職場の男性からボディタッチされるのは脈あり？部位別の心理と触られた時の対処法

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職場という開けた場所でも、男性からボディタッチされる機会はあります。ちょっとしたボディタッチであれば、どんな男性心理なのかわからないこともあるでしょう。 ここではまず、上司・年下男性・既婚男性に分けてボディタッチの際の心理状況を解説します。

上司からボディタッチされた場合

直属の上司や隣の部署の上司など、会社に入ってそれほど年数が経っていない状態であれば目上にあたる男性が多いでしょう。そんな上司たちのいずれかからボディタッチされた場合、どんな感情を抱かれているのか4つのパターンで確認してみてください。

部下を抱えたばかりの男性であれば、自分が上司として好意的な目で見られているのかを確認したくてボディタッチする場合があります。上司として信頼されているなら、ボディタッチしても拒否されないであろうと考えて部下を試しているのです。 こうした心理でボディタッチをする上司は、触ったあとすぐにその場を離れず、そのまま会話に持ち込むことが多い傾向にあります。またこのケースは、ボディタッチを嫌がるそぶりを見せれば、すぐに触る癖をやめて距離感を測り直す上司がほとんどです。

職場の上司と部下という関係性でも、時には下心を持ってボディタッチをしてくる男性もいます。下心からはじまるボディタッチはややしつこい傾向にあり、日常的かつ触り方がややいやらしいケースが多いでしょう。 ただ、下心と言っても一夜限りの関係を求めるものばかりではなく、恋愛感情の方が強いものもあります。いずれにしても、上司と部下ではなく、一人の男性と女性としての関係になりたくてボディタッチする男性は少なくありません。

恋愛感情や下心がまったくない上司は、ボディタッチも同じ職場で働く社員同士のコミュニケーションに必要であると考えている場合があります。 セクハラに関する規則などが厳しくなっている昨今、ボディタッチでコミュニケーションを取れると考えている上司はそれほど多くありません。しかし、時には体育会系のノリで打ち解けようとしてくる上司も。悪意はないため、拒否しにくいのがやや欠点かもしれませんね。

年齢がある程度離れている上司であれば、恋愛的な要素や性的欲求・下心からくるボディタッチではない可能性が高めです。仕事を一生懸命頑張る女性社員を見て、かつての自分を重ねたり、自分の子どもが頑張る様子を想像したりしてボディタッチに至るのでしょう。心理状態でいうなれば、まさに慈しみです。 このパターンでボディタッチをしてくる上司は、非常に普段から優しく仕事のフォローをしてくれるため、多くの人から慕われていることでしょう。

年下男性からボディタッチされた場合

新卒で会社に入って数年が経過したり、中途採用されたりした女性であれば、年下男性が職場に複数人いることもあります。年下男性が職場でボディタッチしてくる心理は、いったいなんなのでしょうか？ 次は、年下男性からボディタッチされるケースを紐解きましょう。

年下男性は、男性としての自尊心・承認欲求などをしっかりと持ってはいるものの、どこか甘えたがりでかまってちゃんな一面があります。そのため、年上である女性に対してボディタッチをして、「可愛い」と思ってもらいたいのです。 可愛いと思われれば、ある程度のわがままやお願い事が通ると知っているので、甘やかしてほしい時にボディタッチをしている可能性が高めです。 ただ、恋愛的な好意がゼロかというとそうではなく、恋人としてのポジションを狙っている場合も考えられます。

陽気な年下男性からボディタッチされる場合は、反応を見てからかわれている可能性が高めです。 楽しいことが好きで、ボディタッチをすることで場の雰囲気をやわらげたり盛り上げたりしたいという男性心理がもとになっています。からかわれることに不慣れな年上女性であれば、やや不満に感じるかもしれませんね。 こうした年下男性は人懐っこい性格で、基本的に悪意はありません。そのため、女性の反応を見てボディタッチをしなくなるケースも多々あります。

年齢差があっても恋愛が成り立つのか心配な年下男性が、ちゃんと男性として見てくれているか確認するためにボディタッチをすることがあります。場所は職場ではありますが、隙あらば好きになった年上女性に対してボディタッチをしようとするのです。 言葉で聞けば早いのですが、恋愛にやや慎重な年下男性だとなかなか恋愛の話題を切り出せないのでしょう。触れてみて良い雰囲気が作れたらいいな、といった気持ちで女性にボディタッチします。

既婚男性からボディタッチされた場合

職場にはすでに結婚している男性もいるはずです。既婚男性でも、なんらかの感情がもととなって女性にボディタッチすることはじゅうぶんにありえるでしょう。既婚男性からボディタッチされる理由として挙げられるのは、以下の3つです。

既婚男性からのボディタッチに含まれている感情として一番多いのは、恋愛感情や性的欲求です。結婚しているのに本気で職場の女性のことを好きになってしまい、なんとか恋愛対象として見てもらいたくてボディタッチする既婚男性もいます。 純粋な恋愛感情ではなく、一夜だけの体の関係や、都合のいい時にだけ会える女性をキープしたくてボディタッチで気を引く既婚男性も。 いずれにしても、恋愛関係になってしまうと不倫ですので、下心や好意を感じたらボディタッチを拒否するのが賢明ですね。

すでに結婚している男性のうち、特に年上の男性心理として多いのは、ボディタッチをただのノリとしか考えていないというものです。結婚するまでにも恋愛経験が多そうな明るい既婚男性であれば、この期に及んで新しい恋愛相手を探そうとは考えないでしょう。 特徴としては、二人きりの時にムードたっぷりにボディタッチしてくるのではなく、大勢と話していて盛り上がった時に軽いボディタッチをします。周りから見ても、いやらしさは感じないでしょう。

なかなかないケースではありますが、特になんらかの心理が動くわけではなく、普段のクセで間違って女性にボディタッチしてしまう既婚男性がいます。 日常的に奥さんや子どもにボディタッチでコミュニケーションをとっている既婚男性は、職場の女性の言動が奥さんや子どもとかぶった時に、反射的にボディタッチをしてしまうことがあるのです。 された側の女性はびっくりすると思いますが、それ以上にうっかりボディタッチしてしまった既婚男性の方が驚いて焦るケースが多い傾向にあります。

ボディタッチと一口に言っても、触る体の部位はいろいろあります。職場で男性からボディタッチされる場所がどこなのか、そしてどのような触り方なのかによって、もっと詳しい男性心理を理解できるでしょう。下心のある触り方をされている女性は気をつけてくださいね。

腕へのボディタッチ

腕へボディタッチをする男性は、多少なりとも女性に対して好意的な気持ちを持っている可能性が高い傾向です。触り方ごとにどんな感情が込められているのか確認していきましょう。

腕は体の部位の中でも動かしやすい場所なので、偶然触れ合うこともあります。こつんとぶつかる形であればほとんどが偶然です。しかし、そっと優しく触れるタイプのボディタッチであれば、恋愛対象として女性のことを見ている男性の気持ちが表れています。 優しく触れていることからもわかるように、この恋愛感情は一時的なものや下心メインのものではなく、心から彼氏になりたいと考えているパターンです。ボディタッチしている男性側が照れている様子を見せることも少なくありません。

腕は触りやすく、セクハラとも完全に言えない部位でもあります。そのため、コミュニケーションをとりたかったり、単純に仲良く話したかったりといった心理でボディタッチをする男性も。 機嫌をうかがうようにつんつんと腕を触る場合や、呼び止める際につんと腕に触れる程度の場合は、友人として冗談交じりでボディタッチしているのかもしれません。ただ好意的な気持ちではあるので、そこから恋愛に発展するケースもありますよ。

先ほど腕は触りやすい部位と紹介しましたが、それでも女性の体ですので、むやみに触っていいわけではありません。ましてや乱暴に扱うなどもってのほか。 女性を引き止める際に腕を強く掴む男性や、何の脈絡もなく強引に腕を掴む男性は、女性を自分の支配下に置きたいと心のどこかで思っている危険性があります。 その場で何かされることは職場なのであまりないと思いますが、しつこくアプローチされるきっかけになるかもしれないので、なるべく距離を置くのが賢明です。

肩へのボディタッチ

次に、肩へボディタッチをする男性心理について紐解いていきましょう。肩は露出していない限りそれほどセンシティブな部位には見えませんが、一体男性はどのような気持ちで女性の肩にボディタッチするのでしょうか？

職場という環境上、仕事仲間や上司・部下と「お疲れ様」「ご苦労様」などと労いあうのは日々のコミュニケーションのひとつ。肩をぽんぽんと軽く叩かれるタイプのボディタッチであれば、男性はその女性の仕事ぶりを見て労いの気持ちを投げかけている可能性が高いでしょう。 また、仕事の様子をしっかりと見てくれているという点では、好意的な目で見ているという意味合いにもつながるので、相性によっては恋愛に発展することもありますよ。

同じく労いをするタイミングであっても、肩をさすったり揉んだりしてくる男性は、完全に下心ありきです。むしろ、ボディタッチそのもので性的な気持ちを発散しようとしている恐れもあり、セクハラと断言してもいいケースかもしれません。 不快な思いをするようであれば、我慢せずにしかるべき相談相手に事情を伝えるようにしてくださいね。

挨拶のついでや会話の終わり際などにさっと肩に触れるボディタッチは、特に男性が好意も下心も抱いていないケースです。ほぼ無意識でボディタッチしており、お互いに心を許し合っている職場仲間だからこそ出てしまう行動といえます。 ただのコミュニケーションの一環なので、日常的にボディタッチの機会があるでしょう。女性側も意識していないことが多いため、今初めて「そういえば挨拶の時に肩を触られたな」と思い出す人もいるかもしれませんね。

手へのボディタッチ

腕よりも好意をはっきりと表す部位が、手です。もちろん触り方にもよりますが、完全に女性を落としにかかる際に手を触る男性は少なくありません。一方、深い友情としてのボディタッチにも使われる部位なので、どれにあてはまるのか確認してみてください。

職場の男性が恋愛的な心理状態で手にボディタッチする際は、そっと自分の手を重ねたり包み込んだりする形になることが多い傾向です。女性の反応が悪くないようであれば、指を絡めてくる積極性を見せることも。 ここまではっきりとした好意をボディタッチで示すのは、他の社員たちがいない二人きりになれる場所です。二人きりで良いムードになってから触ってくることが多いので、ある程度女性側も予想している展開であることが多いですね。

熱い愛情を表すボディタッチで使われる手ですが、一方で偶然触れ合ってしまう機会が多い部位でもあります。物を手渡す際など、物が小さければ男性と手同士が触れ合うことはよくあるでしょう。そういうケースでは、男性は特に何も考えておらず、ただ物を渡すことしか頭にありません。 偶然触れ合って女性側がドキドキしたとしても、男性にその気がなければそれ以上の関係に進展はしないでしょう。

男性が職場の同じ部署だったり同期だったりすると、仕事以外の話をする機会もありコミュニケーションの幅は自然と広くなります。話の流れで軽く手をハイタッチのような形で合わせたり、冗談めかして握手したりするのは、同じ職場の友人として見られている可能性の方が高めです。 好意は持ってくれていますが、恋愛というよりは同性の友達ノリに近い心理ですね。ただ、友情から愛情に変わることもあるので、もし男性のことが好きなのであれば脈なしではないですよ。

背中へのボディタッチ

背中へのボディタッチをする男性は、女性よりも上の立場、つまり上司であるケースが多い傾向にあります。この部位もまた、触り方やタイミングによって意味合いがふたつに別れるものです。

大きな仕事を任された時やプレゼンテーションを行う前などは、緊張するものですよね。その際に、ぽんっと後押しするように男性から背中にボディタッチされるのは、「応援するよ」という男性心理です。そっと支えるように手を置くのもまた同じ意味合いといえます。 実際、普段から頼っている優しい上司に励ましのボディタッチをしてもらい、勇気が出たという女性社員もいるようです。適度かつシーンに合ったボディタッチは、良好なコミュニケーションの役割を果たすようですね。

一方で、背中をさするように触るボディタッチは、男性の下心が見え透いています。仮に恋愛としての心理が根本にあったとしても、下心が勝っている可能性が非常に高いでしょう。 女性を嫌な気持ちにさせたくてやっている男性は少ないのですが、空気が読めなかったり、女心を理解できなかったりするダメンズであるケースが多めです。 なお、背中の位置によっては下着に触れることもあるので、その場合はしっかりと拒絶の意思を示す必要があります。

腰へのボディタッチ

腰へのボディタッチは非常にセンシティブです。繊細な部位なので、気軽に触っていい場所とはいえません。職場の男性から腰へボディタッチをされたら、ほぼ100％で性的な意味が込められていると考えた方がいいでしょう。

腰へのボディタッチは、もはや触り方で男性心理が変わるレベルではありません。腰はお尻に近い箇所であり、場合によってはセクハラとして扱われることもあるからです。 ただ、恋愛感情を持った職場の男性がうっかり腰に触れてしまうこともあるため、一概に悪気があるとはいえないでしょう。しかし恋愛的な意味合いがあったとしても、異性として性的な目で見ていることは確かです。 二人きりの場所で腰を触られた場合は、すぐさまその場を去るようにするのが身を護る術といえます。

センシティブな部位なので性的な意味が強い腰ですが、女性をエスコートする場面においては男性が手を添えるのがマナーです。職場の人たちとドレスコードがあるような場に赴く際は、一緒にいる男性が階段を上る際やドアを開ける際に腰に手を添えることがあるかもしれません。 なかなか体験することのないシチュエーションですが、エスコートするのが目的であれば下心のない腰へのボディタッチも考えられます。

男性からボディタッチされた時、相手やシチュエーションによっては嫌だと感じることもあるでしょう。嫌だと思った場合は、拒否する意思を示してください。また、好意を持っている男性からボディタッチされた場合は、なんらかのアクションを起こして恋愛へ発展させましょう。 最後に、ボディタッチされた時の対処法をケース別で紹介します。

ボディタッチが嫌な場合

ボディタッチされて不快感をおぼえたら、無理に我慢して男性のしたいようにさせる必要はまったくありません。嫌なものは嫌だと主張することも時には大切です。 ただ、その場で感情的に怒るのはNG。なるべく揉めずにボディタッチを辞めさせたいなら、以下の方法を試してみてください。

まず大切なのは、ボディタッチされたことに過剰反応をしないことです。もちろん、ただ黙ってボディタッチされ続けなさいというわけではありません。触られた瞬間にびくっと退いたりせず、静かにそっと距離をとる必要があるということです。 男性のなかには、女性の反応を見たいがためにあえて強引なボディタッチをする人もいます。そのため、反射的に恥ずかしがったり拒絶したりすると、かえって男性の下心を満たす結果になってしまうかもしれないのです。 一度冷静になり、表情を変えないまま男性の手をよけてください。

予防策として有効なのは、ボディタッチされにくい環境を作り出すことです。これまでにされたボディタッチが二人きりの場所であれば、他の人と一緒に行動するようにして男性を避けましょう。 何かのついでにボディタッチされることが多いのであれば、用事が済んだらすぐに距離を置くようにし、別の人と会話を始めるなど隙を作らないのが大切です。 軽い気持ちでボディタッチできない状況を作れば、男性側が諦める可能性が高まっていきます。

距離をとるようにしてもなかなか男性からのボディタッチがなくならないようであれば、はっきりと言葉で「やめてください」と拒絶しましょう。怯えているように拒絶するよりは、顔は笑顔のままで「それってセクハラですよ」などと明るいトーンで伝える方が効果的です。 しかし、なかには言葉で伝えても嫌がらせのようにボディタッチしてくる男性もいますので、その場合は上司に伝えてしかるべき措置をとってもらってくださいね。

ボディタッチしてくる男性が気になる場合

職場の男性からボディタッチされているからといって、女性全員が嫌な思いをしているわけではありません。特に、気になっている男性からボディタッチされた場合は、これから何か進展があるのではないかと胸を躍らせることでしょう。 好きな男性のボディタッチに対しては、こちらからもアプローチをかけるのがおすすめです。

男性からのボディタッチに対してすぐに反応し、照れて恥ずかしがっているそぶりを見せるのが効果的です。純粋な女性であることをアピールできますし、照れることで恋愛的なムードを作れます。 触れてくる手をそっと払いながら「ダメだよ」とささやくのも色気があって魅力的ですね。ポイントは「イヤ」と言わずに「ダメ」という言葉を使うこと。拒絶ではなく「ここではちょっと」という意味合いを込めた言い方の方が、男性の気持ちを燃え上がらせられますよ。

うまく照れるそぶりができない、という女性にぜひ実践してほしい対処法は、ボディタッチに合わせて男性の目をじっと見つめるという行為です。ボディタッチされたことを認識した上で、それを許容したことを目で訴えるやり方は、男性をキュンとさせるのに効果的といえます。 目を見つめて男性の方が照れた様子を見せたら、今後の進展がスムーズになる合図。女性側からさらに積極的なアプローチをかけはじめても、男性が引いてしまうことはないでしょう。

明るい雰囲気で気になる男性との距離を詰めたいと考えている女性は、男性からボディタッチされているのを真似してボディタッチし返すのがおすすめの対処法です。 肩を叩かれたら肩を叩き、手を触られたら同じく手を触り返しましょう。ミラーリング効果も相まって、心の距離が一気に近づくはずですよ。お互いに触れ合ってコミュニケーションをとっていると、あっという間に恋愛関係に近づけます。

職場の男性といっても、上司や同僚、年下の男性、既婚者などさまざま。立場が違えば、ボディタッチしてくる理由も変わります。立場や部位、触り方などをトータル的に見て、その男性が一体どんな心理でボディタッチをしてくるのかを考えるようにしてください。 ボディタッチをしてくる男性のなかには、真剣に恋愛感情を持って接してくる人がいます。ただ、相手が自分のことを好きでも気持ちに応えられるとは限りません。ボディタッチが嫌だと感じたら、きちんと拒否することも相手のためになる時があるのです。 もしも好きな男性からボディタッチされているなら、恋愛へ発展させるチャンス！こちらからもボディタッチを返すなどして距離を縮め、気持ちを確かめ合いましょう。男性心理を読み取れば、何気ないボディタッチから恋につなげられることもありますよ。