距離を置くと言った側が寂しくなる心理│距離を置くメリット・効果的な期間・連絡の再開法を徹底解説

男女問わず、自分から「距離を置きたい」と言ったのに、寂しくて連絡したくて仕方がなくなってしまう人は多いです。 「恋人とのマンネリ化が長い」 「自分の気持ちが冷めてしまった」 「恋人に大事にしてもらえていない気がする」 そんな思いで距離を置くことを決意したのに、離れたら途端に寂しくなってしまったり、後悔の気持ちが生まれてきてしまうのは、恋人への思いに気がつくから。距離を置くことで連絡を取らなくなったり、デートすることがなくなったり…一緒に過ごす時間が減ることで、相手が大切な存在だということが身に染みるからなのです。 ただ、恋人への気持ちに気がついたからといって、気持ちのままに連絡してもいいのか、それとも我慢した方がいいのか迷ってしまう人も多いでしょう。距離を置くのには、効果的な期間があります。最終的に順調な交際をしていきたいと思うなら、距離を置いて恋人の気持ちと自分の気持ちを取り戻しましょう。 この記事では、距離を置くと言ったのに寂しくなってしまった…そんな人のために、自分から距離を置くと言ったのに寂しくなる理由を徹底解説。 また、 ・距離を置くメリット＆デメリット ・距離を置くと言ったのに寂しい時の対処法 ・距離を置く期間の目安 ・自分から距離を置いた後の連絡の仕方 についても紹介していきます。 恋人と距離を置いて悩んでいる方が、順調な交際を再開するのに役立つ内容となっています。 ぜひ参考にしてください。

・存在の大きさに気づくから

距離を置くと言ったのに寂しくなるのは、相手の存在の大きさに気がつくから。 交際が長くなると、恋人がいることが当たり前になってしまうことってありますよね。いてくれるのが当たり前で、大事に思う気持ちが薄れていってしまうからです。 距離を置くことで、相手のおかげで自分がどんなに助けられていたのか、どれだけ安心しているのかに気づくのです。 特に、距離を置いている間に体調不良になったり、仕事のミスや人間関係などで落ち込んでいるとき、恋人がいつもそばにいてくれたことを思い出して、ありがたみを痛感するという人は多いです。 存在の大きさに改めて気づいて、寂しい気持ちがこみあげてくる心理です。

・連絡やデートが無くなるから

距離を置いて寂しくなるのは、連絡やデートがなくなるから。 距離を置いている間は、基本的にラインや電話を取り合ったり、二人で会うことってないですよね。恋人としてのやり取りがなくなることで、ぽっかり心に穴が開いたように感じてしまうのです。 毎朝来ていた「おはよう」のラインが来なかったり、毎週末決まって一緒に出かけていた予定が無くなったり…恋人中心で生活をしていた人こそ、喪失感は大きいはず。自分の生活から恋人がいなくなると、時間を持て余して寂しくなってしまう人は多いのです。

・自分の悪い部分に気づくから

寂しい気持ちが生まれてくるのは、自分の悪い部分に気がつくから。 喧嘩や揉め事が原因で距離を置こうとする人も少なくありません。距離を置いた当初は相手に対して許せない気持ちや怒りの感情があったとしても、時間がたつと「自分も悪かったかも…」「ちょっと言いすぎちゃったかな」と反省の気持ちが沸いてくるもの。 気持ちが落ち着いたことで、恋人への気持ちを徐々に取り戻したり、謝って交際を続けたいという感情が出てくることも。 時間がたって自分の悪い部分に気がつくことで、「会いたい」「謝りたい」「やっぱり好き」という気持ちが溢れて寂しさを感じることもあるのです。

・相手の気持ちが離れないか不安になるから

距離を置いたら、相手の気持ちが離れていかないか心配になってしまう人も多いです。 「もう無理。距離置きたい」のように、相手の意見を聞かずに突っぱねて距離を置いてしまう、ある日突然勢いで距離を置いてしまう、説明もせずに連絡を絶ってしまう…という人も少なくありません。この場合、時間が経つにつれ「なんであんなこと言っちゃったんだろう…」と後悔の気持ちが生まれるとともに、「あんなこと言っちゃったし嫌われたかも…」と恋人の気持ちを考えて不安になってしまうのです。 自分の感情のコントロールができずに距離を置いてしまい、後悔して寂しくなってしまう人は案外多いです。

・別れを連想してしまうから

距離を置いて恋人との交際を良い方向に持っていきたかったのに…別れを想像して辛くなってしまう人もいます。 距離を置いている間は頻繁に恋人と連絡を取り合ったりしないですよね。相手が何を考えているのか、今どんなメンタルなのか全く分からないという状況も珍しくありません。「もしかして別れるつもりかな…」「他の子と会ってたりして…」と色々想像して不安になってしまうのです。 しっかり相手に距離を置く理由や期間を説明していない場合に陥りやすいケースで、恋人との自然消滅を連想して辛くなってしまうのです。

・相手への気持ちに気づく

距離を置くことで、相手がいかに大事な存在か気がつくことができます。 近くにいると相手の存在が当たり前に思えてきてしまうことってありますよね。相手に対して感謝の気持ちを持たなくなったり、相手のことが本当に好きかどうか分からなくなってしまう人もいるでしょう。 距離を置いて恋人が自分の生活から一旦いなくなることで、相手がいかに大きな存在だったのかに気づき、自分の本音に気がつくことができるのです。 特に普段から一緒にいる時間が長いと、家族や友達のような関係になって、異性として好きなのか分からなくなってしまう人も多いです。距離を置くことで自分の気持ちを見つめ直すきっかけになるのです。

・自分の非を認められる

距離を置くことで、自分の非を認められる人も多いです。 喧嘩中は意地を張ってしまうもの。自分に悪い部分があってもなかなか認められず、相手の悪い部分ばかりを指摘してしまいます。引くに引けなくなって、謝罪のタイミングを逃してしまうこともありますよね。 そんなときに距離を置くことで、「言い過ぎた」「自分にも悪いところがあった」と反省して、改善しようと努力することができるのです。 距離を置くことでお互いに成長することができれば、交際は長続きすることでしょう。

・冷静になれる

交際が長くなると、喧嘩や揉め事が増えたり、お互いの悪い部分にばかり目がいってしまう人も多いでしょう。 近い距離にいればいるほど、二人の関係を客観視できなくなって、相手がどれだけ大事かをつい忘れてしまいます。その結果、言い争いがヒートアップして、勢いのまま別れてしまうというカップルは非常に多いです。 距離を置くことで、「喧嘩なんてしたくない…本当は仲良くしたい」「いい部分もたくさんあるんだな」「甘えていたのかも…」と冷静に相手や自分の気持ちを分析することができます。自分の素直な気持ちに気づくことで、別れを回避できるのです。

・関係を再スタートできる

交際が長くなると、マンネリ化してしまうカップルも多いでしょう。 スキンシップが減ったり、恋人を異性として見られなくなったり、会う時間や連絡の回数が減ったり…おざなりな扱いになっていってしまうこともあります。 そのまま交際を続けても、どちらかに不満がつのったり、付き合っている意味が感じられなくなって、いつかは別れを迎えてしまいます。一旦離れることで、関係の再スタートをはかることができるのです。

・別れる可能性がある

距離を置くことで別れに繋がる可能性もあります。 連絡がないことや会わないことに慣れていくと、相手がいなくても平気になっていくことも。また、恋人との生活は、色々な制限があることも多いですよね。「異性とは遊びに行かない」「一日一回は連絡する」「不安にさせないように努力する」など…恋愛には暗黙の了解のようなルールが存在します。 一人になることで、自由を感じたり、「一人の方が楽かも」「自分時間が思ったより楽しい」と思って、そのまま別れてしまうことも少なくないのです。 ちょっとだけ距離を置いて関係を改善しようと思っていたのに、そのまま別れることになってしまうケースも多いのです。

・彼が振られたと勘違いする可能性がある

「距離を置こう」と伝えて関係を改善するつもりが、相手に勘違いをされてしまうことも。 距離を置く＝別れの前兆と捉える人も少なくありません。関係を仕切り直すための方法だったとしても、恋人がそう思うとは限りません。「もう脈なしじゃん」「察しろってこと？」と捉えて、別れたと勘違いしてしまうこともあるのです。 距離を置く理由や期間をしっかり説明しないままに距離を置いてしまうと、相手は混乱してしまいます。恋人との関係改善のための手段なら、ちゃんと説明をして、恋人を不安にさせないように心がけましょう。

・寂しくて他の人を求めてしまう

距離を置いている間に、恋人が他の人を求めてしまう可能性もあります。 恋人のことがいくら好きでも、寂しさに耐えられなくなってしまう人もいるのが事実。寂しさを埋めるために浮気をしたり、新しい出会いを探そうとする人もいます。 恋人が極度の寂しがり屋だったり、メンヘラ気質があったり、浮気癖があるようなら、距離を置くのは逆効果。あなたの望む形にはならない可能性が高いです。恋人の性格や今までの恋愛遍歴によっては、距離を置かずに関係回復に努めた方がいいこともあるのです。

・新しい出会いの可能性がある

距離を置いている間に、恋人に新しい出会いがある可能性も。 距離を置いている最中、恋人の行動を把握するのは難しいですよね。恋人が飲み会や同窓会、結婚式などで新しい出会いを見つけている可能性もあるのです。いつもなら恋人がいるからと断っていた異性のいる飲み会や合コンも、「もう別れそうだし…」「今回は行ってみようかな…」と参加を決めてしまうことも。 距離を置くことで、恋人が他の異性を恋愛対象として見てしまうことも大いにあり得るのです。

・距離を置く理由と期間を説明する

距離を置く理由や期間を曖昧にすると、相手は別れを突き付けられたと勘違いしてしまう恐れがあります。前向きな行動だと分かってもらうためにも、しっかりと説明することが大事なのです。 たとえば、 「今余裕がなくて…喧嘩ばかりになっちゃってるから1週間くらい距離置きたい」 「好きすぎてこのままだと重たいって思われそうで不安で…2週間くらい距離置いて自分と向き合ってもいい？」 「最近すれ違い多いよね…好きだしこれからも付き合っていきたいから、2週間くらい距離置いてみない？」 など。 相手がなぜ距離を置くのかわからず不安になったり、投げやりになってあなたとの関係を絶とうとしないように説明するのがコツ。ラインのメッセージよりも、直接面と向かって、もしくは電話で伝えると、より気持ちが伝わりやすいですよ。

・自分の悪い部分を直す

距離を置いている間、自分の悪い部分を直す努力をしましょう。 恋人への依存や束縛、甘えやおごりなど…交際をする上で恋人が不満に思っているであろう部分を考えてみるのです。二人のラインのやり取りや今までの喧嘩を思い出してみるといいです。距離を置いても、悪い部分が直っていなければ逆効果。結局別れることになってしまいます。 とことん自分の欠点と向き合って、距離を置く期間が終わったときに「変わったね」と言ってもらえるように、自分を変えましょう。

・自分の気持ちを見つめ直す

恋人への気持ちが冷めてきてしまったのが理由で距離を置くのなら、自分の気持ちを見つめ直しましょう。 ばっさり別れを決断するのではなく、一旦距離を置くと決めたのは、きっとまだ恋人との別れに迷いがあるから。気持ちがはっきりしていないからでしょう。 後悔しないためにも、恋人のことをどう思っているのか、なぜ冷めてしまったのか、まだ話し合う余地はあるのか、よく考えてみましょう。 自分の中で悩んでいるだけでは解決しないことも多いです。「別れよう」と告げる前に、一度恋人と話し合うことをおすすめします。

・旅行に行く

自分から距離を置いたのに寂しい…そんなときは旅行に行くのがおすすめです。 日常に恋人がいなくなると喪失感を感じたり寂しくなってしまうもの。恋人との思い出がたくさんある自宅にいるだけで、思い出がよみがえって色々考え込んでしまう人も多いでしょう。 そんなときは非日常である旅行にいってリフレッシュするといいです。いつもとは違う景色を見たり、いつもとは違う食事をしたり、人と触れ合うことで、自分の気持ちに変化がうまれたり、自分でも気がつかなかった本心に気がつくこともあります。 寂しくてたまらない…と籠っているとネガティブな思考に陥りがち。そんななかで恋人との未来を考えてもいい結果は出てきません。ゆったりできたり、気持ちが前向きになれる場所で気分を変えてみるのもいい方法ですよ。

・二人の思い出を振り返る

考えないようにしようと思えば思うほど、逆に恋人のことが頭から離れなくなってつらくなってしまうこともあります。そんなときは、二人の思い出にどっぷりつかるのも一つの方法。 二人の思い出の写真やラインを振り返れば、交際当時の気持ちを思い出すことができます。出会ったときのことや告白されたときのこと、二人の今までの軌跡をたどって思い出にひたってみましょう。 忘れてた感情や恋人への感謝の気持ちに気づくことができるかもしれませんよ。

・友達や家族と過ごす

寂しくなってしまったら、友達や家族と過ごすのもいいでしょう。 ひとりでいると、悪い方悪い方に考えて、ネガティブな思考から抜け出せなくなってしまいます。寂しさがつのって突発的に連絡をしたり、感情をぶつけるようなラインをしたり…距離を置いてからすぐに連絡してしまっては、距離を置いた意味がありません。むしろ「意志が弱い」「言ったことを簡単変えるんだな」と悪い印象を持たれてしまいます。 寂しくてたまらなくなってしまったら、ひとりの時間を作らず、だれかと過ごしましょう。気持ちもまぎれるし、相談にも乗ってもらえるはず。自分以外の人の意見を聞くことで、恋人との今後の交際に役立つヒントをもらえるかもしれませんよ！

①1～2週間

突発的な喧嘩の場合、1～2週間距離を置くといいでしょう。 1～2週間たてば、お互いの気持ちを静めて冷静な話し合いをすることができるようになります。喧嘩別れしたくない…でもお互いにヒートアップして手がつけられない…そんなときは、短期間でもいいので距離を置きましょう。 距離を置いている間は、自分にも悪いところがなかったら考えるのが大事。時間が許す限り改善できるように努めることで、今後の交際がよりよいものになりますよ！

②1ヶ月程度

恋人への気持ちが分からなくなってしまった、冷めてきてしまったときは、1ヶ月程度距離を置くといいでしょう。 気持ちには波があることも多いです。自分がどうしたいのかをはっきりさせるには、ある程度時間がかかるのです。1ヶ月、あらゆる状況で恋人のことをどう思うか考えてみましょう。元気で前向きな時、落ち込んだり体調が悪くなった時、ひとりでも本当に平気なのか試してみるのです。 また、恋人のことが好きすぎて依存してしまう自分をなんとかしたい場合、期間は2週間～1ヶ月程度が目安。しっかり相手に理由を伝えてから距離を置いてくださいね。

③2ヶ月程度

交際が長くなってきて、マンネリ化に悩んでいるのなら、2ヶ月程度距離を置いてみましょう。 マンネリ化してしまうのは、お互いの存在を当たり前に思っているから。そんな二人が、お互いのことを大切な存在だと気づくのには時間が必要なのです。 また、忙しくて余裕がないときや、許せないことがあって距離を置きたい場合も2ヶ月程度が目安。それ以上長く距離を置いてしまうと、相手の気持ちが離れたり、自然消滅してしまう確率がぐんと上がります。 やり直したいという気持ちがあるのなら、2ヶ月たったら必ず一度連絡を入れましょう。

距離を置いた後、どうやって連絡したらいいか迷ってしまいますよね。 数か月単位で距離を置いていると、少し気まずい気がしたり、返事が来なかったらどうしよう…と不安になって連絡が億劫になってしまう人も多いでしょう。 しかし、連絡を再開しなければ、そのまま自然消滅してしまう可能性は高まります。距離を置く期間を守って、必ず連絡をしてくださいね。

・謝罪や感謝の気持ちを伝える

謝罪の気持ちや普段の感謝の気持ちを伝えるのがおすすめ。 「急に距離置くなんて言ってごめんね。時間をくれてありがとう」 「わがままを聞いてくれてありがとう。待たせてごめんね」 など。距離を置く時間をくれたことに感謝を伝えましょう。 あなたの方から、素直に謝罪や感謝を伝えることで、相手も素直になることができます。 お互いに「ごめんね」や「ありがとう」を伝えることができれば、今後の交際を話し合うにあたっても前向きな話し合いをすることができます。 どんなシチュエーションにも効果的な方法です。連絡を再開するのに迷ってしまった時は、ぜひ試してみてください。

・戻りたい気持ちを伝える

交際をこれからも続けたいことを伝えましょう。 「これからも一緒にいたい」 「離れてみて大切さに気付いたよ」 「また一緒にいたい、戻りたいよ」 「〇〇が好き」 など。戻りたい気持ちはできるだけ分かりやすくストレートに伝えましょう。 距離を置きたいと言われた方は、距離を置いている間不安を感じたり、あなたの気持ちを疑っている可能性もあります。その不安感を引きずると、交際にひずみが生まれることも…。ネガティブなイメージを払拭してあげるためにも、好きな気持ちや交際をこれからも続けたいと思っていることをはっきりと伝えることが大事なのです。

・会って話をする

直接会って話をするのもいいでしょう。 ラインでのやり取りは相手の顔が見えないですよね。どんな表情をしているのか、どんな反応をしているのか不安になってしまう…そんなときは、直接会う機会を作るのがおすすめ。 「直接会って話したいんだけど、時間あるかな？」 「これからについて二人で話したいな」 など、二人で話したい旨を連絡しましょう。 深刻そうな雰囲気を出すと、相手を身構えさせてしまいます。これから前向きに交際を続けていくつもりなら、絵文字をつけたり、これからも交際を続けていきたいことを前もって伝えておきましょう。

いかがでしたか？ 距離を置くことで、自分の気持ちを整理したり、二人の関係を見直すことができます。当たり前の存在になっていた恋人の大切さを実感したり、自分が相手をどれだけ好きかに気づいたりすることができるからです。 しかし中には、気持ちが離れたり、新しい出会いを見つけて自然消滅したり別れてしまうことも少なくありません。今後の交際を続けるために距離を置きたいと思うのなら、事前に距離を置きたい理由を伝え、期間をはっきりさせることが大事なのです。 いくら前向きな判断とはいっても、大好きな恋人と距離を置くのは切ないもの。つらくなったり寂しくなってしまうこともあるでしょう。そんなときは、旅行に行ったり、自分磨きをしたり、友人や家族と過ごしたり、気分転換をして過ごしましょう。 この記事が恋人と距離を置いてつらい、連絡してもいいものか迷っているという方の役に立ったら嬉しいです。ぜひ参考にしてくださいね。