過去に振った相手を好きになる確率は？男性心理とあとから進展するコツ

一度振られてしまうとそのあと進展することはなさそう……と思ってしまいがちですが、実は男性が振った相手を好きになる確率は非常に高い傾向にあります。その確率はなんと90％！ 10人中9人が、振ったあと後悔して「今からでも付き合えるかな……」と試行錯誤を始めるのです。振ったあとに相手の女性を好きになる男性のなかには、都合のいい下心で狙っている人もいるでしょう。 しかし多くは、本気で「あの時付き合っていれば」と考えておるタイプです。男性は意外と女性よりも物事を割り切るのが苦手な一面を持っていて、告白された時にすぐ決められるわけではありません。 理由はさまざまですが、男性心理としては、振ってから女性への恋愛感情を強く持ち始めるケースが多めです。

男性が振った相手を好きになる確率が高いのには、いくつかの理由があります。あとから好きになる、もしくはすでに実は気になっている状態なのであれば、その場ですぐにOKを出せばいいと思いますよね？ しかし男性心理は意外と複雑で、なおかつ若干子どもっぽい考えを持っています。ここで、男性が振った相手を好きになる理由を見ていきましょう。

告白自体に驚いてつい断ってしまった

ふだん女性とのコミュニケーションをする機会が少ない男性や、告白され慣れていない男性であれば、告白されたことへの驚きが強くてうっかり断ってしまうことがあります。 相手の女性のことが気になっていたとしたらなおさらで、気になる女性から告白されたため驚きが嬉しさを勝っている状態といえます。断りの言葉とともに、逃げるようにその場を去ってしまう男性はまさにこのパターンの典型ですね。 しかしその後一人になって冷静に考えると、どうしてあのとき逃げてしまったのだろうと自己嫌悪に陥ります。軽い気持ちで女性と付き合わないタイプの男性だからこその理由といえるでしょう。

女性として相手のことを意識していなかった

友人として仲が良い女性から告白されると、男性はこれまで異性として見ていなかったという理由で告白をとっさに断ってしまうことがあります。女性らしさ・恋愛対象と言う目で見ていなかったので、どんな扱い方をすればいいかわからなくて混乱していている状態だったはず。 もちろん、相手のことを人間として好きだからこそ仲良くしているので、進展の可能性はゼロではありません。それゆえに、告白時に見せたはじらいの表情や女性らしい控えめな姿を見て、あとから告白を受けるべきだったと考えるようになるのです。 この場合、男性自身が「相手の女性としての一面に気づけなかった」という理由で反省するので、次は男性側から好きだと言葉をかける可能性が高いといえます。

好意を向けられたから好きになる心理がはたらく

はじめは特に振った相手のことを好きではなかったけれど、「好意を持たれている」と知ってから相手の女性を意識し始めて好きになる男性心理もあります。 男性のなかには、振られるかもしれないと感じる恋愛をしたくないと思う人も多く、ややプライドが高くて女性よりも優位に立ちたい気持ちがあるようです。そのため、女性からの恋愛感情が自分に向けられていることをしっかり確認してから、自分自身も恋愛モードに入る男性は少なくありません。 また、男性に限らず好意的な感情を向けられると、自分の相手に対して好意的になりやすい傾向があります。一度振ったとはいえ、好意がまだ続いているのならそれに便乗したいと考える男性は多いですね。

接し方が変わることへの不安が大きいから

もともと友達以上恋人未満レベルで仲の良い男女にありがちなのが、告白と交際を経験することで関係性が大きく変わるのが怖くて振ってしまうパターンです。男性は特に慎重派な性格の人がこのパターンに陥ってしまいやすく、変化に対してワクワク感よりもストレスを強く感じる性格が原因でしょう。 ただ大切な存在に変わりはないので、変化を恐れた結果、振ってしまって逆に関係性が悪くなったと感じると「やっぱり好きだ」と思い直す確率が高いのです。関係が破綻することの方が怖いと思った時、そこに恋愛関係になろうという意思が生まれます。

思い出しているうちに告白が美化されて好きになっていく

思い出というものは、少しずつ時間が経つにつれて薄れていきますが、その分詳細なこともわからなくなるので美化されていく傾向です。思い出せない部分、混乱して頭に入らなかった部分などを、きれいな思い出・背景などで補おうとする脳のはたらきが理由ですね。 告白された時は特に心が動かず振ったものの、あとから告白の時の相手、そして様子を思い出し続けると、徐々にその告白や恋愛感情がとても尊いものに感じ始めます。これが美化です。 一度美化された思い出は、今度はなかなか消えてくれません。そこで男性はどうしても相手のことがほしくなってしまい、振ったのに好きになるのです。

告白を振った相手を好きなる男性が9割ほどとかなり多いなか、ケースによっては振った相手のことをそのまま恋愛対象外として扱う男性もいます。男性が振ったまま恋愛感情を持たなかった理由を、続いてこちらで紹介していきますので要チェックです。

【50％】友達としてものすごく仲良しな状態

告白をあとから思い出して相手の女性らしさに惹かれる男性がいる一方で、友達としてしか見ていないから振ったあともずっと恋愛対象として見ない男性もいます。 振った結果、友達関係が崩れそうになるなど、男性が望んでいないルートをたどりそうになった場合は、気持ちが引っ張られて恋愛へ進展することもあるのですが、友達関係が維持できるなら話は別です。 振ったけれど相手の女性もサバサバした性格で、まるで同性の友達のようにあれこれ相談し合える信頼関係が続くのであれば、男性はあえて女性を好きになって恋人へ……とは考えないでしょう。この場合の確率は五割といったところですね。

【30％】それほど好みではない場合

30％ほどしか挽回のチャンスがないケースとして挙げられるのは、そもそも相手の女性に対する好感度がさほど高くない場合です。そのうえ、振ったあともお互いが誰とも付き合わずフリーであれば、わざわざ過去に振った相手に戻る必要はないと男性は考えます。 新しい出会いはもっと他にあるはずなので、最初から好みだと思える相手を選びたいと考えるのです。友達として毎日遊ぶほど信頼関係もできておらず、思わずキュンとするほどの恋愛対象としても見られないのであれば、進展する意味はありません。 中途半端に振った相手にすり寄っても、相手が傷ついてしまうというのも男性はわかっているため、利用しようとはしないでしょう。

【10％以下】告白してきた女性のことがそもそも嫌い

振った相手を好きになる確率が10％、もしかしたら1％以下かもしれないケースもあります。それは、男性が相手の女性のことをそもそも嫌ってしまっているパターンです。 この場合は、完全に脈なしなので男性からのアクションを待っていても残念ながら進展は望めないでしょう。再告白しても、かなり難しいパターンです。 「特に恋愛対象として見ていない」ではなく「人として嫌い」という相性の悪さまで到達してしまっていると、告白されることそのものが男性にとってはストレス……。振ったあとはできるだけ距離を取ろうとしますし、何らかの形で連絡を女性が取ってみても無視されてしまうのが明らかです。

振られても、ずっと好きな男性相手であればなかなかすぐに諦められないのは当然です。しかし一度きっぱり振られてしまったら、いくら好きになってもらえる確率が高いとはいえいくつかの努力や工夫は必要ですよ。 ここでは、失恋後に悲しむだけではなく恋愛へ進展する確率アップのためにやるべきことを紹介します。

振られても自分を卑下しないで堂々とする

「振られた＝自分には女性としての魅力がない」という思い込みはNGです！ネガティブな感情を持ち続けて被害妄想をふくらませてしまうと、本来持っているはずの魅力がどんどん薄れていってしまいますよ。 振られたことは事実ですが、男性にも理由はいろいろとあります。決してあなたの存在が魅力的ではなかったというわけではないので、自分を卑下しすぎず前向きな気持ちを持つことが大切です。 特にもう一度チャンスを狙うのであれば、明るく幸せそうなオーラをまとっていないと、男性が寄り付いてくれません。振られても堂々と、自分の生活をマイペースに歩む心の強さが必要です。

振られたあとはしばらく連絡しない

勇気を振り絞った告白が失敗してしまったら、直後は無理に明るくして男性に関わろうとする必要はありませんよ。まずは振られた後、一旦距離を置きましょう。 無理して男性のことを避ける必要はありませんが、わざわざ話題を振りに行ったり、興味を引く行動を取ったりしなくても大丈夫。心が傷ついている状態なので、焦ってリカバリーしようとせず、まずは気持ちを落ち着けましょう。そのための時間・距離です。 しばらく連絡しないことで、あなた自身の気持ちは恋愛モードから普段の生活モードへと切り替わり、頭がスッキリするはず。男性への再アプローチをどうするか考えるのは、そのあとでも十分間に合います。

短期間に連続で再告白しない

振られてしまった女性のなかには、いてもたってもいられず男性に再告白をしようと考える女性もいるでしょう。しかしそれはNG！男性もまだ振った相手を好きになっていない短期間で、再告白を何度もされても意味がないどころか逆効果です。 「落ち着きのない女性」「空気が読めない女性」と思われるかもしれないため、注意が必要といえます。心が傷ついていなくても、男性側の気持ちのゆとりを考えてあげなければいけませんよ。 まずはこの場合も一旦時間をあけて告白するのが得策でしょう。その際も、「なんでダメなの」と理由を深掘りしようとしたり、答えを聞くまで再告白し続けたりしないようにしましょうね。

交友関係をオープンにして他の男性とも遊ぶ

「女性の方ばかり男性を追いかけるのは不公平だ！」と感じる女性は、振られたあと友達と楽しく遊ぶほうへ意識をチェンジするのがおすすめです。その際、どういった友達と遊んでいるかはオープンにしてOK！SNSに楽し気な様子を投稿するのもいいですし、その中に男性が混じっていても構いません。 こうすることで相手の男性は、振った相手がそのあとも楽しそうにしていることを知り、ちょっとしたヤキモチを焼き始めます。そうなると次は男性が振った女性に対して独占欲を持ちはじめ、恋愛感情へと発展していくのです。まずはその種まきと考えおくといいでしょう。

自分磨きとイメージチェンジをする

振られた理由をはっきりとその場で言わない男性が多いので、どうやって過ごしたら振り向かせられるのかがわからない女性は多いはずです。しかし、どのような理由であっても怠らないで努力してほしいのは“自分磨き”。 自分磨きは外見だけでなく、内面を磨くこともいいます。怒りっぽい女性ならスルースキルを身につけるのがいいですね。男性に対してやや臆病な女性なら、自分のことを好きになれるよう趣味や仕事で自分磨きをしましょう。 内面を磨くと、自然と外見も自信に満ちた魅力的な姿に変わりやすくなります。そこでさらにイメージチェンジのために髪型やメイクを変えるなど、少し冒険する勇気を出せばもっと素敵な女性へと変身できるでしょう。

振った相手を好きになりやすい男性相手でも、付き合うための努力や告白の仕方は大切なポイントとなります。段階を踏まずに急接近しようとしても、いい恋愛関係にはなれないので気をつけましょう。 最後に、男性を振り向かせて望み通りの恋人関係になるコツを紹介します。

まずは「信頼できる相談相手」になれるように距離を縮める

男性と女性との間柄にも、どうしても捨てられないものがあります。それは「信頼関係」です。友情でも恋愛でも、信頼できない相手とは関わりたくないと思ってしまうのが人間の感情といえます。振った男性も、相手の女性が完璧な好みではなくても、信頼できる人間的に素晴らしい女性だと感じれば恋愛関係を望み始めるでしょう。 友達から恋人へとシフトするのが難しそうな相手でも、信頼し合える状態からの恋人への進展はありえます。確率が高いので、まずは関係性という土台作りから始めてみてください。

男性が別の恋で失敗したときに慰める

あなたを振ったあと、男性は別の女性に対して好意を寄せて告白しているといったケースも考えられます。恋愛成就を願う気持ちは同じですので、男性の邪魔はできません。しかし、男性の恋が必ずうまくいくとも限らないので、もし男性が失恋して落ち込んでいるようであれば、話をそっと聞いてあげてください。 過度に心配すると男性は自尊心を傷つけられてしまい、あなたに対して心の壁を作ってしまうので適度な距離感は意識しましょう。つらさに共感して親身になって話を聞くうちに、男性はあなたの包容力とやさしさ、気遣いできる繊細な一面に気づかされますよ。

男性が忙しいときを避けて告白する

軽い世間話くらいであればいつでもできる仲まで距離を詰め直すと、次は告白のタイミング探しです。 一番避けたいタイミングは、男性が仕事やほかのプライベートなことで多忙を極めているとき。忙しすぎるときに男性は恋愛に対して前向きな気持ちを持てないので、告白が逆効果になってしまうかもしれません。 再告白のタイミングを合わせるなら、男性のほうから積極的に話題を振ってきたり、暇だから遊ぼうと誘って来たりしたときがいいでしょう。お互いに心が張り詰めていないタイミングは、告白が成功しやすい傾向です。

慎重派な女性は男性からの好意サインを待って告白を！

一度告白に失敗した女性であれば、「また振られて2回もショックを受けるのが嫌」と思い、なかなか次のステップへいけないこともあるでしょう。そういうときは無理に大きなアクションを取らなくても大丈夫。 まずは男性が振ってから好きになってくれているか、ちょっとずつ気にしてくれているかをチェックするところから始めましょう！男性の好意サインはいくつもありますが、頻繁に連絡をくれるようになったり、二人で会おうとしたりと、はっきりした好意サインが狙い目です。 男性との空気が以前よりも恋愛ムードになってきたと実感できてから、心の準備をして再告白してみてください。

一世一代の告白も、男性の気分やいろいろな理由であっけなく終わってしまうことは多々あります。しかしそのあと、振った相手を好きになる男性がいるのも事実で、しかもその数は90％近くと非常に多いのです。 男性から告白し直してくれることもありますが、基本的には女性側が再告白のタイミングを見計らって行動するのがおすすめ。男性は自尊心が高めなので、一度振った相手に告白するのをためらうかもしれないからです。 告白前は、焦らず時間を置き、男性との信頼関係を作るのに専念しましょう。あわせて自分磨きもできればなお素晴らしいですね！男性からの好意サインを待ってから告白するのも確実な方法なのでおすすめ。 一度つらい失恋を味わっても、自分のことを責めてばかりいないで、男性の気持ちを考えたり、もう一度挑戦するためにはどうすればいいか工夫をしたりと、前に進む意志がとても大切ですよ。