付き合って1年で結婚した夫婦の離婚率は高い?スピード婚でも幸せになるポイント
多くのカップルが離婚を経験するなか、付き合って1年で結婚した夫婦の離婚率はどのくらいなのでしょうか?1年間の交際で結婚した夫婦の離婚率やメリットをこの記事で解説します。逆にデメリットも紹介するので、結婚を慎重に考えたい人は参考にしましょう。
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付き合って1年で結婚は早すぎ?スピード婚と離婚率の関係
付き合って1年で結婚することは、一般的には早いとされています。交際期間はそれぞれ異なりますが、多くの人は2年以上の交際期間を経てから結婚を考える傾向です。 一般的に早い結婚と言われるスピード婚は、離婚率が高まるのでしょうか?
付き合って1年で結婚する夫婦の離婚率は約30%
付き合って1年で結婚した夫婦の離婚率は、他の交際期間と比較すると高いとされています。割合で言うと、1年で結婚する夫婦の約30%が残念なことに離婚している状態です。これは、他の交際期間と比べて約2倍なので、1年という交際期間ではまだ夫婦としてスタートするには足りないケースが多いといえるでしょう。 もちろん、なかには1年間の交際もしくは1年未満の交際からの結婚でも、離婚せずに仲良く生活している夫婦もいます。しかし統計的に離婚率が高いのは事実なので、リスクが高まるのは覚悟しておかないといけませんね。
どうしてスピード婚は離婚率が高いのか
付き合って1年という、比較的早めの結婚をした夫婦の離婚率が高い理由はいくつか考えられます。まず、付き合って1年という短い期間では、相手の本当の姿や性格を深く知ることも、理解し合うこともできない可能性があるからです。 また、実際に結婚して新しい生活をスタートさせるための準備期間が短いのも原因といえます。結婚後に喧嘩などの問題が発生した場合に、解決策を見つける時間も余裕もなくなってしまうため、関係を修復する方法がわからないまま、結果的に離婚率が高まってしまうのです。
付き合って1年で結婚してよかったと思えるメリット
夫婦になるための心の準備、そして生活を整える準備ができていないという理由から、付き合って1年で結婚する夫婦の離婚率は高いと言われています。 しかし、結婚には個人の価値観や状況によって適切なタイミングが存在するため、スピード婚が必ずしも幸福につながらないとは一概には言えません。付き合って1年で結婚すると得られるメリットには、以下のようなものがあります。
気持ちが変わらないうちに結婚できる
付き合って1年は、まだマンネリ化していないカップルがほとんど。その状態で結婚することで、お互いの気持ちがまだ初々しいうちに夫婦としての生活をスタートできます。恋愛の初期の燃えるような情熱や愛情を持ったまま、結婚を迎えることができるでしょう。 また、結婚に希望を持っていて彼氏・彼女から夫・妻になることに迷いがないため、自信を持って先に進めるのです。一度迷い始めると何年経っても結婚できない状況に陥ることもあるので、愛情というエネルギーを保ったまま結婚できるのはメリットですね。
年齢が若いうちに結婚できる
付き合って1年で結婚すると、付き合い始めた年齢にもよりますが、比較的若いうちに結婚を迎えることができます。若い時期に結婚することで、大好きな夫とより長く一緒に過ごす時間が増え、人生のパートナーとして共に成長していけるでしょう。 また、若いうちに結婚することで、将来の子育てや家庭生活も、余裕を持って計画を立てられます。考え方も柔軟なので、付き合って1年での結婚は新しいことへのチャレンジとして考えると、大きなメリットです。
結婚を中心とした人生プランが立てられる
付き合って1年や1年未満で結婚を決断すると、結婚を中心とした人生プランを立てることができます。例えば、家庭を築きながらでも続けられる仕事や趣味を見つけて楽しむ、家族が増えることを想定した家探しをするなど、夫婦としての将来を見据えた計画を立てられるのです。 ある程度のキャリアを積んだあとの結婚や自分ひとりでの生活を充実させたあとの結婚だと、「結婚って不自由だな」と感じてしまうことがあるので、その点で早めの結婚はメリットになりますね。
妊娠・出産に前向きになれる
付き合って1年で結婚するとなると、必然的に年齢が若いうちの結婚になりやすいです。そのため、妊娠や出産を前向きな気持ちで考えることができます。子供を作ろうと考えているカップルの場合、結婚が先延ばしになると、女性は安全な出産や長く続く子育てのことで悩む結果に……。 早くに結婚することで、出産のタイミングや子育てのスケジュールを自分たちで決めて、協力しながら妊活できます。また、子供の成長二人そろって見守れる期間も長くなるので、夫婦の絆も深まるでしょう。
周りから結婚を急かされることがない
付き合って1年経つあたりで周囲に結婚を発表すると、周りから結婚を急かされる前に先手を打つことができます。何年も付き合っているのに結婚の話が出ないと、特に親から「いつ結婚するの?」「孫の顔が見たい」などと急かされるパターンは少なくありません。早めに結婚を決断することで、そうしたプレッシャーを背負う前にゴールインできます。 なお結婚までの歩みが早いので、「ロマンティックなムードで婚約指輪とともにプロポーズ」といったイベントは期待できないかもしれません。しかしその分、お互いの意思を尊重して結婚のステップに進むことができます。
付き合って1年で結婚すると発生するデメリット
付き合ってから1年ほどで早めの結婚をすると、おもにメンタル面のメリットが得られます。しかしその一方で、実生活の部分や夫婦としての理解度といった点で、いくつかのデメリットも。 続いては付き合って1年で結婚をするデメリットを5つ紹介していきます。
「もう少し自由に暮らしたかった」と後悔する
結婚生活は幸せなことがたくさんありますが、夫婦とはいえ他人同士が同じ生活を送るとなると窮屈な思いをするタイミングも多々あります。そのため付き合っている期間が短いと、結婚後に「もう少し自由に過ごしたかったな……」と後悔するケースが多めです。 結婚は将来のパートナーとの一生を共にすることですから、ある程度自由に行動する時間を持っておくことも大切です。夫側も妻側も、それぞれの役割を固定せずに協力し合うことでデメリット解消はしやすくなるでしょう。
予想以上にお金が必要で生活が苦しくなる
勢いに任せて「結婚したい!」と願望をかなえてしまうと、お金の面でのちのち頭を抱えてしまうことがあるので注意が必要。 結婚すること自体にお金がかかるわけではありませんが、二人で暮らす新居探しや家具・家電の購入にある程度のまとまったお金がかかります。結婚式や披露宴をしっかりやりたいと考えているなら、さらに何百万というお金が必要になるでしょう。 さらに婚約指輪・結婚指輪・新婚旅行など、ドラマや映画のような華やかな結婚のためにはとにかくお金がかかるのです。経済的な負担は夫婦仲に影響しますので、しっかりと将来の生活設計を考えましょう。
計画性のない妊娠をするケースもある
結婚後の妊娠・出産は、夫婦でしっかりと話し合って計画的に進めるべきことのひとつです。ただ、1年の付き合いだけで恋愛感情に任せて結婚してしまうと、まだ子供のことを考えられる段階ではないのに計画外の妊娠をしてしまう場合も……。 恋愛感情が中心の結婚生活だと、気持ちが高まったタイミングで夜の営みを始めることも多く、避妊をうっかり忘れてしまうパターンも考えられます。結果的に妊娠をして子育てを決意したとしても、妊娠自体がストレスになったり、子育てへの不安が必要以上に強くなったりとトラブルが起きやすくなるでしょう。
初めて知る生活習慣の違いが多くて戸惑う
結婚するまではわからなくても、生活を共にし始めるとわかる夫の生活習慣や性格の違いがあります。育ってきた環境が違う二人が夫婦になるので、「なぜ?」「どうして?」の連続になるのは当然のことです。 しかし3年以上交際を続けている場合や、すでに同棲してからの月日が長めなら、結婚してから「こんなはずじゃなかった」と悩まないでしょう。交際1年での結婚は、すれ違うが増えやすいので覚悟が必要かもしれません。お互いの生活習慣やルールを尊重しながら、理解し合う努力が必要です。
一緒に暮らした途端にパートナーの様子が変わる
実際に結婚して一緒に暮らし始めると、急にパートナーの様子が変わることもあります。それまでは積極的に接してくれたのに結婚後は無関心になったり、逆に束縛されるようになったりすることも。金遣いが荒くなったり、性格自体がきつくなったりする場合もあります。 長めに付き合ったカップルや同棲を経験してから結婚したカップルであれば、こうした悪い意味でのギャップで落ち込まずに済むでしょう。なお、人によっては「暴力的になる」「すぐに怒鳴る」など女性を傷つけかねない変化をするので、付き合って1年で結婚するなら本質のチェックが欠かせませんね。
スピード婚でも離婚せずに幸せになるためのポイント
「早く結婚がしたい!」と思うのなら付き合って1年での結婚も悪くはありません。二人で決めたことなら問題ないでしょう。 しかしメリットばかりではないスピード婚で幸せになるためには、いくつかのポイントがあります。ポイントを意識しながら、夫婦二人で努力することが重要です。
パートナーの内面を正しく理解すること
結婚するにあたって、パートナーの内面を正しく理解することは非常に重要です。外見やプロポーズ時のサプライズ演出などで心が大きく揺れるものですが、一瞬の感動や幸福感よりも、結婚には夫の本当の姿や価値観、人間関係などが大事。心から信頼し合える状態になるのはとても大切ですので、結婚に至るまでにコミュニケーションをしっかり取りましょう。 パートナーを知れば知るほど、「ちょっと嫌だな」と感じる部分も見えてきます。それを許せるかどうかも、結婚前に見極めると幸せな生活を送れるはずです。
結婚の理想と現実を見分けること
結婚は人生の中でとても大きいイベントです。そのため、まるでドラマや映画のように甘く幸せな生活を送りたいと思うのも仕方ありません。 しかし、結婚後の実際の生活は理想とは異なることがほとんどです。ただ好きな人と一緒にいるだけで楽しかった交際時と違い、毎日の家事、お金の管理、仕事との両立などで心身ともに疲れ切ってしまうことも……。 結婚前にはなかった問題や壁に直面した際に、お互いが理想をぶつけ合うだけでは幸せになれないでしょう。結婚生活と現実の生活とを区別して、まずは現実的に何か必要かを考えることでトラブルを減らせます。
新しい発見を楽しみながら生活すること
付き合って1年での結婚では、結婚後に予想外の出来事が起こりがち。スピード婚でも失敗なく生活するには、これらの新たな発見を楽しむことが大切です。お互いの好きなことや興味がある分野について話し合い、新しい経験や趣味を一緒に楽しみながら生活していくことで、結婚生活がより充実したものになるでしょう。 「わからないからつまらない」「教えても無駄」と最初から決めつけず、結婚とはこれから歩調を合わせていくスタートだと考えるべきですね。
トラブルは夫婦二人で協力して解決すること
結婚生活は毎日同じルーティーンに見えますが、ちょっとした感情の動きや言動の違いで関係にヒビが入ることもしばしば。予想しなかったさまざまなトラブルや問題が発生することも少なくありません。夫婦喧嘩やその他のトラブルは夫婦二人で真剣に向き合い、協力して解決していくことが重要です。 どちらかひとりにだけ負担がかかる結婚生活は離婚率を上げる原因になりますので、注意してください。どうしても二人だけで解決できない問題であれば、カップル・夫婦用のカウンセリングで問題を見つめ直すなど工夫するのもいいでしょう。
付き合って1年での結婚は新鮮な気持ちで楽しめる!でも離婚しないよう工夫も重要
交際期間1年以下での結婚は、カップルの間でかなり多めです。このようなスピード婚は新鮮な気持ちで結婚生活を楽しむことができる一方で、離婚率も高いと言われています。しかし、しっかりと工夫をすることで離婚を回避し、幸せな結婚生活を築くことは可能です。 付き合って1年での結婚を成功させるために大切なのは、結婚に至るまでの経緯を含めて、お互いの内面を正しく理解すること!勢いで結婚はできても、仲良し夫婦を続けるにはお互いの価値観や考え方の一致がとても重要です。 また、結婚の理想と現実には差があるので、実際の生活ではさまざまな問題やトラブルも起こるでしょう。困難な状況に立ち向かうためには、理想と現実をしっかりと見極め、柔軟な対応力を持つことが求められます。
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