とほかみえみためを唱えると悪いことが起こる理由5つ。良い効果を得るために必要なマインド・考え方

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あなたは「とほかみえみため」というたった8文字の言霊を唱えるだけで人生が好転する、豊かさを引き寄せる効果があるという話を聞いたことがありますか。 日本では古来から言葉には特別な力、霊力があるとされていて、祝詞やお経のような形で、長く私たちの歴史や生活に根付いてきました。 そして近年は土の時代から風の時代に変わり、より目に見えない精神的なものに価値を見出す流れになっているため、言霊の力を使って人生に変化を起こすことに対する関心が高まり、「とほかみえみため」を実際に唱えている、唱え始めたら良いことが起きたという人も増えているようです。 ですがその一方で、「とほかみえみため」を唱え始めたら何故か悪いことが起きた、全然良いことが起きないという体験談を耳にすることが増えたため調べてみると、悪いことが起こるのは一時的な好転反応だということがわかりました。 今回は、そんな気になる「とほかみえみため」を唱えると起こる悪いことについて、詳しく解説していきます。 実際に悪いことが起きて心が折れそうな人や、悪いことが起こるなら唱えるのをやめようか悩んでいる人にとって役立つ内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

「とほかみえみため」は、宇宙や神々とつながり感謝を示すことができる最強の言霊で、唱えることで個人の力では到底及ばない大きなエネルギーの恩恵を受けることができるとされています。 その歴史は古く、これまでは国民や国そのものを守る役割のある天皇のみが唱えることを許されていたとも言われている、特別な言霊です。 そのため効果は絶大だと言われているのですが、中には逆に悪いことが起きたという話もあるようです。 ここではそんな悪いことが起こる理由について解説していきます。

１）好転反応として良くないことが起きているだけ

「とほかみえみため」を唱えることで悪いことが起きる時、そのほとんどは好転反応であると言われています。 好転反応とは、体が改善する、正常な状態に戻る過程で起こるとされている一時的に悪化した身体反応のことで、「とほかみえみため」を唱えることで今後人生が好転する流れの前段階として、悪いことが起こっているということですね。 簡単にいうと、良くなる前には一旦悪くなるという考え方です。 「とほかみえみため」には絶大なパワーがある、神々とつながって宇宙のエネルギーを受け取ることができるとされているため、あなたの人生が今後良い方向に大きく変わるからこそ、今は悪いことが起きているということですね。 そして、私たちは今までの人生で様々な人に会い、色々な経験をして、思念や邪気などの目に見えない悪いエネルギーを溜め込んでいるとされているため、それらが「とほかみえみため」で祓われているからこそ、デトックスとして悪いことが起きているともいわれています。 穢れを祓う浄化の効果もあるため、一時的に悪いことが起こっていると考えられます。

２）良いことが起こる前兆として起きている

悪いことが起こるのは、良いことが起こる前兆だという説もあります。 古神道の中に「逆吉の技」という言葉があり、これは凶を吉に反転させる技のことで、一旦悪い状況になるからこそ、その反動を利用して大きく状況を好転させることができるという考え方です。 良いことも悪いことも、方向性は違えど大きなエネルギーであることに変わりないため、人生を好転させるための一つの手段として、悪いことがもつ大きなエネルギーを活用するために、そのような出来事が起きているということですね。 単純にエネルギーの大きさだけに注目すれば、良い出来事にも悪い出来事にも共通して大きなエネルギーがあるのですが、やはり一見悪いことが起きると、反射的にショックを受けてしまいますよね。 しかし、起きた悪い出来事そのものに意味があるのではなく、今後躍進するためのエネルギーとして必要だったから起きたのだと捉えれば、一見悪い出来事も、自分にとって必要な経験だということが腑に落ちるでしょう。

３）そこに学びがあるから

「とほかみえみため」は「とほかみ」という神々やご先祖様を示す言葉と、「えみため」という微笑んでくださいという意味の言葉で成り立っています。 つまり「すべての神様、微笑んでください」という意味で、神々への感謝を示すとともに、神様が微笑むような素晴らしい人生へ導いてくださいという思いが込められた言霊です。 あなたが素晴らしい人生に導いていただく過程で、より豊かな人になるために成長することを求められる場合は、当然ですがその成長を促すための試練が必要になりますので、一見悪いことだと思える出来事が起こることもあるでしょう。 その試練を通して学びを深め、それを乗り越えたからこそ、より素晴らしい世界で生きていくことができる、そんな素晴らしい流れに導かれているということですね。 私たちは今までの人生で人それぞれ色々な経験をしていて、その経験に基づく価値観や思い込みが形成されて今のあなたになっています。 そんな過去につくられた偏った価値観を一度壊さなくては前に進めないような、とても大きな学びが待っていることもあるため、学びのために起きている出来事ともいえるでしょう。

４）器が大きくなっているから

どんな物にも光と陰があるように、この世は陰陽両方があるからこそ成り立っていて、どれだけ行いを正しくして他人を思いやって生きてきたとしても、良いことばかりが起こるわけではないですよね。 つまり良いことと悪いことはセットであり、人として成長し器が大きくなることでより大きな功績を残すことができるようになる、より多くの人に影響を与えられる人間になるということは、反対に同じくらい影響のある悪いことも起こるようになっているのがこの世の仕組みです。 たとえばベストセラー作家になって沢山の人に自分の作品を読んでもらえる場合、経済的な豊かさや達成感、人気を手にすることができますが、その反面税金が増え、足を引っ張る人や騙そうとする人、辛辣なレビューを書く人が出てきます。 あなた自身がより多くの豊かさを受け取ることができる大きな器になれば、それと同時に乗り越えなければならない壁も大きく、厚くなるため、今悪いことが起きていることは成長の証ともいえるでしょう。

５）願いを思い直させるため

「とほかみえみため」は、前述したように神様に感謝を示し、神々が微笑むような素晴らしい未来に導いていただく言霊であるため、当然ですが神様が歓迎しないような願いは叶うことがありません。 あなたの願いが公のためにならない、人の不幸を願う、私利私欲の願いだった場合は、それが叶わないのは勿論のこと、考え方を改めさせるために悪いことが起こることもあるようです。 たとえば自分一人では解決できないような、人の助けが必要な悪いことが起こり、実際に人の力を借りることで助けられ、あなたの価値観が大きく変わり、自分自身だけでなく人の幸せも願えるようになる、という素晴らしい流れに乗るために、悪いことが起こることもあるでしょう。 「とほかみえみため」を唱えて悪いことが起きる時、それはその願いそのものやあなたの心、考え方を改めるようにという神様からのメッセージとして起こっているケースもあるということですね。

「とほかみえみため」を唱えて悪いことが起きる時、それは単純に正負の法則として、または好転反応や成長の証としてなど様々な理由がありますが、いずれにせよ今のあなたにとって必要な経験だからこその出来事だということがわかりましたね。 そのため「とほかみえみため」を唱えることをやめる必要はありませんが、あなた自身が起きた出来事をどう受け止めるか、現実とどう向き合うかが、今後の未来に大きく影響しているといえるでしょう。 ここでは「とほかみえみため」を唱えて悪いことが起きた時の心持ち、マインドの在り方について解説してきます。

祓われていることに感謝する

「とほかみえみため」を唱えることによって、あなたが今まで溜め込んでいたマイナスなエネルギーが祓われる、という意味で悪いことが起きることもあるため、たとえ一見悪いことが起きていたとしてもネガティブに受け止めず、まずは変化が起きていることを前向きに受け止めましょう。 一見良いことでも悪いことでも、起きた出来事の見方は人それぞれ変わりますが、そもそも大きな変化が起きたということは「とほかみえみため」を唱えた効果であると考えるのが妥当ですよね。 「とほかみえみため」を唱えることでエネルギーが動いた、状況が変わったという現実を真摯に受け止め、神々やご先祖様の力でより良い方向に導かれていることに、深く感謝をしましょう。

目の前の現実だけに集中しない

「とほかみえみため」を唱えて悪いことが起きた時、それはあなたの成長のために必要なプロセスだからこそ起きた可能性が高く、この難所を乗り越えるからこそ、今後大きな良い変化が起こるという、起伏のある流れになっていると考えられます。 「悪いことが起きた」「どうしてこんなことが起きるんだ」と、起きた出来事だけに集中してネガティブになり、そこで立ち止まっていては成長につながらず、いい意味で大きな変化を起こすことは難しくなりますので、起きている出来事だけを見てネガティブになるのではなく、視野を広くして、目の前の出来事は大きな流れの一部であり必要なプロセスだと捉えましょう。

そこから学べることを考える

「とほかみえみため」を唱えたからといって、今後すべての嫌なことや悪いことから解放されるわけではなく、それがあなたにとって必要な学びなら、今後も試練として、悪いことが起こることもあるでしょう。 そんな時、この世の全ては神様がつくっていて、神様は無駄なものはつくらないため、一見悪い出来事にも必ず自分にとって必要な学びがある、という前向きな姿勢を持ち続けることはとても大切です。 良いことが起これば勿論嬉しいし幸せですが、人が成長するためには、良いことから得られる経験や学びだけでは不十分なことが多く、悪いことが起きたからこそ学べることもあるものです。 どんな出来事にもあなたが成長するための学びがあるという信念を持ち、目の前の出来事を真摯に受け止めて成長していきましょう。

これから良くなると捉える

夜明け前が一番暗いという言葉があるように、ずっと良いことばかり、明るい出来事だけが起こるのではなく、大躍進する前は一旦落ち込むものです。 そのため、今起きている悪い出来事だけにフォーカスするのではなく、「今」を今後良くなるための「通過点」と捉え、必要以上にその出来事に入り込み過ぎず、自分はここから飛躍的に成長するのだと信じることが大切です。 良かれと思って唱えた「とほかみえみため」で悪いことが起きていると考えるとショックを受ける気持ちはわかりますが、それはいたずらに悪い出来事引き寄せているわけではなく、今後人生が好転するために必要なプロセスなので、悪いことが起きたからと落ち込んでネガティブにならないように気を付けましょう。

「とほかみえみため」を唱えると悪いことが起こる理由や、「とほかみえみため」を活用して人生を好転させるために必要なマインドについて解説してきましたが、いかがでしたか。 「とほかみえみため」を唱えて悪いことが起きた時、それは「とほかみえみため」が無意味に悪いことを引き寄せている、悪い効果があるというわけではなく、好転反応として、今後あなたがより大きな器になってより多くの豊かさを受け取るため、あなたの成長にとって必要な出来事として起こっているということがわかりましたね。 私たちは人間なので、一見悪いことが起きたら一時的にショックを受けるのは当然の反応です。 ただ、そこで必要以上に落ち込んで立ち止まり、動けなくなるのと、その経験を学びに変えて成長していこうと前向きに歩き続けるのとでは、今後得られる豊かさや経験するの人生の幅が大きく変わってきます。 変化が起きていることを前向きに捉え、目の前の出来事に真摯に向き合っていけば必ずより良い未来に導いてもらえると信じ、引き続き言霊の力を活用していきましょう。