二度と戻らない宣言をされて別れても復縁できる？男性心理とヨリを戻すためのコツ

喧嘩、ちょっとしたすれ違い、気持ちの変化など、恋人同士が別れてしまう理由はたくさんあります。そのなかでも、別れ際に二度と戻らないと復縁の可能性を否定して別れる男性は、どんな心理なのか気になりますよね？ 特に元カレに対して未練が残っている女性にとっては大事なこと。まず最初に、二度と関係を戻さないとほのめかす男性心理を見ていきましょう。

彼女への気持ちが冷めた

まず考えられるのは、破局するよりも前にすでに彼氏の気持ちが冷めてしまっているケースです。恋心はできるだけ長続きしてほしいものですが、ちょっとしたきっかけでも気持ちが冷めることはあり、まれに何の理由もなく「なんとなく冷めた」という心理に陥ってしまう男性もいます。 彼女への気持ちが冷めてしまった以上、別れ話になった際に復縁を期待させるようなことは言いたくないのが男性の本音でしょう。そこで多少彼女が傷ついたとしても、その場しのぎで適当にやり過ごすのではなく、はっきりと関係を断ち切るために「二度と戻らない」と復縁を否定するのです。

彼女に対してとても怒っている

喧嘩して別れ話になってしまうパターンや、彼女が彼氏に頼りっきりで依存する形になっているパターンで多い心理は、男性自身の怒りです。彼女に対する不満が溜まりすぎていると、それをしっかり説明する気力さえなくなってしまいます。彼女自身が怒らせたことに気づいていないという点も、さらに彼氏を怒らせるきっかけになっていることも……。 「もうこれ以上話したくない」「話しても無駄だ」と男性が怒りを通り越して諦めの心理状態になると、別れる際に放つ一言は「二度と戻らない」になってしまいます。

恋愛自体に疲れてしまっている

恋人相手に、自分の時間を割いて付き合わなければいけない状況そのものに疲れる男性心理も。今の彼女だから付き合うのに疲れたというわけではなく、恋人がいる環境自体に疲れてしまったパターンですね。 仕事にもっと打ち込みたい、自分ひとりでゆっくりと過ごす時間が欲しい、そもそも何かと制約のある状況が嫌、など男性が恋愛疲れを起こす原因はいろいろあります。 恋愛に疲れたと自覚した男性は、復縁どころかそもそも恋すること、人と深くかかわることに前向きになれません。そのため、思い切って別れを切り出すときは「二度と戻らない」と復縁する気がない発言をします。

意地を張って引っ込みがつかない

普段から喧嘩をしやすいカップルの場合は、どちらが悪いかは関係なく売り言葉に買い言葉で別れ話に発展してしまうことがあります。 この場合、男性が「二度と戻らない」「絶対に復縁しない」とはっきり言うのは意地を張っているからです。そして一度言葉にしてしまった以上、男性として前言撤回することができず、意地を張ったまま謝れない状況になっているケースが多々あります。 女性から折れれば仲直りできる可能性はありますが、女性は女性で「復縁しない」と言われたことにショックを受けていてそれどころではない場合も……。お互いに傷つけ合ったまま、どうすればいいのかわからない心理状態といえます。

気持ちの整理がついていない

別れ話を切り出したのが女性側である場合に多いのが、男性側の気持ちの整理が追い付かないケースです。このとき、女性から振られたショックで「復縁しない」と強がってしまう男性は少なくありません。しかし本当は心から女性のことを嫌ったわけではなく、きちんと話し合いたいという気持ちが残っています。 そのため、気持ちの整理がつかないままに「二度と戻らない」と女性に言い放ってしまったことを相当後悔しているでしょう。時間が経ってから元カレに冷静な言い方で「話し合いたい」と言われるのはおおよそこのケースですね。

別れるときや別れたあとの元彼に「二度と復縁しない」と言われた場合、男性心理は本音だったり意地だったりとまちまちです。復縁を望む女性は、元彼がどんな気持ちで復縁を嫌がっているのかを見極めましょう。 ここでは脈なしパターンと脈ありパターンの両方を解説します。

【脈なし】本気で復縁したくないと思っているパターン

脈なしの元彼は、二度と戻らないと心に決めてそれを口にしただけです。女性側の気持ちがどう動くかは気にしていないことが多いので、どんな反応をしても男性側の気持ちは変わらないでしょう。 脈なしパターンの見分け方の例を紹介します。

「仲が良かったのにどうして破局なんて……」という状況ではなく、付き合っているけれどすでにお互いの気持ちが冷めている、もしくは明らかに男性側が冷めているパターンは脈なしです。 もともと計画的に別れる時期を考えていた可能性もあり、男性側は自分の生活に支障が出ない時期に話をつける特徴があります。「もう付き合うのをやめる」と強い決意を固めていますので、復縁しないという言葉に嘘はありません。衝動的な別れではないため、心変わりをさせることは難しいでしょう。 女性側になんらかの非があって別れた場合、たとえどれだけ謝ったり態度を改めたりしても状況は変わらないと思ってください。

別れる前から彼氏が浮気をしていたり、浮気とまではいかなくても気持ちが別の女性に揺らいでいたりする場合、本当に二度と戻らない可能性が高いでしょう。もうすでに彼女に見切りをつけていて、別の女性との将来を夢見てしまっている以上引き戻すことは困難です。 仮に戻ろうとする様子があったとしても、別の女性と一時的に喧嘩したなどがおもな原因なので、愛情がよみがえることはありません。気持ちが浮ついてしまった男性は、復縁できる確率が低いですし、そもそも復縁してもいいことはないですよ。

「別れる」が口癖のようになっている怒りっぽい彼氏であれば、「二度と戻らない」「復縁しない」というのも一時的であるケースが多い傾向です。しかし相手の男性がもともと物静かなパターンだと、本気度が一気に高まります。 普段から冷静に物事を見極めることができる男性が「二度と戻らない」と口にするには、かなりの覚悟が必要。軽口や駆け引きで言う内容ではありません。そして口数が少ない男性ほど、ささいなもめ事や不満であればそのまま飲み込んで反論してこないものです。 溜め込んだ不満は消えることがなく、冷静に別れについて考える材料として使います。そのため、残念ながら復縁は無理です。

【脈あり】本当は復縁したいと思っているパターン

本気で復縁しないと決めた男性がいれば、逆に復縁を心のどこかで望んでいる男性ももちろんいます。別れたことを後悔している女性は、男性がまだ脈ありの状態かどうかチェックすると復縁への道が開けます。 復縁したいと思っているパターンはおもに3つです。

きっぱりと別れたものの、それほど日にちを空けずに連絡をしてくる元カレは復縁できる可能性が非常に高めです。 こまめに連絡をしてくるというよりは、女性の反応をうかがうように気まぐれな連絡頻度なのが特徴。「二度と戻らない」と言った手前、すぐに仲良くなれるとは男性も思っていないので手探りの状態なのでしょう。 連絡の内容は当り障りのない話題であることが多く、遊びに誘ってくるといったことはあまりありません。誰にでも話せるような内容をなぜか振ってくる元カレは、徐々に距離を戻そうとしている脈あり状態です。

復縁しないと言い張って別れたのに、それでも元カノである女性のことを心配したり日々の行動を気にしたりするのは、未練がある証拠です。未練があるということは、心の中では復縁を望んでいるということ。どうして別れてしまったのだろうと後悔している男性は少なくありません。 直接連絡をしてこないにしても、SNSの投稿をチェックしている形跡があったり、共通の友人に様子を聞いていたりするのは脈ありのサインです。 また、復縁をすぐに持ち出して振られるのが怖くて、元カノに新しい彼氏ができていないかチェックしている可能性もあります。

別れても距離感がそれほど遠くならないばかりか、過去の思い出話を持ち出すことが多い男性は未練が強く残っています。過去の思い出というのは美化されやすい記憶ですので、楽しかったことや嬉しかったことなどを思い出させて元の関係に戻りたいと思っているのでしょう。 復縁までの段階を計算して思い出話をわざと繰り返す男性もいますが、このパターンの男性は自分自身が過去のことを思い出し、切ない気持ちになっていることがほとんどです。 元カノにもその気持ちを共有してほしい、そして男性が抱えている破局への罪悪感に気づいてほしいという脈ありサインといえます。

それほど険悪な付き合い方・別れ方でない限りは、破局するときに「復縁しない」と言われることはそうそうないでしょう。そこまで男性の心を固く閉ざしてしまうのは、女性側の言動や性格に問題があるからかもしれません。 元カレが復縁を拒否してしまうようなNGポイントに当てはまっていないかどうかチェックしてみてください。

自分勝手ですぐに不機嫌になる

天真爛漫な女性は可愛らしいものですが、それと自分勝手とはまったく別物。自分の都合しか考えず、付き合っているときにずっと男性を振り回し続けていた場合は、別れるきっかけができると復縁の可能性なく破局してしまうでしょう。 自分勝手と聞くと、強引でマイペース過ぎるイメージを持つかもしれませんが、それ以外にも自分勝手な要素で見落としがちなことがあります。それは、自分の思い通りにいかないとすぐに不機嫌になることです。 「プレゼントが思っていたものと違う」「デートの時間がずれこんだ」「ほしい言葉をかけてもらえなかった」など、あらゆる場面で不機嫌になる女性は男性にとって地雷といえます。

束縛が強くて気性が荒い

喜怒哀楽がはっきりしている女性と付き合うと、刺激的で楽しい毎日を過ごせます。しかしいきすぎた喜怒哀楽や感情は、時に男性を苦しめることに……。特に、怒りっぽくてすぐに男性を束縛しようとする女性は復縁対象から外されます。 付き合っているとストレスが溜まるとわかっている女性と、もう一度やり直そうと考える男性はいませんよね。もっと自由で穏やかな恋愛がしたいと考えた男性は、別れたあと友達関係にすら戻ってくれないでしょう。 付き合っているから男性がすべてを女性優先にしてくれるわけではないので、勘違いしているともう二度と戻れない状態になります。

浪費が激しくて将来を見据えていない

付き合っているときは、何かと楽しい予定が多くデートのたびについついお金を使ってしまうこともあったでしょう。デートのために新しい服を買ったり、流行りのコスメを買ったりする女性も多い傾向です。 しかしそれらのお金の使い方は、見方を変えれば「浪費」といえます。彼氏が「もう少し買うのを控えたら？」と節約を促したり、「結婚資金を貯めよう」と将来の話をしたりしても浪費をやめない女性は、振られて復縁できないケースが非常に多いので要注意！ いくら一緒にいて楽しい女性でも、将来のことを見ないようにして今を楽しく過ごすことしか考えていないようでは、別れたあとにもう一度やり直す気にはなりません。

上から目線ですぐに他人の文句を言う

自分自身を客観的に見ることができず、いつも他人の文句ばかり言っている女性は、一度破局すると二度と復縁してもらえません。客観視や理論的な考え方が得意な男性は多いので、自分のことを棚に上げる利己的な女性は嫌われがちなのです。 付き合っている間は「彼女だから」「まだ好きだから」と我慢できても、一度別れ話になれば男性は「もう二度と戻らない」と思ってしまいます。男性に対して直接文句を言うのはもちろん、男性の前で他の誰かの悪口を言うのが癖になっていると、男性は心底呆れてしまうのです。 建設的ではない愚痴に疲れさせてしまう行動なので、絶対にNGといえますね。

元カレとどうしても復縁したいと考えている女性には、ぜひいくつか試してもらいたいことがあります。脈なしで関係が冷え切っている場合は難しいかもしれませんが、脈ありの場合ならまだ挽回の余地があるでしょう。 紹介するコツは4つだけ。簡単なことばかりですが、何よりも「冷静になること」が重要です。では見ていきましょう。

冷却期間を作って連絡を控える

まずは気持ちの整理をつけるために冷却期間を作りましょう。冷却期間は別れ方や別れるきっかけによって変わりますが、最低でも1カ月は欲しいところです。お互いにまだすっきりしていない感じなら、3ヶ月ほどの冷却期間を置く覚悟は必要ですよ。 冷却期間中はとにかく元カレへ連絡をしないのがルール！むやみに連絡を繰り返しては、せっかく冷静になるために設けた時間が無駄になってしまいます。そして、冷却期間明けはあなたからではなく元カレからの連絡を待ちましょう。 共通の友人に復縁についての相談をしておくと、元彼の耳に入り「そろそろ連絡してみようかな」という空気作りがしやすくなります。

元カレと揉めたきっかけを分析して直す

ここからは冷却期間中にやっておきたい復縁のコツです。まず、冷却期間中は別れた理由としっかり向き合う必要があります。別れた理由、喧嘩のきっかけなどから目を背けてしまうと、根本的な解決ができないので仮に復縁できたとしてもまた破局しかねません。 ちょっとした揉めごと、ちょっとした口喧嘩……どんなささいなことでもいいので、別れた理由なのではないかと真面目に考えましょう。 きっかけがわかれば、あとはマイナスポイントになってしまったそれらの原因を直していくだけです。直し方が分からずあたふたするよりも、冷静になって分析する時間を作ったほうが復縁までスムーズですよ。

他の男性と遊ばない

復縁したいもどかしい気持ちは、冷却期間中に少しずつストレスとして心に溜まっていきます。ストレス発散のために仲の良い友達と遊ぶのはおすすめですが、他の男性と遊んで気を紛らせようとするのだけはNGです！ 復縁へ向けて行動しているのに、他の男性と遊んでいることが元カレに知られたら「もう復縁する気がないのかな」と思われてしまいます。元カレにバレないにしても、他の男性との時間で心を満たそうとするようでは、復縁へ向けての心構えがなっていません。 復縁は簡単そうに見えて難しいのです。「二度と戻らない」と言われたときの気持ちを思い出して、しっかりと自立する必要があります。

ネガティブな発言を避ける

冷却期間中、本当に復縁できるのかと不安を抱えることも多いでしょう。しかしそこでネガティブな言葉を言ったり発想を持ち続けたりするのは、あまりいいことではありません。 もちろんしっかり分析しようとすると、どうしても「復縁できないのでは？」という考えに至ることがあります。大事なのはそのあとで、引きずらずに次のアクションを考える前向きな気持ちこそが復縁のコツ。 この心がけを復縁のコツとして継続すれば、冷却期間が終わって元カレと連絡できる状況になった時も、ポジティブで優しい感情を彼に向けられるはずです。

復縁のコツを実践して「二度と戻らない」と言われたのに復縁を果たしたら、次に考えるのは「いかに今の交際を長続きさせるか」ということです。復縁したらそこで終わり、というわけではないので、より仲良くなるにはどうすればいいのかをちゃんと考えながら付き合いましょう。 最後に、シビアな破局・復縁後にすべき付き合い方について解説します。

まずは別れた理由についてしっかり話して解決しよう

復縁できたら、初めのうちは復縁のうれしさでお互いの嫌な部分も許せるかもしれません。しかしその気持ちは長続きしないので、大切なのは「これまでを二人で振り返ること」です。別れた理由、お互いどんなつらい気持ちだったのか、といったことを本気で向き合って話し合いましょう。 冷却期間中にあなたは別れた理由・反省点を考えているはずですので、それを正直に男性に話してください。きっと彼も同じように悩んでいたはず。これまでの付き合い方とは違うということをはっきり示す最初のチャンスですので、まずはスタートで真剣さをアピールしてくださいね。

お互いに依存しすぎない付き合い方がベスト

復縁後は一時的に気持ちが盛り上がりがち。ただ「交際」「復縁」というワードに喜びを向けてしまうと、肝心の相手の気持ちを置き去りにしてしまいますよ。大事なのは、復縁後に自立した精神で恋愛を続けることです。 お互いに信頼し合うのは長続きするカップルの特徴ですが、なぜ信頼し合えるのかというと「自分のことは自分でできる状態」だから。相手にもたれかかってばかりでは、ストレス・負担が不平等ですよね？ 自分のことは自分でやり、そして相手が困っていたら手を差し伸べるという対等かつ思いやりのある関係こそが、復縁後の長続きのポイントといえます。

これからやりたいことをたくさん話し合う

困難を乗り越えて復縁できたのですから、次はこれまでよりもっと幸せだと思える付き合い方をしていくのがベストです。そのためには、やりたいことや目標を二人で話す機会が必要になります。 やりたいことや目標はどんなにたくさんあっても構いません。思いついたことを素直な気持ちで男性に伝えましょう。そのぶん、男性の希望もちゃんと受け止めるのが大事ですよ。 付き合い方や理想は人それぞれだからこそ、最初からあきらめるのではなく話し合うべきなのです。多少夢見がちな理想だとしても、男性に意見を聞く形で話せば喧嘩にならず楽しい未来予想につながります。

昔のことを引っ張り出して喧嘩しない

復縁してもう一度付き合い始めてしばらくすると、嫌な部分というのは少なからず見えてきます。そこで「前から嫌だった」「何も変わってない」と過去のことを引っ張り出して喧嘩腰になってはいけませんよ。 喧嘩になるのは仕方ないとしても、それはあくまで「今のこと」での喧嘩である必要があります。 努力をしたからといってすべての欠点をゼロにできる完璧な人なんていませんよね？冷却期間を乗り越えて復縁したのですから、ちょっとした欠点を「相変わらずだね」と笑って流せるくらいの気持ちは持てるようにしましょう。

どれほど仲が良いカップルでもお互いに「合わない」と感じる部分はありますし、それが別れのきっかけになることもあります。別れる時に男性から「二度と戻らない」「復縁なんてしない」と言われる可能性もあるでしょう。 復縁したがらない元カレとヨリを戻すには、まず相手が本気で復縁を嫌がっているのかどうか確認しなくてはいけません。脈ありであれば、行動次第で復縁できる可能性は十分にあります！ 諦めずにまずは冷静になり、何がいけなかったのか、彼を苦しめた原因をなくすにはどうすればいいのかを考えましょう。無事復縁できたら、次は同じ失敗を繰り返さないように話し合いながら二人で歩幅を揃えて進んでいってくださいね。