独占欲が強い男性のスキンシップとは│スキンシップをする男性心理や対処法を解説

「独占欲が強い彼氏のスキンシップの困っている」 「人前でスキンシップをしてくる彼氏の対処法を知りたい」 恋人から独占欲を見せられることは愛されている証拠ともいえるため、嬉しい気持ちを感じる人も多いのではないでしょうか。しかし、独占欲が強すぎて「今はやめてほしい」というタイミングでスキンシップをされるなどして、困っている女性もいるはずです。 今回は独占欲でスキンシップをする男性心理や、スキンシップをされた場合の対処法を具体的に解説します。記事の中では、スキンシップされる体のパーツ別の男性心理なども紹介するので、独占欲が強い彼の気持ちを理解するキッカケになるはずです。

独占欲が強い男性のなかには、スキンシップをしてくる人が多いといわれています。独占欲は一種の愛情表現ですが、過剰になりすぎると恋人の自由を奪ってしまうことも多く、苦痛を感じてしまう人もいるはずです。では、独占欲からスキンシップをする男性は恋人にどんな心理を抱いているのでしょうか。 ここでは、独占欲が強くてスキンシップする男性心理を具体的に解説します。

自分が特別であることに気付いてほしい

独占欲が強くてスキンシップをする男性心理として挙げられるのが、「自分が特別であることに気付いてほしい」というものです。晴れて恋人になれたものの、恋人のことが好きすぎるが故に、「自分が相手にとって特別な存在であることに気付いてほしい」というアピールを自分と周りの人に向けて行ってしまう男性は意外と多いようです。 たとえば、社内恋愛をしている場合、他の異性と恋人が話すことを見かけることもあるでしょう。そんなときにスキンシップを取ってしまう男性は、彼女にも、周りの異性にも自分が彼女にとって特別な存在であることをアピールしたくなるのです。根底には「彼女を取られたくない」という危機感があるのかもしれません。

相手のことをコントロールしたい

相手のことをコントロールしたい心理が原因で過度なスキンシップを取ってしまう男性もいるようです。男性からのスキンシップは愛情表現でもありますが、独占欲からの愛情表現は「自分のもの」という所有欲が関係しています。 スキンシップを取られた女性は嬉しい気持ちを抱くこともあると思いますが、スキンシップの内容によっては「彼にはかなわないな」という心理を抱くこともあるでしょう。たとえば、知り合いの前で手を繋がれたり、キスをされたりすると、愛されている感覚と独占欲を一緒に感じるはず。 策士タイプの男性のなかには「こうすれば女性の気持ちをコントロールできる」「もっと自分を好きになってもらえる」といった心理でスキンシップを取る人もいるのです。

自分の事だけを見てほしい

独占欲が強い男性がスキンシップをする心理として一番考えられるのが、「自分のことだけを見て欲しい」というものでしょう。独占欲が強い男性のほとんどは「誰にも取られたくない」という危機感を感じている傾向があります。それだけ恋人のことを大事に想っている証拠ともいえますが、危機感から生まれる独占欲はかなり強いものになるため、理想通りに行かないと男性側からの束縛やスキンシップが過剰になることもあるでしょう。 恋人という関係であれば相手は自分だけの特別な存在ということになりますが、そこに安心感を抱けない男性はその不安や想いをスキンシップで表現しがちなのです。

独占欲を抱いた男性がスキンシップをする場合、独占欲が芽生えたからこそ行ってしまうスキンシップが見受けられます。ここでは男性心理で独占欲が芽生えてきたからこそ行うスキンシップをいくつか紹介します。

普段スキンシップをしないのに人前ではする

独占欲が原因でスキンシップを取る男性は、普段スキンシップをしないのに、人前になるとスキンシップを取る傾向があります。とくに異性がいる場でスキンシップをする機会が増えがちです。この場合スキンシップをするのは「この人は自分のものだ」という所有欲を表したいがために行っている可能性が高く、周りへの警告のようなものになるでしょう。 職場が同じなど、他の異性と関わる瞬間を見る機会が必然的にあると、独占欲が強い男性のなかにはスキンシップをしてアピールすることもあるはずです。女性としては嬉しい気持ちと迷惑な気持ちのどちらも感じるかもしれません。あまりにも迷惑な場合は「職場ではしないでほしい」と伝えることも大事でしょう。

キスマークをつけたがる

独占欲が現れるスキンシップとして多いのがキスマークです。キスマークに対して「独占欲が形になったもの」というイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。男性は恋愛において分かりやすい行動をしたがる傾向があるため、手放したくないほど大好きな恋人ができると「自分のもの」ということを形にして表したいと思いがちに。そのため、見えない場所ではなく、見える場所にキスマークをつけようとする人もいるでしょう。

ペアアイテムを持とうとする

ペアアイテムを持とうとするのも独占欲が強い男性ならではのスキンシップといえるでしょう。普段はお揃いのアイテムを持たないけど、「飲み会に行くときなどはペアネックレスやペアリングなどを着けていって」という男性もいるようです。それぐらいであれば、むしろ「愛されていることが分かって嬉しい」「可愛い」と思えるような独占欲かもしれませんね。 独占欲は愛情表現でもあるため、受け取る女性によって我慢できる度合いも変わってくるはずです。束縛など自由ではないことを好まない人にとってはペアアイテムなども嫌かもしれませんが、男性を安心させるためにOKするのも一つの付き合い方なのかもしれませんね。

独占欲が強い男性は好きな人や恋人ができると常に独占欲を強く抱いているようなイメージを持たれがちです。しかし、どれだけ独占欲が強い男性でもずっと独占欲で胸がいっぱいということはあまりないようです。ここでは男性に独占欲が生じやすいタイミングを解説します。

恋に落ちたばかりのタイミング

好きな人や気になる人ができた途端、「相手を手に入れたい」という欲求が芽生えてくるため、独占欲が生じる人も多いようです。とくに、これまでは知人だった相手に好意が芽生ることで独占欲も一緒に芽生えてきた男性は、対象となる女性とどうやって関わるべきかが分からなくなってしまうこともあるみたい。認識していなかった恋心に気付いた瞬間こそ、独占欲が芽生えやすいタイミングであることを覚えておきましょう。そのため、相手男性が独占欲が強いタイプだと、自分に好意があるかどうかが分かりやすいこともあるはずです。

精神的に余裕がなくて不安定な時期

独占欲が芽生える男性の特徴のなかには、自分に自信が持てない人もいるでしょう。「好きな人が取られないか不安」という想いが独占欲に昇華されている場合は、付き合っている自分に対してネガティブな気持ちを抱くことも多いです。そのため、精神的に余裕が無く、不安定になる時期は恋人が自分の元からいなくなる不安などを強く感じやすいため、より独占欲が強くなりやすいでしょう。

恋愛関係が深まってから

恋愛関係が深まることで独占欲も強くなる男性は多いようです。とくに好きな人が恋人になると「自分だけの特別な存在」という意識が強くなってしまうのでしょう。このタイプの男性はお付き合いをする前から独占欲を見せていた可能性も高く、あなたが他の異性と話していると怒ったり、不貞腐れたりするような態度を見せていたはず。もちろん、付き合ってから突然独占欲を見せる人もいますが、実際は突然芽生えたのではなく、お付き合いをすることで「見せていい」と思った可能性が高いでしょう。

ここまで独占欲をスキンシップで見せる男性心理や男性に独占欲が生じるタイミングなどについて具体的に解説しました。独占欲は突然芽生えるものではなく、好きな人や気になる人を明確に認識することで「自分のものにしたい」という欲求に変化していることが多いことを覚えておきましょう。ここではそんな独占欲が強くて、スキンシップを取る男性の特徴を解説します。

自分に自信が持てず自己肯定感も低い

独占欲が強くてスキンシップをしてくる男性は自分に自信が持てず、自己肯定感が低い傾向があります。だからこそ「取られてしまうかも」という危機感を抱いてしまうのでしょう。そして、その危機感を独占欲をスキンシップで表現することが彼なりの愛情表現になっているのかもしれません。 「自分の愛はこれだけ深いことに気付いてほしい」という想いでスキンシップをする男性は、察してほしいタイプであることも多く、恋人が思い通りの反応をしないと「なんで受け入れてくれないの？」という反応を見せることにもなりがちです。

プライドが高く理想の恋愛がある

プライドが高い男性は自分の理想の恋愛をイメージしていることが多いです。とくにプライドが高い男性ほど、「自分だけが愛される」という理想を現実世界に求めがちでしょう。恋人がいるのであれば自分にだけ向けられた愛情を受け取れるとも思ってしまう人もいるはずです。 このタイプの男性にとって恋人は大切な存在ではありますが、自分の理想を叶えてくれる存在でもあります。しかし、自分以外の人をコントロールするのは難しく、いくら恋人でもうまくはいかないはずです。

彼女のことが好きすぎる

とてもシンプルですが、彼女のことが好きすぎる男性も独占欲をスキンシップで表現しがちです。好きだからこそ芽生える独占欲は純粋なものなので、さほど害はありませんが、人前で当たり前のようにスキンシップをされることも多いため、嫌に感じる女性もいるかもしれません。男性としては「好きだからいいじゃん」「恋人だから仕方ない」などと真っすぐな想いを持っていることも多く、彼女として止めることに罪悪感を感じてしまうこともあるでしょう。

独占欲が芽生えたときにスキンシップで表現する男性は多いことが分かりました。そんなスキンシップは触る場所によって男性心理が変わることをご存知ですか？ここでは体のパーツ別にスキンシップをする男性心理を解説します。

頭をなでる

男性が頭を触るときは、心から恋人のことを「可愛い」と思っているときが多いようです。とくに頭をポンポンとタッチするときは、まるで小動物を愛でているかのような「可愛い」という感情が芽生えていることが多いみたい。男性は好きな人を「守りたい」と思う傾向があるのですが、その感情が高ぶったときに頭を撫でたり、ポンポンとタッチするスキンシップを取るようです。 人前で頭を撫でられると恥ずかしいかもしれませんが、このスキンシップは女性も嬉しいスキンシップではないでしょうか。

腰に手を回す

男性が腰に手をまわしてくるのは支配欲の現れだといわれています。独占欲がスキンシップとなった行動としてはよくある行動といえるはず。この行動は恋人ではなく友人関係などであってもしてくる男性はいます。 男性は女性の腰に手を回す時に「この人を今から手に入れたい」という欲求や、「自分の好意に気付いてほしい」という願望を抱いていることが多いです。恋愛に慣れている男性はこの行動をスマートに行うことも多く、女性の心を奪いやすいスキンシップであることを知っているのでしょう。 また、腰に手を回す行動ができる男性は自分に自信がある傾向が高く、「拒否されない」と分かっているからこそできるスキンシップともいえるはずです。

顔に触れる

「愛おしい」という気持ちで胸がいっぱいになると、男性はつい好きな人の顔に触れたくなるもの。もしかすると皆さんの中にも小さな子どもなどを見て「愛おしい」という思いから顔を触りたくなった経験がある人も多いのではないでしょうか。顔に触れたくなるのは愛おしいものに触りたいという欲求から芽生える感情なので、まっすぐな愛情ともいえるはず。 また、顔に触れるというのはかなり親密度が高くないとできない行動なので、独占欲から人前で顔に触れてくる男性は、「この人と自分は特別な関係だ」というのをアピールしたい可能性が高いでしょう。

腕を掴む

単なるボディタッチではなく、腕を掴むといったスキンシップをする場合は、男性に独占欲が芽生えている可能性が高いです。腕を掴まれた女性の多くは、自然と男性の方向を向いてしまうはず。これは女性も男性にするスキンシップといえますが、「こっちを向いてほしい」という想いで相手の腕を掴む人は多いでしょう。 また、恋人になりたてで手を繋いだことがない場合は、腕を掴むことで相手に「手を繋ぎたい」というアピールをしていることもあります。あまり恋愛に積極的ではない彼氏であれば、そのサインを受け取って、あなたから手を繋いであげるのもいいかもしれません。

独占欲からスキンシップを取るのは立派な愛情表現ですが、人前でのスキンシップに対して「やめてほしい」という気持ちを抱く人もいるはずです。また、独占欲が強くてスキンシップをしてくる男性は、その気持ちを静めることができない限り過剰なスキンシップを取られ続ける可能性もあります。 そこで、ここでは独占欲が強くてスキンシップを取ってくる男性の対処法を解説するので、ぜひ参考にしてください。

愛情を言葉にして伝える

自分に自信がないからこそ「彼女を取られたくない」という男性心理でで独占欲が芽生えてしまう男性は案外多いようです。そんな彼の独占欲がこれ以上強くなりすぎないようにするためには、彼を安心させることが大事になるでしょう。そこで、あなたから愛情表現をしっかりとすることがおすすめです。態度だけではなく言葉にして「好き」という想いを伝えることで、「この人は自分の近くにいてくれるんだ」という安心感を与えることができるでしょう。

適度に甘える

独占欲が強い男性はいつのまにか自分が彼女に甘える立場になりがちです。これは彼女が独占欲から行うスキンシップを受け入れてくれることを知っているからこそ、「自分はこのまま甘えても嫌われない」という確証が心のどこかにあるのでしょう。そうなってしまうと、彼の甘えやスキンシップはどうしても過剰になりがちで、ときにはあなたの愛情を試すような行動になることもあるはずです。 そうならないためには、あえてあなたも彼に甘えてみましょう。そうすると男性の心のなかには「この人を守らなきゃ」という自立した精神が芽生えてくるため、独占欲をスキンシップにするような甘えが減っていく可能性が高いです。

はっきりと「嫌」と伝える

独占欲から生まれるスキンシップは人前で行われることも多いはずです。社内恋愛であれば同僚や上司に見られてしまうこともあるでしょう。二人きりのときはよくても、人前でスキンシップされることが嫌な人は、その気持ちをなるべく早い段階でちゃんと「嫌だから辞めてほしい」と伝えるべきです。一度受け入れてしまうと、男性が「やっていいんだ」と思ってしまいます。 嫌と伝える際はスキンシップが嫌なのではなく、みんながいる前でされるのが恥ずかしくて嫌なことをちゃんと言葉にして伝えましょう。そして、「あなたからの愛情表現はとても嬉しいけど…」と、あくまでもスキンシップや独占欲に対しては肯定的な姿勢を見せると、彼も傷つかずに済むはずです。 ただし、常識の範囲外でのスキンシップなどを取られる場合は、きちんと怒ることも大事でしょう。

独占欲でスキンシップをする男性心理は「彼女を取られたくない」という焦りや不安が根底にあることが分かりました。だからこそ、強い独占欲が芽生える人ほど自分に自信がなかったり、自己肯定感が低かったりするのでしょう。そんな彼とお付き合いをしていて、「スキンシップは嬉しいけど、人前ではやめてほしい」などの気持ちを抱く場合は、ちゃんと好きな気持ちを言葉にして彼を安心させてあげることから始めましょう。