自分に好意がある男性の接し方をシーン別に解説｜恋愛に進展させる対応・距離を置く対応

日常的に男性と関わる機会があると、時には「自分に好意があるのでは？」と思う接し方をされることがあります。接し方はいろいろあり、シーン・シチュエーションによって男性の言動は変化するので確認するポイントはひとつではありません。 まずはじめに、男性がおこなう好意サインらしき接し方をシーン別に見ていきましょう。

プライベートでの男性からの接し方

プライベートな場面で関わることの多い男性からの好意ある接し方は、ビジネスシーンやそのほかのかしこまった場とは違ってあからさまなものが多い傾向です。会話しやすい環境だと、積極的なアピールをする男性は増えます。

もともと知人・友人の関係性だと、自然と会話をする流れになることが多々あります。男性と会話をするとき、物理的な距離が近い状態を保とうとするなら、その男性はあなたに好意を持っている可能性が高いでしょう。 それほど好意を持っていない相手には、人は自然とほどよい距離を置くものです。パーソナルスペースに入り込むように距離を縮めて会話をしてくるのは、男性があなたに好意を持っていて、もっと親密な関係になりたいと思っているサインといえます。

話している間や一緒にいるとき、つねに笑顔を見せるのは男性からの好意サインです。その際の笑顔はニカッと軽快に笑う感じではなく、ニコニコと微笑むような感じであるケースが多いでしょう。また、会話の内容によっては声を出して楽しそうに笑うことも増えます。 あなたに強い好意を持っていると、あなたの話ひとつひとつが男性にとって楽しくて貴重なもの。笑いのツボが少し浅くなるので、他の男性よりも楽しそうにあなたの話を聞いてくれるはずです。

好きになった人とは心の距離を近づけたいと考えるものですよね。男性はあなたに好意を持っていると、会話というコミュニケーションを通してあなたのことを知ろうとします。そのため、ちょっとした世間話でもなるべくあなたが答えやすく広げやすい話題を選ぶのが、男性からの好意のサインです。 少しだけ話すつもりだったのに男性の会話の振り方が上手でつい長話を……なんてシチュエーションを経験すれば、男性からの好意的な態度にすぐ気づくでしょう。

会話をしている時、あなたに好意がある男性はしっかりと目を見ます。偶然目が合ってしまっただけなのに、男性が目をそらすどころかさらにじっと見つめてくるようなら、相当強い好意を持ってくれているというサインですね。複数の友人たちを交えて話していても、あなたが話すときだけはちゃんと顔を上げて目を見ながら真剣に聞いてくれます。 じっと見つめられてドキドキし、そこから男性の好意に応えようという気持ちになる女性も少なくありません。なお、男性は無意識的に目を見つめてしまうパターンがほとんどです。

プライベートなシーンだと、会話の内容がより深い内容になりがちです。特にあなたに好意を持っている男性であれば、そうした話しやすい状況になるのを今か今かと待っていることでしょう。男性が気になるのはあなたの恋愛に関する話です。 彼氏が今いるのかどうかだけでなく、理想の男性はどんなタイプか、これまでどんな人のことを好きになったかなど、いろいろな恋愛話を振ってきます。無理に答える必要はありませんが、親しい男性であればお互いに恋愛の話をして仲を深めるのも悪くない展開ですね。

職場にいる男性からの接し方

職場の同僚や先輩・後輩、上司など、プライベートではなく仕事をするときに関わる男性に好意を持たれている場合、接し方が少し異なります。 職場ではあからさまにあなたに好意アピールをできないので、さりげない接し方をしてくるパターンが増えるでしょう。仕事仲間に好意を持たれているかどうかチェックしてみてください。

仕事中や休憩中、ふと顔を上げると男性と目が合うことが多いのは、あなたに好意がある男性からのサインです。好きな人のことを目で追ってしまうのはプライベートでも仕事場でも変わらないので、男性はほぼ無意識的にあなたことを見ようとしてしまいます。 見られる頻度が高いと、自然とあなたと目が合う確率も上がるでしょう。時には、「誰かに見られている気がする」とあなたが男性からの視線に気づくことも。それほど熱視線を送ってくるのは、好意がなければありえないことですね。

職場で男性が好意ある女性に対して存在をアピールするには、仕事を手伝ったりフォローしてあげたりなど、職場内で違和感なくできることを実行するのが一番です。 周囲の人から不審がられることなくあなたと仲良くなりたいと思っている男性は、積極的にあなたがやっている仕事や困っている仕事を手伝ってくれます。頼りがいのある男性であることをアピールできますし、あなたの仕事を他の人の仕事よりも手伝ってあげることで、特別感を出せる好意サインです。

あなたに好意がある男性が職場にいても、場所が場所ですので人の目があるところで堂々とデートに誘いにくいでしょう。そこで男性があなたを食事や遊びに誘うために狙うタイミングは、仕事が終わって帰るタイミングです。 帰宅時にあなたが特別急いでいる様子でなければ、「このあと食事にいかない？」と男性は誘いやすくなります。帰り際で、かつ帰り道にある店を選べばデートの誘いをOKしてくれる確率が上がるので、男性はリサーチをしてから誘ってくるはずです。

職場はあくまでも仕事をする場所ですので、好意的な意味だとしても長い時間あなたのことを引き止めれば、迷惑になってしまうのではないかと男性は考えます。そこで、あなたに好意サインを出すために男性は挨拶を毎日するようになり、短めの会話でいいのでなるべくたくさん話す機会を作ろうとするのです。 短時間の会話であれば、会話が弾まなくても気まずい空気になりにくく、男性は徐々にあなたと距離を詰めることができます。焦らずに、かつ職場で怪しまれずに仲を深めるにはちょうどいい接し方です。

積極的な男性であれば、周囲の目を気にしつつもタイミング次第で明らかに好意があるとわかるような接し方をしてきます。ちょうどいいタイミングは二人きりになれるときです。 二人で資料を取りに書庫へ向かう時や、打ち合わせに同行する途中など、他の人に会話を聞かれないであろうタイミングを見計らって男性は好意サインを出します。 そこでの会話はあなたのプライベートについての質問がメイン。休みの日に何をしているか、お気に入りの店はあるかなど、普段の過ごし方について聞かれることが多いでしょう。

LINE・DMでの男性からの接し方

出会いがプライベートでも職場でも、男性とLINEやDMでやりとりをするようになるきっかけはたくさんあります。 あなたに好意がある男性は、LINEやDMでの接し方も他の男性と違い、いかに好意をアピールするかを重視していることがほとんど。どんな内容の連絡が来るかで、好意の有無がわかります。

あなたに好意がある男性は、ほぼいつでもあなたからのLINEやDMが来るのを楽しみに待っています。メッセージの始まりが男性からだったとしても、それにあなたが返事をすれば、男性はすぐさま内容を確認して返信してくれるでしょう。返信スピードはまさに「待ってました」と言わんばかりの速さなので、他の男性との違いは明らかです。 また、きちんと会話を続けたいと男性は考えているので、内容のない返信はしません。なるべくあなたが返信しやすい内容を選び、楽しい会話が成立するように工夫してくれます。

友達感覚でLINEのやりとりをしている男性は、特に用事がない時でもこまめにあなたに連絡をくれます。あなたからすれば、はじめは男性の暇つぶしなのだろうと思うことでしょう。しかしそれが毎日のように続けば、特別視されていることに気づくはずです。 男性からすれば、話題などなくてもとにかくあなたとLINEのやりとりをしたいという気持ちでいっぱい。嫌がられるかな、と不安になりつつも、なんとかして仲を深めようと必死な心理状態ですね。「暇なのかな」と思っても、邪険にせず様子を見ましょう。

LINEやDMでのやりとりが続くと、あなたに好意がある男性は「もっと話したい」「もう少し積極性を出してもいいのでは？」などと考え始めます。そして、メッセージのやりとりだけでなく電話をしたいと提案してくるのです。これは男性がもっとあなたのことを近くに感じたいと思っている証拠で、明らかな好意のサインといえますね。 タイミング次第では電話を断ってもいいのですが、好意をアピールすると決めた男性はなかなか方向性を変えないので、何度もタイミングを見計らって電話をしようと試みます。

男性から好意を持った接し方をされた時、どういった返し方をするのかはその男性のことが好きかどうかで変えましょう。あなたが男性に対して好意的な気持ちを持っているのであれば、好意に好意で返すのが一番です。 男性のことが好きな場合の接し方として、ここで紹介するいくつかの態度を試してみてくださいね。

目が合ってもそらさず微笑みかける

あなたに好意を持っている男性は頻繁にあなたのことを見ているので、何気ないタイミングで目が合う回数が多い傾向にあります。男性のことが好きなのであれば、あなたもそこで視線を使った好意的な接し方をしてみましょう。 目が合ったとき、思わず恥ずかしくて目をそらしてしまいがちですが、あえて目を見つめ返してください。目と目を合わせ、男性が目をそらす前に優しく笑顔を向けるのがおすすめ。 目が合っただけなのに不意に微笑まれた男性はドキドキしてしまい、あなたへの好意がより強くなります。

自分から男性に話しかける

プライベートであれば男性から話しかけられることは多いかもしれませんが、職場では好意があっても話しかけられずに困っている男性も。そんな男性には、あなたのほうから声をかけてみてください。 男性が職場の人で、なおかつ人の目を気にしているようであれば、休憩や出勤・退勤のタイミングを狙って軽めのノリで声をかけましょう。徐々に習慣化させていけば男性からも会話を引き出しやすくなりますし、なにより継続することで男性にあなたの好意を伝えることができます。

他の男性への接し方と少し差をつける

好意を向けてくれていて、かつあなたも思いを寄せる男性にお互いが同じ気持ちであることをアピールするなら、他の男性よりも特別な存在であることを伝えなければいけません。 周囲の人に平等に優しくできる女性は魅力的ですが、やりすぎると八方美人だと思われてしまいます。プライベートなことまで気にかける接し方は、好きな男性にだけ実践しましょう。 他の男性から何か声をかけられて親切にする分には構いませんが、自分から率先して関わっていく相手は好きな男性に限定するのがおすすめですよ。

男性が困っていたらすぐにフォローする

女性から頼られることを好む男性は多い傾向にありますが、男性自身が誰かを頼りたいと思う状況に陥ることもあります。好きな男性のことを普段からよく見て、困っていそうだと感じたらそっと声をかけてあげましょう。そうすると男性は、すばやくかつ優しいフォローをしてもらったことで「もしかしたら好かれているのかも？」と考え始めます。 いざというときに頼れる女性というのは、男性から見ると交際相手以上に結婚相手に向いていると判断する対象です。そこまで男性に想像させられるように、好意的な接し方をしましょう。

好意を持ってくれている男性のことを必ず好きになれるわけではありません。なかには、苦手な男性から好意を持った接し方をされて困っている女性もいるでしょう。 恋愛対象ではない男性から好意を持たれていると、あなたの接し方次第で相手に勘違いさせてしまうので注意が必要です。さりげなく「好意が嬉しくない」と示す行動をとりましょう。

二人きりにならないようにさりげなく避ける

苦手な人とはいえ、好意を向けてくれている男性に対して露骨に嫌な態度を取るのはマナー的におすすめできません。そこで実践してほしい接し方は、その男性と二人きりにならないように周囲に人目がある場所を選んで移動する、というものです。 二人きりにならなければ男性から話を振られても他の人に振り直せますし、積極的な好意サインを見せられてもその場にいる人たちに興味があるフリをして流せます。直接本人に「やめて」というほどでない場合は、こうやって遠回しに男性を避けてください。

プライベートな話題を避ける

男性がプライベートな質問をして距離を詰めようとしてきた時は、相手に期待を持たせないために本音ではなく一般的に多そうな答えで乗り切りましょう。 具体的にいうと、好きなものを聞かれたら今流行っているものを「なんとなく好き」と答え、休日の過ごし方を聞かれたら「特に何もしてないよ」と答えるなどです。 社交辞令として答えてはいるものの、それほど会話に興味を示していないという態度が重要。男性がそれ以上入り込んでこないような、適度な冷たさを持った接し方をしておきましょう。

他の男性と仲良くしている様子を見せる

距離感を大事にするように心がけても、あなたへの強い好意がある男性はそれだけで引き下がらないでしょう。そんな時は、もう少しあからさまな接し方が必要かもしれません。 二人きりにならないという接し方はそのまま守りつつ、そこでさらに他の男性と積極的に話す姿を見せるのをおすすめします。他の男性に対して好意を示すようなそぶりまでは見せなくて大丈夫ですが、あなたのことを好きな男性に対して「男性はあなただけじゃない」とわからせる必要があるのです。 男性の影がまったくないと好意を寄せられ続ける可能性が高いので、男友達を数人作っておくのが望ましいといえます。

あなたに好意がある男性は接し方を見ていればわかりますが、その好意が下心メインなのかどうかを見定める必要があります。あなたも男性のことが好きでも、誠実な好意を向けてくれている状態でないと楽しい恋愛に進展させにくいでしょう。 下心だけの男性に流されてしまわないように、ここで紹介するポイントを確認してみてください。

軽いノリでボディタッチをしてくる

あなたに好意がある男性が会話のついでやあいさつ代わりのようにボディタッチをしてくるなら、軽い気持ちや下心であなたに興味を持っている可能性が高いといえます。 本気であなたのことを好きな男性なら、気軽にあなたに触ることはありません。嫌われないように、そして傷つけないようにと、ちょっとずつ大切に関係を育もうとするはず……。 気軽に触れてくる男性は、流れや勢いであなたと一気に距離が縮まるのではないかと考えていることが多いので、ちょっと気になる相手だとしてもやや警戒しておきましょう。

誘いを断ると急に冷たくなる

男性から食事やデートに誘われるのは好意があるサインですが、チェックしておきたいのは断った時の男性の反応です。 誘いに乗らなかっただけですぐに機嫌を損ねる男性や、いきなりあなたに冷たい態度を取る男性は下心からお誘いをしています。本気であなたと仲良くなりたいと思っている男性なら、一度断られても嫌な顔はせず、また別の機会に誘ってくれるでしょう。 下心がある男性は、心のどこかで「俺の誘いを断るなんて」とプライドを踏み握られた感覚になっているのです。かなり優しさに欠ける接し方ですので、要注意！

会話の中に下ネタを入れがち

積極的に話しかけてきて好意サインを出す男性のなかでも、会話に頻繁に下ネタを入れてくる人には心を開かないでおきましょう。下ネタに対してとりあえず乗ってしまうと、下心のある男性はジョーク交じりにボディタッチを増やしたり、下ネタをもっときわどい内容にしたりと、嫌な接し方をしてきます。 下ネタを振られても、スルーするのが一番。下ネタばかり言ってくる男性は、あなたに対してそうしたいやらしい目を向けていると言っても過言ではありません。空気が読めず急に距離を詰めてくるタイプの男性には気をつけてくださいね。

あなたに好意を持っている男性は、職場であれプライベートであれ好意的な接し方をしてくるのでサインですぐにわかります。シーンによってアピールの仕方は違いますが、優しくされたり積極的に関わろうとしてきたりするのは共通のポイントです。 好意サインを出してくる男性に対してどういう接し方をするかは、あなたが男性のことを好きなのか嫌いなのかで決めましょう。好きなのであれば、男性の接し方をミラーリングすると早めに進展できるはずです。 苦手な男性から嫌な接し方をされた時は、我慢せず避けるようにしましょう。なかには下ネタを言うなど、下心がありそうな男性もいます。下心なのか本気の好意なのかを見極め、仲良くなるべき男性かどうかを考えて接し方を変えてみてください。