好きな人の前だと敬語になる男性心理6つ｜脈ありの見分け方や仲良くなるコツ

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好きな人を目の前にすると、ついついタメ口ではなく敬語を使ってしまう男性。女性のことを恋愛対象として少なからず見ているからこそ、「敬語を使わなくては……」と思ってしまうケースは少なくありません。 まず最初に、好きな人との会話で敬語になる男性心理を6つ解説していきます。

1.しっかりしていて真面目だと思われたい

男性のなかには「男だからしっかりしなければ」とやや古風な考え方をしている人も多く、特に好きな女性の前だとそれが顕著に表れます。男性にとって好きな女性相手に敬語を使うのは、しっかり者で真面目な性格であることをアピールしたいという心理なのです。 好きな人にいいところを見せたいと思うのは、恋をしている人なら女性でも男性でも同じですよね？たとえそれが根っからの真面目さでなかったとしても、好きな相手から良い印象を持たれたいと考えるのは当然の心理といえます。

2.軽い気持ちではないとアピールしたい

女性への好意と一口に言っても、軽い気持ちで「気になる」「仲良くなれればいいな」という気持ちと、本気で「付き合いたい」「大好き」という気持ちとがあります。この場合の敬語を使う男性心理は、「あなたへの好意は軽い気持ちではなく本気です！」というもの。 大切な存在だと思っているからこそ、軽々しく近づくのではなく、確実に自分の気持ちや存在を印象付けていきたいと思っているのでしょう。また、これは急に距離を詰めたら女性が嫌がるのではないかという配慮でもあります。

3.女性慣れしていなくて会話の仕方がわからない

もともと通っていた高校が男子校だったり、社内にあまり女性がいなかったりと、ふだん女性と会話をすることになれていない男性は敬語になる傾向を持っています。女性との会話での距離感や盛り上げ方がわからないので、ついビジネスライクでよそよそしい感じの敬語を使ってしまうのでしょう。まして相手が好きな女性ならなおさらですね。 しかし好きな人と会話をしたいという気持ちの強さは他の男性と変わりませんので、口数が極端に少ないわけではありません。いろいろな種類の会話を振ってくれるけれど、タメ口ではなく敬語になるパターンです。

4.本命なのでとても緊張している

これまでの恋愛経験がそれほど多くないタイプの男性であれば、好きな人を前にとても緊張した状態になり、思わず敬語が口から出てしまうことがあります。「打ち解けたい」「早く仲良くなりたい」と思えば思うほど自分自身にプレッシャーを与えてしまい、余計にタメ口で話せなくなってしまうのです。 本気で好きだと思うほど緊張しがちになるので、それほど意識していない女性相手には敬語を使わないこともあります。会話中、明らかにかしこまっていたり、キョドキョドと焦っていたりするなら、照れや緊張から来る敬語でしょう。

5.その女性のことを人として尊敬している

恋愛としての「好き」という気持ちだけでなく、相手の女性のことを「人として好き」という状態だと敬語を使う傾向が強めです。尊敬する心理があると、なかなか好意・恋愛感情の勢いだけでタメ口で話すことはできないでしょう。特に相手の女性が年上だったり、立場が上にある状態だったりすればなおさらです。 高嶺の花的な存在でもあるため、不用意に距離を詰めてモラルの面で反感を買いたくないと男性は考えます。人として好きな女性のことを尊敬している以上、信頼関係を築くには人として信頼されることが必須であると、男性はしっかり理解しているのです。

6.敬語をやめるタイミングを見計らっている

年齢がまったく同じ、もともと同級生だったなど、タメ口で話してもおかしくない立場にあるなら最初から敬語は使わないでしょう。しかし最初に敬語で会話をするようになってからだと、男性は「いつやめるべきか」で悩む傾向にあります。 好きな人もつられて敬語で話している状態であれば、男性が一方的に敬語をやめたところで恋愛に発展するのかどうかがわからず、二の足を踏んでしまうのです。タメ口で、かつもっと密な話をしたいと思っていても、やめどきがわからなくてもどかしくなっている心理状態ですね。 しかしこれもまた、女性との関係を本気で大切にしていきたいがゆえの行動といえます。

女性に対して敬語を使う男性は、大きく分けて2パターンいます。先述のように相手の女性のことが好きで敬語を使ってしまう「脈ありタイプ」と、それほど女性に関心がないからこそ敬語を使う「脈なしタイプ」です。 ここではまず、脈ありタイプの男性の特徴について解説します。見極めたいときの参考にしてください。

二人きりの食事・デートに誘ってくれる

敬語を使ってくる男性でも、恋愛的な意味での好意を持ってくれているならアプローチをしてくれます。積極的でわかりやすいアプローチは、デートに誘ってくれるというものです。グループでの食事会ではなく、二人きりというところがポイント。 お誘いをしてくるときももちろんまだ敬語ですが、かえって敬語でのお誘いは丁寧で紳士的に見えるためときめいてしまうかもしれませんね。タメ口を使ってくれなくても、デートに誘うということは特別な女性として見てくれているということです。口調についての疑問は一旦頭の中から追い出して、男性のお誘いを受けるかどうかに集中するほうがいいでしょう。

会話の内容を覚えてくれている

ずっと敬語で会話をしてくる男性の姿は、女性の目には「距離を置かれているのかな？」と映るかもしれません。そこで脈ありかどうかを見極めるためにチェックしてほしいポイントは、敬語の有無ではなくて会話の内容です。 これまでに話した会話の内容をきちんと覚えていてくれていて、「前に○○が好きだって言ってたよね」などとさらっと女性の趣味・好みを話題に出せるようなら脈ありの可能性が非常に高いでしょう。社交辞令で女性と敬語で話している男性であれば、内容をきちんと把握するようなことはほぼしません。

緊張して照れている様子が見て分かる

好意はあるけれど真剣すぎるがゆえに、敬語でよそよそしい接し方しかできない男性心理があるので、男性の会話中の様子を見ると脈ありかどうかわかります。目を合わせようとして男性の顔を見てもなかなか目が合わない、会話中にぐいぐいと前に出てこずに何かを言いたげにしているなどは、明らかに照れている証拠です。 照れたり緊張したりといった反応は、どうでもいいと思っている女性相手にはしない反応。敬語でそれほど口数は多くなくても、一生懸命会話をしてくれているようであれば脈ありといえます。

男性のほうが年上なのに敬語を使っている

年上男性が敬語を使って会話をしてくれるのは、好意を持っている脈ありサインである可能性が高めです。男性は自尊心が高いタイプがやや多く、年下の女性に対して態度が大きくなってしまうケースもしばしば……。 しかし女性のことを本気で好きだと思っている年上男性は、年下だろうと同い年だろうと、女性のことをきちんと尊重したいと考えます。そのため軽い気持ちでタメ口は使わず、本当に親密な関係になるまで敬語を使って丁寧に距離を詰めようと意識するのです。良識と余裕のある大人の男性ならではの脈あり行動ですね。

敬語を使って話しかけてくる男性のなかには、脈ありの男性もいれば当然ながら脈なしの男性もいます。「悪意がある」というわけではなく、強いて言うなら「関心がない」状態です。 脈ありと勘違いしないよう、脈なしの男性が敬語を使うパターンについても解説していきます。

プライベートな会話を好まない

愛想はよくてなおかつ会話のノリも悪くないものの、敬語を使う男性があまり踏み込んだ話題を好まないようであれば脈なしの可能性が高めです。仕事の話や女性が自ら教えてくる個人的な話、世間話などに関しては楽しそうに会話をするものの、脈なしの男性は男性自身のプライベートを明かしません。 余計な詮索を嫌う脈ありパターンがゼロではないとはいえ、常に敬語で話すうえにプライベートな話題に触れたがらないのは、相手の女性に関心がなく壁を作っておきたいと思っているからでしょう。

別の女性に対してはタメ口を使う

あなたにだけ徹底して敬語を使うものの、あなたと同年代の女性や親しい女性に対してはタメ口メインで話しかける男性は、ほぼ100％脈なしですね。 もちろん、あなたのことが好きだから敬語を使うけれど他のどうでもいいと思っている女性にはタメ口が使える、という男性もいます。しかし緊張しているそぶりや慕ってくれている様子もなく、ただ他の女性と態度を変えられていると感じる場合は、脈なしとして考えておくのが賢明です。 こちらから親しみを込めてタメ口を使ってみて、あまり好意的な表情をしない場合は確定といえます。

まだそれほど親しくない

年下や年上など関係なく、まだそれほど親しくない男性が敬語を使ってくる場合は脈あり・脈なしの判断がちょっと難しいでしょう。今後の接し方次第では脈ありになっていく可能性がありますが、出会ってからどれくらい経っていて親しさがアップしていないのか、という点がチェックポイントです。 出会ってすぐなのでまだ親密度が低くて敬語なのは仕方がないことですが、出会ってからしばらく経つのに仲良くなれておらず、そのうえ敬語しか使ってもらえないのは脈なしだからかもしれませんね。 打ち解けられない理由が男性に敬語で壁を作られているからであれば、さらに脈なし度が上がってしまいます。

あなたのほうが先に男性のことを好きになって、なおかつその男性が敬語を使ってくるパターンも考えられます。男性から脈なしのサインが出ていれば、あなたの言動が男性にあまり良い印象を与えられていない状態です。 好きな男性から敬語を使われていて心の距離が遠い時は、ここで紹介するNG行動を取っていないか考えてみてください。

男友達感覚でガサツに絡む

距離を縮めたいあまり、おしとやかさを意識せずに勢いだけで男性に絡んでしまうと、男性はそこで心の壁を作りがちなので要注意！男友達のような印象を与えれば仲良くなれるというのは間違いで、恋愛への発展を望むのであれば雑な絡み方をしてはいけないのです。 友達感覚で過ごしているカップルはたくさんいますが、それはお互いを理解して尊重し合っているからこそ築けた関係性といえます。それほど親しくないうちに一気にパーソナルスペースに入り込んでくる女性のことを、男性は素直に好きだと思えないでしょう。

男性の噂が尽きない恋愛の仕方をしている

浮気や二股、不倫などモラルに反する付き合い方以外であれば、恋愛の仕方は自由です。しかし本命の男性としっかり距離を詰めたいのであれば、男性の耳にあなたの男性関係の噂がたくさん入ってしまうと印象は良くありません。 そういった話を聞いてしまうと、たとえ過去のことであっても男性は「もしかして俺にも軽い気持ちで近づいてきてる？」と不信感を持ちます。 どれほど真剣にアピールしても男性がなかなか敬語をやめず、しかしプライベートな交流をしてくれないのであれば、過去の恋愛が邪魔をしている可能性がありますね。時間をかけて偏見を解いていくしか方法はないでしょう。

完璧すぎて気軽に話しかけにくいキャラになっている

あなた自身の行動が男性に悪い印象を与えているパターンとは違いますが、あなたがあまりにも隙がなく完璧なイメージを持たれる女性だと、男性が敬語を使って距離を取る場合があります。「関わりにくそう」「恋愛に興味がなさそう」といったイメージを男性が抱くと、どうしても積極的に距離を縮めてこようとはしなくなるのです。 好きな男性からやや距離を置かれている場合、仕事やプライベートを完璧にこなせる自信があるとしても、時には相手の男性を頼るなど弱い部分を見せてください。隙を見せることで、男性は対等な存在の恋愛対象としてあなたを見てくれるようになります。

男性のペースを上回る近づき方をしている

消極的すぎると男性と付き合うまでに遠回りしてしまうことがありますが、デリカシーがないと思われる勢いで近づきすぎてもいけませんよ。男性には男性のペースがあり、徐々に敬語からタメ口へ、そして恋愛関係へ……と考えているはずです。 それに対してあなたがジレンマで過度なアピールをしてしまったり、敬語を禁止したりしてしまうと、男性はあなたに対して好印象を持てません。ペースが合わない相手とは恋愛できないな、と男性は感じてしまい、そのまま敬語を使って距離を置こうとするでしょう。

脈なしで敬語を使う男性とは徐々に距離を詰めるか、自身の言動を改める方法が効果的です。一方、あなたのことが好きだけどつい敬語になってしまうという男性にタメ口を使わせるには、また別のやり方があります。 敬語を抜きにして仲良くなろうと思うのであれば、いくつかのアピールをしてみましょう。最後に、好きな人に対して敬語になる男性ともっと親しくなる方法を紹介します。

堅苦しい雰囲気が苦手だとアピールする

男性に対して直接「敬語をやめてタメ口で話して」というのはハードルが高めですし、男性もいきなりのお願いをうまく行動に移せないジレンマを抱えることになってしまうでしょう。 そのため、男性に言うのではなく、周囲の人・共通の友人に対して「タメ口で話すほうが落ち着く」「堅苦しい会話が苦手」などとタメ口好きであることを広めておくのがおすすめです。 男性の耳にその情報が入れば、好きな女性が好んでいる絡み方に少しでも近づきたいと意識し始めます。間接的なアピールはお互いのストレスになりにくいので、まずはここから始めてみてください。

自分から積極的にタメ口を使う

すでに仲の良い男性相手に敬語をやめてもらうやり方としておすすめなのは、男性が流れでタメ口を使ってしまうように、あなたがまず積極的にタメ口で話しかけるようにするという方法です。 すでに仲が良いので「図々しい女性だ」と思われることはほぼありませんし、あなたの接し方を見た男性が「脈ありなのかも」と思って積極性を出してくれる可能性が高いでしょう。 なお、この方法はまだ仲良くなりたての男性に対しても使えますが、男性があなたにはっきりと好意を示していることと、タメ口で話しかける勢いを調整するなどの工夫は必要です。

タメ口を使ってもいいかどうか質問する

相手の男性が慎重派・生真面目なタイプなのであれば、無理にタメ口を使うようにお願いするのも、あなたからタメ口でばかり話しかけるのもあまり効果がないでしょう。そのパターンなら、まずは相手の男性に「タメ口で話してもいい？」と聞くようにしてください。 ペースを乱しすぎると慎重派な男性は心の壁を作りがちですので、どのくらいの距離感や熱度で接すれば良いのかを確認するのが大切です。男性を気遣う気持ちも伝わるので恋愛へ進展しやすくなりますし、相手を思いやれる女性であることをアピールできれば付き合ったあとも円満な状態を続けやすくなります。

敬語ばかりだと寂しいと伝える

緊張しやすいタイプの男性、真面目な男性、あなたを尊敬している男性など、敬語を使う男性心理はさまざま。そのいずれの男性にも共通して効果を発揮するやり方が、「敬語ばっかりだと距離を感じて寂しい」と甘えた口調で伝えることです。 男性に対してあなたが男性に抱く好意を伝えることもできますし、「そこまで言うなら……」と男性は敬語をやめて親近感を出す努力をしてくれるでしょう。わがまま感があまりない甘え方は、いろいろなタイプの男性を喜ばせられます。 両思いムードを出しながらのお願いであれば、男性も「勘違いで恥ずかしい思いをしなくて済むだろう」と安心してタメ口を使えるはずです。

男性は、好きな女性のことを尊敬していたり、会話することに緊張していたりと、いろいろな男性心理のはたらきで敬語になります。タメ口を使いたいと思っていても、女性に「なれなれしい」と思われたくなくて敬語になる男性も……。 脈なしで敬語を使う男性とすぐに打ち解けるのは簡単ではありませんが、男性が脈ありであれば仲良くなって敬語をやめてもらう方法はいくつもあります。どのタイプの男性に対してもアプローチとして大切なのは、あなたも男性に好意を持っている雰囲気を出すことです。 両思いかもしれないという考えを男性が持てば、あなたがタメ口で距離を詰めようとしても、「敬語をやめてほしい」と伝えたとしても、嫌な気持ちにはならないでしょう。 空回りする心配がなさそうだと思えば、男性は積極的に好意をタメ口で伝えてくれる確率が高めです。まずは男性を安心させて信頼関係を築き、そこから言葉遣いを変えていけば違和感なくスムーズに恋愛へ進展させられますよ。