女からキスしたら男に恋は生まれません│キスが男性の恋心に影響しない理由を解説

「女からキスしたら男に恋は生まれません」という言葉が話題になったことをご存知ですか？この言葉は2017年から放送されたテレビドラマ「カルテット」で、吉岡里帆さん演じる「来杉有朱（きすぎありす）」が、満島ひかりさん演じる「世吹すずめ（せぶきすずめ）」に恋愛レクチャーをしたときのセリフです。ドラマ放送時はこの名言がSNSで話題となり、共感する人も多くいました。 また、このセリフの前に伝えていた「キスしちゃったらダメですよ？いつキスしてもおかしくないぞの距離を作るまでが女の仕事です」というセリフは魔性の女性がするテクニックだとも話題になり、「女からキスしたら男に恋は生まれません」というセリフに納得感をプラスしていました。

ドラマ内のセリフである「女からキスしたら男に恋は生まれません」が話題となり、「分かる」という共感の声が多発しましたが、実際のところ女性からキスをされた場合、男性は恋に落ちないのかどうかが気になる人は多いはず。ここではあのセリフの真意でもある、キスが男性の恋心に影響しない理由を具体的に解説します。一緒に見ていきましょう。

男性の恋心がまだピークに達していないから

女性からのキスが男性の恋心に影響しない理由として考えられるのが、キスをした段階で男性の恋心がまだピークに達していない可能性があるからです。男性は「好きになった相手にキスをしたい」と思っている人が多く、キスをしてもらったからといって相手のことを好きになるのかというとそうではない人が多いでしょう。 もちろん、男性のなかには恋愛に慣れていない人もいるでしょうし、キスという大胆な行動にドキッとしてしまう人もいるはずです。しかし、男性は意外と順序を踏むような恋愛を好む傾向があり、先にキスされてしまうと「そういう関係を望んでいるのかな？」と恋とは違う感情を抱いてしまうことも。 また、男性は「好きになった人を自分から追いかけたい」という恋愛を好む傾向があるので、自分の気持ちが絶頂に達していないタイミングでキスをされてもワクワクせず、恋に落ちる可能性は低いようです。

キス＝本能に従っただけの行動だから

キスをしたくなるときは人それぞれで違うでしょうが、キスという行動は「したい」という本能に従ったときに行うものともいえるでしょう。つまり、恋愛感情がなくても、お酒を飲んでいるときに高まった気持ちなど、その場の感情で本能的にとってしまう行動でもあるといえるはず。 とくに男性は自身の本能に対して真っすぐな傾向があり、自分の中で理性を優先する自分と、本能を優先する自分を別人格のように分けていることもあります。そんな男性にとって女性からのキスは「好きだからされた」というより「キスをしたかったからしたんだろうな」と捉えてしまいがちに。 お付き合いをしていればそのキスに感情が乗っていることは伝わりますが、場合によっては「ただキスがしたかっただけ」と思われてしまうこともあるので注意が必要です。

恋心よりも性欲が強くなってしまうから

男性は女性からキスをされると「好き」という感覚よりも「身体の関係を持ちたい」「あわよくば抱けるかも」といった性欲が先に揺れ動く可能性が高いのです。とてもシンプルかもしれませんが、「抱きたい」という欲求はかなり強いものであり、恋心をかき消してしまいがちに。 たとえ、キスをされた日に体の関係を持つことができなくても、一度キスされた前提があるので、「次会ったときはそういう関係になれるかな」と頭がキスのことより、先の関係に進めるかでいっぱいになることもあるでしょう。ある意味男性の欲望はシンプルで真っ直ぐなので、キスをされたから恋に落ちるというよりは、キスをされたら「もしかすると」という性欲が勝りやすいことを覚えておく必要があります。

「誰にでもしていそう」と感じてしまうから

女性からのキスが男性の恋心に影響しない理由として考えられるのが、「誰にでもしてるんだろうな」という気持ちを感じてしまうからです。男性は特別感など、自分にだけ向けられた好意に対してキュンとしたり、ときにはそれが恋に落ちるキッカケになることもあるのですが、キスという行動はあまりにも積極的すぎてキュンとする前に「誰にでもしていそう」という冷静な感情が芽生えることもあるみたい。 たとえば、キスをされたシチュエーションがお酒を飲んだ後や、ムードのある場所に行った後などであれば、「別に俺じゃなくても良いのかも」なんて気持ちになることも。「この人は誰とでもキスができるタイプなんだ」と感じてしまうと、特別感が好きな男性は女性に恋をすることはなくなってしまうため、軽い女性だと思われないような態度を心掛ける必要があるでしょう。

女性からキスをされた場合、男性に恋心が生まれにくい理由を知った今、「女からキスしたら男に恋は生まれません」というセリフの信ぴょう性が増してきたような気もしますよね。キスをされると「もしかして抱けるかも？」なんていう感情が先に芽生えがちなのが男性の傾向としては多いため、キスキッカケの恋は難しいといえるはず。 だからといって男性は女性からのキスを嫌がっているわけではないでしょう。ここでは男性が女性からのキスを待つときに出すサインやキスを待つタイミングを具体的に解説します。

二人きりの空間で無口になったとき

デートの最中など、二人きりの空間で男性が突然無口になったときは「キスしたい／キスをしてほしい」という気持ちを悶々と抱えている可能性が高いです。男性としては女性がキスを受け入れてくれるような雰囲気を作ろうと一呼吸置いているのでしょう。とくにこの可能性が高いのが、さっきまでは楽しそうにしていた彼が真剣な表情で突然無口になったときです。 キスをした後に「自分からもしていい？」と聞かれた場合は脈アリの証拠であり、関係が発展するキッカケにもなるでしょう。 たとえば、お付き合いをする前のデートなど、互いの好意が分かり切った状態で突然無口になった場合は、「関係を進めるためのキスをしたい」と考える男性は多いみたい。このときにあえて女性からキスをすると、きっと男性は驚き、そして喜んでくれるはずです。

落ち込んでいるとき

二人の関係が親密な場合、男性は落ち込んでいるときに「キスをしてほしい」と思うみたい。キスをすると相手女性のぬくもりを感じられるため、心が落ち着く人は多いようです。ただし、落ち込んでいるときのキスが有効なのは「好きな女性だけ」ともいえるはず。意識していない女性から落ち込んでいるタイミングでキスをされてもキュンとしないでしょうし、「励まされ方がキスって…」と嫌な気持ちになる人もいるので注意が必要です。

観覧車などムードのある場所にいるとき

観覧車や夜景を見ているときなど、ムードのある場所にいるときは「キスをしたい」という気持ちが強まる男性は多いはず。これは男性だけではなく女性もある程度同じ感覚ではないでしょうか。雰囲気がある場所でなおかつ互いのムードが高まっていると「キスをしたい／してほしい」と思う男性は多いため、好きな人であれば思い切ってしてみるのもおすすめです。 ただし、ムードがある場所で気持ちが高まり「キスがしたい」と男性が思う場合、次に感じるのは恋心ではなく性欲である可能性も高いでしょう。時間が夜である可能性も高く、男性が今日関係を持つために甘い言葉をささやいてくる可能性もあるので注意が必要です。

車の中で二人きりになったとき

男性が女性からキスをされたくなるタイミングとしてよくあるのが、車の中で二人きりになったときです。車の中は個室空間なので気持ちが高ぶってしまう人もいるのでしょう。もちろん、「キスしてほしい」と思うのは好きな相手だけなので、誰からされても良いというわけではありません。 もし、車の中で男性が無口になったり、目を見つめてくる時間が増えるようであれば、彼の中で恋心が高まっているサインといえるはず。あと一歩踏み出したいけど踏み出せない男性ほど、車内という空間で何らかのサインを出すものです。もしあなたが彼のことを好きなのであれば、そのサインをスルーせず思い切ってキスをすると関係が発展するかもしれません。

「女からキスしたら男に恋は生まれません」という言葉があるように、実際女性からのキスで恋に落ちる男性は少ない傾向が分かりました。やはり男性は先に女性からキスをされてしまうと体の関係を想像してしまうことが多いのでしょう。自分から先にキスをしていた場合は、「自分の気持ちに答えてくれた」と感じるケースもあるようですが、初手が女性からのキスだと性欲が強くなりやすいのです。 しかし、相手男性が奥手などでなかなか関係が発展しない場合、女性からのキスで男性を落としたくなることもあるでしょう。そんなときは男性がドキッとするようなキスのテクニックを使うことも大事。ここでは男性を喜ばせるキスのテクニックを解説します。

目を見つめてからゆっくりと唇を近づける

「女からキスしたら男に恋は生まれません」というセリフの前に「いつキスしてもおかしくないぞの距離を作るまでが女の仕事です」というセリフがあったように、男性はキスされるかどうかぐらいの距離感にドキドキを感じます。ドラマ内の恋愛レクチャーではそこで止めることで男性側からのキスを期待できると考えられていましたが、相手男性が消極的な場合は女性から一押しすることも大事でしょう。 そこで、目を見つめてからゆっくりと唇を近づけ、男性が「キスする…？」とドキドキする時間する時間を増やしましょう。キスしても男性に恋心が生まれないのはドキドキの絶頂を感じていないからであり、キスする前にドキドキする時間を増やすことで、恋に落ちる可能性はあるはずです。

体を密着させる

なかなか発展しない関係に困っていて、「体の関係でも良いから一歩踏み出したい」と考えている人もいるでしょう。男性のなかには消極的な人もいて、性欲が揺れ動いてから「好き」という気持ちが芽生える人もいるため、彼の性格や恋愛傾向から思い切ったキスをしてみるのもおすすめです。 たとえば、キスをするときに体を密着させてみましょう。唇のやわらかさと女性特有のやわらかい肌が身体に触れることでドキッとする男性は多いはず。密着する肌に興奮した男性から情熱的なキスをされたり、求められたりすることもあるでしょう。

不意打ちでキスをして笑顔になる

女性からのライトなキスは男性の恋心に影響しないと思われがちですが、じつは不意打ちのキスは男性のキュンとさせる可能性が高いです。突然キスをされたことで「どういうこと？好きってこと？」と思考が停止するようなソワソワした気持ちになる男性も多いのでしょう。 不意打ちのキスでおすすめなのが、キスをした後に目を合わせて笑顔を見せることです。イメージとしてはちょっといたずらな笑顔を見せることでよりドキッとする男性は多いはず。

腕を首に回す

男性が女性からされて嬉しいキスのなかに「腕を首に回してキスをする」というものがあります。腕を首に回すキスは情熱的な雰囲気が出るので、男性の心臓はかなりドキドキするのでしょう。その後、体の関係に発展する可能性が高いですが、「関係を進めたい」と考えている女性は思い切って挑戦してみてもいいかもしれません。 ただし、こういったキスは「お酒の勢いかな？」「誰にでもしてるのかな？」と思われる可能性もあるので、言葉や態度で「あなただけにしている」ということをアピールしたうえでキスをすることが大事です。

ドラマ内でのセリフで多くの共感を得た「女からキスしたら男に恋は生まれません」。実際男性は女性からキスをされると恋心よりも性欲が高まってしまう可能性高く、どうしても恋心が生まれにくいのでしょう。しかし、男性が女性にキスを求めるタイミングや態度を見極めながら、男性をキュンとさせられるキステクニックを加えることで、キスをしたときに「好きかも」と思ってもらえる可能性は高いはず。 なかなか関係が進展しない消極的な男性に恋をしているのであれば、思い切ってテクニックを加えたキスをしてみるのも良いかもしれません。