蛙化現象はクズ？理解できない男性心理となってしまった時の伝え方・接し方

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蛙化現象とは心理学用語のひとつで、片思いをするほど夢中だった異性と恋人になった途端、相手に対しての興味が薄れてしまったり、気持ち悪く感じてしまうことを表した言葉です。 「どうして蛙なの？」と気になった人もいるかもしれませんが、蛙化現象の蛙はグリム童話の「蛙の王」が語源となっていると言われています。蛙の王のお話は「最終的に魔法で蛙にされていた王子様と王女が恋に落ちて結ばれる話」ですが、内容としては「元々の気持ちと真反対のことが起こる」といった話が由来の一因となっているのです。

アプローチされていたのにOKした途端冷たくなるから

“脈ありサイン”を送ってきていたのに告白したら離れていったから

告白されて付き合ったのに、冷たい言葉を言われるから

告白されたのに半年後には別れを告げられたから

蛙化現象が原因で女性に冷められた経験のある男性は意外と多く、「蛙化現象はクズ」なんて考えを抱くこともあるのだとか。ここでは蛙化現象をされたときの男性心理を紹介します。

自分が嫌われることをしていないか不安

蛙化現象をされるということは、男性側は既に相手女性のことを好きになっている可能性が高いはず。そんな相手から突然冷められた態度を取られると「何か自分が嫌われることをしてしまったんじゃないか」と不安を感じるようです。 蛙化現象になった女性の冷めた気持ちはクッキリとしていて、なかには相手と音信不通になったり、何の前触れもなく冷たい態度を取ってしまうこともあるのだとか。あまりのも突然のことに不安を感じてしまう男性心理を知っておきましょう。

突然冷たくされる意味が分からない

蛙化現象をされた男性が相手女性のことを「クズ」と言ってしまう心理として大きいのが「冷たくされる意味が分からない」といった怒りのような感情です。昨日までは仲良くしていたのに突然冷められた態度を取られると、男性としてはどうしていいのかが分からないはず。 また、男性から蛙化現象をする女性に歩み寄る態度を見せても、当の本人は冷めてしまっているので「どうでもいい」と適当な態度をとりがちになってしまうのです。

話し合いもできないから相手の気持ちを理解できない

蛙化現象をされた男性のなかには、突然嫌われたことに動揺する人も多いようです。「話し合いたい」という気持ちがあっても、相手が話し合いに応じてくれず、何の気持ちも理解できることなく関係が壊れてしまうこともあるのだとか。最初は心配をしていたものの、相手女性の冷たい態度に怒りや悲しさを覚えてしまう男性は多くいます。 蛙化現象は心理状態としてどうしても自分都合になってしまうので、相手の気持ちを考えらずに突発的な行動をしがちに…。だからこそ「クズ」と言われてしまうこともあるのでしょう。

「私の自己肯定感が低いことが原因で起こっていることだから」

蛙化現象になってしまう人の多くは自己肯定感が低い傾向があります。自己肯定感が低いと両想いという現実を受け止めることができず、「自分を好きになってくれたのは嘘だ」「こんな自分を受け止めてもらえるはずがない」とネガティブな気持ちを抱いてしまうのです。 たとえ目の前にいる男性が「好き」と言葉にしてくれていても、その言葉を自分のネガティブな解釈で曲げてしまうのが自己肯定感が低い人の特徴でもあります。ネガティブな心理が一度でも働いてしまうと、元々の好きだっただけの気持ちに戻すのは難しく、いつのまにか相手への気持ちを諦めてしまう結果になりやすいのです。

「あなたに好かれ続けなくちゃいけないと思っているのが原因だと思う」

プライドが高い人も蛙化現象になりやすい傾向があります。プライドが高い人はつねに理想の自分像があり、相手にとって「完璧な自分でいたい」といったプレッシャーを感じがち。そうなると、自分のことを好きになってくれた相手に対して「好きでい続けられる自分でいなきゃいけない」と思い込んでしまうこともあります。 期待に応えられない自分を想像して「そんな自分は嫌だ」と受け入れられないことが原因で、目の前の彼が「好き」と言ってくれても、今の自分に嫌気がさしてしまい、気持ちが冷めてしまうのだとか。

「夢見がちな自分がいけないのだと思う」

蛙化現象に悩んでしまう女性はアイドルやアニメの男性に魅力を感じている傾向があります。2次元と理解したうえで推しているのであれば問題はありませんが、2次元と現実がごちゃ混ぜになってしまうと、区別がつきにくくなってしまうのです。そうなると、現実の男性をアイドルや2次元の世界の男性と比べてしまうことが多くなり、自然と理想が高くなりがちに…。 男性に対しての理想が高くなると現実世界の男性を見てもときめかないことも多く、「この人いいな」と思う男性に出会っても、理想とかけはなれたいい意味で人間らしい部分に萎えてしまうこともあるのだとか。

「あなたと付き合えたことが嬉しくて満足してしまっているの」

「女性にはよく起こることだから」

蛙化現象が起きてしまった場合、「好きだった男性と上手に接したい」「対処法を知りたい」と思う人もいるはずです。蛙化現象が起きているときは気持ち的には冷めてしまっていますが、彼のことを100%嫌いになったわけではないでしょう。そこでここからは蛙化現象が起きてしまったときの男性との上手な接し方を紹介します。

一時的に少し距離を置く

「なんだか彼への気持ちが最近薄れてきている」と思った場合は、蛙化現象になっている可能性が高いです。その場合は一度冷静になることが大事。そこでまずは距離を置いてみましょう。恋人じゃない場合は連絡をするのをやめたり、彼のsnsを見ないようにしてみるのも良いでしょう。 もし彼と恋人になっているのであれば、ちゃんと今の気持ちを言語化して「だから少しだけ距離を置きたい」と説明してみてください。何も言われずに距離を取られると男性側に悲しさや怒りなどのネガティブな感情を与えやすいので、少し嫌かもしれませんが、連絡をしましょう。

相手のペースに委ねてみる

蛙化現象になっているときに意外と大事なのが「自分の気持ちは一度無視して相手のペースに任せてみること」です。蛙化現象になっていると、相手への気持ちが冷めたり、相手のことを気持ち悪く感じてしまうため、自分の感情を優先して関係をすぐに絶とうとしがちに…。このタイミングであえて相手のペースに任せて、関係を続けてみると、意外と当初感じていた気持ちが薄れることもあるのです。 自分の気持ち優先で「今すぐ彼と離れたい」と思うこともあるかもしれませんが、相手のペースに任せてみることで意外と感情の抑制ができることもありますよ。

相手の良いところをみつける

蛙化現象になってしまうと、「冷めた」「萎えた」などの気持ちで心がいっぱいになってしまうはず。そうなると、これまで見えていた相手のいいところも一瞬にしてナシにしてしまいがちに…。蛙化現象になり気持ちに余裕がなくなったときは、心で感じたことがそのまま行動にあらわれやすいので、頭で「彼の良いところ」を理解できる状態になることが大事。 たとえば、相手の良いところや好きなところを紙に書いて言語化することで、冷めた気持ちが落ち着いてくることもあるはず。好きになった彼を再確認する時間を取ってみてくださいね。

友達のような付き合いから始める

会う頻度を減らす

蛙化現象は心理状態を表す言葉で、自己肯定感の低い女性や理想の高い女性が陥りやすい傾向があります。突如訪れる冷めた気持ちや気持ち悪い気持ちで胸がいっぱいになると、つい「もう別れたい」「関わらないほうが良い」と関わりを経ってしまいそうになるでしょう。 ただ、蛙化現象になっても自分の気持ちをクリアにすれば元の状態に戻れることがあります。蛙化現象になった場合は、まず相手との関係を絶つ前に、彼の良いところや今「何が嫌なのか」を言語化してみましょう。