体調悪い彼女を放置する男性心理5選｜冷たい態度の裏にある本音と彼との付き合い方

体調が悪いと彼氏に伝えた時、優しくしてくれるはずが逆に放置されてモヤモヤした、そんな経験はありませんか。 付き合っていればお互いに色々な時があるため、デート中に体調不良になってしまった、急に体調を崩してドタキャンしてしまったということもあるでしょう。 そんな体調不良の時、多くの女性は彼氏に頼りたい、そばにいて欲しいと思うのですが、現実はなかなか厳しく、体調悪い彼女を放置する男性は意外と多いのです。 ですが、それは決して愛情がないから、心配していないから放置しているというわけではなく、そこには男女の価値観の大きな違いがあり、彼氏なりに良かれと思ってそういった行動をとっているのだそうです。 世の男性たちは一体どんな理由で体調悪い彼女を放置するのか、男性心理がとても気になりますよね。 ・体調悪い時に彼氏が冷たいのはどうして？愛がないから？ ・体調不良の彼女を放置する彼氏とは別れを考えた方がいい？ ・遠距離なのに体調悪い彼女を放置するなんて心配じゃないの？ そこで今回は、体調悪い彼女を放置する彼氏の心理と、女性が彼氏に求める行動、そして体調不良の彼女を放置する彼氏への対処法について詳しく解説していきます。 体調不良な彼女に対する冷たい態度の裏に隠された男の本音を知り、抱えているモヤモヤを解消しましょう。

体調不良でしんどい時に放置されるのはかなりショックな出来事のため、多くの女性は彼氏の愛情を感じられなくて悲しみに暮れることになります。 体調が悪い時は体だけでなく心も不安定になりやすく、彼氏の対応次第で別れを考える女性も少なくないでしょう。 ですが、男性側も心配じゃないから、愛情がなくてどうでもいいから放置しているわけではなく、実は良かれと思って放っておくケースがほとんどなのだそうです。 愛情があるから放置するとは一体どういうことなのか、気になる男性心理を深掘りしていきましょう。

１）ゆっくり休ませてあげたい

彼女が体調不良になった時、多くの男性はそれならゆっくり休ませてあげたいと感じるようです。 そのため、ゆっくり休めるようにあえて何もしない、放置するという流れになるのですが、そんな男性なりの気遣いに女性は気付かないため、体調不良で苦しんでるのに放っておかれたという認識になってしまうのですね。 ここには男性と女性の価値観の違いが大きく影響していて、体調不良だからこそ気にかけて欲しい女性と、ゆっくり休ませてあげたいから放置する男性が分かり合うことは難しいと言えるでしょう。

２）連絡が負担になると感じる

男性は、体調悪い彼女にLINEすると返信しなければならい状況になってしまうため、自分の行動がかえって彼女に負担をかけてしまうのではないかと気をまわして放置することもあります。 体調不良のタイミングだからこそ、彼氏からLINEがくることで愛情を感じられて嬉しい女性と、負担になりたくなくて放置する男性の間には、やはり大きな価値観の違いがありますよね。 それに、恋人だけでなく、友達とも日常的にLINEや電話をよくする女性と、用事がなければ連絡を取らないスタンスの男性では、連絡に使う時間やエネルギーの感じ方が違うことも、負担に感じるかどうかのズレにつながっているでしょう。

３）1人になりたいサインだと受け止める

体調不良の彼女を放置する男性心理として、一緒に居ることで自分の存在がストレスになるのではないかと懸念しているケースもあります。 男性はプライドが高く、弱いところを見せたくない、隠したいと考える人が多いため、体調不良になったら1人になりたいはずだと解釈する傾向にあります。 そのため、体調が悪いと言われたら1人になりたいサインだと受け止め、そっと離れる、連絡しないといった、女性からすると冷たく見える行動をとることになるでしょう。

４）何もできないから放置するしかない

体調が悪い時はメンタルが不安定になりやすいため、機嫌が悪い彼女の対応に困るから、自分では何もできないからという理由で放置する男性もいます。 たしかに体調不良の時は自分のことで精一杯で、彼氏を気遣う心のゆとりはとてもじゃないけれど持てないので、体のしんどさと気が利かない彼氏の対応が重なれば当然イライラしますし、つい感情的になってしまうこともあるでしょう。 だからといって放置されたら悲しいのが女心なのですが、多くの男性は自分ではどうにもできない状況だからそっとしておこう、何もできない状況に耐えられないから距離を置こうと感じて放置するようです。

５）大丈夫を言葉通り受け取る

女性が体調不良になった時、「しんどいから傍に居て」と素直に言える人は意外と少なく、「大丈夫だよ」「少し休めば治ると思う」と強がってしまうケースが多いものです。 こういう時は決して何もしてほしくないわけではなく、本音は傍にいて欲しい、でも彼氏に負担をかけたくないと葛藤しているので、口では「大丈夫」と言っていても実はそうではないのです。 ですが男性は人の気持ちを察することが苦手で彼女の言葉を額面通り捉える傾向にあるため、無理して強がっている女性の言葉をそのまま受け止め、大丈夫ならそっとしておいていいだろうと解釈して放置する、という結果になるでしょう。

前章を通して、彼氏が体調不良の彼女を放置するのは愛情がないからではない、良かれと思ってそっとしておくケースも多々あるということがわかりましたね。 ですが、たとえ彼氏に悪気がなかったとしても、体調悪い時に放置されるのは心細く、傷付くため、本気で心配しているならそれを態度で示してほしい、行動で見せて欲しいと感じるのが女性心理です。 それでは、体調が悪くなった時の女性は彼氏にどのような対応をしてもらえたら心が満たされるのか、その部分を男性心理と比較しながらじっくり解説していきます。

１）LINEや電話での気遣い

男性は、体調不良の時にLINEや電話をするのは彼女の負担になるだろうと考えて、あえて放置する傾向にあるのですが、一方の女性は体調不良で気持ちが不安定な時だからこそ、彼氏からの心配や労りの連絡が欲しいものです。 どうでもいいから放置しているわけではなく、男性には男性なりの気遣いがあるものの、男女の価値観の違いはとても大きく、結果的にすれ違ってしまうということですね。 放置する、という一見薄情に見える男性の行動の裏には、好きだからこそ負担になりたくない、ゆっくり休んでほしいという愛情が隠れているのですが、体調悪い女性がそこまで考えることは難しいでしょう。

２）差し入れを持ってくる

体調不良の女性は、彼氏が差し入れを持ってくるという自発的な行動から愛情を感じ、心が満たされていきます。 体調が悪いと伝えても、「お大事に」と言葉をかけるだけで何もしない男性と、「何か欲しいものある？買っていくよ」と聞いてくれて実際に差し入れをしてくれる男性を比べたら、後者の方が愛情を感じられますよね。 特に1人暮らしの女性の場合、体調が悪くて寝込んでしまうと買い物すらままならない状況のため、「大丈夫だよ」と強がっていても本当は彼氏に頼りたい、サポートして欲しいとより強く感じているでしょう。

３）食事をつくってくれる

食べることは生きること、などと言われているように、人間は食事から栄養を摂ることがとても大切です。 体調不良の原因によっては食欲が落ちること、胃腸を休めた方がいい時もありますが、基本的には消化にいい物をしっかり食べてゆっくり休むことが大切ですし、具合が悪くてもお腹が空くこともありますので、彼氏が食事の用意をしてくれたら多くの女性としてはとても嬉しく感じるものです。 いつもは料理をしない彼氏だけどおかゆをつくってくれた、料理ができない彼だけどコンビニやスーパーに行って食事を用意してくれたとなれば、その行動に愛情を感じ、満足感を覚えることができるでしょう。

４）傍に居て寄り添う

彼女が体調不良の時、自分には何もできないからと考えて放置する男性が意外と多いのですが、何か特別なことをしてくれなくてもいいから傍にいて欲しい、そう感じる女性はとても多いです。 一方の男性は、体調不良の時はそっとしておいてほしい、1人で休みたいと感じる人が多く、男女で真逆の価値観になるため、女性の求める傍で寄り添うという対応ができる男性はほとんどいないでしょう。 女性の気持ちとしては、たとえ何もできなくても心配なら傍に居るはずだ、放置できるなんて愛情がないんだという解釈になるのですが、男性からすると何もできないのだから傍に居ても意味がないということになり、価値観の違いですれ違いやすい状況と言えます。

５）彼女を最優先する

体調不良の女性は心にゆとりが持てず、精神的に不安定になりがちなので、日頃から自分を抑えている女性はなおさらその反動で、「私を最優先して欲しい」と求めがちになります。 元気な時は余裕があるから彼氏に合わせることができるけれど、具合が悪い時はそれが難しいため、こんな時だからこそ私に合わせて欲しい、もっと尊重してほしいと感じるのですね。 たとえば「体調悪い」と彼氏に連絡した時、友達と遊ぶ予定をキャンセルしてまで差し入れを持って駆けつけてくれたらすごく嬉しいですし、逆に彼女からの連絡を放置して予定通り友達と遊んだとなれば、愛が感じられなくて別れを考えたくもなるでしょう。

６）とにかく心配してくれる

女性は自分への関心が向いていると分かれば分かるほど、相手からの愛情を感じる傾向にあります。 たとえばLINEがいい例で、彼氏から毎日まめにLINEが来れば関心がある、愛情があると感じますし、徐々に頻度が減っていけば、気持ちが冷めたのではないかと感じるものです。 そのため体調が悪いと伝えた時に「大丈夫？」「何かしてほしいことある？」「今からそっち行ってもいい？」とたくさん声をかけてくれた方が、より心配されていると感じて満足できるでしょう。

体調が悪い時に恋人からしてほしいこと、求めるものには男女で大きな違いがあり、それゆえにすれ違いが起きやすいということがわかりました。 彼氏も決して悪気があって放置しているわけではなく、良かれと思ってそうしているケースがほとんどなのですが、それは女性が求める理想とは真逆の行動のため、男性側の気遣いや愛情は伝わらず、お互いに思い合っているのに関係が悪化するリスクがあるでしょう。 そんな時、自分の気持ちを我慢することなく円満に付き合うためにはどうしたらいいのか、ここで詳しく解説していきますね。

自分の気持ちを整理する

体調不良の彼女を放置する彼氏にがっかりする、別れを考えるという女性は少なくないですが、その前にまずは自分がどうして欲しいのか、自分自身の本音と向き合うことが大切です。 気にかけてくれている、心配してくれていると分かるような声掛けがあれば満足なのか、それとも実際に様子を見に来てほしいのか、はたまた突然家まで来られても困るのか、人それぞれ求めるものは違いますよね。 こうして欲しい、という答えがないまま闇雲に相手に何かを求めても満足のいく結果にはつながりにくく、感情的になって喧嘩に発展する可能性もあるため、一度冷静に自分の気持ちを見つめ直してみましょう。

どうして欲しいかわかりやすく伝える

自分自身の本音と向き合い、体調不良の時は彼氏にどうして欲しいのか求めるものがクリアになったなら、今度はそれをわかりやすく伝えることが大切です。 彼氏は1人になりたいだろうと考え、良かれと思って放置しているケースが意外と多く、「何もしてくれなくていいから傍にいて欲しい」という女性の気持ちを察している男性はなかなかいません。 それくらい価値観の違いがあり、言葉で伝えなければ理解し合えないことを念頭に、あなたの素直な気持ちをしっかり相手に伝えていけると良いですね。

期待せず些細なことでも感謝する

体調不良の時に寄り添って欲しい、不安だから最優先して欲しいという気持ちは分かりますが、彼氏は彼氏なりに考えて行動しているため、たとえ相手のとった態度や行動があなたの理想とは程遠かったとしても、良かれと思ってそうしてくれたことを受け止め、感謝の気持ちを伝えることが大切です。 具合が悪くて気持ちにも余裕がないからこそ、もっともっとと過度に期待してしまいがちな状況ではありますが、人それぞれ価値観が違うため、ないものねだりで相手を責めてもぶつかって喧嘩になるだけですよね。 「休めるように気を使ってそっとしておいてくれたんだよね、ありがとう」と伝えつつ、でも私はこうしてくれたら嬉しいと伝えることができれば、彼氏も素直に聞き入れやすくなるでしょう。

勝手にネガティブに解釈しない

体調不良で精神的に不安定な時は、どうしてもマイナス思考になりがちです。 そのため、今はネガティブに解釈しやすい状態だということをしっかり自覚して、勝手に思い込まない、ありのままの事実を受け入れるというスタンスで過ごすようにしましょう。 体調不良だと伝えたのに、「ゆっくり休んでね」の一言だけで顔も見に来ないなんて愛されてないんだ、などと相手の行動の裏にある気持ちを勝手に解釈するのではなく、声をかけてくれた事実だけを受け止めるということですね。 それ以上は勝手な想像、妄想でしかないので、自分の妄想に振り回されて彼との関係を悪化させないよう気を付けましょう。

違いを認めて尊重し合う

体調不良の恋人にどう関わるか、自分ならどうして欲しいかは男女の違いだけでなく、人それぞれ個人差もあります。 そのため、あなたが体調不良になったという事実をどう感じ、どう受け止めてどんな行動をとるのか、ありのままを受け入れる柔軟さも大切ですよね。 体調不良で気持ちが不安定だから相手を気遣う余裕がない、という気持ちもわかりますが、調子が悪いからといって彼氏に何を言ってもいいわけではありません。 お互いの違いを受け入れ、認め合って尊重し合う関わりを普段からできていれば、体調不良などイレギュラーな出来事が起きた時にも自然にそういった対応ができるでしょう。

体調が悪いと彼氏に伝えたのに放置された、という出来事は女性にとって大きなショックですが、放置する男性心理は愛情がないからとは限りません。 そのため、勝手にネガティブに解釈して落ち込み、衝動的に別れを考えるのではなく、まずは前章で解説したような関わりをしていくことが重要になります。 そんな時、実はやるべき対処法以外に避けるべきNG行動もいくつかありますので、ここでじっくり解説していきますね。

我慢して隠そうとする

体調が悪いにも関わらず、迷惑をかけて嫌われたくないから、彼氏の負担にならないようにとそれを黙っているのはとても危険です。 体調不良は我慢して隠し通すことが難しいのは勿論のこと、様子をみているうちに悪化して大ごとになってしまう可能性もありますよね。 そうなれば、彼としてはもっと早く言ってほしかった、信頼されていないんだと感じて落ち込んでしまうため、お互いのためにも我慢せずしっかり伝えた方が良いでしょう。 特に、病院に連れて行って欲しいレベルの体調不良なのか、それとも自宅で休んでいれば良くなるくらいの症状なのか、他人には判断がつかないため、自分からわかりやすく伝えることが大切ですね。

感情的になる

「体調悪いって言っているのに何で放っておけるの？！」と怒りたくなる気持ちはとてもよくわかりますが、彼氏に悪気がない場合、良かれと思って行動しているのでそう言われても困ってしまいます。 男性は、女性の感情表現豊かなところに魅力を感じると同時に苦手でもあるため、感情的になって彼氏に思いをぶつけることで、手に負えない、付き合いきれないとネガティブに受け取られてしまう可能性が高くなります。 愛情があるからこそゆっくり休めるよう放置する男性と、愛情があるからこそ傍にいて欲しい女性、そこには価値観の違いはあれどお互いに愛があるので、一時の感情に振り回されて取り返しのつかない大喧嘩にならないよう気を付けましょう。

相手の行動を責める

体調不良の彼女を放置した彼氏の行動を「ひどい」「どうせ心配じゃないんでしょ」などと責めてしまうと、彼女のためを思ってそっとしておいた、という彼氏の気遣いを無下にしてしまうことになるので、相手を責める言葉は使わない方が良いでしょう。 たとえ彼氏はあなたの求める対応ができていなかったとしても、そこには彼なりの考えがあって行動しているので、責められたことで自分自身を否定された気持ちになり、今後付き合っていく自信がなくなり、明るい未来が見えなくなって別れを考えることもあるのです。 好きだからこそこうして欲しい、もっと安心できるように関わってほしいと彼氏に求める気持ちはわかりますが、だからといって今の彼を責めるのは違いますよね。

察することを求める

この記事をここまで読んでいるあなたなら分かると思いますが、体調不良の時の男女の心理は大きく違うため、言わなくてもわかるだろう、察してくれるだろうという思い込みはとても危険です。 普段は性格が合う、相性が良いと感じる彼氏だったとしても、別の人間なので価値観は違って当たり前で、それはどちらかが間違っているというわけではありませんよね。 言わなくても察してくれるだろうと求めることはやめて、あなたの素直な思いや願望を、なぜそう感じるのか理由も含めて丁寧に分かりやすく伝えていきましょう。

体調悪い彼女を放置する男性心理と、女性が彼氏に求める行動、そして体調不良の彼女を放っておく彼氏と円満に付き合っていきたい時の注意点について解説してきましたが、いかがでしたか。 体調不良でしんどい時に放置されるのはとても辛いことですが、それは愛情がないから、心配していないからとは限りません。 相手の男性は、良かれと思って悪気なく放置している可能性が高いため、この記事を参考に男性心理への理解を深め、勝手にネガティブに解釈しないよう気を付けたいものですね。 価値観の違いはあれど、根底に愛情があればじっくり向き合うことですり合わせができますので、軽率に別れを考えず、深呼吸して気持ちを落ち着けて、彼氏との明るい未来に向けて前向きな関わりをしていきましょう。