好きとだけ伝えるのは迷惑？それとも効果的？男性に好きとだけ伝える効果や脈あり・脈なしの見抜き方を解説

「好きな人がいるけど、なかなか好意が伝わらない。思い切って好きとだけ伝えるのは迷惑？」 「好きとだけ伝えるのは効果があるのか気になる」 好きな人ができると、同じように自分を好きになってほしいと思う人は多いのではないでしょうか。しかし、好意というのはなかなか伝わりにくいことがあり、「脈なしなのかな」と落ち込んでしまうこともあるはずです。そうなると、「思い切って好きとだけ伝えるのは迷惑かな？」と思う人もいるでしょう。 そこで今回は、好きとだけ伝えるのは迷惑なのか効果的なのかを具体的に解説します。 記事を読めば ・男性に好きとだけ伝える効果 ・好きとだけ伝えられたときの男性心理 ・男性に好きとだけ伝えた時の脈あり・脈なしサイン ・男性に好きとだけ伝える場合の迷惑にならない伝え方 上記の内容が網羅でき、片思いの悩みを解消できるはずです。

好きな男性に好きとだけ伝えることを考えている場合、まず知っておくべきなのが「好意の返報性」です。好意の返報性とは「相手から好意を受けると、自分も相手に好意で返したい」と思う心理のことで、恋愛の場面だけではなく、ビジネスシーンなど、日常でも有効的な考えになります。 よくある例をあげると、職場の人から旅行のお土産をもらった場合、「今度は自分がお土産を渡そう」と思ったり、「仕事のサポートをしてもらったから、お礼に差し入れを買おうかな」と思ったりすることです。何気なく考えていることかもしれませんが、この心理は好きな場面だけではなく、嫌いな場面にも適用されるため、応用が利くとも考えられるでしょう。 そのため、片思いをしている相手がいる場合、好意の返報性を考えてみると、何も伝えず諦めるより、思い切って好きとだけ伝えることは、相手からも同じような好意が返ってくる可能性が見込めるはずです。

好意の返報性を知ることで、好きとだけ伝えることには効果があることが分かったはずです。それが分かるだけで「頑張ってみようかな」という前向きな気持ちが芽生えてくることもあるでしょう。ここでは男性に好きとだけ伝える効果を具体的に解説します。

存在を知ってもらえる

男性に好きとだけ伝えることは、あなたのことを知ってもらうキッカケになるでしょう。どれだけの魅力があっても、相手に存在を知ってもらえない限り恋愛関係に発展することは不可能といえるはず。たとえば、会社や学校が同じだけど話したことが無い相手のことを好きになった場合などは、そもそも相手があなたを知らない可能性もあるでしょう。そんなときに好きとだけ伝えることは、まず自分のことを知ってもらうキッカケになるはずです。

関係に白黒つけることができる

「仲は良いけど、恋愛関係にはなれないのかな？」「彼は私のことをどう思っているんだろう？」などと不安になってしまうような関係が続く場合は、思い切って「好き」と伝えてみることで、関係に白黒つけることができるはずです。たとえば、あなたが彼のことが気になる気持ちが消せなくて、新しい恋愛を始めることができないこともあるかもしれません。 好きとだけ伝えることはそんな状況を打破するためのキッカケになってくれるでしょう。彼が同じ気持ちであれば恋愛関係に進展できますし、たとえNOであったとしても新しい恋に進むための転機となるはずです。

好意を持ってもらえる可能性がある

もともと顔見知りなど、「深い付き合いはないけど相手のことを知っている」という関係で好きとだけ伝えることもあるでしょう。男性であれ女性であれ、好意を持たれていることに対して嬉しい気持ちを感じる人は多いはずです。これまで特に意識していない相手であったとしても、「好き」と言われることがキッカケで気になってしまうこともあるでしょう。 あなたの思い切った「好き」とだけ伝えたことが効果的に働いた場合、彼があなたに好意を持ち、デートや食事に行くことになるかもしれません。やはり、行動せずには得られない未来は必ずあるので、ときには思い切った行動も必要でしょう。

好意の返報性がある以上、好きとだけ伝えることは効果的であることが分かりました。しかし、好きとだけ伝えられた男性の全てがその告白を前向きに捉えられるわけではないでしょう。では男性は好きとだけ伝えられたとき、どんな心理を抱くのかが気になりませんか？ ここでは、好きとだけ伝えられた男性心理を具体的に解説します。

突然のことに戸惑ってしまう

好きとだけ伝えられた男性は、「嬉しい」といった感情よりも先に、戸惑いや驚きを隠せないこともあるでしょう。やはり突然好きとだけ伝えられた以上、何か返事をする必要があるでしょうし、突然のことだと「どうしていいのかが分からない」といった感情が芽生えてしまうこともあるはずです。 また、自分が意識していなかった人から「好き」と伝えられると、「まさかこの人が自分のことを好きだったなんて。いつから？」といった疑問が湧き出てくることもあるのでしょう。

特に何も思わない

モテるタイプの男性は好きとだけ伝えられる経験をよくしている可能性が高いです。そのため、突然好きとだけ言われる状況に巡り合っても、特に何も思わないこともあるみたい。相当慣れている男性はこの心理を抱えやすく、残念ながら聞き流されてしまうこともあるでしょう。 聞き流すような男性は、そもそもあなたに対してあまり好意的ではない態度を取っていたか、誰に対しても優しいなど、普段から特別扱いをされていなかった可能性が高いはずです。「好き」とだけ伝えて「ありがとう。気持ちだけ受け取っておくよ」などとサラッと受け取り、そして流された場合は、関係の進展は望めないかもしれません。

素直にうれしい

好きとだけ伝えられた男性のなかには、「素直にうれしい」という心理を抱く人もいるでしょう。この心理はきっと、性別関係なく感じるはずです。自分のことを好きな人がいる事実に対して感じる嬉しさは日々のモチベーションになることもあるでしょう。関係を進展させるかどうかは別として、まず素直に嬉しさを感じる男性は多いですし、その嬉しさがキッカケで「今度食事でも…」といったお誘いを受けることもあるはず。 基本的には喜んでもらえる可能性が高いと思うと、好きだけ伝えることへの抵抗も減るのではないでしょうか。

意中の男性に好きとだけ伝えるのは、相手にあなたを意識させるキッカケになることもあれば、関係をハッキリさせるキッカケにもなるでしょう。「どんな結果にせよ、一度彼との関係をスッキリさせたい」と考えている人にとっては、好きとだけ伝える行動は大きな一歩となるはずです。 そんな大事な一歩を踏み出したときに気になるのが、やっぱり彼の気持ちが自分に向いているかどうかではないでしょうか。ここでは男性に好きとだけ伝えるときの脈ありサインと脈なしサインを解説します。

【脈ありサイン】

意中の男性に好きとだけ伝えた際、彼の表情が照れたような表情になっていれば、脈ありの可能性が高いでしょう。照れるというのは、喜びを感じたときに見せる表情でもあるため、彼もあなたのことを気になっていた可能性もあるはず。また、「好き」と言われたことへの喜びから照れた表情を見せている可能性もあります。 好きとだけ伝えるときに照れた表情を見せられた場合は、その言葉だけで引かず、押してみるのもいいかもしれません。彼の表情を見て「いける」と思った場合は、「だから、今度デートしてくれませんか？」などと付け加えてみましょう。

好きとだけ伝える際に彼があなたの目を見てしっかり話を聞いてくれる場合は脈ありの可能性が高いです。目を見て話を聞くというのは、一見当たり前のように思えますが、あなたからの「好き」という想いにしっかり向き合おうとしている証拠ともいえるはず。脈なしだと「この状況をどうすればいいんだろう」といった焦りや疑問が浮かびやすく、目を逸らしたり、上を向いて考え事をしているような目線になりがちです。 だからこそ、あなたの好きという言葉を受け止めようとしてくれる彼の態度が伝わっくる場合は、好きとだけ伝えて終わらずに、押せ押せモードに変えてみるのもありでしょう。

好きとだけ伝えられたときに、男性が笑顔を見せてくれた場合は脈ありの可能性が高いです。とくに素直な男性ほど笑顔になることが多いはず。あなたからの告白を受けて、嬉しい気持ちからニヤけが止まらないのかもしれません。この時点で男性はあなたとの交際など、未来を想像している可能性もあり、脈あり度合いはかなり高いといえるはず。 また、あなたが緊張しながらも一生懸命伝えてくれる態度を見て、「可愛いな」という気持ちが芽生えて笑顔になっているのかもしれません。男性側の笑顔が目じりを下げた優しいものであれば、あなたの「好き」という告白を見守ってくれているのでしょう。

【脈なしサイン】

男性は興味の有無が態度に出やすい傾向があります。そのため、自分が好意や興味を持っていない女性から「好き」とだけ伝えられた場合、「どう反応すればいいんだろう」といった疑問が浮かびがちに。そのため、反応が薄くなりやすく、どこか困ったような雰囲気を感じ取れることもあるでしょう。最終的にはとくに気持ちもこもっていない「ありがとう」の言葉だけ伝えられて、その場から去られることもあるかもしれません。 現状、好きとだけ伝えられているので、断る必要もなく、ただ気持ちに対してのお礼を述べているだけのような態度を見せられた場合は完全な脈なしだと思いましょう。

好きとだけ伝えられたときに、咄嗟に気まずそうな顔をしてくる男性は脈なしの可能性が高いでしょう。「まさか告白されるなんて」「どう対応したらいいんだろう」といった疑問や不安が顔に出てしまっているといえるはず。また、「好き」という想いを受けて、「よい答えを出してあげられない」と感じている場合に自然と気まずい顔をしてしまう男性は多いのです。 比較的男性は考え事が顔に出やすい傾向があるため、好きとだけ伝えられたときに脈なしなのであれば、ついつい気まずい顔をしてしまうのかもしれませんね。

好きとだけ伝えてくる女性に対して、素っ気ない態度を取る男性もいるでしょう。素っ気ない態度はどう考えても脈なしのサインなので、伝えているときから「脈なしなんだろうな」と分かってしまうこともあるはず。この場合、男性の狙いはそこなのかもしれません。 好きとだけ言われたタイミングでお世辞で喜んだふりをすると、変に女性を期待させてしまい、振るときに傷つけてしまう可能性もあるはず。一方ではじめから素っ気ない態度を取ることは、告白してくれた女性を変に期待させない行動ともいえるため、男性なりの気遣いなのかもしれません。

意中の男性に好きとだけ伝えることは、関係をハッキリさせる手段となるでしょう。自分に好意を持ってくれている人がいるという事実に嬉しさや喜びを感じる人は多いですが、一方で「迷惑だな」と感じてしまう人もいるのが現実です。とくに、関係を築けていない相手からの「好き」という発言は、驚かせてしまうことも多く、相手に気まずさを与えることも多いはず。 意中の人に好きとだけ伝えるのであれば、良い結果で終われなくても、良い思い出として残りたいと思う人もいるのではないでしょうか。「迷惑をかけるぐらいなら好きとだけ伝えるのは辞めようかな」と思う人もいるはずです。 ここでは意中の男性に好きとだけ伝える場合の迷惑にならない伝え方を解説します。

「付き合えないのは分かっているけど」と前置きをする

少しネガティブな感じもしますが、「付き合えないのは分かっているけど、どうしても想いだけ伝えておきたくて」と前置きをすることも一つの方法です。たとえば、意中の相手に恋人がいたり、既婚者だったりする場合、「好きとだけ伝えて気持ちをスッキリさせたい」ということもあるでしょう。自分勝手な気がする人もいるかもしれませんが、自分の中で想いと区切りをつけることは、あなたの人生において大切なことのはず。そこは言葉にして伝えてもいいでしょう。 とはいえ、相手の状況があるので、「付き合えないのは分かってるけど」と前置きをしたうえで好きとだけ伝えてみてください。真面目に伝えるより、少し笑いながら昔話にするぐらいがちょうど良い伝え方になるかもしれません。

区切りとしての告白なので感謝を伝える

好きとだけ伝えると決めたとき、あなたのなかで「告白したらスッキリするだろう」「これで彼への気持ちも終わりのはず」といった気持ちが芽生えることもあるでしょう。そんな気持ちを感じたときは、好きになれた彼に対して想いを伝えるときに感謝も伝えてみてください。感謝を言葉にすることで、あなたのなかでも「これで終わり」という区切りがより明確に生まれるはず。 「好きになれてよかった」という気持ちは、きっとあなたのこれからの人生を良い方向に導いてくれるはずです。そして感謝の言葉を伝えることで、彼もあなたからの想いを素直に、そして好意的に受け取ることができるでしょう。

口頭で伝える

意中の男性に好きな思いを伝えたいと思った場合、思い切って夜中にLINEなどで伝えたくなることもあるでしょう。深夜に恋愛について悩んでいるときに「えい！」と送りたくなる気持ちは分かりますが、メッセージは形で残ってしまいやすく、相手が受け取ったときに反応に困りやすいでしょう。特に男性はLINEなどで告白されることをあまり良く思わない傾向があるため、より迷惑がられてしまう可能性があります。 そこで、好きとだけ伝えることを決めたのであれば、口頭で相手の目を見て伝えるようにしましょう。本気度が伝われば迷惑に思われない可能性も自然と高くなるものです。

意中の男性に好きとだけ伝えるのは効果的です。自分の気持ちに区切りをつけるキッカケになることもあれば、相手があなたのことを意識するキッカケにもなるでしょう。どんな結果であれ、「一度好きな人への想いをスッキリさせたい」という人は、思い切って好きとだけ伝えてみてもいいかもしれません。 ただし、好きとだけ伝えることは、ときに男性側を困らせてしまう可能性もあり、迷惑がられる原因にもなってしまいます。彼の状況や性格などを加味したうえで、できるだけ迷惑にならない伝え方を心がけることは、あなたにとっても後味の良い終わり方になるはずです。