男同士の嫉妬は女より怖い？嫉妬の原因と嫉妬深い男性の特徴

「男性が嫉妬するときってどんなとき？」 「男同士の嫉妬は女同士の嫉妬より怖いって本当？」 「男性が嫉妬したらどんな行動をとるの？」 女性の嫉妬は経験したことがある女性も多くイメージしやすいですよね？男性はサバサバしているように見えるため、女性のような嫉妬をする想像ができないという女性も多いはず。しかし実は、男同士の嫉妬は女同士の嫉妬よりも怖いと言う人もいます。 この記事では、男同士の嫉妬の原因や、嫉妬する男性心理、嫉妬深い男性の特徴について紹介します。 また、嫉妬した男性がとる行動を知ることで、男同士の嫉妬が女同士の嫉妬よりも怖いと言われている理由を知るヒントが見つかるかもしれません。

女性と違って、男性は同性に嫉妬することが少ないと思っている人も多いようですが、実は多くの男性は同性に嫉妬した経験を持っています。 ここでは、男同士の嫉妬の原因について紹介します。

女性関係

一部の男性にとって、女性からモテるかどうかは重要なこと。モテることを原動力に何かを頑張っている男性も意外と多いものです。そんな男性が同性に嫉妬するのは、自分の好きな女性をとられたと思い込んだ場合や、自分より努力してないように見えるのにモテる男性を見た場合。 彼女をとられるならまだしも、片想いしていた女性が自分以外の男性に好意を寄せていることを知っただけで嫉妬して攻撃的になる男性もいるのだそうです。

出世

男性の中には仕事に人生をかけている人も多くいます。上司に気に入られるために社内営業に力を入れたり、実力を認められるために仕事を多く引き受けたりと普段から頑張っている男性にとっての目標は出世することです。 出世欲の強い男性が、同性に嫉妬するのは、自分より出世している男性を見たときです。自分より若いのに立場が上だったり、自分より仕事をしていないように見えるのに先に出世したりするのが許せないという男性は、意外と多くいるのかもしれません。

年収

年収を気にする男性は多くいます。中には稼ぐ金額が自分の価値のように感じるという人もいるほど、年収は男性にとって重要なことのひとつです。 激務なのにも関わらず自分の年収に満足していない男性は、自分より時間に余裕のある男性が自分の年収を超えていることをうらやましく感じます。全ての男性が年収で張り合っているわけではありませんが、年収800万～900万円ほどの、1000万円に届きそうな層の男性が1番年収にプライドを持っていると言われています。

友達関係

仲の良い複数人のグループがあったとして、自分以外の全員で遊びに行っていたことを後から知ったら嫉妬するという女性は多いのではないでしょうか？男性も女性と同じように、自分の友達が自分の知らないところで遊びに行っていたことを知ったときに嫉妬することはあります。 とはいえ、直接言って口論になるのではなく、その友達と距離を置くという、さっぱりとした一面があるのは男性の特徴。距離を置くのは少し冷たい気もしますが、友達同士の嫉妬を表面に出さないのが男性なのかもしれません。

嫉妬する男性は、どんな気持ちになっているのでしょうか？ここでは、嫉妬する男性の心理を紹介します。

愛されたい

多くの男性が持っている「モテたい」という願望の中には、「愛されたい」という思いが含まれています。多くの女性にちやほやされたいと思うのも、「自分は女性に愛される価値のある男だ」と心のどこかで思っているからです。 他の男性を見ないで、自分だけを見てほしいと男性が思うのは、自分が好意を寄せた女性に自分のことを愛してほしいと強く願っているからなのです。

特別でありたい

男性に限らず、人は誰でも自分が特別な存在だと思いたい生き物です。人に自慢できる取り柄がなくても、人よりモテたり仕事ができたり、何か特別なものを持っていると信じたい男性は多くいます。 自分が何者でもないということを認められなくて、特別でありたいと思うから、自分にはない何かを持っている人に対して、嫉妬する気持ちが生まれてくるのかもしれません。

本当は自信がない

男性は基本的にプライドが高い生き物なので、自信のある素振りを見せますが、本当に自信がある男性は嫉妬しません。自信があるように見せていても、本当は自信がない男性はたくさんいます。自信がなくて劣等感を抱いているから、劣等感を刺激される相手を前にすると嫉妬して攻撃的になってしまうのです。 自信がない自分を隠したいと思うため、つい相手を攻撃してしまうものなのかもしれません。

同じ環境でも、嫉妬する男性もいれば嫉妬しない男性もいます。少しのことで嫉妬する男性に共通した特徴はあるのでしょうか？ここでは、嫉妬深い男性の特徴を紹介します。

独占欲が強い

独占欲が強い男性は、自分が1番でないと気が済まないという考えを持っていることが多いもの。独占欲が強い男性は、恋愛関係においても友達関係においても嫉妬しやすい男性です。恋人や友達を自分の所有物のように考える傾向があるため、自分の知らないところで知らない行動をとっていることが許せないと思ってしまうのかもしれません。

マイナス思考

マイナス思考な男性が嫉妬深くなるのは、相手のことを信頼できていないからです。恋人なら「浮気されるかもしれない」と考え、友達なら「裏切られるかもしれない」、仕事の同期なら「出し抜かれるかもしれない」と、常にネガティブなことばかり考えてしまうため、純粋に相手を信頼するということができなくなってしまうのです。 信頼していない相手が幸せそうにしているのを見ると、劣等感が刺激されて嫉妬してしまうのかもしれません。

わがまま

幼少期から親に甘やかされて育った子供は、大人になってもわがままなことがあります。自分の望みはなんでも叶ってきた生活を送っていると、自分以外の人が注目されたり評価されたりすることが受け入れられないという考えになることもあります。 わがままでいられるということは、わがままを聞いてくれる存在がいたということ。なんでも自分の思い通りになってきた男性ほど、思い通りにならないときに攻撃的になるものなのです。

過去に傷ついた経験がある

特に恋愛において嫉妬深い男性の中には、過去に傷ついた経験があって、過去と同じ悲しい思いは二度としたくないと思っている男性もいます。浮気された経験があるから、彼女の異性関係に厳しくなってしまうというのが代表的な例です。 過去の恋人と今の恋人は違うとわかっていても、他の男性が現れると必要以上に敵視してしまうのは、彼の心の傷が原因かもしれません。

感情を抑えられない

感情を抑えることは、大人になったからと言ってみんなが当たり前にできることではありません。特に、喜びや楽しさなどのプラスの感情は大げさに表現しないのに、怒りや悲しみは我慢できないという人は一定数います。 我慢しようと思っても涙が溢れてしまうように、嫉妬のイライラが溢れてしまうことは本人にも止められないことなのかもしれません。

プライドが高い

プライドが高い男性は、自分の価値を実際以上に高く見積もっていることが多いもの。特に取り柄があるわけではなくても、自分は特別で価値のある存在だと信じています。だからこそ、自分が下に見ている男性が女性に好意を寄せられたり、仕事で評価されたりするのが許せないと感じるのかもしれません。

女同士の嫉妬と男同士の嫉妬は違うと言われますが、嫉妬したときにとる行動にも違いがあるのでしょうか？ここでは、嫉妬した男性がとる行動について紹介します。

冷たくする

嫉妬によって、相手に冷たい態度をとる男性は多いようです。仕事で困っている人がいたら普段は助けるような男性も、嫉妬している相手が困っているときは見て見ぬふりをします。優しくすることで自分にメリットがないと判断すると、関わらないようにしたり冷たく接したりするのかもしれません。

悪口を言う

嫉妬している相手の印象が悪くなるように、事実に関わらず悪い噂を広めるという男性もいます。悪口を言って嫉妬している相手を陥れることで、自分の価値を高められると思っているのかもしれません。人の評判を落としても自分の価値が上がるわけではないということを、理解している男性は少ないのです。

話題を変える

嫉妬している相手の話題が出たときに、話題を変えるという男性もいます。嫉妬心があるものの、それを周囲に悟られたくないから話題を変えて誤魔化すのです。 誰のことも攻撃せず、自分自身もイライラしないで済む解決策としては、話題を変えるのが1番有効な方法かもしれません。

怒りをぶつける

嫉妬している相手に対する怒りを、目の前の人にぶつける男性は多くいます。嫉妬している相手に直接怒りをぶつける男性もいれば、話をしている身近な友達や恋人に怒りをぶつける男性もいます。 自分が評価されなくて納得できない気持ちや苛立ちを、自分ひとりで抱え込めなくなっているのかもしれません。

自分を正当化する

嫉妬するのは劣等感を刺激されるからですが、劣等感を抱いていることを認めたくない男性は多くいます。劣等感を抱いていることを認めたくない男性は、自分を正当化することで気持ちを落ち着かせようとします。 誰だって、自分が劣っているなんて認めたくないもの。そもそも、誰かと比べて優劣なんてつける必要がないということに気づければ、生きるのが楽になるかもしれません。

男性はサバサバしていて、嫉妬などしないイメージを持っている女性もいるかもしれませんが、男同士の嫉妬は存在します。男性はプライドが高い生き物で、自分のプライドが傷つくと恐れたときに、嫉妬してしまうものなのかもしれません。