男が別れを決めたら出すサイン11選｜別れたくなる心理や対処法・気持ちの整理術

彼氏が別れを決めたら、素直に別れを切り出す前にまずはいくつかのサインで気持ちを表します。ここで紹介するサインを早めに察知して対処すれば、別れを回避できることも。 彼氏が別れを決めたときの「行動」「接し方」「感情がどう変わるか」について説明します。

【行動編】彼氏が別れを決めたら出るサイン4つ

まずは行動編です。彼氏が別れを決めたらどんな行動を取るようになるのか、わかりやすいものを4つ解説していきます。

彼氏が別れを決めたら、彼女との連絡頻度が下がります。以前は毎日のように連絡を取り合っていたのに突然連絡が減ってしまった場合は、彼氏が別れを考えている可能性があるでしょう。 受け身なタイプの彼氏であれば、彼女から連絡さえ来れば返信します。どんな話題を振っても返信が来なくなったり、「忙しかった」と言って返信が極端に遅くなったりするのは、別れのサインといえます。

別れを決めた彼氏は、大事な話や将来の話を避ける傾向があります。一緒に将来のことを話し合ったり、具体的な計画を立てたりするのは、交際相手に愛情を持っていないとやらない行動です。 これまでは結婚の話ですら楽しそうにしてくれていたのに、最近急に嫌がるようになったら、二人の未来を彼氏が考えなくなった証拠といえます。むしろ彼氏はもうこの段階で、彼女と一緒にやりたいことよりも別れてからどう一人で楽しく過ごすかを考えているはずです。

これまではどんな時でも彼女を優先してきた彼氏が、自分だけの趣味の時間を優先するようになるのは別れのサイン。一緒に過ごす時間を大事な時間だと考えていれば、ある程度の時間は確保してくれるものです。 デートの予定を急にキャンセルしてまで趣味に没頭するのは、二人で過ごすことに大きなストレスを抱えてしまっているからでしょう。すでに距離を置く段階に入ってしまっているので、もう一度仲良しになるのは難しめです。

別れを決めた彼氏は、彼女が知らないうちに飲みに出かけることが増える可能性があります。友達との飲み会やイベントに積極的に参加し、一緒に過ごす時間を減らすようになるのは、彼女との時間を減らして別れに向けて段取りを組んでいるからでしょう。 別れたあと寂しい思いをしたくない彼氏は、今のうちに友達との絆を深めて居場所を作ろうとしているのかもしれませんよ。

【接し方編】彼氏が別れを決めたら出るサイン4つ

行動の次は接し方編です。彼氏が別れを決めた時にサインとして出しやすい接し方は4つ。 「これまでと距離感が違う」「何かがおかしい」と漠然とした不安が生まれたら、これから紹介する別れのサインに当てはまっていないか確認してみてください。

彼氏が別れを決めたら、自分の話をあまりしなくなる傾向があります。これまでは些細なことでも自分の日常や考えを話していたのに、プライベートを明かしてくれなくなってしまうのは別れのサインです。それだけなく自己中心的な態度を取るようになるケースも多く、彼女は彼氏が何を考えているのかわからずひたすら不安に……。 彼氏はそうしてコミュニケーションを浅くしていってフェードアウトするのを狙っているのかもしれません。

彼女が見た目を変えてもまったく変化に気づかなかったり、気づいても何も言わなかったりするのは、別れを決めた彼氏からのサインでしょう。彼女のことが好きなら、長年付き合っていても変化に気づきます。褒めないにしても、「髪切った？」「それ新しい服？」などと反応はするはずです。 また、彼女の話に無関心になり、話題を深掘りしてくれなくなるのも同時に出やすい別れのサイン。これら2つが合わさると、ほぼ破局確定といえます。

もう彼女と別れることを決めた彼氏は、彼女と一緒に過ごす時間をそれほど求めなくなります。これまでは二人でデートの予定を立てるのを楽しんでいたのに、いつからか彼氏の口癖が「なんでもいい」になっていませんか？ こうしたなげやりな接し方をするようになるのは、彼氏からの別れのサインといえるでしょう。二人でやることに対して責任を持ちたくないという気持ちの表れで、もう関係を切って別の居場所がほしいと考えているサインです。

別れを決めたら、彼氏はスキンシップを避けるようになっていきます。スキンシップの種類はさまざまですが、キスやセックスなど愛情を確かめ合うスキンシップはもちろんのこと、手を握ったり体に触れたりすることすら嫌がるように……。 もともとスキンシップ嫌いの彼氏もいますが、触った途端に急に避けるなどあからさまな避け方をするのは、彼女のことがすでに嫌いで拒絶反応を示している確率が高いです。

【感情の動き編】彼氏が別れを決めたら出るサイン3つ

別れを決めた彼氏は、行動や彼女への接し方の他に、これまでにはなかった感情の動きを見せるようになります。冷めた雰囲気に変わったり、怒りっぽくなったりと様子はおもに3つです。 「行動編」「接し方編」だけでは判断できない場合、彼氏の気分がどう変化しているかも要チェック！

別れを決めたら、男性の多くは心の中が冷めていき、喜怒哀楽を相手に伝えなくなっていきます。特に怒りや喜びをあまり表さないのが別れる前兆です。 例えば、これまで彼女との喧嘩が多かった彼氏が、別れを決めたら急に喧嘩腰にならなくなるのが別れのサインのひとつ。すでに興味を失った彼女相手に感情を高ぶらせるのは無駄なことだと思っている証拠です。素直に感情を出さなくなってからにこもるタイプもいれば、そもそも感情に動きがなくなるタイプもいます。

何もしていないときや暇な時だけでなく、会話をしている時にすらため息をつく機会が増えるのは別れを決めたサインといえるでしょう。彼女との過ごしている間、彼氏は心も体も疲れっぱなしになってしまうため、自然とため息が増えるのです。 憂鬱そうにしているのに理由を聞いてもそっけないのは、彼女に解決できる問題ではないからでしょう。また、彼女から彼氏に愛情表現や会話を求めた時にため息が出るのも、彼女のことをうっとうしいと感じ始めているからです。

別れを決めたら、彼氏はこれまで我慢してきた不満を彼女にぶつけるようになってしまうことがあります。聞こえないくらいの小さい声で文句を言ったり、何をやっても小言を言ったりと、彼女からすれば理不尽な気持ちになってしまうでしょう。 不満・文句はどれだけ仲のいいカップルでも持つものですが、関係を壊さないように我慢することがほとんど。あえて嫌な気分にさせようとぶつぶつ文句を言い始めた彼氏は、むしろ彼女との恋愛関係を壊したいと思っています。

彼氏が彼女と別れを決める理由や愛情が冷めたサインを出すきっかけはさまざま。 ささいなことの積み重ねが大きいですが、突然心変わりしてしまうパターンもあります。どういったきっかけで多くの男性は別れを決意するのか、6つ紹介します。

すれ違いが多くて疲れてしまった

彼氏・彼女として過ごす時間が多いと、徐々にすれ違うことが出てきます。お互いの考え方や価値観の違いが多くなりすぎると、一つひとつ解決したり我慢したりするのが面倒になり、彼氏が別れを決めてしまう場合があります。 付き合ったばかりの頃は「好き」という感情だけで乗り越えられていたすれ違いも、時間が経つにつれて疲れやストレスが溜まり、「別れたほうが楽なんだろうな」と思うようになってしまうのです。早い段階で気づけば乗り越えられる問題ですが、別れサインが出たら難しいでしょう。

全然価値観が合わない

お互いの価値観が合わないと感じることが多いと、この先やっていけるか不安になった彼氏が別れを決めてしまうことがあります。将来のビジョンや生活スタイルなど、別々に育ってきた人間同士ですから価値観の違いはあって当然。 しかしあまりにも根本的に合わないと感じる部分を見つけてしまうと、彼氏は別れを決断してしまうのです。特に金銭感覚や恋愛観・結婚観などが別れまで考えてしまう価値観の違うとして挙げられます。

自分の生活のことで頭がいっぱい

男性が別れを決める理由のひとつとして、自分の生活やキャリアに集中するために別れを選ぶケースがあります。目標や夢に向かって精力的に取り組むために、恋愛よりも自分磨きに力を注ぐ選択をすることがあるのです。恋愛も並行して進めればいいのですが、男性は意外と不器用な性格が多く、一度決めたらひとつのことに熱中してしまいます。 また、自分の理論を曲げないタイプ男性も多く、それが彼女に相談なしで別れを決めてしまう彼氏の特徴でもあります。これは彼女側の問題というより、彼氏のやや身勝手な理由ですね。

結婚のプレッシャーから解放されたい

結婚のプレッシャーや将来への不安が男性の心の中にあると、重荷に感じて別れを選ぶことがあります。彼女は「好きだから結婚したい」と未来へ希望を持っているけれど、彼氏が同じ熱量で結婚を望んでいない場合に別れを意識するきっかけになるのです。 彼女のことが嫌いになったわけではなくても、別れてしまえばプレッシャーから解放されると考え、思い切った決断に踏み切ってしまうのでしょう。話し合えば解決する問題のはずですが、本音を隠したがる彼氏であれば手遅れになりがちです。

彼女のことを信じられなくなった

彼女が約束事を何度も破ったり、他の男性との交流が多すぎたりすると、彼女のことを信じられなくなった彼氏は別れを決めます。心配性な彼氏ならちょっとしたことでも疑いのまなざしを向けてきますが、たいていは愛情表現をして仲直りできるでしょう。彼女の言動すべてを受け入れなくなってしまうのは、よほど信頼が底をついたからです。 こうなってしまうと、信頼関係を築き直すよりも別れてスッキリしたいと彼氏は考えるようになり、あっという間に離れていってしまいます。

もっと理想の女性を見つけてしまった

彼女のことを嫌いになったわけではないけれど、もっと魅力的な女性に出会うと彼氏は別れを決めることがあります。なかには浮気を楽しんでしまう彼氏もいますが、ほとんどの場合はのちにトラブルが起こらないよう別れを選ぶでしょう。 彼女との関係を大切にすることよりも、自分の理想や欲望を追い求めてしまうと、こうしたきっかけで破局することに……。しかしこのタイプの男性は、彼女と別れて他の女性と付き合ったとしても、また同じことを繰り返すのが目に見えていますね。

彼氏が別れを決めたとしても、彼女はまだ彼氏のことが大好きで別れたくない場合があります。そんな時は、彼氏の気持ちを取り戻すためにいくつかのアクションを起こすのがおすすめ。 彼氏からの別れのサインがどんな形で出ているかをチェックして、それに合う対処法を実践してみてください。

二人で一緒にできる趣味を提案する

別れたくないときは、二人で一緒に楽しめる趣味やアクティビティに誘ってみてはどうでしょうか？二人の時間があまり取れないパターンや、彼氏があまり楽しそうに過ごしてくれないパターンなどに効果的です。新しいことにチャレンジすればお互いのまた違った一面を知ることができますし、経験を共有することで愛情を深めることができます。 ポイントは、あれこれ彼氏に指示を出さず、精一杯楽しむこと。彼女の笑顔を見ているうちに、彼氏の心の底にある暗い気持ちが晴れるかもしれません。

「察して」ではなくきちんと言いたいことを伝える

男性は基本的に、女性の「言わなくてもわかってよ！」という主張が苦手です。きちんと「何が」「なぜ」「どうしたいのか」など、こまかく言葉にしてくれないとわからないですし、察してあげようと思えば思うほど彼氏は疲れてしまいます。 そうしたストレスから解放させてあげるために、気持ちをきちんと伝えることが大事。長く付き合っているからわかるはず、といった考え方は捨てて、一から歩み寄る気持ちで接するようにしてください。思いやりを忘れず、わがままはほどほどにするのもポイントです。

愛情表現をする

彼氏が別れを考え出したサインが出たら、彼女から積極的に愛情を示すことが大切です。お互いの感情を確かめ合うために、彼氏に対して愛情をもっとアピールしましょう。なお、スキンシップを嫌っている彼氏に対して無理にくっつくのはNG。あくまで言葉や行動で「彼氏のことをこんなにたくさん考えているんだよ」という気持ちを伝えてあげてくださいね。 また、愛情が先走って彼氏が忙しそうにしている時に空気を読まず好きアピールするのは控えましょう。丁寧な表現が大事ということを忘れてはいけません。

彼氏のプライベートな時間を尊重する

別れたいという彼氏の気持ちをはねのけるにはコミュニケーションが大切ですが、ごり押しは逆効果。彼氏自身、別れを意識しつつも心の整理をするためにプライベートな時間が欲しいと感じているかもしれません。 落ち着ける時間や空間を尊重してあげることで、彼氏は突発的に彼女から離れるのをやめる可能性大です。しばらく彼氏の様子を遠くからそっと見守って、会話ができるくらい冷静になっているタイミングで愛情表現をしましょう。

悪いことをしたなら謝って誠意を見せる

彼氏からの信頼を失ってしまったことが別れを決めた理由になっている場合は、何よりも先に彼氏に謝ることが大切です！言い訳は後にして、まずは彼氏の気持ちを踏みにじってしまったことを認めましょう。自分の過ちを認めることで初めて彼氏は「反省しているなら話を聞いてあげよう」という気持ちになるはず。 なお、謝ると彼氏に必要以上の文句を言われることがあるかもしれませんが、言い返さずまずは意見として受け止めてあげてくださいね。

いくつかの対処法を実践して別れないよう頑張っても、彼氏が一度別れを決めたら心変わりしてくれないケースもあるでしょう。そんな時に同じアピールを繰り返してもむなしくなるだけ。 別れを避けられないとわかったら、悲しみを大きくしすぎないように自分の心を整理していきましょう。最後に、破局を迎えた時・迎えそうな時のモヤモヤ解消方法を解説します。

別れたことを何度も考えない

とうとう破局を迎えた時、付き合っていた時の楽しい気持ちや思い出、別れを決めさせてしまった原因を思い返してしまうことはよくあります。しかし、過去ばかりを振り返っていては新たな一歩が踏み出せません。 別れたことを何度も考えるのではなく、未来に向かって前へ進むことが大切です。振り返りは軽めにして、自分を必要以上に責めないほうが心の回復が早くなります。

一人で楽しめる趣味や仕事に打ち込む

別れた直後や破局を悟った時は、寂しい気持ちや悲しみに包まれることが多いですが、一人で楽しめる趣味や仕事に打ち込んで気持ちを切り替えることができます。自分の時間を充実させ、新しい挑戦を続けていくことで、どんどん気持ちが成長して前に進みやすくなるでしょう。 交際を続けることだけが楽しい人生ではありませんので、気の向くままに心を癒してあげてください。一気にやることを詰め込む必要はないので、ゆっくりと本当に好きなことを見つけて打ち込めば大丈夫ですよ。

友達と遊んで明るいエネルギーを蓄える

ネガティブな気持ちをかき消すのに必要なのは、明るくてポジティブなエネルギー。心を許せる友達と遊んでストレス発散することも大切です。たくさん笑い、どうしても解消できない悲しみがあればたくさん泣き、とにかく溜め込んだ辛さをすべて吐き出してしまいましょう！ 友達たちはきっとこの先も側にいて支えてくれる存在ですので、つながりを大切にしてください。なお、友達を遊んでいる時に元カレの愚痴ばかりにならないよう、注意が必要です。

やりたいことを紙に書き出してみる

別れを機に、自分のやりたいことや将来の目標を改めて考えてみましょう。紙に書き出すことで、自分が本当に好きなことややりたいことを整理できます。そして、それらの目標に向かって少しずつ行動を起こしていくことで、別れのショックから立ち直れるはずです。 書き出す目標は、まずは小さなものがいいでしょう。「一人焼肉をする」「気になっていたワンピースを買う」など、やることリストのようなレベルで構いません。一つひとつこなしていくうちに自信がついて、悲しさが薄れていきます。

男性が別れを決めた場合、決意は固いことがほとんど。相手を引き留めようとする努力は辛くなるかもしれませんし、引き留めることで関係がますます悪化することもあります。対処法が空回りしていると感じたら、早めに新たな道を進むことも立ち直るポイントです！ もちろん別れずに関係を修復し、新たなスタートを切る道もありますが、しっかりと相手の気持ちを理解し問題を改善することが必要なのでハードルは高め……。彼氏の意思を尊重しつつ自分の心も守るためには、別れを避けられないこともあるのです。 別れはひとつの終わりだけれど、新たな始まりでもあります。諦めることで新たな夢や目標を見つけることができるかもしれません。自分自身を大切にし、未来に進む覚悟を持ちましょう。