略奪婚で幸せになれるの？知っておくべき略奪婚の６つのリスク

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略奪婚とはすでに結婚している夫婦を離婚させ、配偶者を奪い結婚することを言います。未婚であれば、恋人を奪ったとしても自由恋愛のため法律上罪にはなりません。しかし配偶者がいる相手と肉体関係を持ち不倫関係になった場合は、法律に違反し法的措置の対象となります。

不倫相手のことが好きすぎて、「奥さんと離婚させてでも彼と結婚したい！」と思ってしまうかもしれません。しかし略奪婚をすることは想像以上に多くのリスクがつきもの。 「こんなことになるなんて思わなかった…」と後から後悔しても取り返しがつきません。具体的にどんなリスクがあるのか見ていきましょう！

1.慰謝料の支払いで貧乏生活になるかも

不倫が原因で離婚に至った場合の一般的な慰謝料の相場は１００〜３００万円程度。夫婦の共有財産は、財産分与で２分の１支払う事となります。なお、不倫が原因となると、通常の離婚より配偶者に多くのお金を支払うことになる可能性が高いでしょう。 さらに住宅ローンや車のローンがある場合は、彼が支払いを背負うことになるかも。 略奪婚に成功したとしても、結婚する時には全くお金がなく貧困生活を余儀なくされる可能性が高いでしょう。

2.相手の家族の人生を壊してしまう

不倫をされて離婚を突きつけられた家族は、人生が崩壊してしまうことでしょう。夫や父親を奪われた妻や子供は心の傷を一生背負うことになり、あなたを恨むことでしょう。 あなた自身も、人の人生を路頭に迷わせてしまったことへの罪悪感に苛まれ続けるかも。

3.子供との親子関係は続く

仮に彼に子供がいる場合は、配偶者と離婚後も親子関係は続きます。親権が妻のものとなった場合、子供が成人するまで毎月の養育費の支払う必要があります。 また子供との面会に定期的に行くなど、前の家族との縁がスッパリ切れることはないでしょう。

4.彼の両親から嫌われるかも

彼の両親からは、不倫し略奪婚をしたあなたは「離婚の原因を作った女」と思われ嫌われてしまう可能性も。もし元配偶者を可愛がっていた場合や、可愛い孫がいる場合、あなたは当然歓迎されないことでしょう。 略奪婚に成功したとしても周囲の冷たい態度にあなたが辛い思いをすることもあるでしょう。

5.失業する可能性も

職場や取引先の相手と不倫し略奪婚をした場合は、周囲の人からの噂話の的となるに違いありません。不倫や略奪婚をするような人は社会的に信用されないため、左遷されてしまうことや退職をせざるを得なくなる可能性も考えられるでしょう。

6.彼の不倫を疑うことになるかも

彼があなたと不倫をしたように、また別の女性と不倫関係になることが考えられます。不倫をする人は、「妻がいて彼女がいることがやめられない」という人も多いでしょう。 また、不倫関係だった時と違って結婚してから態度が変わる男性も少なくありません。元妻にしてきた態度をあなたにもするようになるかも。

略奪婚を考えているあなたは、「彼と結婚して本当に幸せになれるのかな？」と気になっていることでしょう。略奪婚の末、幸せになれる人と後悔する人にはある程度特徴があります。それぞれ解説していきます。

略奪婚の末、幸せになれる人

略奪婚の末に幸せになれる人は、彼のありのままの姿を見抜くことが出来た人です。表面的な部分ではなく、素の部分を理解し「この人は不倫を繰り返すタイプではないし、心底信頼できる人だ！」と確証を得ているのです。その場合は、結婚後も彼と信頼関係を築いていけることでしょう。 また幸せになる夫婦は、略奪婚後の生活やお金について二人でじっくり話しあい、覚悟の上で一緒になったケースが多いでしょう。そのような場合、理想と現実のギャップに苦しむことはなく穏やかな結婚生活を送ることが期待できます。

略奪婚の末、後悔する人

略奪婚の末に後悔してしまう人は、「障害のある危険な恋に舞い上がっていた」だけのケースが大半でしょう。恋に盲目になり彼のいい部分しか見えてなかった場合、苦労してようやく略奪婚に成功したとしても「こんな人だとは思わなかった…」と相手に幻滅してしまう可能性が高いです。 また結婚生活に夢を抱き、お金やリスクから目を背けていた場合は、想像以上の苦労を背負うことに耐えられなくなるかも。上述してきたリスクを今一度理解し、「リスクを背負ってまで略奪婚をする価値がある相手なのか？自分や相手に覚悟があるのか？」冷静に考えましょう。

リスクを解説してきましたが、「それでもいいから略奪婚をしたい！」と思う人も多いのではないでしょうか？そんなあなたの為に、略奪婚を少しでも成功に近づける方法を紹介していきます。

1.金銭的なフォローをする

離婚ができない大抵の理由はお金です。妻が専業主婦であったり、経済的に自立していないことから離婚したくても出来ない夫婦は多いものです。 夫婦関係が冷え切っていたり、不倫を知って愛想をつかしている場合は、妻が納得するだけの慰謝料を支払うことで離婚が成立する場合があります。彼だけでなくあなたが金銭的にフォローが出来るのであれば離婚を早める事ができるでしょう。

2.とにかく焦らない

彼と早く結婚したいからといって焦ってはロクな事がありません。あなたにも気持ちがあるように、彼の配偶者や家族にも気持ちや心の準備が必要になる事を忘れないで。 あまりにも略奪婚を早く進めようとすると、相場以上の金額の慰謝料を請求されたり、あなたに逆上した彼の家族が何をするかわかりませんよ。焦らない事が離婚までの近道となることもあるでしょう。

3.離婚から結婚までに期間を空ける

配偶者と離婚後すぐに結婚すると、周囲からは”略奪婚”というイメージを強く持たれてしまい、冷ややかな目で見られてしまうことでしょう。最低でも離婚後に数年間、期間を空けてから結婚することで一時的な恋愛感情ではないことが周囲にも伝わるでしょう。 彼の両親や周りの人からの理解を得ることができれば、結果的に結婚後の生活を穏やかに過ごす事ができるでしょう。

4.彼とじっくり話し合う

結婚生活は楽しいことばかりではない為、心から信頼できる相手でないと夫婦生活を続けることが難しいでしょう。相手のことを生涯のパートナーとして考えているのであれば、お互いの考えや本当の人間性を理解した上で、一緒になるべきか話し合う事が大切です。 また生活やお金などの現実的なことについても必ず話し合う必要があります。結婚後の生活がどのようなものになるのか想定しておき、その上で結婚を決めたのであれば、理想と現実のギャップに苦しむなんてことにはならず結婚後も平穏な日々が送れるでしょう。

5.厳しい状況に耐える覚悟を持つ

略奪婚は、離婚するまでに多額の慰謝料が発生することや、周りから祝福されにくいこともあり、金銭的にも精神的にもキツいと感じる事が多いはず。 略奪婚をすると決意したなら「どんな状況でも彼と一緒に耐え抜いていく！」という強い覚悟を持ちましょう。揺るがない覚悟を持つことで、厳しい状況も二人で乗り越えていけるでしょう。

世間からの逆風が強い略奪婚ですが、二人の間にしかわからない愛の形があることも事実でしょう。単なる出来心ではなく、リスクや相手の欠点も全て受け入れた上で一緒になる覚悟ができているなら、誰にも止めることはできません。反対にリスクを知って、彼との未来よりお金や世間体が大事だと思った方は、今が不倫をやめるチャンスかもしれません。 あなたにとって本当の意味での幸せは何か？後悔のないようあなた自身で判断してくださいね。あなたにとって幸せな未来が訪れますように。