「俺のこと忘れないで」という男性心理は？別れた後の対応や復縁の可能性

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カップルが別れると、時間がかかるとしてもお互いを忘れて新しい恋に移るケースほとんどです。そんな中、別れ際に「俺のこと忘れないで」と言う男性はいったい何を考えているのでしょうか？いくつかの男性心理をここで紹介していきます。

自分がとても愛されているという自信がある

別れ話になったとしても、まだ彼女（元カノ）に愛されていると信じてやまない男性は、「俺のこと忘れないで」と言う傾向にあります。この心理は自惚れのようなもので、女性にとっては嬉しく感じないことがほとんどでしょう。 また、忘れないでと伝えることで女性と別れが決まるギリギリまで駆け引きを使用としているケースも考えられます。いずれにしても、男性自身が女性に愛されていると疑ってやまない、ややナルシスト的な心理が働いていますね。

いざという時に復縁しようとしている

別れる時に「俺のこと忘れないで」と口にする男性心理に、今後復縁する可能性を考えて予防線を張っている可能性があります。女性側はともかく男性側に未練があるため、いつか復縁できるだろうという安易な考えから「忘れないで」と言ったのでしょう。 ただ、自分に大きな価値があると信じた上で未練を抱いている男性が多いので、仮に復縁したとしても俺様な態度を取られる傾向があります。幸せな復縁になるとは限らないので、やや注意が必要です。

何人もの女性をキープしておきたい

女性に自分のことを覚えておいてほしいと考える男性は、何人かの女性に同じような態度を取っている恐れがあります。「俺のこと忘れないで」という言葉を通じて「別れても好き」という感情をにおわせることで、キープできる女性を増やそうとしているのでしょう。 忘れてほしくない男性の全てがこのような浮気性なタイプとは限りませんが、中には歴代の彼女全員に都合のいい時だけ連絡を取るような男性もいますので、注意してください。

寂しがりやで子供っぽい

忘れないでほしいという男性心理には、寂しいと強く感じやすい性格や、成熟しきれていない子供っぽい考えが隠れています。完全に自立した大人の男性であれば、女性に対して最後の最後にすがりつくようなことはしないでしょう。 こうした子供っぽさや寂しがりやなところが好きな女性に対しては効果的な一言ですが、大人な男性を理想とする女性に対しては逆効果です。ただ、他の駆け引きを帯びた言葉よりは、男性の本音や芯となる性格を知るのに役立つ一言かもしれません。

別れた理由を自分のせいにしたくない

別れ話の最後の一言に「俺のこと忘れないで」と言う男性は、自分が破局の原因ではないことをアピールしたいと考えている場合があります。覚えておいてほしいという気持ちを出すことで、「俺の気持ちはわかっていないし、誠実でありたいと思っている」という主張をしているのです。 女性側からフェアな目線で見れば、別れる原因が男性のルーズさだったり浮気だったりすることが多いのですが、それでもこのタイプの男性は少しでも余裕ある男を演じようとします。

本気で忘れてほしくないと思っている

中には、打算的な男性心理で「俺のこと忘れないで」と言っているわけではなく、本気で女性と別れるのが嫌で言っている人もいます。復縁のための布石でもなく、駆け引きのためでもなく、本気で女性から忘れられてしまうことに寂しさと悲しさを感じているのです。 この場合、「忘れないで」という言葉の他にも、別れを引き留める言葉を並べてくるでしょう。そこで別れ話を取りやめるかどうかは女性次第です。なお、プライドが高く、女性に振られることを許せないと思っている男性も同じような態度を取るので、やや心理が読みにくいですね。

そもそも、忘れないでほしいと女性にはっきり伝えるほど何らかの強い意志があるにも関わらず、なぜ男性は離れていくのでしょうか？「俺のこと忘れないで」と言う男性心理も踏まえつつ、別れに至ってしまった理由を考えてみましょう。

やむを得ない理由があった

まず考えられるのは、どうしても離れなくてはいけない理由ができてしまったというケースです。急に会社で辞令が下りて遠くへ転勤になってしまったり、家族の不幸で地元に帰らなければいけなくなったりなど、やむを得ない理由はさまざまです。 本気で彼女のことを愛していても、肉親や自身の健康、仕事などのバランスを考えると、別れた方がお互いのためになる場合も考えられます。この場合、ある程度身の回りのことが落ち着いたら迎えにこよう、と思っている男性は「俺のこと忘れないで」と一言残すようです。

付き合う余裕がなかった

彼女のことが好きだけど、恋人として過ごす時間ばかりを優先していられない場合、男性は「忘れないで」と言いつつも離れていくことがあります。交際と仕事、交友関係などを少しずつバランスよくこなせる男性であれば悩むことはないのですが、生真面目な男性は何か一つに一生懸命になりすぎてしまうのです。 そのため、仕事が忙しくなって彼女にかまってあげられないとなると、離れたくないけれど離れなくてはいけないと感じて別れを告げるのです。ただ、落ち着いたら元に戻りたいと考えているため、念押しで「俺のこと忘れないで」と言い残すのでしょう。

交際について考え直す時間が欲しかった

「このまま付き合っていてもいいのだろうか」「この彼女でいいのだろうか」など、将来結婚することを考え始めると、交際そのものを見直したいと考える男性は少なくありません。この場合、男性は完全に別れるとまではいかなくても、会わない時間を増やし距離を置こうとします。自分が考えこんでいる間に彼女が他の男性に奪われないよう、忘れないでほしいという気持ちを伝えるのです。 女性からすれば、距離を置かずにそのまま悩んでいることを打ち明けてほしいと思うかもしれませんが、男性はあまり女性に悩み事・考え事を相談しない傾向にあります。それゆえに、自分のことをちゃんと見ていてくれる彼女を信頼し、ある程度関わらない期間を作るのです。 なお、女性側に落ち度があって将来的なことを悩んでいるケースも少なからずあるので、男性の顔色チェックは忘れずに！

経験不足をコンプレックスに感じていた

男性は、時に経験のなさをコンプレックスに感じることがあります。ここでいう“経験”とは、女性との恋愛経験のほかにも、仕事での経験なども指すため、コンプレックを感じる幅が広いのが特徴です。 経験が足りないと男性としての魅力がなく、付き合っている彼女にも愛想をつかされるのではないかと心配になった男性は、「俺のこと忘れないで」と言い残し彼女からあえて離れます。この間に、男性はあらゆる経験を積もうと考えているのです。 彼女の口から「気にしていない」と聞いても、すぐには信じられず、自分探しのようなことをし始めてしまう傾向があります。

都合のいい時だけ会える女性として扱いたかった

あまり考えたくないパターンですが、真面目に交際することに疲れた男性が、彼女のことを暇なときに会える程度の女性に考えようとしていることも考えられます。予兆となる変化は、男性が女性に少しそっけない態度を取るようになる程度なので、あまり気がつかないかもしれません。 別れ話が出るのは唐突で、理由を聞いても詳しくは答えてくれないでしょう。その上で「俺のこと忘れないで」と言われてしまうので、かなり一方的な離れ方になります。

いろいろな男性心理が隠れている「俺のこと忘れないで」というワードですが、好きな人からこのような言葉をかけられたときはどういう態度を取るのがベストなのでしょうか？ここでは、好きな男性と気持ちが冷めきらない状態で離れてしまった場合の対処法を紹介します。

一度しっかりと冷却期間を作る

お互いに好きな気持ちが残っていたとしても、男性から別れる話をされた場合は冷却期間が必要です。離れる理由は詳しく話してくれないかもしれませんが、男性なりに一度別れることで考えたいことや学びたいことがあるのでしょう。 忘れては欲しくない男性である以上、完全に男性のことをそっちのけで自由に過ごすのはおすすめできませんが、基本的は連絡も取らなくて大丈夫です。心配になったらたまに体調を確認する程度に留めておき、きっちりと交際期間との線引きをしてください。

再アプローチする時は時間を長めにおいてから

冷却期間は、短すぎると冷却期間として正しく機能してくれません。最低でも、元カレと連絡を取らない期間は2か月ほどを目安に設けるようにしましょう。あまり早めに連絡を取ると、男性の心の整理がまだついておらず、同じように離れる選択を取られてしまいます。 また、あなた自身も心の整理が必要です。突然「忘れないで」と言ったきりいなくなってしまったら、気になって仕方がないはず…。どんな状況だったのかを自分でも理解するために、1～2か月ほど経ってから復縁についての話を持ちかけてみることをおすすめします。

自分磨きをしてから再会する

男性から「忘れないで」と言い残して距離を置かれてしまった場合、冷却期間は自分磨きの時間にうってつけです。何らかの事情がある男性を除いて、多くの男性はなんらかの不満や不安を抱え、自分なりに答えを出すために離れていきます。 冷却期間が終わっていざ復縁の話をしようとなったときに、今までよりも女性としての美しさや知性が磨かれていれば、男性はもうあなたのことを話さないでしょう。いつ会うことになるかわからないので、できる限り毎日スキンケアやヘアケアを行い、言葉遣いに常に気をつけるなどの努力をしてみてください。

再アプローチへ向けて他の男性との交際は避けて

いずれ再度アプローチして復縁することを目標にしているなら、冷却期間が仮に予想よりも長引いてしまったとしても、他の男性と付き合って寂しさを埋めることはやめましょう。再アプローチで重要なのは、誠実さです。離れている間に「忘れないで」と言った意味を真剣に考えていた様子が見られないと、はじめは復縁するつもりだった男性の心は冷めてしまうでしょう。 一方的に別れを告げられるとすぐに次の恋で心の隙間を埋めたくなるのはわかりますが、元カレを信じて、お互いにいい方向へ変化してから再会できるように心がけることをおすすめします。

先ほど紹介した復縁を前提とした関わり方とは逆に、「俺のことを忘れないで」と言った男性のことを女性が好きではないパターンも少なくありません。男性の心理だけで振り回されるのを嫌う女性は、すぐに次へと気持ちを切り替えたいと考えるでしょう。最後に、好きではない男性から忘れてほしくないと言われた時の対処法を紹介します。

連絡を取らない

はじめに行う対処法は、男性と連絡を一切取らないというものです。これは先ほどの冷却期間と似ていますが、女性側の心理状態が全く違います。忘れないでという男性のことが好きではない場合、律儀に男性のことを考え続ける必要はありませんし、深く関わらなくても女性側は一切困らないでしょう。 嫌いとまではいかなくても、別れた後に男性がどう過ごしているかが気にならないようであれば、そのまま連絡を絶ってフェードアウトしたほうがお互いのためです。 変に優しい言葉をかけて男性を勘違いさせると、俺様な態度で接してくるようになる場合があるため注意してください。

別れた理由や忘れてほしくない理由を聞かない

男性の方から久しぶりに連絡が来たとしても、どうして当時「俺のこと忘れないで」などと言ったのかは掘り返さないのが得策です。別れた理由や距離を置いた理由についても聞かない方がいいでしょう。自分に興味を持ち続けてくれていると思った男性は、他の“試し行動”を取りあなたを振り回す恐れがあります。 駆け引き成功だと男性に想わせてはいけないので、はじめからそんなやりとりなどなかったかのようにやり過ごすのがベストです。しつこく連絡がきたら、ブロックするか、波風立てたくない場合は他人行儀な返信に留めておくことをおすすめします。

気持ちを切り替えて他の男性と付き合う

復縁を考えていないのなら、男性があなたから離れてからすぐにでも次の恋に気持ちを切り替えても問題はありません。まだ元カレに未練がある状態で無理に新しい恋をするのはおすすめできませんが、とうに吹っ切れているのであれば、楽しいことに時間を使う方が有意義ですよね。 「忘れないで」と言われるとはじめは戸惑ってしまうものですが、今後その男性と長く付き合っていく予定がないなら、言葉の通りに忘れないでおく必要などありません。恋する時間は有限ですので、今あなたの心が動く方へ進みましょう。

男性が別れる時や距離を置くときに「俺のこと忘れないで」と言い残すのには、さまざまな心理が関わっています。ひとえに悪い感情や打算的な考えばかりとは言えませんが、前向きな心理状態から来る言葉ではないことは確かですね。 男性とあなたが本当に心を通わせて愛し合っていて、それでいながら離れなくてはいけない状態に陥ったなら、男性の「忘れないで」という気持ちを尊重して待ってあげてください。待っている間は自分磨きをし、他の男性の誘いは断るストイックさが大切です。 もし忘れてほしくないと言っていた男性とやり直すつもりがないなら、一度離れたことをきっかけに関係を断ってしまうのも選択肢の一つ。あなたの心が男性の心理についていけるかどうか、ストレスにならないかどうかという点を重視してください。