別居する夫婦にも様々なカタチがある？別居をすると起こる4つのこと&別居を決めたらやるべき5つのこと！
別居をする夫婦と聞くと、「離婚を前提にした別居」というイメージが強いですが、実はそれ以外の理由で別居をする人も多いです。
別居の形は夫婦それぞれで、前向きな別居理由もあります。
そこで今回は、別居の理由と別居をすると夫婦の間に起こること、そして別居を決めたらやるべきことをご紹介します。
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夫婦の悩みは人によって様々。
・なんだか最近彼が冷たい...どう思ってるの？
・この人といて大丈夫？離婚した方が良い？
・セックスレスが辛い...
・全然気持ちを分かってくれない。
・もしかして...彼は浮気してる？
辛い事も多いのが夫婦。
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夫婦の中には、別居をすることに悩んでいる人たちがいます。
なぜ別居をするのか原因は様々だと思いますが、別居をしたら夫婦の間にどのような変化が起こるのでしょうか。
別居をすると起こる4つのことと、別居を決めたらやるべき5つのことをご紹介しますので、別居を考えている人は必見です。
まず、夫婦の別居には様々な原因があり、別居の仕方もいろいろです。
夫婦の別居と聞いてまず思い浮かぶのは、離婚を前提とした別居です。
2人の間で喧嘩やいざこざがあり、夫婦として一緒に暮らしていくことが難しくなった夫婦が別居をしているというイメージですよね。
しかし、実はそれ以外にも別居をする理由はあるようです。
喧嘩以外にも、夫婦の関係を良好に保つための別居や、問題を解決するための別居など…夫婦の数だけ別居の理由があります。
その中でも、とくに多い理由4選を見ていきましょう。
家庭内別居という言葉はご存知ですよね。
同じ敷地内に住んでいるけど、別居をしているのと同じように身の回りのことは自分ですることを言います。
普通は夫婦になると、洗濯や料理は2人分行い、掃除も全部の部屋をするという生活ですが、家庭内別居の場合は「家事はそれぞれが自分の分を行う」のです。
同じ敷地に住んでいても、家事を分担しないので夫婦ではなく「同居人」という関係が近いのかもしれませんね。
なので、お互いがお互いの負担にならず、自由で快適な暮らしができます。
食事の時間を合わせたりしなくていいし、家事も自分のタイミングで行えるので気持ちは楽でしょう。
「お互いに自立が出来るから」という前向きな理由で家庭内別居をしている夫婦もいれば、「ケンカをしたけど帰れる場所がここしかないから」と仕方なくしている夫婦もいます。
「別居婚」という言葉は知っていますか？
文字通り、夫婦間に特に問題はないけれど住居は別にしている婚姻関係を言います。
「別居婚」をしている理由としては、「夫婦お互いに1人の時間が欲しい」という人や、「相手に気を遣いすぎて疲れるから」などが理由です。
結婚はしているけれど、まるで独身のような気軽さや自由さを謳歌できるのが「別居婚」の最大のメリットでしょう。
しかも、「別居婚」をしている夫婦は、仲が悪いわけではないので同じマンションの違う部屋を借りていたり近くに住んでいるパターンが多いので、その気になればすぐに相手に会うことが出来るのも特徴です。
3)顔を合わせると喧嘩ばかり！離婚を前提にした別居
おそらく別居と聞くと一番多い理由が、「離婚を前提にした別居」です。
また、離婚を前提にしてはいるけれど、やり直せるなら夫婦関係を修復したいという人や、相手のちょっとしたクセや習慣がいちいち目について、同じ空間にいるとケンカばかりになってしまうケースでも別居は効果的な対処法でしょう。
離婚を前提に距離を置いてみたことで、逆に相手の存在の大きさを再確認して、また夫婦としてやり直すことを選ぶパターンも少なくないようですね。
離れてみないと相手の大切さに気付けない場合も多いので、一度別居をして頭を冷やすのも夫婦に必要なのです。
パートナーからのDVやモラハラなどの被害を受けている場合や、不倫問題から距離を置くためだったり、パートナーではなく義理の両親などの他の家族とのトラブルを避けるために別居をする人も少なくありません。
DVやモラハラ、不倫問題などは、言わずもがな別居の理由になるのはお判りでしょう。
そして、夫婦間で問題になりやすいのは義理の両親との同居問題でしょう。
同居している義理の両親は、もともとは他人ですし結婚しても血が繋がっているわけではないので一緒に暮らしていくのは肩身が狭いですよね。
そのため、義理の両親と一緒に住むと疲れてしまったりトラブルになりかねない場合は別居を選択する人も多いです。
ここまで、別居をする夫婦の理由を4つご紹介しましたがいかがでしたか？
夫婦の間には様々な問題が起こります。
離婚を前提とした別居以外にも、お互いに自立するためだったり問題から逃れるためなど、関係を解決するためには別居が必要な場合もあるようですね。
ここからは、夫婦が別居をすることで起こることを詳しく見ていきましょう。
別居をすると、相手と関係をやり直すきっかけになったり、離婚しやすい状況を作ることが出来ます。
そして、別居はお互いを見つめ直すきっかけになるでしょう。
この鑑定では下記の内容を占います
１）彼の性格と恋愛性質
２）彼の今の気持ち
３）あなたの性格と恋愛性質
４）二人の相性
５）離婚するべき？二人の未来
６）関係が良くない時の再構築
７）体の相性と改善方法
８）今後の浮気の可能性
９) あなたが今取るべきベストな行動あなたの生年月日を教えてください
年月日
まず、別居をすることで離婚が認められやすくなります。
離婚をするために必要なのは、「夫婦関係の修復が不可能かどうか」です。
もしも「夫婦関係の修復が可能」と見なされると、離婚調停や離婚裁判などの際に離婚を認められないかもしれません。
しかし、別居をしていれば「夫婦が共同で生活することは不可能な状況である」と証明できるため、離婚が認められやすくなるのです。
そのため、もしも離婚を考えていて、話し合いでは解決できそうにない場合は別居をしておくことをオススメします。
また、別居中に頻繁に会ったり連絡を毎日のようにしていると、「夫婦関係を修復しようとしている」と見なされてしまうので、本気で離婚したい場合は別居中の連絡は必要なとき以外控えましょう。
別居をすることで、相手の大切さに気付ける効果も期待できます。
夫婦なので、一緒に暮らしていくうえで相手の嫌な部分が目について、ケンカが多くなるかもしれません。
相手の顔を見たくないという時もあるでしょう。
そこで、別居をして冷却期間を設けることで、「相手のここが嫌だけど、そういえば家族のためにこんなことをしてくれたな」や「離れてみるとやっぱり一緒に暮らしたいと思える」など、相手の大切さに気付くことが出来ます。
長年一緒に暮らすと、どうしても「慣れ」がでてきてしまって、相手が自分のためにしてくれていることが「当たり前」に変わってしまうのです。
相手もそれは同じで、その「当たり前」にお互い気付けるように別居をすることで、夫婦関係を修復することが出来るでしょう。
別居をすることで、相手に「離婚の意志は固い」ということが伝えられます。
もし、ケンカをして「離婚してやる！」と言っても、相手は「はいはい、またすぐ元通りになるだろう」とあまり重く受け止めない場合があります。
そういう時に別居をすると、離婚の意志が固いということを相手にわからせることが出来るのです。
また、相手がなかなか離婚に同意をしてくれなくても、別居の期間が長引けば離婚をすることが出来ます。
平成8年に出された「民法の一部を改正する法律案要綱」によると、「別居が5年以上継続」している場合は離婚の原因になると記載されているので、どうしても相手が離婚に応じない場合は別居を5年以上継続すれば離婚できるでしょう。
別居を始めた当初は、「お互いに頭を冷やしましょう」という理由で別居をしたとします。
しかし、自分はまったく離婚は考えていなくて、距離を置いて冷静になる期間が欲しかっただけなのに、別居の期間が長くなると相手の気持ちが冷めてきてしまって、相手から離婚請求されてしまう恐れがあります。
先ほどもお伝えした通り、別居の期間が5年以上続けば離婚できるということを説明しましたね。
なので、「冷却期間」をなんとなくずるずる続けてしまい、5年以上たってしまうと相手から離婚請求されたら離婚が認められてしまう可能性が高いので注意しましょう。
ここまで、別居をすると夫婦の間に起こる変化をご紹介しました。
別居をすると、お互いに相手の大切さを再確認することもできますし、離婚を有利にすることもできます。
そのため、夫婦関係の再構築にも離婚のためにも別居は有効なのです。
では、夫婦関係の再構築のため、もしくは離婚のために別居を決めた夫婦がやらなくてはいけないことはなんでしょうか。
今まで生活を一緒にしてきた2人が離れて暮らすので、決めなくてはいけないことは多くあります。
しっかりとするべきことを確認しておいて、別居をしてから困らないようにしましょうね。
別居をする前にまず決めなくてはいけないのは、「住む場所の確保」です。
今の持ち家やアパート・マンションの契約者はどちらでしょうか。
名義人でない方が基本的には出ていかなくてはいけません。
もし実家が頼れるのであれば、実家に荷物を運ぶだけで済みますが、実家に頼れない場合はアパートを探しに行かなくてはいけませんね。
また、アパートの契約には初期費用が掛かります。
初期費用にはその月と来月分の家賃、敷金・礼金、仲介手数料部屋のクリーニング代など数十万円かかりますので注意してください。
その他に、家具や家電なども一から揃えなくてはならないので、金銭面もしっかりと考え、資金を確保しておく必要があります。
もしも子供がいる場合は、子供の養育環境の確保も必要です。
保育園や学校に通っているのであれば、別居後は今通っているところにそのまま通い続けるのか、それとも転園・転校するのかを決めなくてはいけません。
転園・転校するのなら申し込み手続きが必要になってきます。
そして、別居後も相手から子供にかかる費用を支払ってもらう必要があるでしょう。
別居中でも、婚姻関係は継続しているので、吸入の多いほうは相互扶助義務と婚姻費用分担義務があります。
そのため、子供の養育費を「婚姻生活費」という名目で請求することが出来ます。
上記でも説明しましたが、別居をしても、法律上婚姻関係にある2人の間には相互扶助義務と婚姻費用分担義務が発生しています。
収入の多いほうが収入の低いほうに、「婚姻費用」という名目の生活費を支払わなくてはならない義務があるのです。
そのことから、別居をする前にしっかりと相手の収入は毎月いくらくらいなのかを把握しておきましょう。
ちなみに、「婚姻生活費」に含まれるものは、
・衣食住の費用
・子供の養育費
・医療費
・交際費や娯楽費
です。
婚姻生活費は、基本的に話し合いで自由に決められますが、「婚姻費用算定表」というものもありますので、その表を参考に決めるといいでしょう。
パートナーの浮気や不倫が原因で別居をする場合は、別居をする前にある程度「証拠」を集めておいたほうが良いでしょう。
浮気や不倫の証拠になるのは、「相手が配偶者以外の異性と肉体関係にあったか」というものです。
たとえば、メールやSNSで肉体関係があったと思われるやり取りや、肉体関係があったと思われる写真などが有効になります。
メールやSNSなどの証拠は相手のスマホからでないと確認できません。
そのため、別居をする前にそういった証拠を集めておいた方がいいでしょう。
また、その他にラブホテルの領収書やラブホテルに不倫相手と入って出てきた時間がわかる写真なども有効になります。
別居をする前に、別居後の生活のイメージをしっかりと具体的に考えておきましょう。
とくに、専業主婦（主夫）の人は、今まで相手の収入で生活をしていたのに、これからは自分の収入で生きていかなくてはいけません。
別居までに仕事が確保できればいいですが、もし確保が出来なくても、婚姻生活費用を貰って生活しながら、やがて自立するために「仕事を○ヶ月以内に決める」「それまでの生活費をざっくり計算しておく」などしておいたほうが良いですね。
また、婚姻生活費が滞る可能性も考慮して、貯金はいくらあるか、その貯金で何か月暮らせるのかは把握しておきましょう。
いかがでしたか？
夫婦で別居をするという考えに至るまで、きっと様々な悩みや困難があったことでしょう。
そして別居という決断にはとても勇気がいると思います。
しかし、夫婦2人とも納得して別居を決めたのならば仕方が無いですし、別居をしなくてはいけない理由もあるので仕方がありません。
別居後の生活をしっかりとイメージしておくことで、別居後に困ることは少なくなります。
とくに、別居後のお金のことが一番トラブルになりやすいので、別居前にしっかりと「婚姻費用」について話し合い、2人の決めた道に後悔のないように進んでいきましょう。
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