既婚者同士の両思いは気持ちを伝えたほうがいい？伝えるメリット・デメリットとは

「気になる人は既婚者。両思いになれたけど、気持ちを伝えるべきか迷っている」 「好きな人は既婚者で両思いになれたけど、告白して振られるのが怖い。このままの関係でいたほうがいいの？」 既婚者同士で両思いになった場合、気持ちを伝えたほうが良いのか悩んでしまう人もいるでしょう。そもそも、既婚者であるということは、お互いに家庭があり、結婚を誓った相手がいるということになります。関係を進展させるのは「W不倫」となり、バレたときのリスクが高いのも問題でしょう。 しかし、相手が既婚者とはいえ、両思いになれたことで気持ちが舞い上がり、気持ちを伝えたくなってしまう人もいるはずです。そこで今回は、既婚者同士が両思いになってしまった場合、気持ちを伝えるべきかどうかについて具体的に解説します。 記事のなかでは、気持ちを伝えた場合のメリット・デメリットや、考えるべき未来についても紹介するので、少し気持ちを落ち着けて冷静な視点で考えてみてください。

既婚者同士で両思いになると、まずは相手が自分と同じ気持ちを感じてくれていることに喜びを感じる人は多いはず。しかし、互いに既婚者であることから、「関係は進展させられない」と留まるのが普通でしょう。そもそも、既婚者という時点で両思いになってしまうことに問題があることを自覚することはとても重要です。 とはいえ、「好きになってしまったものは仕方ない」「パートナーよりも好きな人ができてしまった」という止められない気持ちが込み上げていて、「この気持ちをどうにかしたい」とソワソワしてしまう人もいるはずです。そんな人にとってまず問題となるのが、既婚者同士で両思いになったときに気持ちは伝えるべきかどうかでしょう。 ここでは、既婚者同士で両思いの気持ちは伝えるべきかどうか悩んだときに、まず考えることを紹介します。

まずは「本当に伝える必要があるのか」を考えてみる

既婚者同士で両思いになり、「気持ちは伝えたほうがいい？」と悩んだ場合は、まず本当に伝える必要があるのかを考えてみましょう。 お互いが既婚者という時点で、「一生一緒にいる」と誓った相手がいるのでしょう。そんな相手がいるのにも関わらず、両思いから関係が進展して不倫になれば、パートナーをを裏切ることにもなるはずです。また、不倫はパートナーとの間だけに問題が起きるような気がしている人も多いですが、実際は自分の両親や、パートナーの両親、ときには職場の同僚などにも迷惑をかけてしまう可能性があります。 「自分の問題だから周りには関係ない」と思う人もいるでしょうが、不倫は想像している何倍も周りに迷惑をかけるものです。そんなリスクを背負ってまでしないといけない不倫なのかどうかを一度考えてみましょう。一時的な恋心がキッカケで不倫をした場合、一生をかけて後悔する可能性もあるのです。

気持ちを伝える前に相手の状況を確認する

既婚者同士で両思いになり「相手に気持ちを伝えたい」と思った人は、一度冷静になって相手の状況を確認してみましょう。「両思いになったから気持ちを伝えたい」と思うのは恋愛をしている場合自然なことですが、それは相手にパートナーがいない場合じゃないと本来は成立しない感情といえるはず。あなたも、好きになった人も既婚者という立場であれば、普通は新しく恋愛をできる立場にはいないため、気持ちを伝えることが相手にとっては迷惑になる可能性もあります。また、気持ちを伝えてしまったことで、相手の家庭を傷つける可能性があるなど、想像以上に問題は複雑になりがちです。 今、「両思いになったから気持ちを伝えたい」と思っている人は、自分のエゴだけで行動しようとしていませんか？その行動が原因でどんな問題が起こるのか、少し冷静になって考えてみましょう。気持ちを伝える前に相手の状況を確認することは、気持ちを落ち着けるための一歩となるはずです。

既婚者同士で両思いになった場合、気持ちを伝える前に考えるべきことを紹介しました。既婚者同士の両思いが進展するのは不倫となってしまうため、関係性が深くなるほどリスクが大きくなることを頭に入れておくべきです。そして気持ちを伝える前には一度冷静になって相手の状況などを考えましょう。 そんなリスクなどを考えたうえで、「やっぱり両思いになったのであれば気持ちを伝えたい」と思う人もいるかもしれません。ここでは既婚者同士が気持ちを伝えることのメリットとデメリットを具体的に解説するので、一緒に見ていきましょう。

【メリット】

既婚者同士が両思いになり、気持ちを伝えることは、「心の整理をつける」という点においては重要でしょう。好きになってしまった気持ちを抱えていると、心が落ち着かなくなることもあれば、自分の中で昇華できずに、より好きな気持ちとなって現れてしまうこともあるはずです。もしあなたが、既婚者同士で両思いになったことに不安があるのであれば、それはリスクを捉えられている証拠でしょう。 そこで思い切って「気持ちを伝える」という選択を取ることは、自分の心と向き合うキッカケにもなるはずです。ちゃんと言葉にして伝えたことで気持ちに整理がつき、両思いだった既婚者同士はそれぞれがスッキリとした状態で本来の生活を歩めることもあるでしょう。そういったメリットを考えると、あえて気持ちを伝えることは必要なことかもしれません。 ただし、伝え方に迷いが出てしまうと、両思いという時点で関係が進展する可能性もあるので、「好きでした。それだけ伝えたかった」と過去形にするなど、伝え方はあくまでも関係を進展させない方向性にする必要があります。

既婚者同士が両思いになり気持ちを伝えることのメリットとして挙げられるのが、伝えるからこそ関係が進展する可能性があることでしょう。逆を言えば、伝えない限りは関係が進展することはないともいえます。お互いが既婚者という時点で両思いであることが分かっていても、今は「伝えてはダメ」「関係を進展させたら不倫になる」といったブレーキがかかっている状態ともいえるでしょう。 このままの状態が続くと、お互いに気持ちを抱えたまま、特に何もない関係性が続く可能性が高いはずです。既婚者同士であれば、それが一番良い選択ともいえるのですが、両思いになったことがキッカケで「関係を持ちたい」と互いに思ってしまっている場合は、伝えない限り関係は進展しません。だからこそ、思い切って気持ちを伝えることは、両思いの状態から抜け出す唯一の手段になるのでしょう。

既婚者同士で気持ちを伝えることには、二人の距離が近づく可能性があります。どんな関係性であっても、相手に本音を打ち明けることは、お互いがお互いの感情を理解するキッカケとなり、距離が縮まる可能性が高まるでしょう。とくに、既婚者同士でも両思いという複雑な関係性になっているのであれば、気持ちをオープンにしない限り距離は縮まりづらいともいえるはずです。 ただし、あくまでも二人は既婚者という立場にあるため、距離が近づく可能性がメリットになるといっても、その結果が互いにとって最善とは限りません。だからこそ、既婚者同士が両思いになり気持ちを伝える際には、相手の気持ちや状況を確認するなどの準備が必要になるのでしょう。気持ちを伝えることは、あなたにとってメリットでも、相手にとってはデメリットになる可能性があることも頭に入れておくべきです。

【デメリット】

既婚者同士の関係で気持ちを伝えた場合、バレてしまうと慰謝料請求などのリスクがあります。これが最大のデメリットといえるでしょう。 既婚者同士が両思いになり、ただ気持ちを伝えだけであっても、それがバレてしまうと、「不倫している」と捉えられてしまう可能性もあります。不倫の定義は難しく、体の関係を持っていることが重要視されますが、法的なトラブルに発展する場合は、パートナーがその行動によって傷つけられたかどうかが重要視されるため、ただ気持ちを伝えただけの関係であっても、慰謝料請求のリスクがあるのです。また、慰謝料請求は、配偶者だけでなく、関係を持った相手に対しても可能なため、好きな相手に同じリスクを背負わせてしまうことにもなるでしょう。 だからこそ、両思いになった既婚者同士は気持ちを伝える前に、冷静になり、リスクを十分に認識してから慎重な行動を心がけることが大事です。

既婚者同士の関係で気持ちを伝えた場合に考えられるデメリットのなかに、伝えたことで関係性がギクシャクする可能性があるという懸念点があります。 気持ちを伝えたことで、一時的な満足感や解放感は得ることができるかもしれません。しかし、相手が思っているような反応を返してくれない可能性もあり、その後の関係性に影響が出ることもあるでしょう。とくに、既婚者という特別な立場の中での恋愛感情は、予期せぬ反応や変化をもたらすことが多いです。だからこそ、相手の気持ちが同じ両思いであったとしても、同じ気持ちであったとしても、気持ちを伝えられたことで、その事実に戸惑われてしまうこともあれば、今後の関係性に不安を感じられて避けられてしまう可能性もあるでしょう。

既婚者同士が両思いで気持ちを伝えることには、周りの目や評価への不安を感じるようになるというデメリットがあるでしょう。 気持ちを伝えることは、自分の感情をスッキリさせるうえでは有効的ですが、気持ちを伝えた後は、周囲との関係性に影響を及ぼす可能性が高まります。やはり、既婚者という立場で気持ちを伝えてしまうと、社会的立場や家族を持っていることから、「既婚者なのに告白をした」という秘密を持つことや、それを知られるリスクは大きくなるでしょう。そうなると、「周りからのの評価や自分の見え方が良からぬ方向に変化するのではないか」という不安が生まれがちに。 既婚者同士が両思いになり、気持ちを伝えることは「気持ちを伝えられた」という一時的な安堵感を得られるかもしれませんが、その引き換えに、周囲の評価や目の色を気にする日常を送ることになる可能性があります。そんなに異常を過ごしていると、ストレスを抱えてしまう可能性もあるので、行動は慎重にすべきでしょう。

ここまで両思いの既婚者が気持ちを伝えた場合のメリットやデメリットについて具体的に解説しました。思い切って気持ちを伝えることで、モヤモヤしていた気持ちをスッキリと整理できるメリットはありますが、やはり両思いという段階で気持ちを伝えてしまうと、関係が進展すれば不倫となり、バレたときのリスクはどうしても大きくなってしまいます。比率としてはやはりデメリットの方が多いことを理解したうえで、あらためて気持ちを伝えるか考えるべきです。 冷静に考えたうえで、「やっぱり気持ちは伝えたい」となった場合は、伝えるタイミングが重要になるでしょう。ここでは、既婚者が両思いの相手に気持ちを伝えるタイミングを具体的に解説します。

プライベートな場所でゆっくりと

既婚者相手に好きな気持ちを伝えたいのであれば、プライベートな場所を選ぶようにしましょう。伝えるときは気持ちを冷静に保つことが大事になるため、ゆっくりと落ち着ける場所がおすすめです。とくにプライベートな場所は何よりも重要になるでしょう。あくまでもあなたは既婚者で、結婚をしているパートナーがいる立場なので、万一誰かに既婚者と二人きりでいるところを見られた場合は、浮気をしていると思われる可能性もあるはずです。 そこで、会社や自宅とは少し離れた街の二人きりになれる個室空間や、車の中など、できるだけ人目に触れない場所を選ぶようにしましょう。記事のなかで何度も触れていますが、既婚者という立場で好意を伝えるということにはリスクがあることを理解できてから行動することがおすすめです。

相手の気持ちも受け入れられる準備が整ってから

既婚者の立場で気持ちを伝えたい場合は、相手の気持ちも受け入れられる準備が整ってから伝えるようにしましょう。二人は両思いという立場にあるかもしれませんが、だからといって相手があなたと関係を進展させたいと思っているかといわれると、そうではない可能性もあるはずです。それだけ既婚者同士の恋愛は複雑といえるでしょう。 もしかすると、気持ちを伝えたことで、せっかく純粋な恋心を楽しめていた期間が終わりを迎えてしまう可能性もあるはず。万一振られてしまったり、関係性がギクシャクしてしまったりする可能性があっても、「それでも伝えたい」という場合は、相手の気持ちを受け入れられる準備が整った後に告白をしてみましょう。また、場合によっては相手から不倫関係になることを持ちかけられる可能性もあるので、どうするかを事前に考えておくことも大事です。

今伝える必要性があるかを考えてから伝える

既婚者が両思いの相手に気持ちを伝える場合は、そもそも今、伝える必要性があるかをしっかりと考えるようにしましょう。 やはり恋愛感情は一時的なものであることが多く、既婚者という立場で恋に落ちたことで、少し気持ちが浮ついていて冷静になれない状態になっている可能性もあるはずです。そんなときに思い切って気持ちを伝えてしまうと、後からリスクが迫ってきたときに確実に後悔してしまうでしょう。そうならないためにも、冷静に今のタイミングで伝えるべきかを分析することが重要です。 通常の恋愛であれば、気持ちが高ぶったときに思い切って伝えるのも選択肢として良いかもしれません。しかし、既婚者という立場で気持ちを伝えるタイミングは、感情だけではなく、様々な要素を総合的に考慮した上で決定することが重要になるでしょう。今だけの一時的な感情に流されず、しっかりと考えたうえでとった行動は、後々「あのとき間違えなくてよかった」と思うきっかけになるはずです。

既婚者同士が両思いになった場合、気持ちを伝えることにはやはりリスクが伴います。それを踏まえたうえでも「気持ちを伝えたい」という場合は思い切って伝えるのも一つの選択肢となるでしょう。しかし、一時的な感情の高ぶりだけで行動すると、後悔する可能性が高いので、冷静になって慎重に行動をするのがあなたの人生のためになるはずです。 そして、ここまで記事を読んだ人のなかには「気持ちを伝えるのはやっぱりやめておこう」と決めた人もいるかもしれません。恋愛感情は心に癒しを与えてくれることもあるため、全てを手放すことに抵抗がある人もいるでしょう。そこでここでは、両思いの既婚者同士が気持ちを伝えずに関係を続ける方法を紹介します。

プラトニックな関係だからこそ感じられることを楽しむ

プラトニックな関係だからこそ感じられることを楽しむという選択は、既婚者同士の両思いにとって、ずっと好意を持ち続けられる方法といえるでしょう。もちろん、好きな気持ちがある以上、「関係を持ちたい」と思うこともあるかもしれません。しかし、互いの立場を考えてプラトニックな関係を選んだのであれば、ある意味ずっと両思いのまま関係性を続けられるともいえるはずです。 たとえば、共通の趣味や価値観を共有しながら、深い友情を築き上げることで、互いの夫婦関係に対するアドバイスをし合えるような特別な関係性になれることもあるでしょう。結婚相手とは違う、特別なパートナーのような関係性は、互いにとって心の支えになることもあるはずです。こういった感覚はプラトニックな関係だからこそ感じられることであり、「恋愛関係にはならないけど、別の方向性で傍にいる」というのは、既婚者同士の両思いにおいてベストな選択なのかもしれません。

距離を保ちつつ、心の中で相手への気持ちを大切にする

距離を保ちつつ、心の中で相手への気持ちを大切にするという選択は、両思いの既婚者同士にとって、互いが互いを大切にする選択といえるでしょう。やはり、既婚者同士が両思いになると、何気ない好意を伝えるような直接的な感情の表現が家族や周囲との関係性に影響を及ぼす恐れがあります。そうなると、プラトニックな関係性はもちろん、関わりを持つことができなくなる可能性もあるでしょう。 悪い方向性に関係を進めないため、そしてお互いがお互いのことを想って、「気持ちを伝えない」という選択を取ったのであれば、ある程度の距離を保ちつつ、相手の幸せを願うことが何よりも大事なのかもしれません。そして、その温かな気持ちこそ、あなたの心が満たされるキッカケになる可能性もあるでしょう。

この記事では、両思いの既婚者同士は気持ちを伝えたほうがいいかどうかについて具体的に解説しました。やはり、既婚者という立場で気持ちを伝える行動にはリスクが伴います。記事のなかではメリットとデメリットを解説しましたが、デメリットの比率の方が多いといえるでしょう。既婚者という立場で好きな人ができ、その相手と両思いになれることは奇跡かもしれません。しかし、一時的な感情に身を任せて冷静さを欠くような行動をとると、気づいたときには後悔することになる可能性もあるでしょう。 気持ちを伝えるかどうかは最後はあなた次第ではありますが、「好きな人」というのは、あなたにとっても大切な存在といえるはずです。だからこそ、自分のことだけではなく、相手も幸せになれる選択を取るようにすることが大事になるでしょう。