おばさんが恋愛をするのは気持ち悪い？男性の本音や年齢に関係なく恋を楽しむ方法

いわゆる「おばさん」の恋愛が気持ち悪いと思われる理由はいくつかあります。 しかしどれも古い考えや偏見によるものが多く、恋愛に年齢で制限が付くなんてあってはいけないことだとわかります。どういった意見が世の中に多いのか、見ていきましょう。

「恋愛＝若い人がするもの」という古い考えが残っている

まだまだ古い考え方が残っており、恋愛は若い人のものだというイメージが根強くあります。恋愛は青春との結びつきが強く、青春と言えば中学生や高校生です。 イメージ戦略でそうした若い俳優さんたちが恋愛ものに起用されることも多いので、より一般的に「おばさんは恋愛しないもの」といった固定観念が生まれてしまっています。そのため、恋心を大切にしている年上の女性は気持ち悪いと感じられてしまうのでしょう。

年齢によって愛情表現が異なるから

年齢によって愛情表現が異なることも、「おばさん」だと感じる年上女性との恋愛が気持ち悪いものに見えてしまう要因です。若い恋人と違って、おばさんの恋愛は大人の恋愛というイメージがありますが、その大人の恋愛の表現やスタイルが、若者にとっては理解しづらいことが多いのです。 ちょっとした言葉遣いやスキンシップなど、どれをとっても若者と比較すれば違いが多く、ついていけない若い世代が「気持ち悪い」と言ってしまう状況です。

年上女性との恋愛は好奇な目で見られやすいから

年上女性との恋愛は、一般的には珍しいものとして見られることがあります。年の差恋愛は今の時代珍しくありませんが、年上男性ではなく年上女性という点で、下世話な人々は性的なことを想像して嫌悪感を持つのです。 こうして周囲から面白おかしくからかわれるうちに、本当に若い男性が年上女性のことを愛していても、徐々に「自分はおかしいのかも」「この恋愛は気持ち悪いのかも」と思い始めてしまいます。

外見に対する偏見が強いから

恋愛において、第一印象でもある外見が重要視されることは少なくありません。年齢を重ねると、どれだけ身だしなみに気を遣っていても外見に変化が現れるのは避けられないものです。 若さに対する偏見や執着が強い社会においては、年上女性との恋愛は外見から「おばさん」感を連想させてしまうので、気持ち悪さを感じられやすいのかもしれません。好きな身なりをしてこそ楽しい恋愛なのに、とても悲しい社会の風潮ですね。

「おばさんとの恋愛は気持ち悪い」と思われることがありますが、男性の年代によってその感じ方は異なります。 そもそも、「おばさん」という言葉を年上女性に使うのは若い世代が多く、男性の年齢が上にいくほど「おばさん」かどうかを気にしないのが真実です。

20代男性の気持ち

まずは20代の男性が年上女性との恋愛をどのように見ているのか紹介します。20代はまだ非常に若く周囲に可愛らしい女性も多いので、いわゆる「おばさん」に対するあたりは強い傾向です。 まず、20代の男性にとって「おばさん」とは30代から40代くらいの年上女性を指します。このくらいの年齢の女性は世の中にたくさんいるので、ほとんどが「おばさん」に見えているということですね。 20代の男性にとって40代の女性はほぼ母親です。そのため、年上女性の魅力を見つける以前に、母親と恋愛しようとしているような感覚になって気持ち悪いと思ってしまいます。

30代男性の気持ち

30代になっても、まだ自分のことを若者だと思っている男性であれば、年上女性への扱いを心得ていないケースがあります。 年上女性のことを「おばさん」だと感じる年齢は、40代～50代。おおよそ自分より10歳年上になると、はっきりと年上として認識するようです。 30代男性は、年上女性との恋愛で何を得られるかを重視します。完全にナシと考えているわけではなく、その女性の人格が素晴らしいと感じれば恋愛対象になるでしょう。

40代男性の気持ち

40代になると、男性も自分のことを「おじさん」と思うようになっていきます。若々しくありたいと思う気持ちがあるので、同年代の女性に対して共感できる部分が増える年代です。 40代の男性にとって「おばさん」とは50代以上の年上女性を指します。40代の女性は自分と同じくらいの年齢なので、「おばさん」として認識することはほぼありません。 また、同じく40代の場合は、年齢を気にせず恋愛することができる男性が多い傾向です。

50代男性の気持ち

50代になると、男性の気持ちは成熟しているので、年齢で人を決めつけないのが特徴です。恋愛についても落ち着きが出て、外見だけで人を判断するケースも減ります。 50代の男性にとって、おばさんとは60代以上の年上女性を指します。そのため40代、ましてや30代後半の女性は若い女性に見えるでしょう。 40代や50代の女性であればむしろちょうどいい恋愛の対象として見られるため、気持ち悪さを感じることはありません。

「おばさんの恋愛は気持ち悪い」と言われることは、自己肯定感をひどく傷つけます。そのような心無い言葉に落ち込んでふさぎ込まず、自分自身をケアする方法を試しましょう。前向きでなければ恋愛は楽しめませんよ。

「そういう考え方もある」と考えて感情を整理する

まず、相手がそう思っていることを受け入れることが大切です。 恋愛には人それぞれの考え方や価値観がありますし、自分も他人の恋愛に対して否定的な意見を持つことがあるかもしれません。時代・世代によって考え方が変わるということも含め、相手の意見もひとつの立場として受け止めるといらだちや悲しみはかなり減りますよ。自分の気持ちに整理がついたら、次に進む準備ができます。

自分の好きなことや楽しめることで気持ちを癒す

自分自身を大切にするためには、好きなことや楽しめることに時間を費やすことが必要です。恋愛に悩んでいる時は、同時に自分の心のケアも忘れずにしましょう。恋愛は素敵な事ですが、エネルギーもとても使いますので、自分で自分を愛すケアは欠かせません。 自分が楽しいと思えることなら、ケアのためにすることはなんでもOK！用事がない日にあえてメイクをしたり、好きな映画を観たりなど、自分にとって大切な時間を過ごすと、他人の意見に左右されずに前向きな気持ちを持ち続けられます。

同年代の友達と話してポジティブな気持ちを持つ

同じ年齢の友達との会話は共感し合えることがとても多いので、世代の違う人たちから言われた冷たい言葉や、そのせいで沈んだ心が穏やかになっていきます。お互いの経験や悩みを共有し合い、励ましあうことで前向きな気持ちに切り替えることができるはずです。 また、友達と楽しく過ごすこと自体がストレス解消に効果的なので、恋愛に対するマイナスなイメージができてしまっても、会話をして思いきり笑えばモヤモヤを取り除けるでしょう。

恋愛感情があることを幸せなことだと認める

自分が恋愛に興味を持っていることは、幸せなことだと自覚することも心のケアのひとつ。他人の意見はいつの時代も降りかかってきますが、自分自身の心や生き方を認めて愛することが大切。恋愛は、年齢や人数に関係なく、すべての人にとって素晴らしい交流であるべきです。 「おばさん」と決めつけられようと、心が躍るような恋はいつでもやってきます。それをすぐに感じ取れる繊細な心は、あなたにとっての宝物ですよ。

恋愛は、年齢が上がっても自由に楽しめるものです。年齢のことを気にせずに新しい恋愛を始めるためには、素敵な出会いがとても大切！ 「出会いがない」「見向きもされない」と悩んでいる年上女性は、ぜひアクティブに出会いを求めてみてください。

新しい趣味を始めてみる

新しい趣味を始めることで、自分自身を成長させるチャンスとなります。趣味を通じて出会った人たちとの交流を楽しむことで、新たな恋愛の可能性も広がるでしょう。新しい環境で楽しむ自分をアピールすることで、異性からの関心も得られるかもしれません。 また、趣味を通じて男性と共通の話題を持つことができれば、意気投合しやすくなります。会話のネタに困りがちな人にとって、趣味を通じて始める恋愛は特におすすめです。

親しい友達と一緒に男性を交えて遊んでみる

新しい出会いや恋愛に不安が大きい時は、普段から親しくしている女友達と一緒に男性を交えて遊んでみましょう。グループで遊んで交際に発展するケースは、若い世代だけではありません。友達の紹介や合コンのような食事会など、身近な人たちを通じて新しい人と知り合えると安心感がありますよね。 一人で乗り込むわけではないので、気軽にコミュニケーションをとれるのもメリット。自然体で接することができれば、自分らしさをアピールして気の合う男性と話せるでしょう。

オンラインデートをしてみる

近年では、オンラインでの恋愛やデートが一般的になってきています。オンラインでの出会いは年齢に関係なく、多くの人とつながることができるメリットが。はじめのうちはオンラインに慣れるのに時間がかかるかもしれませんが、慣れてしまえば面白さを感じられるでしょう。 相手のプロフィールやコミュニケーションのやり取りを通じて、ゆっくりと相手のことを知ることができる点がメリットといえます。なおおだてる言葉ばかり言ってくる男性には注意して、きちんと深い会話を楽しめる相手を選ぶようにしましょう。

おばさんの恋愛は時に、周囲から「気持ち悪い」と思われることがあります。その原因となっているのは、その人の年齢というより言動の気持ち悪さであることが多い傾向です。好きな男性どころか周囲の人全員に嫌がられやすいNG行動を解説します。

恋愛に進展できると信じ込んでしつこく男性に迫る

職場やコミュニティの中でチームワークが要求される場面があると、年上女性でもいろいろな男性からサポートされることがあります。しかしそれをすべて恋愛に進展する可能性として考えてしまうのは絶対にNGです。 興奮してしつこく男性にアプローチを続けると男性の迷惑になりますし、噂も広がります。大人なのですから、形式的な優しさなのかどうかをしっかりと見極めなければいけません。男性の反応や気持ちを尊重し、適度な距離感を保つことが大切です。

メイクやファッションをトレンドに寄せすぎている

「おばさん」と呼ばれる年齢になると、年齢に合わせたファッションやメイクをすることが常識とされます。それなのに若い世代と同じようなメイクやファッションスタイルに固執してしまうと、いわゆる「痛いおばさん」に…。 若々しさと若作りとをはき違えてしまうと、せっかく可愛らしくて似合う服装やメイクがあるのに、台無しになってしまいますよ。好きなファッションを年齢に合わせてアレンジするなど、自然な魅力を引き出すようにしないと恋愛は遠ざかります。

若者言葉や高い声で会話しようとする

年下の男性と接するとき、若者言葉や高い声で会話しようとするのは典型的な「おばさん」のNG行動です。若い世代に無理に合わせようとしても、男性はただ引くだけなのでやらないようにしましょう。 猫なで声のような高い声も同じくNG。自然な言葉づかいや声のトーンで会話をし、可愛さをアピールしようと必死になるのではなく、きちんと男性とのコミュニケーションを大切にしましょう。

LINEの内容が「おばさん構文」になっている

LINEや他のSNSでのコミュニケーションは、男性との距離を縮めるのに効果的です。しかし、おばさん特有の構文や表現を使ってしまうと、男性は年齢差を強く意識してしまって恋愛どころではなくなってしまうのでNG！ 絵文字をこまかく挟んでキラキラした文章を作るのは、若者から嫌われる「おばさん構文」なので、メッセージを送信する前に見直ししましょう。むしろ知的で落ち着いたメッセージを送るほうが、好印象を与えられるはずですよ。

年齢に関係なく恋愛や交際を楽しむためには、自分自身の意識を整えることが大切です。マイナス思考やコンプレックスを抱えていたり、男性に理想を持ちすぎていたりすると、うまくいきそうなご縁も逃げてしまいます。 ポイントは3つだけなので、今日から実践してみてくださいね。

現実的に付き合える男性のタイプを整理してみる

年齢を重ねるにつれて、異性に求める条件も変化していくことがあります。将来的なことも考えると、おもに経済的な面で欲張ってしまうことがあるので要注意。そんなときは、今の自分が現実的に付き合える男性のタイプを、紙に書き出しながら整理してみるのがおすすめです。 経済力や家庭環境、人間関係など、パートナーとしての条件を明確にすることで、より具体的な出会いを探せます。条件がわからない場合は、まず自分の特徴を書き出し、その横に似ているタイプを書き出すのがいいでしょう。価値観が会う男性を探しやすくなります。

価値観や共感性を重視して恋愛する

年齢に関係なく、恋愛を幸せに長く続ける秘訣は価値観の共有や理解です。恋愛や交際をする際は、共通点をなるべく多く見つけ、ちょっとしたことでも共感できる部分を大切にするのがベター。 共通の趣味や興味を持つとより深い関係を築くことができますが、年代ごとに体力の差があるので無理は禁物です。「これはできる」「それは苦手」といったことも共有すべきことなので、大切な人ができたらゆっくりと話し合う心意気でいてくださいね。

年齢を言い訳にしてネガティブな考えを持ち続けない

年齢に関係なく恋愛や交際を楽しむためには、自分自身の考え方をポジティブに保たないとうまくいきません！「もうこんな歳だし…」と年齢を言い訳にしてネガティブな考えを持ち続けると、本来持っている魅力や大きな可能性をつぶしてしまいます。 年齢に制限されることなく、素敵な恋愛を楽しむ権利は誰にでもあるのです。これまで重ねた年齢と経験に自信を持ち、前向きな姿勢を持って素敵な出会いを探しましょう。

世間的に「おばさん」と呼ばれがちなアラフォー世代の女性が恋愛に興味を持つと、時に「気持ち悪い」と思われることがあります。しかし、恋愛に年齢の上限はありません。他人の意見に囚われることなく、一瞬一瞬がキラキラして見えるような素敵な気持ちを大切にしましょう。 こうした年上女性の恋愛に対する「気持ち悪さ」には、周囲のイメージや先入観が関係しています。男性だけではなく、子育て中の女性から「いい歳して何やってるの？」と思われることもあるでしょう。痛い女性だと思われるのは、辛いことですよね。 しかし、だからといって無理に若い女性の真似をするのは逆効果なのでやめましょう。年齢を重ねたあなただからこその魅力を持っているはず。ネガティブな気持ちに負けて男性に媚びるようになると、より「気持ち悪い」と言われてしまいます。 真剣な恋愛をしたいのなら、よほど運命的な出会いがない限りは同年代との恋愛がおすすめ。価値観や経験が似ていると、すれ違いが少なくて済みますし、無理にはしゃぐ必要もありません。 他人の意見を気にしない意識作りができたら、告白も恋愛も積極的に楽しみましょう。自分の心を年齢のせいで抑え込むのは、ただ悲しさが大きくなるだけ。恋愛はいつでも誰でも自由なものです。心がときめいたら、その感情を大切にしてくださいね。