ADHD男性の恋愛傾向を解説│恋愛すると大変?良い面はある?自分を傷つけずに上手に付き合う方法とは

ADHD男性の恋愛傾向を解説│恋愛すると大変?良い面はある?自分を傷つけずに上手に付き合う方法とは

ADHD(注意欠陥多動性障害)は大人になってから診断されることの多い発達障害のひとつです。ADHDの人によって特性が違うものの、苦手なことなどには共通点があります。そんな男性と恋愛関係になった場合、不安もあるでしょう。今回はADHD男性の恋愛傾向や付き合い方を解説します。

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「ADHD男性のことが気になるけど、恋愛が大変と聞いて不安」 「ADHD男性と交際することになったけど、注意することがあるなら知りたい」 発達障害のひとつである「ADHD(注意欠陥多動性障害)」は大人になってから診断されることも多く、診断されていなくても、その特性を持っている人は多いといわれています。もし、あなたが好きになった人がADHDだと知った場合、「何か恋愛をするうえで問題があるのかな?」と不安になることもあるでしょう。 ADHDだからといって恋愛できないということは全くを持ってありませんが、その特性上、お付き合いをするなかですり合わせをすべき点があるのは事実です。逆に言うと、その特性を理解して、互いがちゃんと歩み寄ることができればお付き合いは上手くいくはず。これはADHDだけではなく、どのカップルにもいえることでしょう。 そのため、「彼氏がADHDだから私がちゃんとしなきゃ」などと特別意識をする必要はありません。ただ、事前に知っておくことは、互いにとってメリットになることも多いです。今回はADHD男性の恋愛傾向や付き合い方を具体的に解説します。

ADHDとは│恋愛が難しいといわれる理由は?

ADHDとは│恋愛が難しいといわれる理由は?

ADHD(エーディーエイチディー)は「注意欠陥多動性障害」という、発達障害のひとつです。 ・コミュニケーションが苦手 ・忘れ物やなくしものが多い ・じっとしていられない ・同じミスを何度も繰り返す ・欲求や感情のコントロールが苦手 特性は人によってバラつきがありますが、上記のような特性がADHDの主な特性として挙げられています。「何かができない」というよりは「できるけど、ちょっとしたミスがある」ということが多く、周りから大きな違和感を持たれることがないため、大人になるまで自分がADHDだと気づかずに過ごしてきた人も多いようです。また、ADHDとは診断されていないけど、上記のような特性をもつ「グレーゾーン」の人たちも多いと言われています。 そんなADHDの人たちに恋愛が難しいといわれるのは、欲求や感情のコントロールが苦手でコミュニケーションがうまく取れないところでしょう。恋愛において自身の感情をコントロールすることやコミュニケーションは何よりも大事なポイントといえるはず。 もちろん、ADHDの人全員に該当するわけではありませんが、人間関係を築くうえで苦手なことが特性として起こりやすいため、「恋愛が難しい」と言われてしまうのでしょう。また本人自身がそれを自覚していることも多いです。

ADHD男性の恋愛傾向│【大変な面】と【良い面】

ADHD男性の恋愛傾向│【大変な面】と【良い面】

ADHD男性のことが好きになったり、告白されてお付き合いすることになった場合、まずは「ADHDの男性の恋愛傾向を知りたい」と思う人は多いのではないでしょうか。どんな恋愛をするのかはもちろん、「ADHDだからこそ大変な部分があるのでは?」と気になる人も多いはずです。 ここではADHD男性の恋愛傾向を「大変な面」と「良い面」に分けて解説します。一緒に見ていきましょう。

【大変な面】

喜怒哀楽が激しい

ADHD男性は感情のコントロールが苦手な特性を持っているため、その日起きた出来事や、目にしたもの、ときにはニュースなどに影響されて、気持ちが明るくなったり、暗くなったりすることが多いです。もちろん、何かに影響されて心情が変わることは誰にでもありますが、ADHDの人はそれをコントロールできず、外に向けて出してしまうところが問題とされています。 イライラしていればそれが分かるような態度を見せることも多く、周りを困らせてしまうこともあるでしょう。喜怒哀楽のうち「喜び」の感情であれば、周りにも良い影響が出ますが、それ以外のネガティブな感情のときは、周りに迷惑をかけてしまうこともあります。また、ネガティブな感情に引っ張られやすいからこそ、本人自身がその変化に疲れてしまうことも多いです。

依存しやすい

ADHDの男性は欲求や感情をコントロールすることが苦手な特性を持っているからこそ、恋愛にのめり込みやすく、依存しやすい傾向があります。好きな人がいれば「この人しかいない」と本気で想うなど、極端な感情を抱きがちです。だからこそ、独占欲や束縛を感じやすく、恋人ができるとその感情をコントロールできないがために困らせてしまうこともあるでしょう。 またADHDの人は孤独を感じやすいため、自分のことを大事に想ってくれる人に出会うと、心の拠り所として執着してしまうことも多いです。これは恋人だけではなく、友だちでも同じで、「自分以外の人と仲良くするなんて…」といった感情が芽生えるほど、依存してしまうこともあります。一途に想えることは魅力的ですが、彼女になると疲れてしまうことも多いでしょう。

気分屋でデートの内容を変えたがる

気分屋なADHD男性はその日、その時の気分に合わせて行動したがります。傍からみれば「ワガママ」と思えるような行動ですが、当人たちは一度決めたことや、感じたことを変えることが苦手です。そのため、「明日は〇〇に行こう」と決めていても、「今日はちょっと気分が違うかも」と断られることもあれば、デートのドタキャンをされることもあるでしょう。気の向くままに行動してしまうのはADHDの特性であるため、気分屋な人が苦手な女性にとってはかなりストレスかもしれません。 もしかすると、「ただワガママなだけなのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、欲求のコントロールが苦手なADHDの人たちにとって、自分がやりたいことを変えるという行動はかなり気持ちの悪い行動で我慢することでストレスがたまり、鬱っぽくなるキッカケにもなるのです。

忘れ物や失くしものが多い

ADHD男性と恋愛をすると多くの女性が彼が物を無くしたり、忘れ物をしたりする場面に出くわすはず。「あれがない」「これがない」といつも言っている彼に嫌気がさしてしまう人もいるかもしれません。しかし、ADHD(注意欠陥多動性障害)という名前から分かるように、うっかりミスが多いのが特性のひとつです。 たとえば、デート中に「あれ?携帯どこやったっけ…」「鍵を無くした」などと探し物をすることは日常茶飯事でもあるため、恋人になれば彼の無くしものや忘れそうなものに対しての対策を一緒に考える必要があるでしょう。

【良い面】

決断が早い

ADHDの男性は自分ルールやこだわりが強い特性を持っている可能性が高いです。そのため「デートは●●に行きたい」「●●が食べたい」などと、決断が早いのが特徴的。好きなものは好き、嫌いなものは嫌いとハッキリしているタイプなので、良い意味で気を遣わずに済む相手ともいえるでしょう。また、好きな人とは好きなことを一緒にしたい」という感覚を持っているため、自分で決めて段取りをして一緒に楽しんでくれるスタイルが多いです。そのたえ、引っ張ってくれるタイプの男性が好きな人にはその潔さは魅力的に感じるはず。 ただ、うっかりミスが多く、予約ミスなどが起こりやすいので、彼に決めてもらって、予約は彼女がするなど、互いの役割を決めると良いでしょう。

ストレートな愛情表現をする

思ったことを口に出してしまうのがADHD男性の特性です。場の空気を読めないような発言をしてしまうこともあるため、その特性はどうしてもネガティブな意味で捉えらえがちです。しかし、恋愛において「思ったことを口に出せる」というのは、ストレートに愛情表現ができることにもなります。 「かわいいね」「好きだよ」などと言葉で感じたことを伝えてくれるのは、女性にとって嬉しいことでもあるでしょう。ストレートな愛情表現を男性に望むのでれば、ADHD男性との恋愛はキュンキュンできる恋愛かもしれません。

新しい発見が多く刺激的で飽きない

ADHD男性は思い付きで新しいことを始めてしまうような行動力がかなりあるタイプです。その特性を「我慢できない」とネガティブに捉える人もいますが、直感に従い行動できるからこそ得られることもあるでしょう。だからこそADHD男性のなかにはクリエティブな人が多く、仕事もクリエイターなど、自分の好きなことを仕事にしていることも多いです。 そんな男性と一緒に過ごす時間は刺激的で、飽きることが無い時間ともいえるはず。「一緒にいると刺激がもらえる人」や「面白い人」がタイプの人にとって、思考や行動がコロコロと移り変り、それを本気で楽しむADHD男性は魅力的に見えるかもしれません。

感情のコントロールができないADHD男性と付き合う場合の注意点

感情のコントロールができないADHD男性と付き合う場合の注意点

ADHD男性との交際でまず課題に感じやすいのが、「感情のコントロールができない」という特性でしょう。とくに、ネガティブな気持ちに影響を受けることが多く、突然驚くほど落ち込んだと思えば、イライラが止まらなくなったりと、近くでみているあなたにとっては「どうすればいいかが分からない」と感じる時間にもなるはず。ときには、彼の感情に影響されて、疲れてしまうこともあるでしょう。 ここでは、感情のコントロールができないADHD男性と付き合う場合の注意点を解説します。

落ち着くまでは放置する

ADHD男性が感情のコントロールができずに、ネガティブな雰囲気になっている場合、「なんとかしてあげたい」という気持ちが芽生えることもあるでしょう。その気持ちは大きな愛情でADHD男性にも伝わるものですが、しんどい感情になっているときは、人からの優しさを素直に受け取れないこともあるはず。これはADHDではなくても同じでしょう。 とくにADHD男性は決断力が高いからこそ、「こうしたい」「ああなりたい」という理想が強く、上手くいかない今の状況を誰よりもしんどく感じてしまっているのです。そんな彼とうまく付き合うには、まずは落ち着くまでは放置することが大事。「〇〇が落ち着くまではひとりにするね」などと言葉をかけてから、別々の時間を作るようにしましょう。

聞き役に徹する

ネガティブな感情になったとき、ADHD男性はたくさんの考え事をするため、気持ちが少し落ち着いてくると、たくさんの話をされると思います。そのときは、基本的に聞き役に徹しましょう。ADHDの男性が人に自分の考えを話す時、本人は自分の言葉を通して思考を整理していることも多いです。そんなときに「それは違うんじゃない」と否定されてしまうと、落ち込んだときに考えた過程や時間すらも否定されたような気分になり、気持ちがえぐられてしまうこともあるはず。 ADHDの特性上、感情が分かりやすいので、落ち込んだり、怒ったりしているときは、聞き役に徹することを心がけましょう。

彼の感情に深入りしすぎない

ADHD男性と一緒にいると、彼の極端な感情の変化に疲れてしまうこともあるでしょう。「彼女だから何とかしてあげたい」といった気持ちを感じることもあるかもしれませんが、彼の感情に影響されてばかりだと、あなたの心が持ちません。「分かってあげたい」という気持ちは持ったまた、深入りしすぎず、いい意味で客観的な視線を持ってあげることができると、ADHD男性にとっての心の拠り所になれるはず。 またADHD男性自身も、自分の感情に影響されて同じようにネガティブになる女性よりは、どんと構えて居場所になってくれるような女性と一緒にいるほうが、気持ちが楽で、早い段階で感情の整理ができることもあるため、深入りしすぎないことは、互いにとってメリットになるでしょう。

ADHD男性との上手な付き合い方

ADHD男性との上手な付き合い方

ここまでADHD男性の恋愛傾向や、感情のコントロールが苦手なADHD男性と付き合う際の注意点などを具体的に解説しました。今回、ADHDの男性との恋愛について記事を読んでいる方の多くが、「彼と恋愛をしたい」という気持ちがありつつも、不安を感じているはずです。実際のところ、ADHD男性には特性があるため、一緒にいると驚くこともあるかもしれませんが、他の男性にはないような楽しさや、あなたのことを大切にする気持ちが伝わってくることもあるでしょう。 もしあなたがこれからADHD男性とお付き合いを望むのであれば、その特性と上手に付き合っていく必要があります。ここではADHD男性との上手な付き合い方を具体的に解説するので、一緒に見ていきましょう。

ADHDについての理解を深める

ADHDの男性とお付き合いをする以上、必要になるのがADHDについての理解を深めることです。ADHDにはさまざまな特性があるので、全てを把握することは難しいかもしれませんが、知っておくことで納得できることもあるはずです。また、あなたが彼から「自分はADHDで」と言われているのであれば、きっと信頼されている証拠でしょう。恋愛関係になるうえで彼が「知っておいて欲しい」と思って伝えてくれたのであれば、知識を付けることは大事になるはず。 ただし、当事者ではないので彼に対して「調べたので分かるよ」というのはNG。あくまでも自分を納得させるための知識としてADHDについて理解を深めるようにしましょう。

SNSなどで同じ境遇の人と出会う

ADHD男性と付き合い始めたことで、彼の特性に辛さやしんどさを感じてしまうことがあった場合、別れるという選択もできますが、あなたに「彼の事が好きで特性を理解しながら上手く付き合っていきたい」という気持ちがあるのなら、SNSなどで同じ境遇の人を探してコミュニケーションを取るのもいいかもしれません。 とくにTwitterには恋人やパートナーがADHD当事者である人が向き合い方についての情報を発信していることも多いです。一人で抱えてしまいそうな悩みはSNSなどで吐き出すことも大事ですし、同じ悩みを抱えている人たちと共感することも必要でしょう。

自分自身を犠牲にしない

ADHD男性と交際していくなかで彼の特性を理解していくと、「彼の苦手なところをサポートしよう」という気持ちが芽生えることもあるでしょう。ADHD男性が得意なことは任せて、予約や荷物の準備など、苦手なところはサポートをするというような役割分担ができているのであれば、あまり問題はありませんが、「彼のためなら」となんでもかんでもやってあげていると、いつしか精神的にも体力的にも疲れてしまうはず。 あくまであなたは彼の恋人であり、母親ではありません。彼にとっては心地の良い存在なので、どうしても甘えられることが多くなると思いますが、あなた自身が自分を犠牲にしてまで彼のサポートをする必要はないのです。 ADHD男性と上手に付き合う最大のコツは、あなたがあなた自身を大事にして、彼のためだけに動こうとしないことでしょう。

ADHD男性との恋愛は難しくない!特性を理解して楽しく付き合おう

ADHD男性との恋愛は難しくない!特性を理解して楽しく付き合おう

ADHD男性との恋愛はは、コミュニケーションや感情の抑制が苦手な特性から、どうしても「難しい」と思われがちです。しかし、ADHD男性の特性にはお付き合いする女性にとって魅力に感じるような部分もあるでしょう。また、ADHDという特性をもっているだけで、趣味や価値観などが合えば、好きになることもあるはずです。 ADHD男性の恋愛傾向を把握し、特性を理解することは、あなた自身が関係を築くうえで自分を納得させるキッカケにもなるでしょう。焦らず少しずつ理解を深めると、彼の特性も愛おしく感じることができ、楽しく付き合える日がくるはずです。

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