プロポーズなしだと離婚率が上がるって本当?女性の本音や長続きする結婚の秘訣とは
プロポーズなしの結婚は、離婚率が上がってしまうのでは?と心配になりますよね。プロポーズなしはありえないと思っている女性ならなおさらです。そこで女性の本音をこの記事で紹介しつつ、プロポーズをしない結婚でも幸せになる秘訣も紐解いていきます。
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プロポーズの有無と離婚率の関係性
プロポーズの有無と離婚率には関係性があると言われています。プロポーズあり派となし派のどちらが多いのでしょうか?そして、プロポーズなしの結婚は離婚率にどのような影響を与えるのかを見ていきましょう。
プロポーズあり派となし派はどちらが多い?
近年の傾向としては、プロポーズあり派のほうが多いと言われています。特に、アメリカではプロポーズの文化が根付いているため、多くのカップルがプロポーズを経験しているという結果に。そのため、アメリカ・ヨーロッパなどの外国ではプロポーズなしで離婚どころか、そもそも結婚ができない可能性すらありますね。 一方、日本ではプロポーズあり派となし派が半々程度となっています。もともと愛情表現がそこまで豊かではない日本人が多いというのと、近年、簡素な結婚式・ウェディングフォトのみなど、昔ながらの結納から始まる結婚スタイルがなくなってきているのが背景にあるでしょう。
プロポーズがない結婚の離婚率
プロポーズなしで結婚すると、離婚率が上がるという噂がありますが、「絶対にそうだ!」とは言い切れません。離婚率自体が3割と非常に高い現代の日本では、プロポーズの有無と離婚率との間に直接的な関係があるとは決めつけられないのです。 離婚の原因や理由は数えきれないほどあります。心のどこかで「あのときプロポーズしてほしかったな」思う女性は少なくないですが、プロポーズの有無だけで離婚に至るとは考えられないでしょう。 プロポーズなしで結婚するカップルでも、長い付き合いや互いに気心が知れた関係になっているなど、お互いに理解し合うために努力できる関係であれば、結婚生活が長く続くこともあります。結婚生活において幸せを感じるかどうかは、相手とのコミュニケーションや互いの努力によって左右されることのほうが多い傾向です。
プロポーズなしの結婚に対する女性の本音【なしでOK派】
プロポーズを受けずに結婚することは、女性にとってどういう意味を持つのでしょうか。意見はさまざまで、気にしない女性もいれば嫌な女性も。まずは「プロポーズなんてなくてもいい!」「むしろいらない!」と考える女性の意見を見てみましょう。
結婚式や新婚旅行を重視してくれれば気にしない(20代後半)
プロポーズなしのまま籍を入れたとしても、結婚式や新婚旅行を大切にしてくれるパートナーと一緒にいられるようになったので、離婚について考えることなんてありません。形式的なことに時間やお金をかけるよりも、結婚してから一緒に楽しい思い出を共有してくれる人と結婚したほうが幸せになれると感じています。 少なくとも私が「物よりも思い出」派だったので、それに共感してくれた夫に感謝していますし、これからもこういう形の結婚生活を続けるつもりです。結婚式は派手ではありませんが好きなブーケやドレスを選べましたし、新婚旅行も国内でしたが交際時の思い出の場所をめぐる楽しい旅行にしました。
デキ婚(授かり婚)だったので重視していない(20代前半)
プロポーズに憧れがなかったわけではありませんが、私の場合は結婚の話が出てくるよりも先に子どもがお腹にいることがわかったパターンでした。 結婚よりも出産に関する知識を覚えなくては、という意識が強くて、すぐに結婚届を出して赤ちゃんの誕生を待ちました。話し合いの中で「結婚して赤ちゃんを一緒に育てたい」と彼の意見を聞きましたが、ドラマのようないプロポーズはなしです。 妊娠・出産で指がむくむし、育児中に邪魔にならないよう指輪も買いませんでしたが、夫婦そろって赤ちゃんという素晴らしい存在を迎え入れられたので、まったく不満はありません。むしろ子供のためにお金を使おうとしてくれる夫に感謝しているくらいですね。結婚に関する夫婦のあれこれは、子供が独り立ちした後でもいいです。
結婚を意識しすぎると不安が大きくなるからいらない(30代前半)
結婚に対するあこがれはとても強くて、いつかお姫様と王子様のように幸せな結婚を夢見ていた私。しかし現実の交際はおとぎ話のようにうまくいかないと、早い段階で気づいたので結婚について考えることをそもそもやめました…。理想を作りすぎると婚期を逃しそうな気がしていたので、プロポーズにもこだわらないように決めたんです。 当時付き合っていた彼氏と同棲4年目でなんとなく結婚しましたが、生活が大きく変わらなかったのがかえって功を奏したみたいです。幻滅することもなく、楽しい気持ちが多いまま生活を続けられていて私としては大満足。 プロポーズや結婚準備で「あれをやらなくちゃ」「これも必要」などとバタバタせずに済んだので、不安感や焦りがなくのんびり結婚生活を送れています。
結婚前のプレゼントをプロポーズだと考えている(20代後半)
私の夫はあまり口数が多い人ではなく、付き合っている時もロマンチックなムードを恥ずかしがって避けてしまうような人でした。それを理解して付き合っていたので、「きっとプロポーズの言葉はないんだろうな」とすでに覚悟済みだったのが、不満を持っていない理由です。 ただ、交際2年をすぎたあたりで、特に何の記念日でもないのに彼がちょっと高めの指輪をくれました。理由を聞いても答えてくれなかったので、気まぐれなプレゼントくらいに思っていましたが、それから間もなく婚姻届けを渡されて、喜んでサインするという流れに。 あれが婚約指輪のつもりだったのかどうかはいまだに聞いていませんが、恥ずかしがり屋の彼がプレゼントしてくれたこと自体をプロポーズだと思って、むしろ温かい気持ちになっています。
プロポーズなしの結婚に対する女性の本音【なしはNG派】
一方で、プロポーズなしでの結婚は嫌だと感じる女性も。はっきりとしたプロポーズがないと、交際と結婚との境目があいまいになりやすいので、その点を嫌う女性もいるようです。プロポーズがない結婚は嫌だと感じている女性の意見も続けて紹介します。
関係の変化がわかりにくくて困る(30代後半)
私とパートナーは交際期間が高校生からと非常に長く、社会人になってからは働きながらすぐに同棲を開始。同棲も含め、交際期間は軽く10年を越えています。 パートナーからプロポーズしてもらえる気配がまったくない日常だったので、しびれを切らして結婚を提案したのは私からでした。それもムードのある言い方ではなく、「いい加減に結婚するかどうか決めない?」という圧の強い言い方…。彼は悪い気はしなかったようで、そのまま結婚しました。 しかしコロナの関係で結婚式を挙げられず、なんとなく籍は入れたけれど新婚らしさなんて少しも感じられずに過ごしています。せめて婚約指輪とプロポーズとが揃っていれば、その後のイベントが全部中止になってしまっても不満はなかったのかなと思います。
結婚生活を楽しみにしていないように見えてしまう(20代前半)
プロポーズなしでの結婚をした友人がいて、周囲の友人は「楽でいいよね」と同調していましたが、私は絶対にありえないと感じてしまいました。友人夫婦は仲が良いみたいなのでいいことですが…。私はプロポーズしてくれないと、結婚生活への切り替えや目標、夢みたいなものがまったくないように感じて、とても嫌です。 付き合っている彼氏が現在いるので、結婚するときは絶対にプロポーズしてほしいと思っていますし、友人のプロポーズや結婚の話題を話しに混ぜるようにしています。夢見がちなのはわかっていますが、それでもゆずれない部分です。 もしプロポーズなしで結婚したら、喧嘩のたびにそのことを責めてしまいそうなので、それも嫌だと思う理由のひとつですね。
今後の結婚生活でもすれ違いが起きそうで不安になる(20代後半)
プロポーズの有無で結婚生活のすべてが決まるとは思っていませんが、それでも大人としてしっかりけじめをつけるためにはプロポーズが必須だと思っています。 もし恋人同士の両方がプロポーズなし派なら問題ないと思いますが、少しでもプロポーズされたい欲がある女性なら、きっと不安になるのではないでしょうか?価値眼がそもそも違うということを意味しているので、結婚後にも同じようなすれ違いが続きそうで…。 私はプロポーズ必須派なので、しっかりと形式的なことを面倒くさがらずにやってくれる男性との結婚しかしたくありません。「まあいいや」で済ますタイプが苦手なので、そう思ってしまうのかもしれませんね。
プロポーズなしで結婚しようとする男性心理
プロポーズなしで結婚を考える男性には、さまざまな心理が存在します。しかしそのほとんどが悪意あるものではなく、ちょっとだけ抜けている考えだったり、自身の性格が関係しているものだったり…。プロポーズしてもらえず悩んでいる女性や将来が不安な女性は、ぜひ男性心理も見ておくようにしてください。
交際期間が長いのでそのまま結婚できると思っている
交際期間が長いことにより、自然に結婚が進展すると考える男性は、実は女性が思うよりも人数が多いです。長い交際期間の中で、お互いに相手の性格や価値観を理解し合っていれば、結婚の話を改めてしなくても問題はないと考えているパターンですね。 自然な流れのほうが確かに生活の大きな変化は良くも悪くも起きませんので、穏やかさはキープできます。しかし女性がプロポーズなしでの結婚を受け入れるとは限らないので、その点を見落としがちなのが問題です。
恥ずかしくてプロポーズの言葉を言えない
男性にとって、プロポーズは非常に緊張や恥ずかしさを伴う瞬間です。特に感情を素直に表現することが苦手な男性は、プロポーズの言葉をはっきり伝えることができないこともあります。遠回しにいろいろな言い方を試したけれど伝わっていないと感じた男性は、プロポーズなしでの結婚を選択する場合も…。 女性側が男性の性格に気づいてあげられれば、大げさではなくさりげないプロポーズの言葉を引き出すことはできるでしょう。ドラマや映画のような、ロマンティックな場所で指輪の箱を開いて…といったプロポーズを、恥ずかしがりやな男性に求めるのはやや酷です。
あまり経済的な余裕がない
結婚はまだしも、プロポーズは経済的な負担が大きいと感じる男性もいます。その大きな要因は、婚約指輪です。 女性の好みにもよりますが、ゴージャスな指輪を求めている女性に婚約指輪付きでプロポーズするとなると、100万円以上かかることもありえるでしょう。シンプルなダイヤモンドの指輪だとしても、ある程度グレードの高いものを…と考えれば30万円は必要です。 経済的に余裕がない男性だけでなく、結婚式や結婚後の生活、新居などにお金を使おうと考えている男性にとって、プロポーズは前向きになれない要素が多すぎます。
プロポーズは形式的で古いものだと思っている
一部の男性は「プロポーズは形式的で古い習慣でしかない」と捉えているケースも。こうした男性心理は、プロポーズに無関心になるのではなく、プロポーズを毛嫌いする原因になりがちです。 常に新しいことに興味を持つタイプの男性であれば、こうした感覚を持ってしまうのは仕方のないことなのかもしれませんね。その分、自身の愛情や結婚への意思を言葉や行動で示そうとする傾向はあります。しかしそれが女性にとって本当の愛情だと理解してもらえるかどうかは、相性や価値観次第でしょう。
彼女の建前を本音だと思い込んでいる
女性は、彼氏から強欲な彼女だと思われるのが怖くて、時にプロポーズのことを「贅沢だからいらない」「わざわざ必要ない」と言ってしまうことがあります。しかしそれは彼女の建前です。 男性はその建前を本気で信じてしまい、いざ彼女との結婚を望んだときに、プロポーズしたい気持ちを抑えてスルーすることがあるので要注意!パートナーが女性の気持ちを考えることが苦手だとしたら、特に女性の本音に気づきにくくなってしまいます。 プロポーズなしが最善だと思って結婚を進めようとしますので、さりげなく本音を伝える工夫が必要です。
プロポーズなしで結婚しても長続きする結婚の秘訣は?
プロポーズがないと気持ちのすれ違いが原因で、結婚しそこねたり離婚したりといった悲しい結果につながる確率はゼロではありません。しかしプロポーズなしで結婚しても、夫婦関係を長続きさせることできる男女も。最後にプロポーズなし婚で仲良し夫婦を続けるコツを紹介します。
結婚準備を二人で進める
プロポーズをしない分、結婚準備が始まったら、二人で協力して進めることが大切です。お互いの希望や意見を尊重しながら、一緒に計画を立てて進めることで、二人の結束力が深まります。 結婚式の準備は大変なことが多く喧嘩になりがちですが、それでも「もういいや」と投げ出さずに協力するのが長続き夫婦の秘訣です。結婚式の準備や新居の手配など、お互いが参加しやすいようにスケジュールを調整し、苦手な分野は補い合う形が理想的ですね。
結婚前も結婚後もまめにコミュニケーションを取っている
恋人の時も夫婦の時も、仲良しの秘訣はやっぱりコミュニケーションをしっかり取っているかどうかです。結婚後は特に協力しなければいけないことが増えるので、夫婦間のコミュニケーションは欠かせません。 お互いの気持ちや考えをしっかり伝え合い、話し合うことで、お互いの理解が深まります。プロポーズなしの結婚だと、「どうしてあのときプロポーズしてくれなかったの?」ということがきっかけで喧嘩になってしまうことも…。 それを防ぐのは、信頼関係を強められるコミュニケーションです。問題や不満がある場合も、素直に相手と向き合い、解決策を一緒に見つける努力をしましょう。
思い出や形に残るものをちゃんと用意する
結婚においては、思い出や形に残るものを大切にすることも重要です。結婚式や新婚旅行など、特別なイベントや思い出を作ることは、夫婦の絆を深めるチャンスです。お互いの好きな場所を訪れたり、特別なプレゼントを交換したりすることで、お互いの思いやりや愛情を示しましょう。 プロポーズで婚約指輪を用意しなかった男性は、結婚後に奥さんへ贈り物をして喜ばせるのもいいですね。ちょっとしたものであっても、愛している人からもらえるプレゼントは特別です。そうした小さなフォローの積み重ねが、長く続く夫婦の秘訣といえます。
お互いの価値観を話し合う機会を増やす
結婚するくらい仲のいいカップルでも、時には価値観の違いで言い争いになってしまうこともあります。そんなとき、プロポーズなしの結婚をコンプレックスに感じている女性であれば、そのことを掘り起こしてきて喧嘩がより大きくなってしまうかも…。 それを防ぐためには、日ごろからお互いの価値観について話し合い、理解を深めておくことが大切です。価値観を統一するのではなく、まずは違いを受け入れて、そこから共通の目標を持つ流れが理想的といえますね。また、価値観の違いについて話すことはコミュニケーションの一環でもあるので、深く話し合って愛情をさらに強くできるはずです。
理想と現実の境界線を二人で話し合う
結婚は、いざ実際に夫婦になってみると理想と現実とのギャップに驚くことが多々あります。しかし長続きする夫婦は、そこで幻滅して相手を拒否するようなことはしません。 ギャップがどこで発生しているのかを二人で話し合いながら考え、ちょうどいい理想と現実との境目をキープするのが長続きのコツ。どちらかを責めたり現状を嘆いたりするのではなく、どのくらいのレベルで生活すれば穏やかな幸せを得られるのかを考えるのです。 夫婦で互いの期待や希望を共有し、現実の中で追求できる範囲の理想を決めてみてください。
プロポーズありの結婚は素敵だけど必須じゃない!幸せの秘訣は気持ちの共有
プロポーズは、多くの人、特に女性にとって幸せで素敵な瞬間です。プロポーズははっきりと愛を示す行為ですので、結婚を迎える前にカップルがお互いの気持ちを確かめ合う大切なイベントでもあります。しかし、プロポーズなしで幸せな結婚を築くことも十分に可能です。 プロポーズなしで結婚するカップルは離婚率が高そうに思えますが、工夫次第で長続きできるでしょう。むしろプロポーズをしたはいいけれど短期間で離婚する夫婦もいますので、比例しているとは言い切れません。大切なのは、どんな気持ちで結婚するのか、結婚後にどんな幸せや目標を二人で求めるのかです。 一瞬で終わるイベントも魅力はたくさんありますが、プロポーズなしで代わりに生活を重視し、長い目で幸せを継続させるのも最高の人生です。時には記念のプレゼントを贈り合いながら愛を確かめ、婚約指輪やプロポーズにこだわらない夫婦生活を送ってみてください。
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