人間関係がリセットされてしまった時の対処法とは？

あなたは人生で「人間関係がリセットされたな」と感じる瞬間はありませんか？ せっかく築いた人間関係が、白紙に戻されるリセットは辛いですよね。 今回は、そんな人間関係のリセットについて詳しくご紹介していきます。

人間関係がリセットされたと言っても、具体的にそれはどのような時なのでしょう？ まずは、人間関係がリセットされたと感じる瞬間について見ていきます。

メールを送ったらエラーで返ってきた

友人や知人にメールを送ったらエラーで返ってきた時です。 ただ単に新しいアドレスや番号を教え忘れていただけかも知れませんが、そうなるとあちらから連絡が来ない限り連絡をとることが出来ないですよね。 そしてそのまま連絡が来ないのであれば、人間関係がリセットされた状態になります。 離れて住んでいる友達や知人なら尚更、これからも繋がっているために連絡手段は大切ですよね。 また、わざと新しいアドレスや番号を教えてこなかったという可能性もあります。 あなたとは縁を切るつもりで、あなたに黙って新しいアドレスや番号に変えたのかも知れません。

仕事を辞める時にもう会うことないと思うと言われた

仕事を辞めても、交友関係までやめる必要はないですよね。 しかし、こちらは交友関係を続けていくつもりでも相手の方はそう思っていない事もあります。 相手が、仕事を辞める＝職場の人との関係はそこで終わりと思っていると、「もう会うこともないけれど」という言葉を使う事があるでしょう。 自分が仕事を辞める時も、自分が辞めていく人を見送る側の時も、その言葉を相手に使われると人間関係がリセットされたと受け取る事が多いようですね。

突然SNSを退会して音信不通になった

SNSだけで繋がっている知人・友人もいますよね。 そのような場合、プライベートの連絡先は知らない事が多いですし、実際に会った事がない人も多いです。 そのため、相手が突然SNSを退会する事でそのまま音信不通になってしまいます。 そう言った時に「人間関係がリセットされた」と思うようです。 SNSでのみ連絡を取り合っていたため、SNSを退会されると今どこで何をしているのか分からず、連絡を取る手段が他にないため、強制的に人間関係がリセットされてしまうのでしょう。

引っ越すことになったのを知らされていなかった

引っ越すことになったのを知らされていなかった時も、人間関係がリセットされたと感じます。 普通引っ越す事になれば、関わりのある大切な人たちにはその事を知らせますよね。 そのため、引っ越す事を知らされていないという事は、大切な人だと相手から思われいないという事です。 また、たとえ連絡先を知っていても引っ越した事を知らされていなければ、連絡先が分からなくなってしまった時には本当に関わりがゼロになってしまいます。 そうなっても良いと思っているからこそ、引っ越すことになったのを知らせなかったとも受け取れるため、その時点で人間関係がリセットされたと感じる人も多いでしょう。

仲良しグループが集まるのに自分だけ誘われなかった

いつも自分も参加していたはずの仲良しグループの集まりがあるのに、自分だけ誘われなかった時も「人間関係がリセットされた」と悟ることが多いです。 いつも誘ってくれていたのに、今回だけ自分が誘われなかったという事は、もう自分はそのグループに属していないと判断されたという事ですよね。 そのため、誘いが来なかった時点で、自分は不必要だと判断されたと思うでしょう。 誘いが来ていたのに毎回断ってばかりで、その内誘われなくなってしまったなど、何かしらの理由はありそうですが、全く誘われなかった時点で人間関係がリセットされてしまったと受け取る事が多いです。

一緒にいて会話がつまらなかったので途中で用事ができたことにして帰った

一緒にいて会話が楽しくないとそれ以上関係を続けようとはなかなか思わないですよね。 特に友人関係などの強制ではない関係だとそれが顕著です。 一緒に会話していたのに途中で「用事が出来た」と嘘をついてその場を去る時点で、人間関係がリセットされたと感じるでしょう。 「一緒にいてもつまらないから一緒に居たくない」と思うという事は「それ以上、関係を続けるメリットがない」と判断したという事です。 本当に用事があって途中で帰ってしまうのは仕方がない事ですが、用事があると嘘をついてまでその場にとどまりたくないと思ったなら人間関係がリセットされたという事ですね。

仕事のミスを激しく怒られ嫌になった

仕事のミスを激しく怒られてしまった時、相手に対して「嫌だな」と思ったら、そこで人間関係がリセットされる場合があります。 仕事のミスを激しく怒られても、自分が悪いと思っていたり相手の言っている事が正論なら「自分のせいだ」と落ち込むだけかも知れません。 しかし相手に対して「そんなに怒るような事？」「この人の怒り方は嫌い」などと、少しでも「嫌だな」と思うのなら人間関係がリセットされるでしょう。 仕事上どうしても会話しなくてはいけない相手の場合は、仕事上の会話は続けていくかも知れませんがプライベートでの会話は無くなる事が多いです。

結婚して旦那が転勤することになった

結婚して旦那が転勤することになった時も、人間関係のリセットが起こります。 旦那の転勤に合わせて自分も一緒についていくとなったなら、引っ越す事になりますよね。 引っ越すとなれば、知らない人だらけの知らない土地へ行かなくてはいけないことが多いです。 そうなると、今まで住んでいた場所で関わってきた人たちとは離れて生活していく事になるでしょう。 簡単には会えない距離なら尚更連絡も途絶えやすく、人間関係がリセットされたと感じる人が多いです。 引っ越しても連絡を取り続けてたまに会ったりなどリセットされない関係もありますが、沢山の人とそのような事をするのは不可能なのでどうしても少人数しか残らないはずです。

喧嘩して連絡先も削除してしまった

友達や彼氏と喧嘩してしまって、勢いで連絡先も削除してしまうと人間関係がリセットされたと認識する人が多いです。 喧嘩しただけなら、後日謝ったりなどで関係が修復できるかも知れませんが、連絡先まで消してしまうと謝る機会もありません。 連絡の取り様がないため、そのまま関係が終わってしまいますよね。 たとえ相手が謝ろうと思って連絡してきても、メールがエラーで返ってきたり着信拒否されていると知れば大半は怒ってもう連絡を取ろうともしないでしょう。 そこで人間関係のリセットが起きてしまうようです。

久しぶりの友達にLINEしたら既読にすらならなかった

久しぶりに友達にLINEしたら既読にすらならなかった場合、「リセットされた」と感じるでしょう。 自分の方はまだ友達だと思っていても、相手からするとしばらく会わず、連絡も取っていなかった相手の事は友達と認識していないかも知れません。 そのため、届いたLINEを見ようともせず、そのまま放置してしまうのでしょう。 そして放置された方もその事を悟り、それ以上関わろうとしないはずです。 そこで、人間関係のリセットが起こるのですね。

結婚することになり結婚式に招待したけど来てくれなかった

結婚することになれば、自分が友人だと思っている人たちを結婚式に招待しますよね。 普通友人なら、友達の結婚は嬉しいものでお祝いしたくなります。 ですが、結婚式に招待したけど特別な理由もなく来てくれなかった場合、もう友人とは呼べませんよね。 相手も友人だと思っていないからこそ、招待を受けなかったのかも知れません。 そこで、人間関係がリセットされたと感じる人が多いでしょう。 ですが、「親が亡くなった」「海外出張でどうしてもいけない」など何か特別な理由があって、前もって行けないという事を詫びているなら友達と呼べます。

バイトをクビになり同期にも笑われた

バイトをクビになってしまうというショッキングな事が起こった時に、同期にも笑われてしまうと人間関係のリセットを感じるようです。 直接自分をクビにした人物とはもちろんそこで人間関係のリセットが起こっているはずですが、自分がクビになった事に同期が何も関係していないのなら同期との関係は続いていく事もあります。 ですがクビになった事を慰めるのではなく笑うという事で、「大事に思われていない」という事が伝わってきますよね。 そのため、そこで人間関係がリセットされたと感じるでしょう。

人間関係がリセットされてしまったら、どうすれば良いのでしょうか？ せっかく築いてきた関係がリセットされると辛いですが、くよくよしていても仕方がありません。 最後は、人間関係がリセットされた時の対処法について見ていきましょう。

自分からどんどん新しい出会いを見つける

人間関係がリセットされてしまったら、自分からどんどん新しい出会いを見つけるようにしましょう。 人間関係のリセットが繰り返し起こると徐々に友人・知人が減っていってしまいます。 全くのゼロになってしまわない内に新しい出会いを見つけていく事で、もし人間関係がリセットされても悩まなくなります。 自分から積極的に人と関わるようにすると新しい出会いも増えるでしょう。 趣味を通じて新しい交友の輪を広げてみたり、習い事を始めて新しい人間関係を作っていくと良さそうですね。

過ぎてしまったことはクヨクヨしない

もし人間関係がリセットされてしまっても、過ぎてしまったことはクヨクヨしないようにしましょう。 「あの時こうしていればよかったのかな…」「あの時の私の返事が悪かったのかな」などとクヨクヨ悩んでいるとどんどんネガティブになっていってしまいます。 ネガティブになってしまうと更に人が寄り付かなくなっていきますので、過ぎてしまった事は受け止め、それ以上深く考えないようにしましょう。 人間関係がリセットされてしまっても「仕方がない」と割り切りクヨクヨしない事で、また新たな人間関係に繋げていけるはずです。

去る者は追わない主義になる

「去る者は追わない」主義になりましょう。 去ってしまった者の事を考えていても、その人が戻ってくるわけではありません。 去ってしまったのならそれ以上その人について考えないようにし、「まあいいか」と思いましょう。 去ってしまった人の事をいつまでも考えているのは「去る者を追ってしまう主義」の人です。 こう考える事で、人間関係がリセットされてしまっても必要以上に想い悩まなくなります。 「仕方がない」とすんなり受け止めることが出来るため、日頃から「去る者は追わない」と心に決めておきましょう。

自分一人のプライベートな時間を大切にする

人間関係がリセットされると「友達が減ってしまう」「これ以上友達が減るのは嫌だ」などと思い、焦って新たな人間関係を築こうとしてしまいがちです。 ですが無理をして新しい人間関係を築こうとすると、ムダな人間関係が増えて一人の時間が無くなってしまいます。 何事もバランスが大切なので、無理に新しい人間関係を築こうとするのではなく、自分一人のプライベートな時間も大切にすることが必要でしょう。 「自分一人でまったり過ごす時間」「自分一人で趣味に打ち込む時間」など一人の時間も大切にすることで心に余裕が生まれ、自然と人も寄ってくるはずですよ。

自分に非がなかったか確認する

人間関係がリセットされてしまった時に、自分に非がなかったか確認することも必要です。 もう終わってしまった人間関係だったとしても、非が無かったか確認することで次の新たな人間関係に活かせるかも知れません。 同じ失敗をしないよう自分を顧みることで、新たな人間関係も上手くいくはずです。 例えば「仲良しグループが集まる時に自分だけ誘われなかった」という理由だったなら、「毎回連続して誘いを断っていなかったか」「不愉快にさせるような事を言っていなかったか」などを振り返ってみましょう。 思い当たる節があったらそこを直していけば次は上手くいくかも知れませんね。

いかがでしたでしょうか？ 人間関係がリセットされるとショックですが、リセットされてしまったものは仕方がありません。 リセットされてしまうという事は、元々相手にそれほど重要な人だと思われていなかった、という事なので気持ちを切り替えて自分の事を本当に大切に思ってくれる人を探しましょう。 あまり深く悩まないようにして「これで新しい人間関係を始められる」「一人の自由な時間が増える」などとポジティブに考えていくことで、その心の余裕に惹かれてまた新たな人間関係が集まってくるかも知れません。 去る者は追わず、新しい人間関係を始めるきっかけにしてしまいましょう！