはずです。 ですから、すぐに離婚を決定するのではなく、配偶者を許して夫婦としてまた歩んでいけるか考えてみてください。 もちろん、関係修復は無理だと思うのなら離婚をしてそれぞれの道を歩むのもいいでしょう。 悔いのない結論を考えてみましょう。

恋愛相手は離婚をするまで待ってくれる人でしょうか。 誠実な相手であれば、離婚が成立するまで肉体関係や付き合うことは待ってくれるはずです。 ですから、離婚が成立する前に肉体関係を持ってしまうと不貞行為になってしまうということをきちんと伝え、肉体関係を待ってくれるか相談してください。 肉体関係が持てない理由を話しても、待ってくれないような相手ならば、付き合うことを少し考えたほうが良いかもしれません。 肉体関係が待てないということは、あなたのことを愛しているのではなく、ただ肉体関係が持ちたいだけという可能性があるので注意してください。

別居中でも離婚は悩んでいるという人は多いでしょう。 夫婦関係の修復は難しく、恋愛相手と早く結ばれたいと思うのなら離婚を進めるのも正しい選択かもしれません。 しかし、少しでも配偶者に未練があったり、恋愛中の相手と結ばれることに迷いや不安があるのなら、離婚は進めないで自分の納得のいく結論が出るまで悩みましょう、 離婚というのは簡単に結論が出せるものではありません。 しかし、あなたの人生は一度きりですし、あなたを幸せにできるのはあなただけです。 悔いのない選択ができるように、自分がどうしたいのかじっくり考えて離婚を進めるのか考えましょう。

いかがでしたか？ 別居中の恋愛は、「夫婦関係が破綻していると認められれば不倫にならない」です。 しかし、多くの場合は別居中の恋愛は「不貞行為」と見なされてしまうので、離婚が成立するまでは恋愛中の相手との肉体関係は持たないか、付き合うことを我慢しておくのが安心です。 別居をして冷静になれたと思うので、夫婦関係を修復するのか、恋愛中の相手と新たに幸せな道を歩むのか、悔いのない選択をして幸せになりましょう！