どのくらい彼氏/彼女に会えないと冷める？男女別の心理と長続きする付き合い方

好きだからこそ、会えないとだんだんつらさや不安、相手への怒りなどいろいろな感情が湧いてきて、恋愛どころではなくなってしまいます。どのくらい会えないと冷めるかは、性格や男女別でやや違うので、恋人の性格を理解することが大切です！ まずはどのくらい会えないと気持ちが恋愛から離れていってしまうのか、男女で分けて紹介していきます。

【男性の場合】会えないと冷める期間

会えないと気持ちが冷めてしまう彼氏は、どのくらいの期間で心変わりしてしまうのでしょうか？大きなトラブルやきっかけがなくても、会えない時間のせいで別れを意識してしまう彼氏は少なくありません。まず目安となる期間を見ていきましょう。

彼氏・男性と一言でまとめても、性格はバラバラです。ただ、会えない期間が1ヶ月も続くと、おおよそ度の性格の男性も同じように恋愛感情が冷めていきます。 現実派な彼氏であれば、この先も同じ状態が続くことを懸念して疲れを感じるでしょう。楽天家な彼氏でさえも、1ヶ月間会えないままであれば「つまらない」「もっと自由に遊びたい」と感じ、離れていってしまいます。 1ヶ月どのようにお互い過ごすかによって1ヶ月以内かもう少し長続きするかは変わりますが、いずれにしても会えない状況が改善されないなら別れは遠くありません。

彼女といつも一緒にいたいと思う彼氏は、少しの期間でも希望通りに会えないと不満がすぐに膨らんでしまい、気持ちが冷める傾向にあります。彼女を軽く見ているつもりではなく、好きだからこそ「いつも一緒にいられないならもう嫌だ」と考えてしまうのです。さみしがりやの彼氏であれば、おおよそ1週間程度会えないと別れにつながりやすくなります。 1度や2度、1週間会えないのが繰り返されるだけだと喧嘩程度で済みますが、それがかなり頻繁に起こる状況であれば、彼氏は言い争うことも我慢することも嫌になり、他の恋を探すようになるでしょう。

【女性の場合】会えないと冷める期間

会えないと冷めてしまうのは、もちろん彼氏のほうだけでなく彼女も同じです。どちらかといえば彼女のほうが恋愛に関してシビアな考えを持っていることが多く、精神的に大人です。 理不尽さを感じたら、会えない期間がそれほど長くなくても気持ちが冷めるケースは多めです。

彼女が彼氏と会えないと冷める期間の目安として多いのは、おおよそ2週間です。2週間たった瞬間にいきなり冷めるわけではなく、2週間経過から徐々に愛情が減っていくのが特徴。徐々に減っていくからといって途中で止めることは難しく、彼氏が埋め合わせにデートを計画したりプレゼントを贈ったりしても、薄れ始めた彼女の愛情は戻ってくることはほとんどありません。 彼氏と2週間会えず、意思の疎通もあまり密にできない状態であれば、彼女は2週間のうちにすでに将来のことを考え始めます。「2週間経ったら次に進み始めよう」という決意は早めにできていることがほとんどです。

彼氏の普段の生活をよく知っている彼女なら、「仕事が忙しいのかもしれない」「たまたま体調が悪いのかもしれない」と考え、1週間はじっと寂しさに耐えるケースが多め。しかし内心は不安でいっぱいですので、黙って待っていられるのは1週間が限界でしょう。 それ以上になると浮気や彼氏側の心移りも心配するようになるので、2週間経つ頃にはすでに彼女の気持ちは冷めて、整ってしまっているのです。 はじめのうちに我慢する意思が強い分、別れを意識し始めてからはあっという間に気持ちが冷めます。彼氏の冷め方と違い、いきなり「もうやめよ」となるのではなく「ダメになるかも」と予測を立てているのが特徴的ですね。

会えないと冷める期間の目安はだいたいわかりました。彼氏の場合も彼女の場合も、2～1ヶ月が限界と考えておいたほうがいいですね。しかしどのくらい会えなくても耐えられるのかというのは、期間だけでなくシチュエーションによっても変わります。 次に、会えないと冷めやすい接し方・状況を男女別に紹介していきます。

【男性の場合】会えないと冷めるシチュエーション

まずは彼氏が彼女と会えないときに早めに冷めやすくなるシチュエーションを紹介します。基本的には、コミュニケーションに問題があると会えないことをきっかけにすぐ心が冷めてしまう傾向です。 なかなか彼氏に会えていない女性は、ここで紹介する態度を取ってしまっていないかチェックしてみてくださいね。

彼女が忙しそうにしていると、なかなか直接「会いたい」「いつ空いているの？」と素直に聞ける男性は少ないでしょう。気を遣ってなるべく陰で見守ろうとします。しかし、会いたい気持ちはとても強いので、雰囲気で伝わってくれればよいと考えて、寂しさをにおわせることも。 例えば、新しくオープンしたカフェの話題を振ってきたり、SNSに「何もすることがない」と投稿したりなどです。それを見て彼女が「デートしたいのかな？」と気づいてくれればいいのですが、まったく関心を持ってくれないと、鈍感さに飽き飽きとしてしまい、期間がまだ短いうちに気持ちが冷めるでしょう。

彼女がなかなか会えない理由が忙しさなら、耐えようと頑張る彼氏がほとんどです。しかし、彼氏に対しては塩対応にも関わらず、友達とは休みの日に遊びに行ったり、仕事終わりに飲みに行ったりしている彼女だと、彼氏の気持ちはあっという間に冷めます。 特に、遊ぶ相手が男友達であれば浮気の疑いや嫉妬心も絡んでくるので、よけいに恋愛関係はもつれていくのです。「どうして自分だけ会えないんだ」と考えることに疲れてしまった男性は、我慢するのが馬鹿らしく感じてきて、1ヶ月待つことなく別れを切り出すこともありえます。

会いたがりの彼氏ではなくても、彼女と会えない期間が長くなるにつれて漠然とした寂しさや恋しさは生まれるものです。普段は甘えたがらない彼氏でも、会えないようになるといわゆる“デレ”を見せることも少なくありません。 そんなとき、彼女のほうがまったく寂しがる様子を見せず、淡々と自分のことばかりこなしているようであれば、彼氏はその無関心さに対し嫌悪感を持ってしまいます。彼女に悪気はなくても、「なんて冷たい女性なんだ」と怒りが湧いてしまう彼氏もいるでしょう。 会えないときはお互いに寂しいものだという考えが裏切られたとき、彼氏は会えない期間が短くても気持ちが冷めます。

【女性の場合】会えないと冷めるシチュエーション

女性心理もまた、男性心理と同様にコミュニケーションが薄い場合や関心を持たれていない場合に冷める傾向にあるようです。続けて、彼氏と会えない期間内にさらに気持ちが冷めるのを加速させてしまうシチュエーションをいくつか見ていきましょう。

女性は、男性よりもまめに連絡を取ろうとする傾向があります。恋人相手ならなおさらです。大好きな彼氏に会えないとなると、寂しさをせめてLINEや電話などの連絡で補おうと努力します。それなのに彼氏がまったくそれに応じてくれず、連絡しても返事が遅い、既読スルーされるなど、彼女の期待を裏切る結果になれば破局は遠くありませんね。 また、連絡をとりあえず返してくれるけれど、愛情表現を求めたときに「好き」「会いたい」とはっきり言ってくれない彼氏に対してもまた、彼女は愛想を尽かします。会えない期間が数日だったとしても、こうしたやりとりの希薄さは別れにつながりやすいのです。

忙しくて会えないのは仕方がないとはいっても、さすがに限度があります。仕事が忙しくてもお休みの日はたまにあるでしょうし、彼女は彼氏が疲れていても、家デートでいいので会いたいと思うものなのです。 それを「疲れているから一人にしてほしい」と突き放されたら、彼女は自分ひとりが会いたがっていたのではないかと不安になり、気持ちが冷めるきっかけになってしまいます。 また、仕事ではなくプライベートを優先しすぎる彼氏も、会えないと彼女に愛想を尽かされやすい傾向です。「仕事と私どっちが大事なの？」「私よりも趣味のほうが楽しいの？」と考え始めると、彼女の限界はどんどん早まっていきます。

辛抱強い彼女であれば、たまに連絡さえ取れていれば特に彼氏を責めず、交際を続けることもあります。しかしこの場合も、実は彼女の気持ちがすでに冷めてしまっているかもしれないので要注意！ 彼女が彼氏に会えない期間を一人で過ごしていて、それが充実したものであれば、「わざわざ彼氏と過ごさなくてもいいかも……」などと考え始めてしまうのです。これは会えなさ過ぎて一人の時間に慣れた証拠。彼女が慣れを自覚したとたん、恋愛感情がサーッと引いていきます。 我慢しながら彼氏と合える日を待つより、自分で好きなことをして過ごす休日を選ぶようになると、彼女の心はもう戻ってきません。

社会人カップルだと、お互いに仕事やどうしても断れない付き合いがあるので、なかなか自由にデートの予定を立てられないケースが多いです。しかしそれでも、お互いの気持ちを尊重し合って仲良しカップルを継続している人たちがいるのも事実。 どのくらい会えないと冷めるかを意識しつつ、きちんとコツを押さえれば会えない期間があっても冷めにくいので、ぜひ参考にしてみてください。

もともとお互いの時間を確保するようにしている

「付き合う＝いつも一緒にいる」という考えや「休日＝デートする日」という考えが固定されていると、会えない期間のせいで気持ちが冷めるきっかけになりやすいので注意が必要です。仲が良くて長続きしているカップルは、お互いが別々に行動するのもよしとしているので、会えない期間ができてしまっても焦りや不安がありません。 「会えない間は自分のことをやろう」と割り切れるので、極度の寂しさを感じることがないのです。一種の付き合うルールといえますね。干渉しすぎないようにすると、相手のことを疑いすぎずに済むので気持ちが楽になります。

状況は常に伝えるようにしている

会えるタイミングがなかなかなくても、長続きカップルは連絡を怠りません。忙しくて会えないのであれば毎日何回もLINEやDMのやりとりはできませんが、それでも1日の終わりに何があったかなどはしっかり共有するのが特徴です。 もし連絡すらできないほど大変な状況になれば、「○日くらい連絡も返せない」ときちんと教えてくれますし、理由や謝罪の言葉も伝えます。そうやって彼氏・彼女の心の状態を常に気にかけているので、すれ違いで喧嘩になったり、「理解してくれないの？」と悲しませてしまったりせずに済みます。

自己管理も自分磨きも怠らないようにしている

周りの状況次第で会えない期間ができてしまうのは仕方がありませんが、デートの予定を自己管理しなかったせいで潰してしまうのは気持ちが冷める原因になります。 自己管理は、体調だけでなく仕事のし過ぎや二日酔いなど、いろいろなことが含まれていて、そのせいで会えない期間が延びてしまうと恋人にストレスをかけてしまうのです。会えない期間は諦めるとしても、会えるタイミングを絶対につぶさないよう努力するというのが、長続きのコツといえますね。 また、会えない間も彼氏・彼女のことを考え、だらだらせずに自分磨きを続けるのも大切。次に会ったときのことを考えて行動するよう心がけると、自然と気持ちを共有しやすくなるでしょう。

会えない分デートのときはお互いに思いきり楽しむ

いろいろな工夫をしたおかげで、会えないときに気持ちが冷めることがないとしても、会ったときに彼氏・彼女に嫌な思いをさせてしまうと元も子もありません。やっと会えたときは、愚痴や自分の話ばかりしようとせず、二人で過ごせる時間そのものを目いっぱい楽しむのが長続きの秘訣。 「会えなくて寂しかった」と思っていても「今日のデート楽しみだった」とポジティブな言い方に変えるなど、なるべく暗い雰囲気を出さないよう意識しているカップルが多い傾向にあります。

将来のことを見据えて付き合う

目先の楽しさだけを考えながら付き合っていると、会えないのがつまらなく感じて、もっとワクワクする恋愛がしたいと不満を持ち始めてしまいます。長続きするカップルは、目の前のこともきちんと楽しみますが、それ以上に大切にしているのはもっと先のことです。 二人がこのまま付き合い続けて、どんな将来を一緒に迎えたいのかを考えているので、ちょっとくらい会えない期間があってもつらさを感じにくい傾向にあります。こうしたカップルは遠距離恋愛になっても別れにくいので、会えない期間が年単位になっても気持ちがつながったままでいられる可能性が高いでしょう。

会いたい気持ちが強くても、どうしても外せない用事や仕事、お互いの休日のずれなどのせいで会えない日があるのは仕方がないことです。しかしもし会えない理由が自分にある場合、「もしかしたら彼氏・彼女に嫌われてしまうかもしれない」と不安になる人もいるでしょう。 ここでは、会えない期間中に恋人の気持ちをとどめておく対処法を紹介します。

「会いたい」と素直な言葉を伝える

第一に、「会えないけれどとても会いたい」という気持ちは素直に伝えるべきです。きちんと本音で話せる時間を捻出しましょう。忙しくても1日1回は連絡をして、仕事終わりや寝る前などに時間を作り5分でもいいので電話で話すようにしてください。 「余裕ができたら連絡しよう」程度の感覚で過ごしていると、思ったよりも空き時間が作れず、そのままうっかり恋人を放置してしまう結果に……。「会いたい」と伝えるための大切な時間は、偶然手に入るものではなく作り出すものだということを忘れないでください。

スケジュールが空きそうならすぐに連絡する

会えない間、あなたが寂しいと思っている以上に恋人は寂しさを抱えています。そのため、数時間程度の時間の空きであっても、予定に余裕ができることがわかったら連絡して教えてあげてください。本格的なデートはできなくても、タイミングが合えばお茶をしたり軽く食事をしたりすることはできるでしょう。 もし予定が合わなかったり、時間が短すぎて会えなかったりといった結果になっても、恋人からすれば「少しの時間でも会おうとしてくれた」ということ自体が嬉しいのです。決して一人で寂しい思いをさせないよう、行動で愛情を示し続けるのがポイント。継続していれば、相手の気持ちは冷めにくいでしょう。

次のデートプランや楽しそうな話題をストックしておく

やっと会える日が来たとき、何のデートプランもなく相手まかせにしたり、話題が投げやりだったりすると、「やっぱりあまり会えない相手とは付き合えないな」と思われてしまいます。会えない日々をただダラダラ過ごすのではなく、スマホでニュースやSNSをチェックして、恋人が好きそうなものやお店、話題を調べておくのがおすすめの方法です。 実際に会ったとき、多少話題がずれていたり、デートが想像したほどうまくいかなかったりしても大丈夫。いろいろと調べてデートを楽しもうとしていたあなたの気持ちが伝われば、恋人の気持ちは会えない期間な何度かあっても冷めないはずです。

恋人となかなか会えないとき、原因があなたであれ相手であれ、工夫をして頑張っていても気持ちが冷めることはあります。彼氏・彼女を傷つけたくてやっていることではないので、会えないことも、心変わりしてしまうことも仕方のないことといえるでしょう。 最後に、もし気持ちが限界を迎えた場合、なるべく優しい別れ方をするポイントを紹介します。

相手を責めないよう気をつけながら理由を話す

「別れたい」という気持ちは、あれこれごまかしながら話すのではなく、ストレートに話すのが一番恋人に対して誠意を伝えられます。そのとき別れたいと思った理由も素直に教えてあげましょう。ただ、そのとき気をつけたいのは相手を責める言い方をしないということです。 「会えないから別れる」という理由を伝える場合も、「あなたのせいで辛い思いをした」という言い方をしてはいけません。恨み言で別れを切り出さないようにしましょう。

考える時間を与えて待ってあげる

別れるときだけでなく、別れたあとも相手が傷つかないようにしたいなら、しっかりと「別れ」について心の整理をする時間を与えてあげましょう。別れる意思を告げても、その場で混乱してしまい、本音が言えない恋人もなかにはいます。そんな恋人を置いて去ってしまうのは、あまりにも冷たい対応です。 結果としてあなたの別れる意思は変わらないとしても、やはり「別れる気持ちが変わらない」ということを相手に受け入れてもらうには時間が必要。また、理解してくれるのに時間がかかりそうなら、「きっと理解してくれると信じている」と一言添えることで、よりスムーズに別れられます。

情けをかけてずるずると関係を続けない

会えない期間のせいで別れるわけですから、お互いに憎み合って別れるわけではありません。あなたの気持ちが冷めてしまって別れることになっても、恋人はまだ別れたいと思っていないケースが多いでしょう。ましてや悪気がなくやっていたことであれば、「これからは仲良くできるかもしれない」と期待していたかもしれないのです。 しかし「別れたくない」と言われたときに、情に流されてしまって友達以上恋人未満のような関係を続けるのはNG！あなたの恋愛感情が冷めてしまった以上、きっぱりと関係を終わらせないと結果的に相手も心が傷つくのです。 「付き合えてよかった」とお礼を言い、文句や未練なく引くのが品のある別れ方といえます。

付き合っていると、どうしても会えない期間が生まれてしまうことがあります。どのくらい会えないと冷めるのかいうと、男性で1ヶ月、女性で2週間ほどが目安です。 会えなくても気持ちが冷めることのないよう、いろいろな工夫をすることはもちろんできます。長続きしているカップルもいるので、コツを押さえればお互いの気持ちを尊重しながら結婚までたどりつけることも！ ただ我慢し続けてつらい思いをするくらいなら、気持ちの冷めるレベルに合わせて別れを考えるのも賢い判断です。冷静さを失わず、なにが気持ちを冷めさせる原因だったのか整理した上で別れ話をするようにしましょう。 ただ、社会人カップルは忙しいなかで付き合うため、ちょっとしたすれ違いはつきもの。会えないけれど気持ちがお互いに冷めないのであれば、ときにはシンプルに「辛抱強く待つ」という方法も賢明といえます。