同期との社内恋愛ってあり？知っておきたいメリット・デメリット

社会人なると、出会いが職場になる人が多いので同期と社内恋愛に発展する人も多いですよね。 しかし、同期は仕事仲間だし社内恋愛に発展しても良いのか悩むでしょう。 まずは、同期と社内恋愛に発展した人の話をご紹介します。

入社時から一緒のチームで働いてるから

敬語でなく気軽に話せるから

「同期は先輩でも後輩でもなく、同じ立場なので敬語ではなく気軽に話せますよね。 なので、敬語を使わない分仲が良くなりやすいですし、お互いに話しやすく仲良くなりやすいです。 気軽に話せるから、仕事の悩み以外も聞いてもらったりしていくうちに、相手のことが気になってしまうことはあります」 （27歳・男性・営業） 同期は、会社の中で自分と立場が同じ関係の人なので、敬語を使わずに気軽に話すことが出来ます。 敬語を使わないで話すということは、敬語で話す人達との関係に比べると、ぐっと距離が近づきますし一気に親密感が出るでしょう。

お互い一緒に仕事を学んできたから

残業になる日が重なることが多かったから

「同期とは、先輩が帰るのを待ってから帰ったり、同じ仕事を任されていたりしたので、残業になる日が同じ確率が高いです。 そして、女性だととくに帰宅時間が遅くなると、一人で帰らせるのは心配なので駅まで一緒に帰ったりしてたんです。 一緒に帰る日が多くなるうちに、残業後に飲みに行ったりして、お互いに好きになり付き合うことになりました」 （30歳・男性・公務員） 残業になる日が重なると、一緒に最寄りの駅まで帰ったり、仕事後に一緒に飲みに行く機会が多くなります。 一緒に帰ったり飲みに行くなど、仕事以外の場も共に過ごすことで、恋愛に発展しやすいでしょう。

社内では唯一安心できる関係だから

「同期は、社内で唯一安心できる関係なんです。 先輩はいくら良い人でも先輩なので、やっぱり気を遣いますし、後輩にはあまりかっこ悪いところを見せられないので気を抜けません。 しかし、同期は入社当初から一緒に過ごしているので、社内で一番本音が出せる関係なんです。 お互いにそう思っているので、悩み相談や愚痴を言い合ったり、たまに一緒に出掛けるうちに付き合うことになりました」 （24歳・女性・接客） 同期という関係は、入社当初から一緒に頑張ってきた存在なので、唯一安心できる関係と言えます。 先輩や後輩のように、気を遣わなくていいので、お互いに本音が出せるようですね。

同期と社内恋愛に発展する理由を見てきましたが、当てはまることはありましたか？ では次に、同期と社内恋愛をするメリットを見ていきましょう。

毎日仕事に行くのが楽しみで仕方ない

社内の中でも情報交換ができる

社内恋愛をしていると、社内の中で情報交換ができます。 たとえば、同じ会社で同期なので仕事の悩みなど業務上の相談をお互いにすることができます。 他の仕事をしているカップルは、仕事の相談をしても同じ会社の人でなければわからないような話だったりして、相談したくてもできないという人が多いですが、社内恋愛をしていて同期のカップルは、お互いに仕事のことを知っているため仕事の相談ができるのです。 また、社内以外でも帰ってからや休日に情報交換ができるので、付き合うことで仕事がスムーズになるカップルも多いでしょう。 社内恋愛は情報交換ができるというメリットがあります。

良きパートナーとして理解し合える

同期なので、入社をした当初からお互いに切磋琢磨してきた関係です。 相手が頑張っている姿を見ていますし、相手もあなたが努力していることを知っています。 なので、お互いに認め合える良きパートナーとして理解し合えるというのが、同期同士の社内恋愛のメリットと言えるでしょう。 お互いに助け合い、仕事をこなしてきていますし、時にはライバルとして競争してきたことでしょう。 助け合ったり高め合える関係というのは、お互いのことを理解できる良い関係です。 仕事をしている姿をお互いに認め合って理解し合えるというのは、恋人になってもお互いを思いやる気持ちを忘れずに良い関係が築いていける証拠でしょう。

別れてしまった後がとても気まずい

まず、社内恋愛につきものなのが、別れてしまった後がとても気まずいということです。 社内恋愛をしてしまうと、恋人と別れても同じ会社に通っているので、毎日顔を合わせなくてはいけなくなります。 理由はどうであれ、別れた後でも顔を合わせなくてはいけないというのは、気まずいですし気持ちの整理がなかなかつけられませんよね。 しかし、仕事は仕事なので、破局しようが何をしようが出社をして仕事をこなしていかなくてはならないのです。 別れた翌日が平日で、休むことが出来ないという状況はとても辛いでしょう。 しかし、気持ちを切り替えて出社をしなくてはなりません。

仕事とのケジメがつけられず仕事に身が入らなくなる

社内恋愛をして、恋人と毎日顔を合わせることが出来てとても楽しいし幸せですよね。 恋人といつでも目を合わせて笑いあう、コピーを取る時でも一緒に行動するなど、常に一緒にいたい気持ちはわかります。 しかし、会社には仕事をしに行っているのです。 そして会社は労働したことに対してお給料を支払っています。 なので、仕事とのケジメがつけられずに仕事の効率が下がったり、仕事に身が入らないようではいけません。 また、恋人とケンカをした翌日だからと言って口を利かないということはできないので、業務上会話をしなくてはいけないことを伝えないなど、仕事に支障をきたしてしまうと周囲に迷惑がかかるのでやめましょう。

片方がモテるタイプなら他の人からの嫉妬が怖い

もしも、恋人が異性の社員からモテモテな人だったら、付き合っていることを知られたときに他の人からの嫉妬が怖いでしょう。 とくに、女性の場合は嫉妬が激しいので、今まで仲良く話していたのに口をきいてもらえなくなったり、ランチのときに一緒に過ごす人がいなくなってしまったり、酷い場合は会社に居られなくなるようなイジメにあう可能性も少なくないです。 根も葉もない噂を流されてしまうこともあるでしょう。 同棲からの嫉妬ほど怖いものはないので、もしも片方が持てるタイプなら、徹底的に付き合っていることは隠した方がいいでしょう。

周囲に隠すことがしんどくなる

同期で社内恋愛をしている人は、隠したいと思う人が多いですよね。 しかし、社内恋愛というのは周囲に隠すことがだんだんとしんどくなります。 お互いに好き同士で付き合っているのに、帰宅の時間をずらしたり、違う駅から乗って落ち合ったり、デートも会社から離れたところで会うなど…気を付けなくてはならないことはたくさんあります。 しかし、社内恋愛をしていることがバレると、周囲から嫉妬されたり、気を遣われたりして煩わしい事が多いです。 もしも破局した場合、別れたこともいちいち説明しなくてはいけませんしね。 なので結婚まで隠す人が多いのですが、コソコソ付き合うことがしんどくなってくるでしょう。

仕事でミスした時など恥ずかしくなる

同期は常に一緒に仕事をしているので、自分が仕事のミスをしたことがバレてしまいます。 そのミスをした瞬間を見られたり、先輩や上司に怒られている姿を見られてしまうのは恥ずかしいですよね。 しかし、一緒に仕事をしているので、どうしてもミスはバレてしまいます。 きっと恋人なので慰めてくれると思いますが、ミスをしたらやはり恥ずかしいものです。 なるべくなら恋人にカッコイイところを見せたいですよね。 また、逆に恋人がミスをして怒られている姿を見てしまう可能性があります。 恋人が起こられている姿を見て、幻滅してしまうこともあるかもしれませんよ。

ここまで、同期と社内恋愛をするメリット・デメリットをご紹介してきましたが、いかがでしたか？ メリット・デメリットを見て、デメリットがあっても同期と社内恋愛をしてみたい！と思う人もいますよね。 そこで、ここからは同期と社内恋愛に発展させるコツをご紹介します。

ランチタイムを一緒に過ごす

まず、同期と社内恋愛に発展させるには、ランチタイムを一緒に過ごしましょう。 ランチタイムは、仕事の前半戦が終わって一息つけるリラックスの時間です。 そのランチタイムを一緒にご飯を食べながら過ごすことで、「一緒に居ると楽しいな」「一緒に居ると安心するな」と感じてもらうことが出来ます。 やはり、同期が社内で一番本音を話せる関係だと思うので、ランチタイムにお互いに本音で話すことで親密度は上がります。 今まで別々に過ごしていたから、急に話しかけられないという人は、「同期だから相談したいことがあるんだけど…」や、「たまにはみんなで食べよう！」と言っていきなり二人きりではなく複数人で食べてみてはいかがでしょうか。

残業で大変そうな時は一緒に残って手伝ってあげる

同期が残業で大変そうなときは、一緒に手伝ってあげてください。 大変な時は、誰かから「手伝うよ」と言われると嬉しいですし、一緒に残業をすることで会話をするチャンスになります。 また、「協力して仕事をした」ということで、あなたへの信頼感や好感度がぐっと上がります。 協力して何かをするというのは、恋愛に発展させるチャンスなのです。 それに、残業なら2人きりになりやすいので、普段はなかなか話すチャンスがないという人も会話をすることができます。 残業をきっかけにたくさん話して仲良くなって、2人の距離を縮めちゃいましょう！

困ったことは相談し合う

苦手な上司の噂話も面白おかしく話す

苦手な上司というのは、誰でもいますよね。 その苦手な上司のことを、あえて同期に話しましょう。 話す時の注意点ですが、愚痴のように「あの人のこと嫌いなんだよね」とストレートに伝えてはいけません。 誰でも人の悪口を聞くのはいい気分がしませんし、性格が悪い人と思われて恋愛に発展しなくなってしまう可能性があります。 なので、苦手な上司のことを面白おかしく話してみましょう。 あえて面白おかしく話すことで、相手も聞いていて嫌な気分にならないですし、「この人は前向きに捉えられて素敵だな」と好感度を上げることができるでしょう。

帰宅時間が同じ時は一緒に帰ったりする

帰宅時間が一緒になったらチャンスです。 同期と一緒に帰ってみましょう。 帰宅時間が同じなら「一緒に駅まで行こうよ」と言っても不自然ではないですし、話しかけやすいですよね。 仕事が終わってお互いにプライベートの時間を共有することで、相手との親密度はぐっと上がるでしょう。 また、勤務時間外なので、仕事のこと以外の趣味や休日の過ごし方など、仕事以外の会話をしやすいですよね。 短時間でも良いので仕事以外の時間を一緒に過ごすことで、素の自分をさらけ出すことができ、仕事仲間以上の意識を持ちやすくなります。 また、一緒に変えることでご飯に行ったり飲みに行ったりするチャンスも増えますよ！

すでに相手にパートナーがいないか確認する

まず、気になる同期にはすでにパートナーがいる可能性があります。 入社前から付き合っている人や、もしかしたら社内の別の異性とすでにカップルかもしれません。 なので、アプローチをする前に相手にパートナーがいないかしっかりと確認しましょう。 同じ同期の仲間に聞いてみるのも良いですし、会社の飲み会の席などでさりげなく恋人の話を振って聞き出してみても良いでしょう。 ここで注意したいのが、上司や後輩などに聞くと、社内に気があることが噂話として広まてしまう可能性があるので、誰かにパートナーがいないか確認を頼む場合は、本当に信頼できる人に頼みましょうね。

デートは職場から離れた場所でする

同期とデートにこぎつけることができたら、今度はデートをする場所をしっかりと考えないといけません。 会社の近くや会社の最寄りの駅だと、偶然会社の人にデートをしているところを見られて、「あの2人付き合っているみたい」などと会社中に噂されてしまう可能性があります。 なので、デートの場所はしっかりと考えなくてはいけません。 とくに、会社帰りにデートをする際は、帰宅時間をずらして後で落ち合ったり、駅までは一緒に行かないなど、細心の注意を払う必要があります。 会社の人にバレたくないのであれば、周囲に会社の人がいないか良く確かめましょう。

2人の関係は誰にも話さない

同期とカップルになっても、2人の関係は誰にも話さないようにしましょう。 できれば仲の良い同期にも話してはいけません。 2人が付き合っているということが、どこからバレてしまうかわかりません。 なので、いくら親しい関係の人でも、同じ会社の人には話さないほうが良いでしょう。 また、もしかして別れた時に、社内に2人が付き合っていることがバレていると、いちいち別れたことを説明しなくてはならなくなります。 別れたばかりなのに、社内の人に説明するのは辛いですよね。 なので、もしも別れた時のために、2人の関係はばらさないほうが良いでしょう。

職場ではプライベートの話はしない

職場では、恋人とデートしたことや恋人と入ったことのある飲食店など、プライベートの話はあまりしないようにしましょう。 会社の人に何気なくプライベートの話をして、もしかしたら2人で行った場所が同じだと勘づかれたときに付き合っているのではないかという疑惑を持たれてしまう可能性があります。 なので、恋人としたことに関しては、あまり話さないほうが良いでしょう。 また、恋人と今晩何を食べるかや、仕事が終わったらどうするかなどの話も、誰が聞いているかわからないので会社ではしないほうが周囲にバレないためには賢明です。

社内では2人きりばかりでなく、たまにはグループで行動する

同期と恋人になって、社内で2人きりになりたいとは思いますが、たまにはグループで行動するようにしましょう。 常に2人きりでいると、やはり周囲の人は「付き合っているのではないか」と勘繰ってしまうでしょう。 そこで、たまにはグループで行動すると、ただ「同期同士で仲が良い2人」とカモフラージュをすることができます。 休憩時間など2人きりになりたい気持ちはあるでしょうが、会社には仕事をしに行っているので、きちんと割り切って行動しましょう。 「仕事は仕事」と割り切ることが、付き合っていることを周囲に気づかせないコツです。