彼氏と別れてよかったけど寂しいのはなぜ？落ち込む原因や立ち直り方を知ろう

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恋人と過ごす時間は幸せな時間ですが、楽しいことばかりとも限りません。モヤモヤを抱えながら付き合っていた女性は、別れてよかったと感じる一方で、寂しいと思うこともあるのです。別れてすっきりするはずが、どうして寂しいという気持ちが邪魔をしてくるのでしょうか？原因を探ってみましょう。

彼氏の存在が生活の一部になっていたから

毎日のように会っていたり同棲していたりした彼氏と別れた場合、強い寂しさを感じる場合があります。相手のいろいろな面を見て、「もうこれ以上は付き合えない」と思って別れたとしても、生活に穴が開いてしまったように感じて寂しくなるのです。 別れてよかったと思えるほど自由な生活になったにも関わらず寂しいと感じるのは、まるで自分自身が本当の独りぼっちになったと思い込んでしまうからでしょう。長く付き合えば付き合うほど、いきなり彼氏と別れた反動はやってきます。

将来に期待していたから

「結婚したら…」「子どもができたら…」と、いわゆる「たられば」で将来の話をしていた場合、別れてよかったと思える相手でも寂しいと感じるものです。どんな彼氏だったとしても、将来の話をしてしまうとずっと一緒にいられると思ってしまいます。 別れを切り出したのがあなたであっても、未来を誓い合ったという事実が、心の整理の邪魔になってしまうでしょう。嫌なところが多い彼氏に対して、「結婚したら変わってくれるかも」と考え、根気強く付き合っていた場合ならなおさらです。

自分ひとりで打ち込めるものが特にないから

休日や空いた時間をすべて彼氏と過ごす時間に使っていた場合、急に一人になると何をして時間を潰せばいいかわからなくなります。寂しいと思う原因はこれかもしれません。別れてよかったのに寂しいのは、自分が彼氏以外に夢中になれるものが思いつかないからです。 趣味や仕事など、自分ひとりで熱中できるものを常に持っていれば寂しいと感じにくかったはずですが、彼氏に依存しがちだった場合は落ち込む方向に気持ちが向いてしまいます。

元カレが寂しがっているかもしれないと考えてしまうから

甘え上手な彼氏と別れたときに寂しいと感じてしまうのは、自分はよくても彼氏が悲しんでいるのではないかと想像し、同乗してしまうからです。優柔不断な彼氏やルーズな彼氏に嫌気がさして別れた場合でも、甘え上手な彼氏の印象というのは強く残ります。自炊や掃除が苦手な彼氏の場合も同じです。 「私がいてあげないとダメだ」とついつい世話を焼いてしまう、放っておけない男子を相手にしていると、情が移りやすくなります。女性の母性とはそういうもの。しかし、あなたは母親ではありませんので、けじめが必要ですね。

本気の不倫関係だったから

不倫相手を別れた場合、さまざまなリスクからの解放だったり、実らない恋から抜け出せたりすると、まず感じるのは「別れてよかった」という気持ちです。しかしほっとする半面、毎日ではないにしろ優しくしてくれた不倫相手のことを思い出し、寂しいと感じるケースは多々あります。 不倫関係を解消した女性は、もしかしたら他の道があったのではないか、と未練を残してしまいがちです。不倫は不倫、いつかは終わる関係なのだとすぐに受け入れることは難しいでしょう。

心から憎んでいたわけではないから

休みの日が合わなかったり、生活する時間帯が違ったり……好きだと思っていても、なかなか思い通りに二人きりで過ごす時間が作れないカップルは少なくありません。すれ違いが続き、もうこれ以上は付き合えないと思って別れてしまう人もいるでしょう。 彼氏のことで頭を悩ませなくてもよくなるため、別れてよかったと感じますが、相手のことが嫌いになったわけではないので寂しいと感じるのは仕方のないことです。未練とはまた違い、お互いに恋心があるのに状況によって別れざるを得ないというのは、他のケースよりも寂しさを感じやすいはずですよ。

思い出の品が残っていて思い出してしまうから

別れることを意識し、しっかり準備をしてから別れる人はやや珍しいです。我慢していたことが爆発してしまい、勢いで別れを切り出すことがほとんどでしょう。その場合、彼氏からもらったものやおそろいのもの、スマホに残っている写真など、さまざまな思い出がそのままついてきます。 ふとしたときに楽しかったころの思い出の品を見てしまい、当時の気持ちが蘇ると寂しいと思ってしまうものです。別れてよかったというすがすがしい気持ちは、過去の幸せだったころの記憶に負けてしまうことがあります。経験は大事ですが、思い出は時にあなたを引き留めてしまうのです。

「あんな男、別れて正解だった」と女友達に話す女性でも、内心はまだ寂しいという気持ちを抱えているかもしれません。別れてよかったけど寂しいと感じる理由は先述しましたが、どのくらい思い悩めばいいのでしょうか？次に、立ち直るまでの目安となる期間をチェックしましょう。

1か月ほどで寂しさのピークが過ぎる

別れた後の寂しさは、おおよそ1か月程度でピークを迎え、次第に落ち着いていくと言われています。恋愛感情が盛り上がる時期が数か月で終わるように、恋が終わった感傷というのも永遠に続くわけではありません。1か月経つと、彼氏がいない生活スタイルが定着し、仕事やその他のやるべきことに向ける熱意が戻ってきます。 新しい生活に馴染むのが1か月くらいなので、寂しい気持ちもそのくらいで薄れていくのです。ふと気がついたとき、いつの間にか心の傷が癒えているパターンが多いでしょう。

早ければ1週間程度で立ち直れる場合も

別れてよかったけど寂しいという気持ちを抱えている女性は、自分のペースを取り戻すまでに1か月くらいかかります。ただ、中には1週間や2週間で完全に立ち直れる女性も。このような人は、普段から気持ちの切り替えが上手で、何事も割り切って考えることができる人です。 悩む期間には、人によって差があって当然です。周りの人がすぐに立ち直っているからといって焦る必要はありませんし、逆に早く立ち直ったからといって薄情なわけではありませんよ。

思い出を美化すると寂しさが長引いてしまうので注意

別れる決断をするまでに、何度も何度も悩んできたことでしょう。その上で別れてよかったと思えるようになったのですから、選択は間違っていないはず。それなのにまるで自分が振られたかのように落ち込んでしまうのは、もしかしたら思い出を美化しすぎているのかもしれません。 元カレはあくまで元カレです。関係が解消された以上、過去にすがるのはやめましょう。

別れてよかったけど寂しい、このような気持ちの矛盾に戸惑ってしまう女性は少なくありません。あなたも、どうすればモヤモヤとした気持ちが晴れるのかわからずに悩んでいるのではないでしょうか？気持ちを切り替えることは大切ですが、やみくもに切り替えようとするのはおすすめできません。ここでは、寂しいときのNG行動を紹介します。

元カレに連絡を取る

こんなに寂しいなら別れない方がよかったと考えてしまい、元カレに安易に連絡を取るのはNG行動です。別れたばかりで気持ちが沈んでいると、冷静な判断ができません。別れるには何らかの理由があったことを忘れて、元カレと過ごして幸せだったころに戻ろうとしてしまうのです。 しかし、元カレに連絡を取って一時的に寂しさから解放されたとしても、根本的な解決ができてない以上はまた寂しさにつぶされてしまいます。他の解決策を探すべきです。

元カレと友達以上恋人未満の関係を続ける

元カレに連絡した流れで、なんとなく友達以上恋人未満の中途半端な関係におさまってしまうことがあります。一緒にいる異性が再びできることで寂しさは薄れるかもしれませんが、結局最後は相手の嫌なところが目について離れることになるでしょう。 何度も繰り返しているとあなたの心はどんどん傷つきますし、元カレから都合のいい女として扱われてしまいますよ。別れたのだから、肉体関係を持ったり慰めを求めたりしてはいけません。

寂しさを埋めてくれる相手を見境なく探す

彼氏がいなくなった寂しさを、異性と肌を重ねることで塗り替えてしまおうと考える女性もいるでしょう。しかし、その考えは自暴自棄で危険です。周りにいる男性たちの中には、彼氏と破局した悲しみや寂しさにつけこんでくる人もいます。 あなたが求めている言葉を与えてくれて、優しく接してくれるかもしれませんが、それはあくまで一時的なもの。あなたのことが一度でも手に入れば、それ以上優しくしてくれなくなるケースが考えられます。別れたすっきり感と寂しさとの間で混乱してしまうのは仕方ないですが、自分を安売りするのは絶対にNGですよ。

SNSで傷心アピールをしすぎる

寂しいという気持ちにばかりフォーカスすると、誰かに傷ついた自分を慰めてほしいという考えがふくらみすぎてしまいます。SNSに「彼氏と別れてつらい」「毎日寂しい」などとつぶやき続けると、幸せは離れていってしまうでしょう。あなた自身にマイナスイメージを抱く人も増えてしまい、本当に独りぼっちになってしまうことも…。 「別れてよかった」という部分に意識を向けるようにすることで、いわゆる「かまってちゃん」にならずに済みます。もし本当に抱えきれないほどの寂しさであれば、SNSではなく信頼できる人に直接悩みを打ち明けてくださいね。

友達に愚痴ばかり言う

別れたこともそれによって寂しいと思っていることも、素直に友達に話せるのはとてもいいことです。しかし、話の内容が愚痴っぽいものばかりだと、聞いている側は疲れてしまいます。健全な気晴らしの仕方を友達に相談するのはいいことですが、別れた相手のことを悪く言ったり、彼氏と仲良く付き合っている女友達のことを妬んだりしてはいけません。 友達の役割は、大切な友人であるあなたの気持ちを支えること。友達のアドバイスを否定してばかりで自分の話ばかりしていると、彼氏どころか友達も失いかねません。

急いで次の彼氏を作ろうとする

一時の体の関係を求めているわけでなくても、焦って次の恋人を探すのはNG行動の一つです。寂しさや焦り、むなしさなど、いろいろな感情がごちゃまぜになっている段階で男性と付き合おうとしても空回りするでしょう。また、その状態で付き合う相手は元カレに似た人であることも多く、結局同じような展開で別れる羽目になることも…。 あなたが何度も傷つく必要はありません。付き合う相手はよく選ぶべきですので、前向きな気持ちになってから彼氏づくりを意識するようにしましょう。

時間が過ぎれば自然と寂しさが癒えていくものですが、何せずに過ごしていると気持ちの整理が付くまでに予想以上の時間がかかってしまうことも。別れてよかったけど寂しいときは、「別れてよかった」と思えるように自分自身で行動を起こすことが大切です。具体的にはどのような対処をすればいいのでしょうか？いくつか紹介するので、実践してみてください。

別れた理由を整理する

「本当に別れてよかったのかな？」という悩みが寂しさとともに大きくなってしまったなら、あらためて別れた理由を振り返ってみましょう。約束を何度も破られた、浮気をされた、すぐに怒る人だったなど、付き合っている間に「嫌だな」とあなたが感じるポイントはいくつもあったはずです。別れるには勇気が必要だったと思います。 せっかく振り絞った勇気を、気の迷いで無駄にしてしまうのはもったいないことです。元カレを極端に悪者扱いする必要はありませんが、少なくとも「別れなければもっと辛い思いをしていた」ということを理解しましょう。

元カレの連絡先を消す

LINEやSNSなどで別れた彼氏とつながったままだと、心が弱ったときについ連絡をしてしまう場合があります。元カレに連絡をしても、あなた自身の悩みが解決するわけではありません。それどころか、元カレはあなたから連絡が来たことで優位に立った気になり、以前よりもあなたの気持ちを軽んじるようになります。 別れてよかったという事実を見つめるために、元カレの連絡先は必要ありませんよ。ブロックや削除をして、もし向こうから連絡が来ても再度ブロックするくらいの強い気持ちを持ちましょう。

思い出の物や写真を片付ける

付き合っていたころの思い出は、古い記憶として段々薄れていくもの。しかし、写真やプレゼントなど、形として思い出が残ってしまっている場合はなかなか忘れられません。しっかり別れ話を済ませたなら、すぐに思い出にまつわるものを処分しましょう。 目につかないところにしまい込むだけだと、掃除中や模様替え中に出てきて、思わぬタイミングで感傷に浸ってしまうことがあるため捨てるようにしてください。もし捨てるのがもったいない品物（バッグやアクセサリーなど）であれば売りに出し、それで得たお金は形に残るものではなくて、食事やレジャーなどに使うことをおすすめします。

模様替えや引っ越しをする

思い出の品を捨てて寂しい気持ちを取り払うことは意外と簡単ですが、あなたの部屋で同棲していた場合、部屋自体が思い出の品・場所になってしまっています。「このテレビでよく映画を観たなぁ」「休日に台所で一緒に料理をしたなぁ」などと、思い出深いエピソードが蘇ることでしょう。 そんなときは、思い切って引っ越しをしてしまいましょう。物理的に元カレと距離を置けるので一石二鳥です。仕事の都合やお金の工面などが理由で引っ越しが難しい場合は、できる限りの家具・家電を買い替えて模様替えしてみてください。心機一転してスタートする場を自力で作ると、活力が湧きますよ。

寂しさに押しつぶされる前に友達に相談する

別れてよかったのに寂しい…矛盾がある感情は、さらなるモヤモヤを呼びます。そしてどんどん大きくなり、思いもよらない自暴自棄な行動に走ることも。気分が落ち込んでなかなか立ち直れていないな、と感じたら、すぐに信頼できる友達に悩みを打ち明けてください。 その場で解決できる問題ではないので、最終的にはあなたが自分の心を整えてあげる必要がありますが、友達の存在は強い支えになるはずです。「そうなんだ、大変だったね」「やっぱり別れてよかったと思うよ」と共感・同意してもらうことで、急にすっと気持ちが楽になることもあります。

本当にやりたいことを探す

休日をすべて彼氏との時間に費やしてきた場合、彼氏のいない生活に慣れず、時間を持て余して悲しさばかり反芻してしまうことがあります。趣味や仕事に打ち込んで忘れようと思っても、肝心のやりたいことがなければ時間を使えません。しかし、これはマイナスなことではなく、むしろ新しい自分へと変われるチャンスです。 彼氏や他の男性のことを頭から追い出したとき、少しでも何か楽しそうなことが思い浮かんだならぜひ実践してみてください。今まで気づかなかった自分の好みを発見することができるかもしれませんよ。

「一時的な感情だ」と自分に言い聞かせる

気持ちの整理がある程度ついて、自分ひとりの時間を楽しめるようになっても、時々ふと「寂しい」「別れてよかったのかな」と考えてしまうことはあるでしょう。別れてからそれほど時間が経っていないならなおさらです。そんなときは、自分自身を諭してあげましょう。 「思い出すのは仕方ないことだよ」「一時的なものだから平気だよ」「いつも通り過ごせばいいよ」など、優しい慰めを自分自身に与えてあげるのです。一人で家にいるときなら、小さく口に出してみてもいいでしょう。段々と、元カレのことで悩むのが馬鹿らしくなってきますよ。

別れる理由は人それぞれで、別れてよかったけど寂しいという気持ちを振り払えないこともあります。 ・うるさい彼氏が嫌で別れたのに、いざいなくなると静かで寂しい ・浮気癖のある彼氏と別れてよかったけど、側に男性がいなくなると寂しい ・会えないのが寂しいから別れてよかったけど、一人で過ごすのはもっと寂しい など、別れてから寂しさを感じる理由はカップルの数だけあるものなのです。寂しい気持ちが薄まるには1か月ほど時間がかかりますが、対処法をいくつか実践すればもっと早く気持ちに区切りをつけられることもあります。 「寂しい」という気持ちに焦点を当て続けている限りは、前向きになろうとしてもうまくいきません。「別れてよかった」と心から思えるように、自分ひとりの時間を楽しめるようにいろいろな方向へアンテナを張ってみてください。きっとダメな彼氏と付き合っていたとき以上に楽しい毎日が待っていますよ。