ミラーリングを無意識にする男性心理とは│代表的な行動やアプローチ方法を解説

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ミラーリングは恋愛だけに特化した心理動作ではありません。ビジネスの場面など日常的に人間関係を築くうえで行われる動作です。ただ、恋愛の場面において好きな人を前にすると無意識にミラーリングをする人が多いといわれています。 そこで、まずはミラーリングを無意識にする男性があなたのことを好きだと考えられるのか、その理由を具体的に解説します。「ミラーリングされるといっても、ただ真似してくるだけでは？」と思う人はぜひその理由をチェックしてみてください。

無意識のミラーリングは相手に好印象を持ってもらうためにする本能的な行動

ミラーリングという行動は相手の気を引くために意識的に行う人もいます。しかし、今回着目している「無意識のミラーリング」は意図的に行っているものとは全く別です。無意識のミラーリングは相手に好意を持ってもらうためにする本能的な行動といえるでしょう。 好きな人を目の前にすると、「心の距離を近づけたい」「親近感を持ってもらいたい」と思う人は多いはず。話す機会が多ければ共通点を探ることもできますが、それ以前の段階で興味を持ってもらいたいと思ったときに、口調や仕草を合わせることで、相手が自分と近しいことを感じ取ってくれる可能性があります。 ミラーリングを無意識にしている男性は、好印象を持ってもらいたいという心理から本能的に行動しているため、脈ありだと考えることができるでしょう。

好きと直接表現できない男性ほど無意識にミラーリングする

ミラーリングを無意識にする男性の傾向として多いのが、話下手だったり、コミュニケーションに苦手意識がある奥手なタイプです。また、年下男性や既婚男性など、普段あまり話す機会がない人ほどミラーリングをしがちに。そもそも日頃から話す機会が多ければミラーリングをしなくても共感や親近感を持ってもらうことはできるはず。そういった「好き」という表現が直接できない奥手な男性ほど無意識にミラーリングをする傾向があるのです。 奥手とはいっても、好きな人が目の前にいれば「何かアプローチをしたい」と本能的に感じるはず。その本能がミラーリングを無意識のうちに引き起こしていて、相手と同じ言葉を使うなど、真似する行動を取ってしまうのでしょう。

好意に気付いてほしい心理が働いてミラーリングしている

ミラーリングは目の前にいる人と「ああなりたい」「気づいてほしい」という好意的な心理が働くと無意識に行われる可能性が高いです。つまり、苦手な人や興味がない人には行うことのない動作ともいえるでしょう。もし、あなたの仕草や行動を真似してくる男性がいれば、「からかわれている？」と思うかもしれません。しかし、ミラーリングは好意や興味がないとできない行動でもあります。そもそも苦手な人の行動を無意識のうちに見ることは少なく、どちらかといえば見ないように避ける人が多いはず。 そのため、男性から真似をされるなどのミラーリングは相手からあなたに「好意や興味を抱いていますよ」という無意識なサインであり、脈ありの可能性が高いです。

無意識にするミラーリングは相手に対して「親近感を持ってほしい」「好意に気付いてほしい」という心理の表れということが分かりました。ミラーリングが脈ありのサインであることが分かった今、ここでは男性が無意識にするミラーリングにはどのような行動があるのかを知っておきましょう。ここでは代表的なミラーリング行動を具体的に解説します。

同じ言葉を使う

同じ言葉を使うことや、口調を合わせるなどはミラーリングの中でも代表的な動作です。たとえば、あなたのことを真似してくる男性が同じ職場にいたとしましょう。会議中にあなたがさっき話した言葉を使って話をしたり、口調を合わせたりする場合は、男性側は無意識かもしれませんが、同じ感覚を持っていることや味方であることをアピールしている可能性が高いです。 会議という意見が割れるような場で同じ言葉を使う人がいれば、自然と「同じ考えなんだ」と安心することもあるでしょう。

仕草を真似する

代表的なミラーリングとしてよくあるのが仕草を真似することです。たとえば、あなたが腕を組んだタイミングで相手が腕を組んだり、あなたが髪の毛を触ったタイミングで相手も髪の毛を触ったりと、同じタイミングで同じ仕草をするのはミラーリングとしてよくあります。 仕草を真似するミラーリングは意図的に行うと不自然になりやすく、ときには相手が「馬鹿にしてる？」なんて気持ちになりやすいのも特徴的です。無意識にしている人は真似するタイミングがとても自然で相手も気づくか気づかないかぐらいのことが多いみたい。

趣味を真似する

代表的なミラーリングのなかには趣味を真似するというものがあります。好きな人ができれば、「好きな人と共通の趣味を持ちたい」と思う人は多いのではないでしょうか。このミラーリングはどちらかというと無意識というよりは意識的なミラーリングの代表例ですが、無意識で真似してくる人もいるはずです。 たとえば、職場で好きな人がアニメの話をしていて、偶然立ち寄ったお店にそのアニメに関連するグッズや本が置いていれば「好きな人が好きなものだ」と頭の中に浮かんでくる人は多いでしょう。共通の趣味は話すキッカケになることも多く、意図的に真似する人もいるぐらいですが、無意識のうちに好きな人の趣味に興味を抱く人は多いのです。

ラインの文章量を合わせる

ミラーリングは仕草などの対面で会っているときの行動以外にも表れることがあります。そのなかでも多いのがラインの文章を合わせることです。たとえば、好意を抱く相手から長文LINEが送られてきた場合、自分も同じ熱量で返信をしたくなる人は多いのではないでしょうか。逆に短い文章だと「相手がそういったやりとりを好んでいるのかな」と考え、同じように短い文章量のラインを送る人もいるはず。 このようにLINEは相手の価値観が現れるツールだからこそ、親近感を抱いてもらえるキッカケにもなるでしょう。実際、自分と似た感覚で連絡が返ってくる人とのLINEのやりとりはストレスに感じにくいはずです。つまり、ラインの文章量を合わせるのはれっきとしたミラーリングといえるはず。

表情を真似する

ミラーリングは仕草や行動など、相手に親近感を抱いてもらえるような比較的分かりやすい行動が多い傾向があります。そのなかでも初歩的なのが表情を真似する行動です。とてもシンプルですが、気になる人が笑っていれば自分も笑う、落ち込んでいたらい少し落ち込んだ表情をするなど、表情を真似することは相手と同じ感覚を持っていることのアピールになるはず。 実際にこのミラーリングは恋愛において効果が発揮されることも多く、自分が楽しい時に同じように楽しそうな人を見れば「この人とは価値観が合いそう」と感じるキッカケになるでしょう。

無意識にミラーリングする男性はあなたに好意や興味を抱いている可能性が高く、「もっと距離を縮めたい」と考えているからこそ、その心理がミラーリングの動作に現れていると考えることができます。もしあなたの近くに無意識にミラーリングする男性がいるのなら、彼の背中を押すようなアプローチがおすすめです。 ここでは無意識にミラーリングする男性の落とし方を具体的に解説するので一緒に見ていきましょう。

同じことを「嬉しい」と喜ぶ

無意識にミラーリングする男性は真似している感覚を持っていないからこそ、それが本人にバレてしまったときに「恥ずかしい」と感じてしまいがちです。そこで大事になるのがあなたのリアクションでしょう。「さっき同じ発言をしてたよね。嬉しい！」と素直に喜ぶことで、彼の気持ちは安心するはず。また「嬉しい」と言われたことで恋愛へのモチベーションもアップするでしょう。 ミラーリングをしたことが相手（あなた）にとって嫌なことではないことをアピールすることで、男性があなたの好意に気付いてくれる可能性もあります。

自分も同じように真似をする

無意識にミラーリングをする男性を落としたいのであれば、彼と同じように自分もミラーリングをしてみましょう。口調を合わせたり、仕草を真似したりすることで、男性側が「あれ？同じ行動が多いな」と感じることもあるはず。男性側が無意識にミラーリングをしている場合、自分の行動に気付いていない可能性もあるでしょう。 そこであなたが意識的にミラーリングをすることで、彼はあなたと自分の感覚が近しいことに気づいたり、さらには自分が相手のことを無意識のうちに真似していたことに気付くこともあるはずです。

「気が合うね」とアピールする

ミラーリングを無意識にしてくる男性には「気が合うね」とアピールしましょう。無意識にミラーリングをしている男性は案外自分が好きな人と同じ仕草や行動をとっていることに気づいていない可能性が高いです。だからこそ、あえて同じ仕草や行動であったことを伝えることで、彼はドキッとする可能性があります。 好きな人から「さっき同じ仕草してたよ(笑)気が合うね」などと言われたら、誰しも意識してしまうのではないでしょうか。また自分が無意識で好きな人を見ていることや、同じ行動を取っていることを自覚するキッカケになることも多く、彼が恋愛に一歩踏み出すキッカケになるかもしれません。

可愛く怒る

ミラーリングを無意識にしてくる男性には「もう！真似しないでよ」なんて可愛い言葉で怒るのもひとつのアプローチ方法です。相手がミラーリングを無意識にしている場合、「同じだね」と言ってもピンとこない可能性があります。そこで、あえて可愛く怒るといった可愛い反応をプラスすることで、彼の記憶には自分が真似をしていることと、好きな人から可愛く怒られた2つの記憶が残るはず。 あまり関わったことがない人には怒りにくいと思いますが、同僚や友だちなど、よく話す機会がある人であれば「からかわないでよ！(笑)」と少し照れながら怒ってみるのもおすすめです。

ミラーリングを無意識にしている男性は自身がミラーリングをしていることに気づいていない可能性があります。しかし、ミラーリングはれっきとした好意や興味が現れた心理的動作なので、気になる男性がミラーリングをしてくるのであれば、ミラーリングに気付いていることをアピールしましょう。 方法はさまざまですが、可愛く「真似しないで」と伝えてみたり、同じ仕草や考えを「嬉しい」と素直に喜んだりすると、男性はきっとキュンとしてくれるはずです。無意識でミラーリングをする男性にミラーリングしていることを気づかせることは関係が進展するキッカケになるでしょう。 ぜひ可愛くアピールしてみてください。