彼氏の態度が急に冷たい！いきなり変わった理由と関係修復するための対処法

「彼氏が急に冷たい」と感じるきっかけは、実際に会って態度の変化を感じたとしても、なかなか気づけないものです。ときにはLINEやDMのやりとりが急にそっけなくなることも。 彼女は急に冷たくされてショックですが、彼氏の心の中にはなんらかの理由があります。最初にいくつかの理由をチェックしてみましょう。

仕事やプライベートが忙しくなってしまった

彼氏が冷たくなったタイミングで、彼氏の仕事が忙しい時期つまり繁忙期を迎えているようであれば、仕事に集中していてほかのことに手が回らないのが理由です。 仕事でなくても、後輩の面倒を見たり実家関係の用事が増えたりなど、プライベートな面でも恋愛以外に時間を使わなくてはいけないケースは多々あります。彼女をおろそかにしたいという気持ちはないけれど、そこまで気にしていられないほど忙しいタイミングであれば、態度多少冷たくなっても仕方ないでしょう。 この場合、冷たいといっても完全に無視されるわけではなく、「いつもよりそっけなくなる」「話を聞いていない」などが特徴です。

他の女性と仲良くなるために時間を使っている

浮気心が芽生えてしまった彼氏は、彼女に対して急に冷たくなることがあります。冷たくなった時期と、他に仲がよさそうな女性が出てきた時期が被るなら、ほとんどは浮気が原因です。 彼女への愛情が完全に尽きたわけではないけれど、他の女性に魅力を感じてしまって仲良くなろうと必死な状態。まるでこどもが新しいおもちゃに夢中になるような感覚で、彼氏は意識が彼女から逸れてしまっているのです。 「あの子かわいいな」「話をしてみたいな」程度の気持ちであれば戻ってきてくれるケースが多いのですが、「好き」という気持ちをすでに別の女性へ抱いている場合は戻ってこない可能性のほうが高いですね。

優しい態度を取るのがもともと得意ではない

もともと彼氏の性格がコミュニケーション上手ではなく、特に女性に対して柔らかい態度を取るのが苦手な場合、付き合ってからうわべだけの優しさを見せるのに疲れたのが冷たい理由でしょう。 付き合いたてのころは嫌われたくない一心で愛想笑いをしていた彼氏も、徐々に恋人という関係性に慣れてくれば、「もう媚びなくてもいいだろう」と判断します。そのとき態度が元の彼の本質に戻るので、彼女からすれば「急に冷たくなった」と感じるのです。 しかし不器用な姿をありのまま見せてくれるということは、彼女のことを信頼しているということ。決して拒絶の態度ではないので安心です。

倦怠期を迎えてしまった

彼氏が急に冷たくなったと感じつつも、自分自身も彼氏に対して優しくなれないと感じる部分があるのなら、理由は倦怠期かもしれません。倦怠期を迎えないカップルも少なからずいますが、おおよそのカップルは何か月か交際をするとお互いにマンネリを感じる微妙な時期に突入します。 倦怠期の特徴は、一緒に何かをしていても楽しくなかったり、そもそも一緒に過ごそうと思わなくなったりなど、「飽きた」「つまらない」という漠然としたむなしさが増える点です。倦怠期が理由であれば、どちらが悪いということはなく二人の問題ですので、歩み寄ろうとする必要があります。

彼女の態度に先に原因があった

喧嘩や一方的な怒りがきっかけで、彼氏が急に冷たい態度を取るようになることもあります。理由は彼女が彼氏に対してデリカシーのない言葉を放ったり、強い態度で傷つけてしまったりと、さまざまです。 そこで喧嘩になっていればその場での解決もありえるのですが、喧嘩にならず彼氏が我慢してしまった場合、あとあと思い出して辛くなり、彼女に冷たくなるケースは少なくありません。冷たくなった時期の少し前に何か彼氏に対して失礼なことをしていないか、少し考え直してみる必要がありますね。

自然消滅を狙っている

彼氏が急に冷たくなる理由はいろいろありますが、一番悲しいのは彼氏がすでに彼女への愛情を失ってしまっているケースです。このとき、彼氏がすぐに別れ話をするのではなくてあえて冷たい態度を取るようになるのは、自然消滅を狙っているからでしょう。 話し合うのも面倒くさいと感じるようになった彼氏は、あからさまに冷たい態度を彼女に取ることで、彼女側が「もういいや」と思うのを待っているのです。ちょっとずるい気もしますが、彼氏なりに揉めないで別れたいと考えた結果の行動といえます。

個人的な忙しさや浮気、マンネリ化など、意図せず気持ちが動いてしまい急に冷たい態度になる彼氏もいれば、なんらかの意図があってわざと冷たい態度を取る彼氏も。 冷たくしたところでいい結果は訪れなそうですが、彼氏なりに必要だと感じて態度を変えているケースがあるので一概に無駄な態度とはいえません。わざと冷たくする理由はおもに3つです。

彼女に構ってもらって愛情を感じたい

甘えたがりの彼氏なら、いつもどおりの付き合い方では満足できず、もっと構ってもらいたいと考え、冷たい態度で気を引こうとしている可能性があります。彼女が年上だったり、冷静な性格だったりする場合に彼氏がわざと態度を変えるのは、こうした寂しさが理由です。 彼女からすれば「何が不満なの？」と理解しにくいでしょう。しかし彼氏が望む恋人らしさは、彼女が想像するよりももっと甘くていちゃいちゃムードな状態のかもしれません。そうであれば、冷たい態度を取って彼女が自分への愛情をちゃんと持っているか試したくなるでしょう。

コミュニケーション不足に不満を持っている

彼女のほうが先に彼氏との関係に慣れてしまい、恋人感・緊張感をなくしてしまうと、彼氏は「もっと二人の時間を大切にしてほしい」と不満を持ちます。わざと冷たくするのは、冷たい態度を彼女が感じ取って彼の心の痛みに気づくのが目的です。 コミュニケーションをしっかりとるためにいつもと違う態度をあからさまに出すのは、彼女に違和感と危機感を持ってほしいという彼氏の必死なサインといえます。ここで彼女が彼氏に対して態度を変えず、心の声にも気づいてあげられないようだと、そのまま関係が壊れてしまうおそれがあるので注意してください。

彼女との関係を見直そうとしている

別れるか別れないかで迷っている彼氏は、彼女との付き合い方について考え直したいという理由でわざと冷たい態度を取ることがあります。冷たい態度を取って、彼女が彼氏に気遣ってくれたり愛情を示してくれたりすれば、彼氏の揺らぎがちな気持ちが落ち着くでしょう。 しかしそこで彼女も喧嘩腰に冷たい態度で返すようであれば、「これ以上一緒にいても無駄かもしれない」と彼氏は別れを意識してしまいます。どうするかを決めるのは結局彼氏の心次第ですので、彼女がこういう反応をすれば正解、というものはありません。 未来のことは把握しきれませんが、いずれにしても彼氏が関係性で悩んでいることは確かですね。

彼氏の態度が冷たくなってしまうと、何らかの理由があるとわかっていてもパニックになってしまう女性もいます。好きな男性から冷たくされてショックを受けるのは仕方がないことです。 しかし焦りは禁物。彼氏の気持ちを理解するために、まずは落ち着いて対応してください。

無理に理由を聞かず距離を置く

理由があって冷たい態度を取る彼氏。理由がわかればもっとぴったりな対処法がとれるのに、ともどかしい気持ちになるのはわかります。しかし無理に理由を聞き出そうとするのはおすすめできません。彼氏がもし彼女の強引さに対し不満を持っているのが理由であれば、一生懸命理由を聞こうとすればするほど、彼氏の心は遠ざかってしまうでしょう。 まずは一旦距離多くのがベストな対応。距離を置けば、これまで気づかなかった彼氏の状況・気持ちや、自分の悪い部分などに気づけます。冷静さを保つ第一歩です。

気にしていない様子で接する

彼氏に対してひどいことをしてしまったわけではないのに冷たい態度を取られてしまったのなら、それは彼氏側の気持ちの問題である可能性が高いといえます。何をすればいいのかわからないときは、無理に歩み寄ろうとせず、いつもどおりの距離感で接しようとしてみてください。 彼氏が冷たい様子に気づいていないふりをするのは辛いことですが、なるべく自然に接することがポイントです。気づいているはずなのにそれでも自分から離れていかない彼女の姿を見た彼氏は、健気さに心を打たれて悩みを解消させられるかもしれませんよ。

共通の友人に彼氏の様子を聞いてみる

急に冷たくなった段階では、彼氏に理由を聞くのはベストな選択とはいえません。しかし理由を知らないと前に進めないので、状況を探るなら共通の友人・知人に彼氏の様子を聞くのがおすすめです。 この時、詳しい事情を話す必要はありません。「最近忙しそうだけれど、仕事関係かな？」「考えごとが多いみたいで……悩みとか聞いてない？」など、さりげない相談として理由を探ってみましょう。 「最近冷たいんだよね」と言ってしまうと愚痴っぽくなるので、友人に気を遣わせないために別の言い方を考えるとより良いですよ。

悩み相談を受ける形で彼氏に理由を聞いてみる

時間を置いてみたり周囲の人に彼氏の様子を聞いてみたりしても何もわからなければ、彼氏に直接話を聞いてみましょう。彼氏の態度が冷たくなって数日でこの段階にいくのは早すぎますが、1週間、1ヶ月とそこそこ経っても態度が変わらない場合は、本人への歩み寄りが必要です。 理由を聞くときは「なんで」「どうして」を繰り返すのではなく、「何か悩んでいることがあれば話してほしい」と寄り添う形で聞き出すのがベスト。そこで彼が口を閉ざすようであればもう少し様子を見ましょう。

彼氏の態度が急に冷たい状態になってしまっても、ある程度は歩み寄ろうとする意識が大切です。しかし彼女には彼女の生活がありますし、メンタルを強く保ち続けるのはなかなか難しいのも事実。 冷たい態度を取られ続けても付き合うかどうかは、いくつかの基準を決めることで判断しやすくなりますよ。迷っている女性は参考にしてみてください。

【付き合う】倦怠期・マンネリだと感じている場合

彼氏に冷たくされたとき、もしくはそれよりも前からすでに倦怠期に入ってしまっている自覚があるなら、いきなり別れるのはベストな選択とはいえません。倦怠期やマンネリ化は少なからずカップルに訪れる課題のようなもの。気が進まなくても、克服しなくてはいけない時期といえます。 目先のことを見ていると退屈に感じてしまうのが倦怠期の特徴ですので、もっと先のことを考えてみてください。彼氏と結婚したり、10年後に海外旅行に行ったり……大きな目標を持つと考え方が変わり、倦怠期から抜け出せることがあります。

【付き合う】彼氏が冷たい理由を理解できる場合

彼氏が冷たい態度を取る理由がわかり、そのうえで「仕方がない」「今はそっとしておこう」などと理解を示せるのであれば、そのまま彼氏が落ち着くまで付き合い続けましょう。いつまでも続くわけではない理由なら待っていれば元通りの関係になりますし、彼氏がもともとそういう人なのだと理解できるのであれば、それはそれで関係修復が可能です。 また、すぐに理解できなくても、「理解したい」という気持ちがあるのなら努力を続けるという意味合いで、交際を続ける選択がおすすめですよ。

【別れる】そもそも彼氏と合わないと感じている場合

普段から彼氏と性格や趣味が合わないと感じている場合は、彼氏が冷たくなってしまったのをきっかけに分かれる選択をするのもひとつの方法です。とても仲が良い状態から急に冷たい態度を取られると、関係修復に努められます。 しかしもとから彼氏に対してなんらかの不満を持っているのであれば、冷たい態度の理由が何であれ彼女の恋愛感情はキープできません。態度が変わったことに対しても不満を抱くでしょうし、そんなストレスまみれの状態で付き合い続けるのはお互いのためにならないので、別の道を歩むのも賢明な選択といえます。

【別れる】彼氏の態度の変化に疲れた場合

はじめは彼氏の気持ちを理解しようとしたり、自分に非があるのではと冷静に分析しようとしたりしていても、肝心の彼氏がいつまでも理由を教えてくれないなど進展がない場合、彼女はさすがに疲れます。 「どうしてこんなに気を遣わなくてはいけないのか」と不満ばかりが大きくなるでしょう。その状態で仮に関係修復したとしても、あとから「あの時はああだった」と過去を掘り返して彼氏に当たり散らしてしまう可能性も……。 「どうして私ばかり……」という気持ちが大きくなってきたら、本当に心が疲れ切ってしまう前に、別の恋に切り替えるのがおすすめです。

彼氏が急に冷たい態度を取るようになったのが倦怠期の場合、そのまま付き合い続けて倦怠期を乗り越えるために努力するのがベストです。 最後に、マンネリ化を打破するために何をすればいいのか、アドバイスをいくつか紹介します。実践できる対処法を試してみてくださいね。

干渉しないことを決めて接してみる

付き合い始めのうちは、どんなささいなことでも二人で共有し合うのが楽しいものです。しかし時間が経てば、自分の時間が欲しくなったり、嘘や隠しごとではないけれどプライベートなことを教えたくなくなったりと、気持ちが変化していきます。 倦怠期のせいで彼氏が冷たいのであれば、無理に距離を詰めるのは逆効果。まずお互いに干渉してほしくない部分について話してみて、距離感を保つ付き合い方を実践しましょう。それで心地よさを感じるようであれば、そのまま長く付き合い続けられます。

この先どう付き合っていくかを真面目に話し合う

距離感について話し合うことができたら、次に将来的な付き合い方についても話し合っておきましょう。いつまでもダラダラと付き合うのは、倦怠期を何度も迎えてしまう原因になります。結婚がすべてではありませんが、もし結婚を望むなら結婚を、ほかの目標があるなら「何年後に○○に行く」などと具体的な将来の計画を立ててみてください。 夢物語ではなく、実際に二人で実現可能なこと、そして二人とも望んでいることであるのが大前提です。真面目に話し合うことで、お互いにどんな将来を描いているのかを知ることができ、理解が深まってマンネリ解消につながります。

ちょっとしたことでもお礼を言う

倦怠期やマンネリ化の始まりは、お互いの存在に慣れてきてコミュニケーションが不足してしまうことにあります。新鮮味がなくなるのは時間の経過とともに経験することですが、倦怠期にまで陥ってしまうのは相手への気持ちに自分自身が鈍感になっているからです。 おすすめなのは、ちょっとしたことでも「ありがとう」と言葉にして伝えること！お礼だけでなく、相手を気遣う一言も効果的です。ささいな言葉でも、都度かけあうことでお互いが相手の気持ち、そして自分の気持ちに意識を向けられます。心同士で繋がり合えれば、倦怠期はすぐに乗り越えられますよ。

付き合っているからと油断せず自分磨きをする

付き合ってから月日が経つと、片思いの時期や付き合い始めよりもだらけた状態になってしまいがち。相手を信用しているからこその変化なのですが、そうしただらしなさが原因で彼氏が冷たくなってしまうこともあるので、気をつけなければいけません。 彼氏相手でも、これから告白する相手のように考えて、自分磨きを怠らないようにしてください。もちろん無理をして虚勢を張る必要はありませんが、彼氏にもっと好かれるにはどうすればいいか、ということを常に考えるのが大事です。自分磨きは、内面・外見の両方で頑張りましょう。

これまでと違うことに挑戦するなら二人で計画を！

倦怠期やマンネリ化の打開策として試しやすいのは、デートに行く場所や休日の過ごし方などを変えてみるという方法です。ここで大切なのは、サプライズ狙いで一方的に新しいプランを押し付けるのではなく、二人で「いつもと違うことを考えよう」と計画すること！ 計画を立てている時間も普段は考えない案を出し合って楽しめますし、実際に計画実行する際も失敗が少なくて済みます。サプライズを狙うのは、倦怠期を抜けてからのほうがいいでしょう。 お互いに楽しめることであれば、どんな小さなことでも構いません。思わず笑みがこぼれてしまうような楽しい計画を立ててみてください。

急に彼氏が冷たい態度を取るようになると、振られてしまうのではと焦ってしまいますよね。態度には彼なりの理由があり、「なんとなく」で冷たくする人はほとんどいません。理由を慎重に考えれば、対処法も見つかるでしょう。 どんな理由であれ、大切なのは「どうしてそんなに冷たいの」と怒らず、冷静に彼氏の様子を観察すること。もし彼氏が本気で悩みを抱えているパターンであれば、怒られたことで彼が委縮してしまい、破局につながりかねません。 もし倦怠期が原因であれば、二人で徐々に解消することが可能です。冷たくされてショックを受けたこと、悲しい気持ちになったことを無理に抑え込む必要はありませんが、気持ちを伝えるのなら彼氏の気持ちも理解する努力が必要。二人で乗り越えましょう！