独身生活の楽しみ方を伝授！独身であることのメリットとは？

今でこそ考え方は変わりつつありますが、「適齢期になれば結婚して当たり前」「結婚＝幸せ」が常識だった時代は非常に長く続いてきました。 ですから、友達や知り合いが結婚していく中で独身であることに不安や焦りを覚えたり、周りの人から「結婚はまだ？」と心配されたりすることが今でも起こります。 独身であることにデメリットばかり感じている人もいるかもしれませんが、独身生活は楽しんだ者勝ちと言えるでしょう。 独身生活を謳歌することで不安や焦りも吹き飛びますし、充実した人生を送っていれば周りからあれこれ言われることもなくなるはずです。

独身生活に不安や焦りや寂しさなどを抱く人がいる一方で、独身生活を思いっきり楽しんでいる人もたくさんいます。 未婚者の「独身のほうが気がラク」「このままずっと独身でいたい」といった考えには、独身であることのメリットが大きく関わっていると考えられるでしょう。 そのメリットを手放したくないから結婚を躊躇う人も存在するほどです。 ここからは、そんな独身であることのメリットをご紹介していきます。

自由に恋愛できる

相手がいなければ縛られるものがないので、好きなときに恋愛ができます。 真剣な恋愛も結婚を意識しない恋愛も、自由に楽しめるのは独身の大きなメリットと言えるでしょう。 既婚者でもパートナー以外の人に恋をしている人もいるかもしれません。 ですが既にパートナーがいるなら公にするわけにもいきませんし、もしパートナーや周りにバレれば大きなトラブルに発展する恐れもあります。 何より、パートナー以外の人に恋をしたところで結ばれる確立は限りなく低いですし、夫婦は「他に好きな人ができたから」といった理由で簡単に別れられる関係でもありません。 それに、パートナーに罪悪感を抱きならがら周りにバレないように恋愛をするのは、精神的にかなり辛いでしょう。 その点、独身なら「自分と合わない」と思った時点で比較的気軽に関係を絶つことができますし、どれだけ恋愛するかも自分の好きに決められます。

お金を自分のためだけに使える

親や兄弟の面倒を看ている人は別かもしれませんが、独身なら家族を養う義務もないので、自分で稼いだお金は自分の為だけに使えます。 これが子持ちの既婚者なら、稼いだお金は家族の生活費となり、自分が自由に使えるのはお小遣いの数万円程度といったことになるのでしょう。 さらに、お金の使い道を巡って夫婦で度々ケンカをすることもあるかもしれません。 独身生活の場合は自分の為に使えるお金が既婚者よりも圧倒的に多いですし、お金の使い道に文句を言ってくる人もいないので、趣味や人生が充実するというメリットもあります。

ひとりの時間を多く確保できる

独身ならひとりの時間を多く確保できるので、自分のやりたい事や好きな事をしたり、行きたい場所に足を運ぶこともできます。 これが既婚者なら、長期休日中も家族サービスや帰省をすることになり、自分のやりたい事をしたり行きたい場所にも行けないことが殆どです。 独身生活ならパートナーや子供の為に時間を使う必要もありませんし、家事なども自分のペースで済ませられます。 縛られるものがないぶん、ストレスフリーで過ごせるでしょう。 急に「今日は○○がしたいな」と思い立ったときでも、パートナーの許可を求めなくてもいいので、時間と条件さえ揃えば実行することが可能です。

女性はキャリアアップしやすい

寿退社や出産・子育てによる休暇習得などでブランクが発生しやすい既婚女性に比べ、独身女性はキャリアアップしやすいと言えます。 独身生活は自分の時間が多いぶん、仕事に打ち込みやすいですからね。 既婚者だと、「家族がいるから早めに帰らなければ」とか「子供の体調が悪いから」といった理由で、仕事をセーブせざるを得ない状況が発生することもあるでしょう。 もちろん家族を養う責任が仕事の励みになることもあります。 ただ独身者のほうが、家族のことを気にせず自分の時間を最大限に費やすことも可能なので、「バリバリ仕事をしたい」と考える女性には大きなメリットと言えるでしょう。

家族を気にせず挑戦ができる

先程も「独身者は家族を気にしなくてもいい」と話しましたが、独身なら基本的に自分の好きに行動することが可能です。 ですから、転職や起業などの挑戦がしやすくなるというメリットも存在します。 パートナーや子供がいると挑戦に失敗した際に巻き込んでしまうこともあるので、特に転職や起業のような家族の生活が不安定になる恐れのある挑戦はなかなかできないでしょう。 しかし、挑戦することを避け現状維持を選んだ結果、内心では後悔している既婚者も少なくないはずです。 その点独身であれば、たとえ失敗しても周りへの被害も少なく、後悔の少ない生き方ができるとも言えるでしょう。

義実家とのしがらみがない

結婚するとパートナーの家族との付き合いが始まりますが、相手の家族にはどうしたって気を遣うものですよね。 長期休暇中に帰省するのはもちろん、義実家が近くにあれば顔を見せなくてはいけない回数も自然と増えるでしょう。 独身なら、そういった義実家とのしがらみがありません。 せっかくの休暇に義実家でストレスを溜めながら過ごさなくても済みますし、相手両親の老後や介護問題などを気にする必要がないのも、独身だからこそのメリットと言えるでしょう。

仕事や趣味に没頭できる

これは上で話した「お金を自分のためだけに使える」とか「ひとりの時間を多く確保できる」ともリンクするのですが、仕事や趣味に没頭できるのも独身のメリットになります。 自分の生活が賄なえる範囲でなら多少不安定でも好きな仕事をすることができますし、趣味を仕事にすることだってできますよね。 趣味を楽しむにも、スペースを確保したり道具やコレクションを揃えたりもしやすいので、満足するまで趣味を極めることも可能です。 時間的にも金銭的にも余裕のある独身生活なら、仕事や趣味に限らず様々な事が自由に楽しめるでしょう。 色々な経験を積むことで価値観や視野が広がり、豊かな人生を送ることにも繋がります。

それでは、独身生活の楽しみ方をご紹介していきます。 「独身であることのメリット」でも説明しましたが、独身なら自分の時間が多く確保でき、趣味に没頭することが可能です。 そして、独身生活だからこそ楽しめる趣味もたくさん存在します。 ここからは、独身生活の楽しみ方（趣味編）をご紹介。 気になるものがあれば、ぜひ試してみてくださいね。

自由気ままに一人旅

行き先やスケジュールなどを自由に決め、一人旅をするのも独身生活の楽しみ方のひとつです。 友達や家族との旅行も楽しいですが、誰にも気を遣わず自由気ままな一人旅も解放的で面白いでしょう。 独身で一人旅なら、行動力さえあれば思い立ったときに行けるのも魅力です。 旅行先で新たな出会いを求めるのもいいですし、新たな環境で知見を広めるのもいいでしょう。 また、綺麗な景色を見たり温泉に入ったりなどしてリラックスするのもおすすめです。

誰の目も気にせず漫画やアニメ見放題

独身なら誰の目も気にせず漫画やアニメも見放題です。 家族がいると自分の時間が取れないので長い時間をかけて漫画やアニメを見ることも難しいですし、漫画やアニメばかり見ていたら文句を言われてしまうこともあるかもしれません。 ですが独身なら、誰にも邪魔されることなく心行くまで漫画やアニメを見ることができます。 「漫画やアニメは子供が楽しむもの」と思っている人もいるかもしれませんが、最近の漫画やアニメはテーマやストーリーが奥深く大人でも楽しめる作品も多いです。 様々なジャンルの漫画やアニメがあるので、きっとお気に入りの作品が見つかるでしょう。 漫画やDVD・Blu-rayならレンタルもできますし、アニメは動画配信サービスで見ることも可能なので、自宅で好きなときに見れるのも魅力です。

土にふれることで癒し効果も得られる陶芸

陶芸も独身生活のおすすめな楽しみ方のひとつです。 趣味の中でも「少し敷居が高いかも」と思われがちな陶芸ですが、気軽に始められる初心者向けの陶芸教室もあり、実は密かなブームとなっています。 土に触れることで癒し効果も得られますし、オリジナル作品が作れるだけでなく、それを使用する楽しみもあるでしょう。 芸術に触れると想像力や審美眼も養われますし、作品作りに没頭することで嫌な事を忘れられるのも魅力ですね。 出来上がった陶芸作品をコレクションする際も、家族がいると「家の中のスペースが奪われる」といった理由から趣味の品を迷惑がられることもありますが、独身ならその心配も要りません。

英会話を学んでいろんな国の人と交流しよう

英会話ができれば色々な国の人と交流できますし、異国人との触れ合いを通して他国の文化や価値観を知ることで、視野が広がり人生を豊かにすることにも繋がるでしょう。 また英語を習得すれば、洋画や洋楽や海外旅行が楽しめますし、仕事の面でも海外との取引や外国人相手の接客で役立ちます。 英会話教室で出会った人と友達になれる可能性もあるので、人脈を広げたい人には特におすすめですよ。

読書で非日常を体感

手軽に楽しみが得られて有意義な暇つぶしになるものと言えば読書です。 図書館なら無料で様々なジャンルの本を読むことができるので、趣味にお金をかけたくない人にもおすすめ。 自宅でくつろぎながら読むのもいいですし、静かなカフェや公園など、お気に入りの場所で読書に耽るのもいいでしょう。 読書をすると大脳（特に前頭前野）が刺激され、本の内容を実際に経験したかのように脳が記憶するのだとか。 つまり読書をすれば、リアルでは経験できない非日常を追体験することができるわけです。 さらに読書は、知識・語彙力・表現力などが養われるというメリットもあります。 電子書籍ならPCやタブレットなどでも見れるので、場所を選ばず手軽に楽しむことができますよ。

ジョギングでリフレッシュ

ジョギングは気分転換や運動不足解消に最もおすすめな方法になります。 他にも、ストレス解消・健康維持・ダイエットなど様々な効果が得られますし、最後まで走り切ることで手軽に達成感が味わえるのも魅力です。 運動できる服装であればすぐにでも始められますが、最初に道具を一通り揃えるのも楽しいですし、形から入るのもモチベーションが上がっていいかもしれませんね。 走るのが苦手なら、ウォーキングでもリフレッシュ効果が得られますよ。

手芸ができると女子力もアップ

手芸も自分の時間が多い独身生活におすすめな楽しみ方のひとつです。 ものにもよりますが、手芸は道具を揃えるのに費用も大して掛からないので、比較的手軽に始められるでしょう。 それにコツさえ掴めば、すぐにでもオリジナル作品が作れます。 作品が徐々に出来上がっていくのを実感できるのも楽しいですし、完成した時の達成感も大きいのでハマる人は多いです。 手芸が趣味の女性は女子力が高いイメージもあり、男性ウケも抜群。 女性だけでなく、手芸を趣味としている男性も増加傾向にあり、老若男女問わず楽しめるのも魅力になります。

楽器演奏でストレス解消

楽器演奏でストレス解消するのも、独身生活の楽しみ方のひとつになります。 ストレス解消以外にも、「楽器ができる人に憧れる」とか「好きな曲があって自分で演奏してみたい」といった理由で楽器を始める人も多いでしょう。 今まで楽器をやったことがない人は、挑戦することで新たな才能が開花するかもしれません。 教本やハウツー動画を参考に独学で練習するのもいいですし、教室に通って本格的に学ぶのもいいでしょう。 経済的に余裕があるなら楽器を購入するのもアリですが、「メンテナンス代もかかるし、購入はちょっと」という人は楽器をレンタルできる音楽教室に通うのがおすすめです。

独身なら人生プランを自分の好きなように設計することができます。 これがパートナーや子供がいる既婚者だと家族の都合もあるので、自分のしたいようにするのは難しいです。 それでは、独身だと将来的にどういった楽しみ方があるのか、さっそく見ていきましょう。

マンションを購入しておひとりさまを満喫

マンションを購入しておひとりさまを満喫するのも、独身生活の将来の楽しみ方のひとつです。 独身ならワンルームでも十分なので資金もそこまで掛かりません。 結婚をして子供がいると、パートナーの仕事の都合や子供の進学などに合わせて住む場所を変えたり、自分にはその気がなくても家族が一生住める一軒家の購入を考えなくてはいけない状況が発生することもあります。 一方独身なら、自分の好きな場所に住めますよね。

一生現役で働いて充実した毎日を過ごす

定年後は趣味を楽むなどして悠々自適な老後を送る人も多いかもしれませんが、中には「高齢になってもバリバリ働いて、充実感と達成感が得られる日々を過ごしたい」と考える人もいるでしょう。 既婚者だと「仕事ばかりでなく、家庭の事も考えて欲しい」と家族から文句を言われることもありますし、仕事を続けるにも転職するにも家族の了承が必要になります。 ですが独身なら、一生現役で働いて充実した毎日を過ごすことも可能です。 自分の能力や体力に合わせて好きなタイミングで仕事を変えることもできますし、自分の好きなことを仕事にして楽しみながらお金を稼ぐこともできるでしょう。

趣味を極めて指導者になる

趣味を極めて指導者になるのも、独身生活の将来的な楽しみ方のひとつです。 何事も極めるには時間とお金が必要になります。 独身なら時間的にも経済的にも比較的余裕があるので、指導者になれるくらいの資格を習得することも可能。 例えば「独身生活の楽しみ方（趣味編）」で紹介した、陶芸・手芸・楽器なども極めれば、教室を開ける程になるかもしれません。 それを副業とするのもいいでしょう。

高級有料老人ホームで余生を謳歌

独身となると老後の生活や孤独死に不安を感じる人も少なくないはず。 高齢で身体の自由が利かなくなった場合、お世話をしてくれる身内がいないとなればその不安も当然でしょう。 そこで高級有料老人ホームに入居して余生を謳歌するのも、将来的な楽しみ方のひとつです。 老人ホームならお世話をしてくれる人もいますし、入居者同士の付き合いもあるので孤独な思いをしなくて済みます。 それに高級有料ホームなら設備や娯楽も充実しているので、快適な老後生活を送ることができるでしょう。

独身であることのメリットや独身生活の楽しみ方をご紹介してきましたが、いかがでしたか？ 独身生活に良いイメージを持っていなかった人も、これで少しでも前向きに捉えてもらえたら幸いです。 結婚は「一生を共にしたい」と思う相手が現れてから考えるもの。 「将来がなんとなく不安だから」とか「周りに色々と言われるから」といった理由で焦って結婚すれば、最終的に後悔や失敗もしやすくなってしまいます。 「結婚したい」と心から思える相手が見つかるまでは独身生活を謳歌して、様々な経験を積むことでより充実した人生が送れるはずですよ。