辛い時にかけてほしい言葉10選｜男性を癒す心遣いとやってはいけないこと

「彼氏が辛そうにしていて、なにかしてあげたい」 「好きな男性が落ち込んでいる時にどんな言葉をかけたらいいのか知りたい」 「男性が辛い時にどうしてほしいと思っているのかを知りたい」 男性はプライドが高く、なかなか人に弱みを見せないからこそ、弱っているところを見たら何かしてあげたいと思いますよね？ この記事では、男性が辛い時にかけてほしい言葉を紹介します。また、男性が辛いと感じる瞬間や、男性が辛い時にしてほしいこと、男性が辛い時にしてはいけないことについても紹介します。 男性心理を知れば、落ち込んでいる彼を癒してあげられる女性に近づけるかもしれません。

男性が辛い時にかけてほしい言葉を知る前に、どんな時に男性が辛いと感じるのかを知る必要があります。ここでは、男性が辛いと感じる瞬間について紹介します。

仕事で大きなミスをした時

女性にとってもそうですが、男性にとって仕事は人生を左右する大きなものです。仕事に人生を捧げるほど力を入れている男性なら、仕事で大きなミスをした時に落ち込むのは当然のこと。出世や昇給など、今後の仕事に大きく影響するようなミスをしてしまった男性はかなり落ち込んでいます。 「失敗は誰にでもある」と割り切るには時間がかかるため、辛い気持ちでいっぱいになっているかもしれません。

病気になった時

大きな病気になった時は、将来が不安になって辛いと感じることがあるかもしれません。しかし、大きな病気に限らず、インフルエンザやコロナなど風邪のような症状でも、独り暮らしだと心細くなって辛いと感じることは多くあります。 一般的に女性よりも男性の方が体の不調には弱いと言われています。女性からしたら大したことないと思うような不調でも、男性にとっては辛いことだと知ることが大切です。

努力が報われなかった時

勉強していた試験に落ちてしまった時や、練習していたのに思うような成果が出せなかった時など、努力が報われないと感じた時に辛いと感じる男性は多くいます。 残念ながら努力は必ず報われるものではなく、間違った努力をしていたら報われないことは多々あります。報われないのは努力が足りなかったからというわけではないため、「こんなに頑張ったのに」という気持ちが強くなってしまうのかもしれません。

失恋した時

失恋は、自分自身を否定されたような気持ちになることがあります。相性が悪くて結ばれないことは、どうしようもないことだと頭ではわかっていても、自分が悪いというような気持ちになってしまうのです。 特に、浮気など裏切られたことによる失恋は大きなダメージを与えます。自分のことを「愛される価値がない人間」だと思ってしまったら、失恋の傷から立ち直るには時間がかかるかもしれません。

大切な存在を失った時

親しい友人や家族など、大切な存在を失って辛くないという人はいません。いつもと変わらないように見せていても、内心は辛くて仕方がないはず。大切な存在を失う辛さがどれほどのものかは、同じ辛さを味わった人にしか理解することができません。 上辺の慰めは、かえって傷を深くしてしまう可能性があるため、大切な存在を失った男性への対応は特別に気を遣う必要があります。

辛い時にどういう対応をしてほしいのかについては、男性心理を知っていないとわからないですよね？ ここでは、男性が辛い時にしてほしいことについて紹介します。

そっとしておく

「辛い時はそっとしておいてくれると嬉しい。人に弱ってるところ見せたくないし、特に好きな子には落ち込んでる姿とか見せたくない。辛い時は元気なフリもできないし、丁寧な対応ができないと思うから、そっとしておいてくれたほうがこっちも気を遣わないし、相手も寂しい思いをしなくて済むと思う。」(20代男性) 辛い時にはそっとしておいてほしいと考えている男性は多くいるようです。落ち込んでいる姿を見せたくないから、気持ちが落ち着くまではひとりになりたいと思うのかもしれません。

共感する

「辛い時はただ話を聞いて共感してほしい。こうしたほうがいいとかアドバイスはいらないし、どうすべきだったかは自分で答えが出せる。人に口出しされるとイライラしてしまうから、気持ちに寄り添ってくれるだけでいい。共感できないなら、話を聞いてくれないほうがいい。」(20代男性) 女性が共感を求めるのと同じように、辛い時は気持ちに寄り添ってほしいと感じる男性も多いようです。アドバイスを受け止める余裕がないから、ただ共感してほしいと思うのかもしれません。

他愛ない話をする

「辛い時に問題と向き合い続けるのはしんどいから、あえて問題から目を逸らさせてくれる女性の存在はありがたい。問題と向き合って今後のことを考えるのは自分でできるけど、辛いっていう感情に支配されてるだけだから、一緒に問題に向き合ってほしいんじゃなくて辛い気持ちを忘れさせてほしい。」(30代男性) あえて他愛ない話をして、辛い原因から目を逸らさせてくれる女性の存在がありがたいと感じる男性もいるようです。

男性が辛い思いをしている時に、どんな言葉をかけてあげるのが正解なのでしょうか？ここでは、男性が辛い時にかけてほしい言葉を10個紹介します。

1）「辛かったね」

辛い思いをしている時は、まずは男性の気持ちに寄り添うことが大切です。男性はつい強がってしまう生き物なので、辛い思いをしていても、自分が辛いということを自覚していないことも多くあります。辛さを自覚せずに感情から目を背けていても気持ちは楽になりません。 男性の心に寄り添って、辛い気持ちを自覚させてあげることで、立ち直る第一歩が踏み出せるのかもしれません。

2）「話聞くよ」

女性は自分の感情を人に話すことにあまり抵抗を感じませんが、男性は自分の感情を人に話すことが苦手です。「こんな話しても相手には興味ないよな」という気持ちが、自分の感情を伝えることを制限してしまうのです。 そんな男性には、「話聞くよ」という言葉が必要です。話を聞くという姿勢を示すことで初めて、「話してもいいんだ」という気持ちになるのです。 ひとりで辛い気持ちを抱え込ませないためにも、話を聞いてあげることが大切です。

3）「できることがあったら言ってね」

「好きな男性が辛い思いをしている時に、何をしてあげられるのかがわからない」という女性は多くいます。しかし、辛い時に何をしたらいいのかの正解は人によって違います。何をしたらいいのかわからずに何もできないでいるくらいなら、「私にできることがあったら言ってね」と声をかけてあげてください。 実際に何かできることがあるかどうかはあまり関係ありません。男性のために何かしてあげたいと思っていることが伝わるだけでも、男性の気持ちは救われるものなのです。

4）「無理しすぎないでね」

辛い時ほど男性は自分を強く見せようとする傾向があります。弱さを悟られないために、普段よりも無理をしてしまうのです。そんな男性には、「無理しすぎないでね」と声をかけてあげてください。 無理をすることが当たり前だと思ってしまっている男性は、自分の感情や体調を無視して頑張りすぎてしまうことがあります。そうならないために、男性を労わる言葉をかけてあげることで、男性は「もう無理しなくていいんだ」と肩の力が抜けるのです。

5）「頑張ってるの知ってるよ」

自分が頑張っているつもりでも、目標に手が届かなかった時や思うような成果が出せなかった時は努力が足りないと思ってしまうもの。頑張っても頑張っても、もっと頑張らなければいけないという状況は、自分を苦しめるものになります。 頑張りが認められないで落ち込んでいる男性には、「頑張ってるの知ってるよ」と声をかけてあげてください。「誰も認めてくれない」と思っている時に、優しい言葉をかけてくれた女性は、男性にとって特別な存在になるかもしれません。

6）「味方だよ」

仕事でミスをした時や、人間関係で躓いた時は、周りがみんな敵に見えることがあります。何をしても責められているように感じたり、自分が周りに疎まれているように感じたりして、辛い気持ちがどんどん大きくなってしまうのです。 そんな男性には、「私は味方だよ」という言葉が響きます。本当は周りが敵だらけなわけではないのに、気持ちが追い詰められてしまっているのなら、味方がいるという事実が救いになるはずです。

7）「焦らなくていいよ」

辛い時は、辛い状況から早く逃れたいという思いから、気持ちが焦りがちになります。「なんとかしなきゃいけない」「このままじゃいけない」と焦る気持ちが自分を追い詰めて、さらに辛くなってしまうというのは珍しいことではありません。 焦っている時は、自分が焦っているという自覚がないもの。「焦らなくていいよ」という言葉をかけてあげることで、気持ちを落ち着けてあげることができるのかもしれません。

8）「おいしいもの食べに行こうか」

辛い時は、辛い問題と向き合うことも大切ですが、時には問題から目を逸らしてリラックスする時間も大切です。おいしいものを食べに行ったりキレイな景色を見たりして心を落ち着けてから問題と向き合った方が、解決が早くなることもあります。 好きな男性が辛そうにしている時は、「おいしいもの食べに行こうか」と言って、問題から目を逸らさせてあげてもいいかもしれません。

9）「次は大丈夫だよ」

人は何か失敗をしてしまった時、「次も失敗するんじゃないか」「悪い事は続くんじゃないか」と思ってしまうことがあります。そして、失敗を恐れてした行動は失敗する可能性が高くなるもの。悪い事が重なるのは、自分が「次も悪い事が起こるんじゃないか」と思い込んでいる可能性が高いのです。 「次は大丈夫だよ」という言葉をかけてあげることで、負の連鎖を断ち切る手助けになれるかもしれません。

10）「〇〇のせいじゃないよ」

辛いことがあった時、自分のことを責めてしまうという人もいます。自分を責めても状況は変わらないし、自分の心が余計に辛くなるだけだと冷静になればわかっても、辛い思いをしている時は冷静になれないことが多いものです。 「〇〇のせいじゃないよ」と言葉をかけてあげることで、男性が自分を責める気持ちを少しでも和らげてあげることができるかもしれません。

辛い時に何かしてあげたいと思ってしたことが、男性を苦しめる結果になってしまっては本末転倒ですよね？ ここでは、男性が辛い時に決してしてはいけないことをお伝えします。

「頑張って」と言う

辛い時に早く立ち直ってほしくて、応援するつもりで「頑張って」と声をかけたいと思うかもしれませんが、これはNG行動です。 男性はすでに充分頑張っているかもしれないのに、「頑張って」という言葉をかけてしまうと、さらに男性を追い詰めることになります。応援したい気持ちは悪い気持ちではありませんが、男性が頑張っていることを認めてあげることが大切です。

アドバイスをする

男性が悩んでいると何かアドバイスをしてあげたいと思う女性は要注意。男性はプライドが高い生き物なので、求めていないタイミングでアドバイスをされることを嫌います。辛い時はアドバイスよりも共感が大切です。 「どうしたらいいと思う？」と聞かれた場合以外で、男性が辛い感情を話してくれた時にアドバイスをしてはいけないということを覚えておいてください。

自分の話をする

男性が辛い気持ちを話してくれた時に、「わかる。私もこの前～」と自分の話に持って行ってしまう女性は意外と多くいます。人の話を自分の話にすり替えるのは、女性同士でも嫌われる行動ですが、無意識にやってしまっているという人も多いので注意が必要です。 自分の話はしないということを意識して、相手の話を深掘りする質問を投げかけたり、共感する言葉を伝えたりするようにしましょう。

相手の非を責める

大きな失敗をした時や、目標が達成できなかったりした時に、「〇〇にも責任があるよね？」「努力が足りなかったんじゃない？」と相手の非を責めるのはやめましょう。相手に非があったなら、それを伝えることは正しい事だと思うかもしれません。しかし、正しい事は時に相手の心を傷つけることを知っておく必要があります。自分に非があることは男性自身がよくわかっているかもしれません。落ち込んでいる人の非を責めるのは、追い打ちをかける行為だということを知っておきましょう。

問題を軽く捉える

男性が辛い思いを話してくれた内容が、「そんなこと？」と思うような小さなことだとしても、問題を軽く捉えるのはやめましょう。あなたにとっては大したことがない悩みでも、悩んでいる本人にとっては辛いことなのです。 「悩みすぎじゃない？」「〇〇より辛い思いをしてる人はたくさんいるよ」など、あなたの価値観で言葉をかけたことで、彼が心を閉ざしてしまう可能性もあるのです。

気になる男性が辛い思いをしていたら、少しでも力になりたいと思う女性は多いかもしれません。 男性が辛い時にかけてほしい言葉や、どういう対応をしてほしいと思っているのかを知ることで、彼の心を癒してあげることができるのです。