社会人は友達の紹介で付き合うのがベスト？相手の気持ちを知る方法とアプローチ

横のつながりよりも縦のつながりが多い社会人だからこそ、友達の紹介は貴重な出会いのきっかけになります。 あなたは友達の紹介で異性と知り合うことに対してどう感じるでしょうか。 ・友達の紹介は進展しない時に気まずい ・友達の紹介だと気を使うから相手の気持ち、本音がわかりにくい ・友達の紹介で４人でご飯に行ったけど、この先どうすればいいの？ ・友達の紹介ならすぐに2人で会うのも安心できる このように、友達の紹介にはメリットもデメリットもあり、お互い好印象でスムーズに付き合う流れになれば問題ないのですが、必ずしも上手くいくとは限りません。 そして友達の紹介からはじまる恋愛にはいくつかの注意点があるので、そこをしっかり押さえておかないとなかなか進展しない、友達と気まずくなるといったリスクもあるようです。 そこで今回は、友達の紹介で付き合う社会人の恋愛事情と実際の体験談、相手の気持ちを確かめる方法や具体的なアプローチなど、盛りだくさんで解説していきます。 友達の紹介で気になる彼と出会った人も、これから出会いたいと思っている人も、とても役立つ内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

冒頭でも触れましたが、社会人が1日の大半を過ごす職場にはいろいろな年齢の人がいるため、学校のように同世代ばかりで恋愛に発展しやすい環境ではありません。 仕事を通して異性と接する機会はあるものの、年代が様々な上に一定数の既婚者もいるので、決して恋愛しやすい場所とは言い切れないでしょう。 そんな環境に身を置く社会人だからこそ、友達の紹介という安心できる出会いの場はかなり貴重となります。 まずは、友達の紹介で付き合う社会人の恋愛事情について解説していきましょう。

友達の紹介で付き合う確率

実際に友達の紹介から付き合う確率がどのくらいなのかはデータによって多少の差があるのですが、おおむね２～４割程度の人が友達の紹介から実際に交際に発展しているようです。 数字だけ聞くとあまり確率が高いと思えないかもしれませんが、マッチングアプリや婚活パーティー、相席居酒屋などで出会った人と付き合う確率に比べたらはるかに高いと言えるのではないでしょうか。 友達の紹介で出会ったからと言って相手のプライベートを詳しく把握しているわけではありませんが、どこの出身で何の仕事をしていてどんな性格なのかといった大枠はわかりますし、その情報が嘘ではないという安心感があり、付き合える確率が上がっていると考えられます。

友達の紹介で付き合うまでの期間

友達の紹介で出会った男女が付き合うまでの期間は、平均して１～３ヵ月前後といわれていて、一般的な進展のペースと変わらない流れで付き合っていることが分かります。 友達の紹介の場合、お互いのことを知っている共通の友人が間に入っているため、明らかに性格や価値観が合わなそうな相手を紹介されることはあまりなく、そういった意味でも１～３ヵ月で順調に進展するケースが多いといえるでしょう。 そして、友達の紹介という出会い方は、マッチングアプリや婚活パーティーなどの不特定多数の出会いと違ってあくまでも1対1の紹介になるので、お互いに付き合う前提という意識が高いことも、順調な進展の要因となっていると考えられます。

友達の紹介でも進展しないこともある

友達の紹介は付き合う前提という意識が高く、そして安心できる相手ということもあって３ヶ月以内に付き合うカップルが多いのですが、中には進展しないケースも勿論あります。 その理由は人それぞれ様々なので、どんな人が進展しないのか一口には言えませんが、もともと積極的に出会いを求めておらず、友達が気を利かせてお節介で紹介してくれたという流れも珍しくないため、相手との相性以前にそもそも乗り気ではないこともあるようです。 それに、間に入っている友達との親密度があまり高くない場合は、気が合うと思って紹介したけれど、実際は性格や価値観が大きく異なっていて相性が良くなかった、という残念な結果になることもあります。

友達の紹介で付き合うメリット・デメリット

これは友達の紹介に限った話ではありませんが、物事にはメリットとデメリットのどちらもあるため、スムーズに進展することもあればしないこともあります。 メリットとして大きいのは、やはり素性が分かっている安心感や、何かあった時に友達に聞ける、相談できるという状況にあるでしょう。 逆にデメリットとしては、自分たちの恋愛事情が友達に筒抜けになる可能性があること、気が合わないと感じた時に離れにくいこと、付き合って上手くいかなかった時に別れるのが気まずいことなどが挙げられます。 友達を通してつながっている状況は、メリットになればデメリットになることもあるので、時と場合によってそのつながりが窮屈だ、うっとうしいと感じることもあれば、安心安全になることもありますよね。

友達の紹介で出会う場合、はじめは友達も含めた3人、または2対2の4人でご飯に行って顔合わせをする流れが鉄板なのですが、その後どう進めていけばいいのか悩む女性は少なくないでしょう。 中には顔合わせがなく連絡先だけ交換するケースもあって、一口に友達の紹介と言っても流れは色々あるようです。 ここでは、実際に友達の紹介で付き合うことになった社会人のみなさんの体験談を紹介していますので、こういう流れもあるんだな、という参考として捉えてみてくださいね。

episode1.顔合わせで連絡先を交換して初デートで告白

「きっかけは、友達が気になっている彼とその友達と食事するから一緒に来てほしいと言われて、2対2でご飯に行きました。そこでお互いに好印象だったので連絡先を交換して、次の週末にはデートすることに。 初デートの帰り際に告白されて、あまりの展開の早さにちょっと悩みましたけど、友達の紹介だから大丈夫だと思えたのでOKしました(30代女性)」 友達の紹介は、相手の性格や人柄、仕事などの素性がわかっているので安心感があり、お互いに好印象ならスピード感のある恋愛に発展する可能性が高いということがわかりますね。 もしもマッチングアプリや婚活パーティーを通した全く知らない人との出会いだった場合、あまりに早く告白されると多くの女性は警戒するので、ここまでスピーディーに進展することはないでしょう。

episode2.付き合う前提の流れで仲良しグループに誘われた

「趣味が合う男友達がいるから紹介したいと言われて、友達が普段遊んでいる仲良しグループの集まりに参加することになりました。相手の男性側にも私を紹介すると言ってあったみたいで、付き合う前提って感じの空気だったと思います。 だから、もし気が合わなかったら気まずいなと思っていたけど、会ってみたらすごくいい人だったので、その後2人で遊ぶ仲になり、順調に進展して自然な流れで付き合うことになりました(40代女性)」 友達の紹介の中には、この子とこの子は絶対に合うはずだ、という確信を持って紹介される、付き合う前提のような空気感のこともあります。 そうなると、紹介された側としてはプレッシャーを感じるところですが、引き合わせてくれた友達がすごく仲良しであなたのことをよく知っている場合、実際に気の合う男性を紹介してくれて上手くいく可能性が高いでしょう。

episode3.連絡先の交換からゆっくり進展

「友達の紹介だけど顔合わせはなくて、連絡先だけが送られてきました。最初は1ヶ月くらいインスタとかLINEで絡んでて、そしたら彼の方から食事に誘ってくれたので会うことにしました。 実際に会った時に良いなと思えたので、そのあと2週に1回くらい会うようになって、３～４ヵ月経つ頃に告白されました。私の場合は紹介と言っても普通の恋愛って感じでした(20代女性)」 友達の紹介という形でも、ゆっくり時間をかけて進展するケースもあるということがわかりますね。 共通の友達がいる分、安心できる出会い方なのは勿論ですが、それはあくまでもきっかけに過ぎず、結局のところ相手とあなたの相性が合うか、お互いに好意が持てるか、その後どう関わっていけるかが重要になるでしょう。

友達の紹介で知り合った彼のことが好印象で進展させたい時、相手が自分のことをどう思っているのか、脈あり脈なしどちらなのかはとても気になるところですよね。 間に入ってくれた友達にそれとなく聞いてみたい気もしますが、共通の友達がいる以上、たとえタイプじゃなかったとしても体裁を気にしてきっぱり断る可能性は低く、社交辞令でいい顔をすることもあるでしょう。 ですが男性は基本的に正直で、気持ちが素直に表情や態度、行動に出る傾向にあるので、相手の行動をじっくり観察することで、ある程度の気持ちを把握することはできますよ。

まめに連絡がくる

人それぞれ連絡の重要性に対する価値観が違うため、連絡頻度がそのまま好意の強さとは言い切れませんが、好きな女性や気になる人には自分から積極的に連絡するのが男です。 特に、付き合う前の相手の好意がわからない不安定な時期は、男性としても好印象を与えるための頑張りどころのなので、好意があって進展を望んでいるならまめに連絡が来るでしょう。 そうではなく、友達の紹介だからと社交辞令でLINEしているだけならまめに連絡をすることはなく、失礼にならない程度に必要最低限の返事をすると考えられます。

積極的に質問する

私たちは、好きな人や物事には自然に関心を持ち、知りたいと感じるものなので、友達の紹介で出会った男性が積極的に質問してくる場合、そこには好意があると考えられます。 いくら友達の紹介と言えど、お互いに知っている情報はそこまで多くないため、好意があれば無意識に質問が増えて、活発なコミュニケーションをとることになるでしょう。 その中でも恋愛トークをする場合は特に脈あり度が高く、あなたとの関係を前向きに考えているからこそ、好みのタイプを知りたい、恋愛観を理解して今後のアプローチに活かしたいと思っているのですね。

プライベートなことを話す

友達の紹介で出会った男性が、自分から進んでプライベートなことを話す場合は、あなたともっと仲良くなりたいと思っている気持ちの表れです。 気のない相手に自分のプライベートなことを話す人はまず居ないので、現時点でもかなり心を開いていると言えますし、親密になりたいからこそあなたの警戒心を解くために自分からオープンに接しているとも考えられます。 また、男性は好きな女性には自分のことを知ってほしい、理解してほしいという思いが強いため、あなたが聞かなくても彼が自分のプライベートについて話してくれるのなら、それは脈ありと捉えて良いでしょう。

よく褒める

まだ出会ってそれほど深く知り合っていないにも関わらず積極的に褒め言葉を使ってくる男性は、好意があってあなたに好かれたいという思いがあるからこそ、そのような行動をしている可能性が高いです。 褒められて嫌な気持ちになる人はなかなかいませんし、相手が相当嫌いな人でない限り、大抵の女性は褒められて嬉しいと感じるはずなので、これも立派なアプローチといえるでしょう。 友達の紹介という形で知り合った場合、もしも脈なしで今後を前向きに考えていないのなら、軽率に褒めて好印象を与えることは男性側としても避けたいところなので、好意があって進展を望んでいるからこそ褒めてくると考えられます。

2人きりの食事やデートに誘う

友達の紹介という出会い方には、彼とあなたと友達の3人で食事する、または男女2対2の4人でご飯を食べるなど、実際に顔合わせをするケースもあれば、顔合わせはせずに連絡先だけ交換することもあります。 いずれにせよ、はじめはLINEなどのメッセージのやり取りで仲を深めることになるのですが、その中で会話が盛り上がり、相手の男性から１対１の食事やデートに誘われるのなら、それは脈ありだからアプローチしていると考えられます。 もしマッチングアプリで知り合った男性から出会って間もないタイミングで誘われたら、軽い印象を受けてこれは遊びだと警戒するところですが、友達の紹介なら女性側はそういった心配をしないので、男性側もわりと早い段階で2人きりのデートに誘う可能性が高いでしょう。

友達の紹介で知り合った場合、いろんな意味で気を使うことになるため、相手の本音が分かりにくいのは間違いありません。 たとえば、顔合わせをした時にいまいち合わないと感じてしまい、もう次はないと思っていても、紹介で知り合ったからにはすぐに終わらせては失礼だろう、あからさまな態度は良くないと考えて連絡を続ける男性もいるものです。 このような、相手の気持ちが見えなくて不安な時にやっておきたいアプローチについて、ここで詳しく解説していきましょう。

１）LINEやSNSでコミュニケーションをとる

友達の紹介で知り合った場合、たとえ表面上はいい雰囲気で会話することができたとしても、相手は気を使っているだけかもしれない、本音じゃないかもしれないという不安が付きまとうので、しっかりコミュニケーションをとることがとても重要になります。 気を使わせてはいけないという気遣いは決して悪いことではありませんが、遠慮して連絡を控えていてはコミュニケーションがとれないため、いつまで経っても打ち解けることができず、彼の言っていることが本音なのか社交辞令なのか見えてこない可能性が高いでしょう。 腹の探り合いになりやすい状況だからこそ、相手のペースを尊重しつつもしっかりコミュニケーションをとっていきたいところですね。

２）積極的に自己開示する

友達の紹介という本音が見えにくい関係性だからこそ、まずは自分から積極的に自己開示して、仲良くなりたいと思っていること、コミュニケーションをとるつもりがあることを示していきましょう。 相手の気持ちが見えなくて不安になり、一歩踏み出すのをためらう気持ちは男性側も同じなので、彼の積極的なアクションを待っていてもなかなか進展しない可能性があります。 そうなると、お互いに好印象なのに不安と気遣いで積極的な行動ができず、せっかく出会えたのにすれ違うという悲しい流れになってしまいかねないので要注意ですね。

３）食事やデートに誘いやすい流れをつくる

最近は女性の方からアプローチする恋愛も珍しくありませんが、やはり男性から積極的にアプローチされたい女性が多いですよね。 自分から食事やデートに誘うよりも彼から誘ってほしい、できれば誘われたいと感じているのなら、相手が誘いやすいよう会話の流れを誘導することも大切です。 たとえばLINEで行きたい場所や気になっているお店の話をする、好きな食べ物の話をするなど、会話の流れで「じゃあ一緒に行こう」と自然に言えるような環境を整えておけば、その通りの展開になる可能性が高いでしょう。

４）勇気を出して自分から誘う

友達から紹介された彼のことが気になっていて早く進展したい、仲良くなりたいと思っているのなら、相手のアプローチを待つより自分から行動した方が早いのは間違いありません。 それというのも、話の流れや雰囲気作りで男性からアプローチされやすい環境を準備することはできますが、相手には相手なりの考えがあって行動するので、すべて思惑通りにことが運ぶとは言い切れませんよね。 その点、自分の行動は自分で決めることができるので、彼がいつ誘ってくれるかとやきもきしながら待つ必要もなく、勇気は要るものの、状況が動きやすいといえるでしょう。

５）自分磨きを徹底する

友達の紹介で知り合った男性との関係を前向きに進めていきたい時は、自分磨きを徹底して魅力的な女性になり、彼に追わせることもアプローチの一つになります。 特に男性は恋愛において女性の外見を重視する傾向にあるため、筋トレやヨガでボディメイクする、メイクやファッションの勉強をするなど、外見の自分磨きに力を入れるのはとても効果的な方法といえます。 また、友達の紹介ということは、あなたよりも友達の方が彼との関係が深く、彼の好みを知っている可能性が高いので、友達に頼って情報収集すること、そして彼のタイプに寄せて自分磨きをすることもできるでしょう。

友達の紹介で出会ったからといって、必ずしも付き合うとは言い切れず、進展するかしないかは個人の自由になりますが、友達を介して出会っているという事実を腹に落としておく必要があります。 上手くいってもいかなくても、出会った時点で友達が関わってくれていることに間違いはないので、友達との関係性や友達の立場を考えなければいけません。 ここでは、友達の紹介だからこそ気を付けるべき注意点を紹介していきます。

人として失礼な態度をとらない

友達の紹介で知り合ったということは、基本的には2人が合いそうだと感じたから、良かれと思って引き合わせていると考えられます。 つまり、友達から声をかけてくれたとしても、あなたから紹介を頼んだとしても、友達の好意で出会いをつくってくれていることは確かなので、たとえ相手の男性を好きになれなくてもすぐ帰ろうとする、目も合わせないなどのあからさまに失礼な態度をとるのはやめましょう。 実際に付き合うかどうかはあなたと彼の決めるべきことで、紹介されたからといって付き合わなければいけないわけではありませんが、友達からのせっかくの好意を無下にしないためにも、人として失礼な行動は絶対にとらないようにしたいですね。

思わせぶりな態度は控える

前述したような失礼な態度をとるのは論外ですが、逆にその気がないのに思わせぶりな態度をとるのも避けるべき行動です。 友達の紹介として出会っている場合、相手によっては付き合う前提で会っている可能性もあるので、あなたが断り切れなくて何度も食事やデートに応じていると、彼はいい感じで進展していると勘違いしてしまう可能性が高いのです。 そうなると、彼は1人で盛り上がって「上手くいってるよ」と友達に報告をするかもしれず、後になってその誤解を解くのに苦労することになるでしょう。 失礼にあたる態度をとることは控えつつも、思わせぶりな態度もとらないようにする、友達の紹介には誠実な対応が求められます。

友達に感謝と素直な気持ちを伝える

友達から紹介された男性が好印象でもそうでなかったとしても、間に入ってくれた友達にはしっかりと感謝の気持ちを伝えることが大切です。 上手くいくかどうかの結果は2人次第なのでひとまずそこは置いておいて、あなたのために紹介してくれたという友達の行動にお礼をする必要があります。 お礼として友達に食事をごちそうしながら近況報告するのも良いですし、なかなか予定が合いそうになければ、LINEギフトなどでちょっとしたお礼を送るのも良いでしょう。

友達だからといって赤裸々に話さない

友達の紹介で知り合った彼と順調に仲良くなっている時は、「おかげさまで仲良くさせてもらってるよ」「今度食事行くことになったよ」などとざっくりした報告を入れておくと友達も安心できるのですが、何でもオープンに話しすぎるのは危険です。 友達が間に入ってくれたとはいえ、彼とあなたの1対1の関係はプライベートな問題なので、近況が筒抜けになれば相手の男性がそれを嫌がる可能性は否定できません。 上手くいってもいかなくても気を使う友達の紹介だからこそ、大まかな報告をするのは大切ですが、なんでも話しすぎないように気を付けたいところです。

友達の紹介で付き合う社会人の恋愛事情と体験談、相手の気持ちを確かめる方法や、進展させたい時のアプローチ・注意点について解説してきましたが、いかがでしたか。 日常生活でなかなか出会いのない社会人にとって、安心できる友達の紹介はとても貴重でありがたいものです。 友達の紹介だからこそ、上手くいかなかったら気まずい、合わない時に断りにくい、情報が筒抜けになりそうで気になるなど、気を使うところはいくつかありますが、いずれにせよ感謝の気持ちを持って誠実に対応すれば大きな問題になるとは考えにくいです。 せっかくの機会を活かして2人の関係を前向きに進めていけるよう、ぜひこの記事を参考に今後の行動をじっくり考えてみてくださいね。